03/29/2002 うおおおお
[雑記]

 最近すっかりメモ代わりにしか使ってないけれども、元々面白い/そうなネタを保存しておくにはなにかと便利だし、私自身が満足してるんだからそれでいいんじゃん、と思ったり思わなかったり。『屍鬼』は四巻目。WA3は進んでおらず……というか、家に帰ると眠気ががが、状態で『春眠暁をおぼえず』とはまこと至言だと体感していたり(暁じゃねえだろというのは置いといて)。

 メモ。
 『サイボーグ機動隊』。最防具機動隊……の洒落なのかと勘ぐってしまいますが。しかし、なんとなくこの姿を見ると、グラップラー刃牙で最強死刑囚のひとりスペックにボコボコにされた機動隊を思い出してしまいます。……不吉ですか?
 『Palm OSでゲームを』。え〜っと、実際問題わざわざ携帯用ゲーム機でゲームをする機会なんて皆無に等しいわけですが、やはり気になるといえば気になります。現在通勤時間が乗り換えを含めて40分程度なので、ゲームをやる程の時間じゃない……という以前に電車が込み過ぎてゲームなんざできんという、この事実(東京圏)。是非、携帯ゲームのために朝夜の電車混雑解消を!(ぉぃ) まあ、実際の所小説読んでたり週刊誌読んでたりするのでゲームやる気しないだけですが。携帯ゲームではリアルタイムセーブとかも実装して欲しいですねえ(或いは基本的にどこでもセーブできる仕様とかを盛り込んで欲しい)。
 『 任天堂、オンラインゲームに慎重姿勢』とのこと。「ネットワークゲームは一つの選択にすぎない。ネットゲームで勝てるのは1人。負けた人はどうするのか」と宮本氏が発言とのことですが、これってビジネスとしてネットゲームで勝利できるのが一人ってことなのか(だったら一人とは使わないか……)、それともネットゲーム内での勝者が一人ということなんでしょうかねえ? というか、宮本氏の頭の中にはボードゲームオンラインみたいなものしかないのかもと疑いたくなってしまいますが、発言の前後が不明なんで論評不能ではあります(ゲームか社なのかがさっぱりわからんからね)。ビジネスに付いての発言も歯切れが悪いなあ。ネットゲームに収束するわけでなくゲームの選択肢としてネットワークゲーム=コミュニケーションを付与したゲームがあるというのには同意だが、なんか語り口からしてちょっと私の思ってる意味とも違う気がする。なんにせよ、ネットゲームは初期投資が高いので中々ビジネスとしては辛い気がします。ヘヴィユーザはパソコンでやってるだろうし。Impressの記事だと勝者の話はメーカーですな。コンピュータゲームのハードウェアの話じゃなくソフトウェアの話なので、勝ち組みのみが残るってことはないと思うんだけど。FPSとかネットワークゲームといっても色々あるわけだしねえ。まあ、FF11 by PS2に対する牽制発言ですな。

03/28/2002 駆り立てるのは野心と欲望、 横たわるのは犬と豚
[雑記]

 メモ。
 GBA版FFタクティクスの話。どうやら出るらしく、色々パワーアップしてる模様。でも俺クリアしてないんだよねえ、『FFタクティクス』(笑) 『タクティクス・オウガ』は死ぬ程やったんだけどねえ。『オウガバトル』の版権もスクウェアが取得したようで、オウガバトルサーガは出るんでしょうかねえ? 尤も、個人的には『伝説のオウガバトル』は大して面白いと感じず、『タクティクスオウガ』は最高ッ! と思った人なんですが(笑) さらりとPS2版『ファイナルファンタジー12』開発中とか云ってるのがイカス。
 『ほしのこえ』のDVDのお話〜。まあ、こういった作品の常套句とはいえ現在のプロを否定する形での賞賛というのに対しては、前提条件(制作期間、予算、そして収支)が違うものを比較すると言う時点で、なんというか無条件にアホかと思うのですが、やっぱりアホだと思いました。──かといって別段作品を否定するわけでなく、『ほしのこえ』がストーリー的にも映像的にも良作であることは確かだし作者の方が凄いことは確かだと思います。単にこういったレビュワーの書き方が生理的嫌悪感を誘発する要因に満ち満ちていると俺が感じるというだけのことで。
 那須御用邸で新種の虫23種発見て、まるで南苑の四不象かよ!(こっちは南苑では絶えたけど) 素直に全部晒せや天皇家と思うのは私だけでしょうか(笑)
 『ゆでたまごを回転させると何故立ち上がるのかを数式で証明』だそうで。何故そいったことが起こるのか? というのを理論的に証明できることは非常に素晴らしいことってことかなあ(なんとも微妙な表現に(笑))。そういえば、蜜蜂の羽だと航空力学的に自重を支えて飛翔できないという話があったけれども、あれって本当なのかなあ? どっかで証明とかされてるのか?

03/26/2002 コトバ
[雑記]

 メモ。
 言葉や音に色が見える……か。なんかSFチックなネタとして、使用できそうなできなくもなさそうな。そういえば、漫画『コブラ』で音と視覚を入れ替えられる、という話があったことをふと思い出した。音が色として認識する状況になって……というものだったけど、それとはまた違うんだろうなあ。"意味"を"色"として認識できれば更に他国言語の理解ができて便利なんだろうとふと思ったけれども、意味は理解してこそ意味だから無理か……。でも砂の耳だったか、そういったものもあった憶えがあるし、なにかしらの共通項を言語から感じ取ることは可能だとは思うのだが……というかあれば便利だ(笑) 全然関係ないけれども、異世界もので真面目に言語習得をしてた小説って、王領寺静の『異次元騎士カズマ』くらいだったなあ……。藤本ひとみ……続き書いて下さい(苦笑) ああ、でもいっそ、『異次元騎士〜』の段階で素直に完結して欲しかった気もしなくもないが、まあ。
 PlayStation3の話。後でじっくり読んでみようか……。
 京極夏彦の書いたシナリオのエロゲーがしたいのまとめ。『姑獲鳥の夏』からこんち京極を読んでいませんが、それというのも小野不由美氏の『屍鬼』を読んでいるからだったりします。今やっと三巻目。バケモノがこわければ、自分もバケモノになればよい──のか。読み終わったら『魍魎〜』に手を出す予定。

03/25/2002 めもめも
[雑記]

 メモ。
 液晶に変わる電子粉流体か〜。話だけ見ると結構良さそうだけれども、コスト的にはどうなんでしょう? 液晶ディスプレイよりも遥かに安ければいいなあ……って、安い可能性は少なそうだなあ……。まあ、どういう市場を考えているかによるんだろうし、量産されれば安くなるのも道理だしねえ。そういえば、以前LED(発光ダイオード)ディスプレイなんてのもちょっと記事で見たことがあったけど、パソコンとかで話を聞かないけれどもどうなんだろう。
 今年のベストゲームの話〜。ICOやったことないんですが、良い評判聞きますな……。Wild Arms3をクリアしたら買ってみようっかな?
 クソゲー竜王戦。余りに古く評価不能な気が……(笑)

03/24/2002 だらだら
[雑記]

 修羅場真っ最中の筈の牛山さんと電話でダラダラと『ほしのこえ』に関して語る。なんだか、深夜のTV番組で紹介があったようで、どんな話なんだよ? と聞かれたので、

 遠距離恋愛発展途上で絶対の隔絶があり、最後が○○(←一応ネタ伏せ)。エッセンスとしてSFテイストが盛り込まれてるがそれはテイストで本質じゃない。

 と、一言でさっくりと解説。その後オタ的に見るとどうなのか? とかを語る。細かいSF部分にツッコミを入れ様と思えば幾らでも入れられるだろうし世界観とかにも入れようと思えば幾らでも入れられるんだけれども、やっぱりそれは全く意味なく、ストーリーラインとして『絶対の隔絶』が提示される前提としての設定だからツッコミを入れるのが無粋なんだろお。見たものが全て。それでよし。

 ああ、改めて書いたのを見ると、ヴィジュアルに言及せずストーリーだけに言及してるな、俺よ。ヴィジュアル面よりもストーリー面に重きを置いてしまうのが小説読みとしての私の本質なのかも知れず。例えるならシステムが駄目でもストーリーが良い(好み)と名作ゲームだと思ってしまうかのように。

 ちなみにヴィジュアル面では細かいことは良くわからんけれども、良く動くし非常に奇麗。流線というかそういった表現とかが、クォリティが高いと言う所? マクロスとかそういった辺りから最近のエヴァまでをちょっと見たことのある世代のオマージュというかリスペクトというか。元来そう詳しくないのでそうそう語ることもできず。

 DVD買ったら見せれと、とのことだが、いつ届くんだっけなあ?(注文はした模様)

03/22/2002 ZDNet
[雑記]
 最近メモ代わりにしか使ってない気がするけれどもそれでよし。

 メモ。
 コピーコントロール銀板には相変わらず厳しいことばかり云いますな、ZDNetは。ツッコミとか見ていても、今の所ZDNetが一番面白いかなあ。でも2ch見てる記者とか多そうだしなあ(笑)
 ハリー・ポッター次回作公開は11/23だそうで。

 幻想水滸伝3発売するのかー。

03/20/2002 欧州連合帝国
[雑記]

 メモ。
 イカス。ガンバレEUと個人的には思います。

03/19/2002  
[雑記]

 メモ。
 FF8 実写(ぉぃ)。凄いぜ外人さん!

 『Lord of the Rings』ではじじィがイカスというのは既出ですが(どいつもこいつもイカスしなんといっても白眉はボロミアですが)、腐女子が喜びそうなシーンですか? 腐女子の考えはわからないのでテキトーなことを言ってます。

 Wild Arms3ですが、HDDにインストールしてみたくなりました(笑) イカス!

03/18/2002 WWWって
[雑記]

 スラッシュドットの記事に『検索エンジンのキャッシュは著作権侵害か?』というものがあったんだけれども、どうなんだろうねえ? Web Archiveなんかもそうなるとどうなるのか。

 例えば上記で例に挙げられている共同通信の場合、引用どころかリンクすら張るのにも許可を取れと書かれていること、まるでバーガーキングのよう。インターネットって元々情報を交換する仕組みだと私は思っているわけで、それに対して『リンクを張るな』というのは本末転倒に思えるのだが。

 ならばインターネットに進出しなければ良い、というのは暴言かなあ?

 まあ、どうでも良いんですが。

03/17/2002 やってますヨ
[PS2:Wild Arms 3rd]

 あいも変わらずちまちまと続けておりますよ。久々にストレスの少ないシステムのゲームをプレイしている感覚を味わっているというのが至極個人的な感想。ただ、ダンジョン内のパズルが解けずに時折ストレスたまりまくることあったり主人公のへたれっぷりに拒絶反応起こしかけたりはしますが、総じて良い出来。

 ストーリーを進めるだけならガンガンやればよいのですが、どうにも寄り道をする習性があるためか、Lvlが低い内から無理矢理隠し要素である『ガーデニング』を始めたり(更にそこの敵が強いので、そこでひたすらレベルアップに励んだり)、砂船を取得したら、これがカスタマイズ可能だとわかると『METALMAX魂』が燃えはじめ、基本となるエンジン→主砲の順で最強にパワーアップさせてみたり(註:ドロップアイテム50個とか必要なので、結構時間がかかりました(笑))、そんなこんなでストーリーを全然進めてないことにはたと気づいたり(笑)

 その後流石に楽勝で進めたりもしたんですが、1とか2をやっているとにやりとさせられる名前が多いですな。『魔槍グラムザンバー』とか情報ライブラリ『ヒヤデス』とか……。ちなみにグラムザンバーは1のナイトクォーターズの青騎士、ジークフリードの槍(外見もまんま同一だし)、ヒヤデスは1だと魔族の滅んだ主星。果たして繋がりがあるのかどーか(多分ない)。

 取り敢えず砂船の装甲を最強にしたらまだストーリー進めるかなあ。

03/15/2002 理由
[雑記]

 メモ。
 映画をけちょんけちょんにする番組。評価とは、『理解できる理由を述べてこそ』、というのが俺的理解なんだが。……所で井筒監督って誰?

03/14/2002 二挺拳銃
[PS2:Wild Arms 3rd]

 今日は『Wild Arms Advanced 3rd』の発売日……ということで、買ってきましたよ。この前に買ったRPGでありPS2ソフトである『Xenosaga』は個人的な期待外れであったたこともあり、ちょっと心配ではあるものの、このシリーズは名作と云うにはこぢんまりとしているものの、佳作が続いているのでかなり期待。

 早速プレイ……はぅ、オープニングアニメがなくなってます!(泣) どうやら今回の主人公は女。ヴァージニアという名前だけれども変更(笑) 以降主人公と表記するとして、オープニング当初からなにやら鉄道に乗っている。今回はフィールドキャラクターもポリゴンのようで、トゥーンシェイドで処理されている模様。結構イイカンジに思える。

 どうやらこの列車、機密物も運んでいたようで、それを狙ってかなにやら急襲があったよう? 列車内が騒然としており、それに全く関係ないにも関わらずしゃしゃり出る主人公……何故ッ!?

 そんな疑問はさておいて、機密車両の扉が破られているのを発見→車内へと移動し、無事かどうか確認したとたん、突然の乱入者が三人! ──どうやら今回は1や2と違って四人パーティらしい。シリーズのいつものように、各キャラクター毎のショートシナリオへと突入。それを四人分クリアすると、襲撃事件の場になって物語りが始まる……という所。

 今回はどうやら西部劇的世界観バリバリのようで、主人公は二挺拳銃交差撃ちのクィックドロウ(笑) 仲間もそれぞれ、クライヴがロングバレルのライフル、ジェットがサブマシンガン、ギャロウズがショットガンという所。ヒット数がダメージに影響するので、最大8Hitのギャロウズのショットガンが一番ダメージが安定しない。

 フィールドマップはフルポリゴンで、フィールドキャラクターも同様にポリゴン。戦闘シーンでも同様のキャラクターオブジェクトを使用しているせいか、戦闘への切り替えは至極快適。今の所シーン切り替えでストレスがたまる程長い読み込みなどはない。システムコンフィグレーションもボタン位置の記憶など一通り揃っていて──ついでに今までもあったスクリーンセイバー機能も残っていた(笑)──抜かりはなし。

 戦闘自体は通常のコマンド入力ターン制。唯一異なるのは2でもあった、FPシステムかな。戦闘時に攻撃したり相手の攻撃を食らうと増えるFPの値で、魔法を使用可能になる。要するに、必要FP値まで溜まると魔法が使用可能になるということ。しかも、魔法を使用してもFP自体は消費されないため、FPを減らすことをしなければ使い放題。FPを消費するのは、各個人の特技を使用すると減るようになっている。この特技が有用なものが多い……けれども下手にFPを消費すると魔法が使えなくなる、というジレンマシステム(笑)

 戦闘でユニークなのは、各キャラクターが敵味方問わず意味無くフィールドを駆け回る所。多分銃撃戦で走りまわる感覚を出したかったんだろうと思う。システム的には全く無意味なんだが、個人的にはちょこちょこ動き回るのは気に入ってたり。特にフィールドで馬に乗って戦闘に突入すると、四人が馬で一直線に走っているのに敵が並走するシーンになって、まあ、やはりシステム的には意味がないけれども世界観的には結構わくわくさせてくれるし、いいんじゃないかと思ったり。

 武器や防具の買い替えはなく、武器は金を払ってカスタマイズ(攻撃力上昇、命中率上昇などなど)することでパワーアップする形となっている。最大15回改造が可能で、同一個所を改造すればする程かかるお金が高くなっていくわけだけれども、基本的に敵が落とすお金が非常にショボイため、気づくまで中々お金が貯まらなかった。実は魔法で敵を殺すと、それに応じた魔法のジェムを戦闘時に落とすので、それを売ると結構なお金になる。それに気づいたらメンドウだけれども金銭的な問題はほぼ解消(笑)

 今回オープニングがないな(泣) と思ってたけれども、セーブデータをロードするとちゃんとオープニングありました! しかも1と同じく口笛音楽。2のヴォーカル有もよかったのに〜、とか思ってた所、シナリオが進んだデータをロードすると、ヴォーカル付き音楽に変わりました(笑) しかも、更に進んでライバルというかボスだろ、お前的な奴等が出てきたら、オープニングアニメにそいつらも出てきたり……。凝ってますな。

 総じて見てシステム面での不満やグラフィック面での不満は皆無。音楽も相変わらず世界観にマッチして良い感じ。唯一不満はシナリオ面かな。特に最初の導入部の四人か邂逅した後の展開はどう考えても説明不足かシナリオ不足としか思えない……。
 1ではナイトクォーターズ&ブーメラン&ゼット、2ではオデッサ&トカ&ゲーと、サブキャラクターや敵キャラクタも中々に面白かったわけだけど、今回はシュレディンガー一家がサブキャラクターかな。どっちかっつーと、1のカラミティ・ジェーン的。

 まだまだやり始めたばかりだけれど、総じて評価は高い。古き良きオーソドックスなRPGという感じかな。多分最後までやれるRPGだと思う。所で、今回はやきそばパン五個(*1)ネタがなかったな……。


(*1)Wild Arms1のヒロイン、セシリア(皇女)が大食いで、やきそばパン五個をたいらげるという胃袋の持ち主であった。それを継承してか、2で女の仲間(ヒロインではない辺り可哀相……)が登場時、「やきそばパン五個どうだい?」とパン屋に問われ「一個でいいです」と返事をしていたりもした。だから今回主人公が女なのにやきそばパンがないとはどういうことだ、と。


 メモ。
 インドの就職事情。面接は34後に……ぉぃ。
 avexの銀色板ことコピーコントロールCDを業界人視点から斬る。ある種気持ちいいくらいボロクソですな。しかしながら、興味深い話があり面白い。


03/13/2002 ぬぬう
[雑記]

 Flash Movie。やはり良い話は良いねえ、と、しみじみと。というか、「貴様の良い話の定義はそれかッ!」と己自ら突っ込みを入れたい気がしないでもないが、映画の『新里見八犬伝』とか『激突』とかが好きな以上、私の終幕における展開の嗜好わかろうというものだろう。
 ……いや、勿論ちゃんと「しあわせに暮らしました」な話も好きですよ? ええ……。

 メモ。プロバイダ責任法

03/12/2002 村は死によって包囲されている
[雑記]

 導入部がダルいとどうしても避けてしまうのが人の常。常々。そう、例えば『ゼノサーガ』のように、だるいと途中で放棄すらしてしまいたくなるわけで、それはゲームや小説や映像、それら異なるメディアに関わらず多分至極当然のこと。起承転結の起に失敗すると後がどんなに良くても『先を見てもらえない』わけだ。

 勿論例外もあって、作者のネームバリューや期待度やその他諸々によって見てもらえることもあるけれども。

 ──そんなことを徒然考えてしまうのは、小野不由美さんの『屍鬼』が文庫落ちしたので、文庫版を買って読み始めたから。元々新潮社のハードカバーで上下分冊で出ていたものだけれども、それが文庫落ちしたら何故か五冊に(笑) そしてこの作品、導入部が非常に退屈で面白味がない。飽きすら来る。その後、『死』の御手がゆるゆると広がり異分子たるモノがコミュニティに侵入してきた辺りからはグッと読ませるのだけれども、そこまでが長い……。多分、普通に読んだ人なら途中で放り出してしまうのではないだろうか、と思ったり思わなかったり。私の場合は作者の他作品が好きだしということで以前も読めたんだけれども、そういった前提知識が無ければ放り出す人もいるだろうとは思う……。

 そんなことを、一巻を読み終わってふと思っただけのコト。

03/11/2002 都市伝説
[雑記]

 ちなみに、私の地方は緑色の救急車でした……というか、緑色という憶えがあるけれども何故かといわれると困る(笑) 他に橋の下の青いベレー帽とか(しみじみ)。

 しかし、世の中流行廃りがあるわけですが、流行ってのはスゴイですな……。最近のだと馳夫さんじゃなく韋駄天さんとか訳されてるという噂も聞きましたが、マジでマジで? ……まぁ、私もシルマリル読んでないので、これを機会に読んでみます(だめじゃん)。

03/09/2002 うぉぉぉ
[雑記]

 ぷひー、ぷひー、語れッ! と、ばかりに、久々に『酒菜屋』で飲み会、それも『Lord of the Rings』を見た奴等がッ! 嗚呼、そう、例えるなら『Followship of the Hitsumabusi and Tamagoyaki!』という所か(そこの店はひつまぶしという料理とたまごやきが絶品なのです)。

 結局の所『指輪物語』を読んだ人にとっては絶品だったものだけれども、未読者にとってはどうだったのか、という点がやはり焦点になるのかも。三部作であることを知らない人もいるわけで、そういう人にとってはなんとも拍子抜けだろうし。それを言ったら『スターウォーズ』は? 第二部なんて如何にも続きますよ的終わり方だったんじゃ? という話もあるけれども、あれは既に三部公開されているという現状では、語ることや比較するには不適合だろうし──結局の所、三部作全てが公開されないと一般的な評価は不可能、ということで完結か。

 ちなみに、映画版指輪の英語スクリプト

I would have followed you , my brother. My captain. My king.

 これを読んで、泣けッ!ということで。

 まあ、取り敢えず、俺的には五月公開の『少林サッカー』にもメロメロ。サイトのストーリー紹介、

雲の流れが変わり、どこからともなくお経が聞こえてきたかと思うと、炎につつまれて六人が目覚めたのだ!

 ワケワカンネエヨ!

 だがイカスことも事実(そうか?)。まして、『Vの炎』に感動した俺にとって、同じニオイを感じる『少林サッカー』にひかれないワケがあるだろうか? いや、ない(反語)。そんなわけで、五井さん、ビデオ入手可能ならヨロシク哀愁ッ!

03/07/2002 指輪物語ふたたび
[雑記]

 既に一回見たものでも、視点を変えればまた楽しめる。ましてや、それが非常に個人的に楽しめる作品なれば尚のこと──ということで、またも見てきましたよ、『Lord of the Rings』を、再び。

 前回は字幕だったので、今回は各所を見ても字幕よりも評判の良い吹き替え版を見てまいりました。感想としては、

吹き替え版マンセー

 いや、本当に。字幕よりも情報量が当然のことながら多いので、多分『指輪物語』を見たことが無い人は吹き替え版を見たほうが楽しめるし理解できると思う。それに、字幕版の時には単なる嫌なヤツっぽい印象しか受けなかったボロミアが、吹き替え版だとかなり『翻弄された』イメージに思えた(いや、元々翻弄された可愛そうな人ではあるんだけれども)。
 多分、それというのも字幕と違って吹き替えの場合、声から感情を読み取ることができるからだと思う。例えばボロミアがメリーとピピンに剣の稽古をつけているところなんて、字幕だと、うっかり手を切ってしまった後ふざけてる部分があるんだが、程度に思っていたけれども、吹き替え版だとボロミアとメリーとピピンが結構いいトリオにすら思えてくる(その後の襲撃の時、ボロミアがメリーとピピンに隠れているように呼びかけたりもしているし)。
 "見る"だけでは絶対に得られがたい情報が入る上、字数制限がないせいなのかも知れないけれど、会話事態もかなり噛み砕かれておりわかりやすい。ガラドリエルの奥方の忠告やそれに対するフロドの答えや、その後の決意。『魅入られた』ボロミアとフロドとのやり取りも、字幕版だと疑心暗鬼に満ちたフロドにしか思えなかったんだけれども、吹き替え版だとまた違ったイメージに捉えられてかなり新鮮だった。

 取り合えず字幕しか見てないなら、吹き替え版も見に行けということで。

 メモ

03/06/2002 創造
[雑記]

 そう、人が何故食物を食べるかといえば、生存のため──即ち欲求の第一位である自己保存のためなワケで、要するに生存だけを考えれば食物を食べるということが自然界においては重要であって、それが不味いだのなんだのと云う奴は、どちらかといえば『自然から歪んだ』存在と云えるのかもしれない(無理矢理)。だが然し、食わず嫌いなら許せる気がする。多分、肉食動物が草を食べないのは食わず嫌いだからに違いない、いや、違いないかどうかは知らんしどうでもいいけど。というか、内容的には一行で済む所を和えて冒頭にだらだら書くことで行数を稼ぐという形式はどうなのか? と己に問い詰めたくなる自分を見出すのはある種自己の発見という一過程(だからなんだ)。

 さて、そんなワケですが(強引に)、流石に私もこんな牛丼は食いたくないと思う(笑) 確かに罰ゲームには良さげだけど(にやり)。

03/05/2002 「いつまで同じネタを続ける気だ?」「オマエらが心の底から笑うまで──だ」
[雑記]

 Time is Money、時は金成り──といえば思い出すのは、『霊感商法株式会社』という私は一体何者? 何者なんでしょう? ええ、加藤茶主演でTVで見ましたよ、見ましたともさ。そしてコミック版を読んでがっかり。TV版の呆けた加藤茶のイメージから入ったのが失敗でしたが、まあそんなことはさておいて、ここの所時間に余裕があるのかないのかな生活を続けている気がするけれども、楽しければそれで良い。

 知り合いに誘われて『女の敵』という舞台を見に、だらだらと会社帰りに18時半新宿集合。タイトル的にどんなものなのかねえ? と話したりしていたわけですが。

ショートコント

 でした(笑) 個人的には、『炸薬殺人術の使い手、爆風除けの頭巾が赤い色だから赤頭巾ちゃん、黄色だったら黄色頭巾、16000色だったら16000色頭巾ちゃん? 否! フルカラー頭巾ちゃんこと赤頭巾ちゃん』な童話朗読と、『女体オリンピックで中国代表vsロシア代表』のシモネタ満載、それに『ツッコミ入れられまくりな仕事人一人芝居』がかなり笑えた(これだけ読んでもわけわからんだろうなあ……)。仕事人ネタでは笑いで涙目状態。二時間ほどの舞台だったけれど、基本終始笑いっぱなし。良い意味で裏切られたという所か。

 一応今日が最終公演。

03/04/2002 仕様Death
[雑記]

 流石M$様ということで(笑) 実際自然に傷がつくことはあるんだけれども、頻発するのはどうか、という問題だと思うのだけれどもね。

03/03/2002 世の中色々
[雑記]

 最近買ったCDというと、ちょっと耳にして気に入った『NOIR』のサントラや相変わらず『S.E.B.』を中古で漁ったりとかしているワケですが、世の中P2Pだのコピーだので五月蝿いこと五月蝿いこと。そんなわけで、avexがコピーできないCDを発売するとか。その言い訳というか主張もなんというか、電波的というか。主張にはデータの提示(『2000年には12タイトルあったミリオンヒットが2001年には6タイトルと激減しています』というのはデータの提示ではないです)があってこそ説得性が高くなると思うのですが、それを『我々は判断しています』の一言で云うのは流石。

 一輝兄さんに云わせれば、

「CDの売り上げの落ち込みはP2P交換やmp3のせい」

 びしっと、なにかを指し示し、

「今やこれは常識ッ!」

 となるのでしょう。

 海外ではこんなコトになってますが、果たして国内ではどうなのか、中々楽しみな所ではあります。

 さて、非CDなこのディスクなんだけれども、まあ結局の所イタチごっこなんでしょうなあ。個人的には、レンタル→アナログ経由→MP3で結局可能なワケだし。手間が増えるし音質は劣化するだろうけれども、そんな音質に拘る人多いのだろうか?

 規制対象とされてるWinMX等のP2P対策になるかというと、多分ならないでしょ。TV画像をMpeg変換する方が余程手間かかるし、Mp3への変換にかかるこの程度の手間は手間だと思わないような気がします(笑)

 実の所、結局は個人的には全くどうでもいいことで、その周りの騒ぎを自分勝手に楽しんでいるだけだったりします(笑)

03/01/2002 ジェヴォーダンの獣
[雑記]

 黄昏の彼方、森は昏く、謎に満ちている。
 夜毎獣は這い出でて、血と殺戮とを具現する。
 故に祈れ。

Salvator mundi salva nos,救世主よ、我らを救い給え
qui per crucem十字架と血を以って
et sanguinem redemisti nos:我らを贖い給いしモノよ
auxiliare nobis,我ら御身よりて救われんことを
te deprecamur,願い奉る
Deus noster.我らが神よ

 ソレは獣──信心と不信心の──。

 ──まあ、なんとな〜く最近映画づいてる気がしないでもない。映画はずっと行ってないと、実際どうでもいいかな、とか思うのだが、一回行ってみると成る程当たり前のことだけれども家でビデオを見るのとは数段違う。

 嘘。うそうそ、うそです。

 数段というよりかは明らかに違う。音響にせよ画面にせよ。勿論、だからといって家でビデオでだらだらと自分のペースで見るのもまたオツなものではあるんだけれども。

 そんなこんなで、なんとな〜く、すすめられた『ジェヴォーダンの獣』。フランス映画No1だとかそういったのはどうでも良くて、正直見た感想としては、『まあ、こんなものかな』といった所。ストーリー的にはね! この映画の見所はストーリーとかロマンスとか獣とかそういった点では全くナイ
 見るべき箇所は、

殺陣シーンのみッ!

 いや、主人公の連れのインディアン=ネイティブアメリカン最高ッ! 何故かアクションシーンでいちいちスローモーションになったりするのはご愛嬌か。二刀流ッ! 意味の無いナイフワーク! 棒術に拳術を使うネイティブアメリカン! 途中出てきた武器的ギミックが一切生かされなかったのがちょっとナンだったけれども(二挺拳銃〜ッ!)、最後の戦いでのギミックも最高(笑) あの剣いいわ〜。莫迦々々しいと云えばそうなんだけれども、ガリアンソードはイカス(笑)

 ある意味フランス人でないと楽しめないものなのかも知れないんだけれども(例えば"獣伝説"というのを生来知っているかとかフランス革命が絡んでるとか)、単純にアクションシーンを楽しめたからそれでヨシ!(俺的に)

 なんか間違ってる気もするけどな!

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