05/31/2004  
[雑記]

 明日から日記のCGIを変更予定(予定)。
 http://black.sakura.ne.jp/~kai/cgi-bin/diary/で見られる予定(予定)。

 メモ。
 映画『いかレスラー』。ワロタ。

05/30/2004  
[雑記]

 腕がッ! 腕が……ッッ!

 というのも昨日『ACECOMBAT4』に燃えていたため。

 それまで連射機能付きパッドであるCYBER GADGETを使用していたのだけれども、どうにもアフターバーナーが巧く吹かせない。

 それというのも速度上昇がR1ボタンのアナログ対応で、強く押せば加速されるのだけど、かなり力を込めないとMAX出力がでない。くそッ! たれッ! 俺の握力を試すつもりかッ! とかFuck Fuck云いつつ一度クリアした後X-02を出現させようとやっていたら、ピキリ、と異音がしたかのように、右手に苦痛が走る始末。

 やばい、こいつは──マジでマジでやばい、と思う程に力を込めると痛い。仕方なく、直線ではコントローラ操作を捨てて、左手でR1ボタンを押してアフターバーナーを吹かす吹かす……が、昔こんなきつかったか? もしかして、このコントローラが硬いんじゃないの……か? と、コペルニクス的発想の転換が、デルフォイのオラクルのように私の元に。

 鋭くビッグカメラに向かって別の連射機能付きコントローラを購入。試した所……楽にMAX速度でますよ(ガックリ)。

 それに、よくよく考えたら連射機能なんていらないから、付属のパッドをさせばよかっただけじゃんかよ(ガックリ)。

 未だに右手が痛い、今日この頃(ガックリ)。

05/29/2004  ACE COMBAT IV Shattered Sky - ソラノカケラ -
[雑記]

 『ACECOMBAT5 』のムービーで勝手個人で盛り上がってしまったため、『ACECOMBAT4』を取り出してがりがりと遊ぶことに。昔プレイした記憶は既に遠い彼方、セーブデータも見つからないヨ……。

 地球に落ちてくる小惑星──正確には、地球に落ちてくる過程で崩壊した数十メートルクラスの小惑星の欠片を破壊するために造られた七機の巨大レールガン『ストーンヘンジ』。
 中立国にて管理されていたそれをエルジア軍が接収したことで、エルジアvsISAF(独立国家連合軍)との戦端が開かれたものの、小惑星を破壊するためのレールガンによる対空攻撃は強力無比であり、幾度かの攻撃も全て失敗に終わった。
 大陸の殆どはエルジア軍の支配地となり、残されたのは、ストーンヘンジ射程外ということで安全だったノースポイントと呼ばれる前線基地のみ……。

 という所から始まるのが『ACECOMBAT4』。全18ミッションで構成されるストーリーは、AC3のアニメ、ゲームの寄せ集め的なストーリーとミッションとはうって変わって、戦争! 戦争!! 戦争!!! というノリもノリのゲーム。

 AC3からがらりと変わったのは、戦闘中における仲間からの通信。仲間──僚機だけでなく、何故か敵や地上軍の通信までも聞こえてしまうんだけれども、そこはそれ、気にしない! アレですよ、『鉄コミュニケーション』のナイトとルークのIFF抹消のシーンに燃えた人ならなんとなーく、雰囲気わかってくれるかと。

 そんなわけで開始すると、AWACS(早期警戒管制機)より『君のコールサインはメビウス1だ──』と云われ、以降ひたすらメビウス1と呼ばれる所から始まり、

「後ろに着かれた!」
「破片を食らった! 脱出する!」
「(ミサイルが敵に命中し)イヤッホーッ!」

 なんていう、有象無象の叫びなどを聞きつつ空戦と相成るわけです。殆ど傍若無人な活躍ッぷりを見せるメビウス1ですが、それに対して敵軍にいる最強空軍部隊が黄色中隊。そりゃあもう最強って云われるくらいで、ミッション中に五機編隊で来た時は、AWACSから「交戦は不許可! 繰り返す、交戦は不許可! 南へ逃げろ!」とか云われてひたすら逃げる羽目に。更には逃げている最中も「高度を捨てて速度を稼げ! ミサイルを捨てて少しでも機体を軽くしろ!」とか無茶苦茶云われる始末。

 幕間に挿入されるムービーが実は黄色中隊の話であり、敵でありながら誇り高い黄色中隊隊長である空の戦士──黄色の13と、その戦いによって両親を失った少年の話で非常に渋い、戦争の話。主人公である所のメビウス1と、黄色中隊の出会いは戦場以外ないのだけれども、その戦場でのほんのちょっとしか聞こえぬ黄色中隊の通信の背景とエルジア側の背景が見えて、ある意味物悲しくなります。

 とはいえ、この黄色中隊の強さは全軍に知れ渡っており、ミッションの序盤で戦闘に参加していた黄色中隊の一機にウッカリマシンガンを当ててしまうと、

味方「黄色が煙をふいてる! 誰がやったんだ!?」
黄色中隊「誰が俺を撃ったんだ? 誰か確認してくれ!」
敵「リボンだ、リボンのエンブレムを付けた機体だ!」

 とか、敵味方入り混じって噂の渦中の人になるくらいに(笑) ちなみにリボンのエンブレムというのが主人公のメビウス1──メビウスリングのエンブレムから、敵からはリボン、リボン呼ばれます。

 更に中盤、巨大レールガンストーンヘンジ破壊ミッションでは、空を飛ぶだけで全然攻撃してくれない役立たずの味方(「すげェ! あいつ一人で全部破壊しちまうぜ!」とか「一機凄い奴がいる! リボンのエンブレムの奴だ!」とか「いいぞ、メビウス1! やっちまえ!」とか云ってるだけ)のせいで一人でストーンヘンジを破壊し終わると、

「ただでは帰してもらえんらしい。五機の機体がマッハ2で接近中」

 アラートと共に黄色中隊が出現。再び逃げるのか、と思えば、なにをとち狂ったか、AWACS──

「大丈夫だ、こっちのエースはやつらより速い! 交戦を許可する!

 ぶぱッ! と、興奮の余り耳血が出そうになるようなAWACSの台詞と共に黄色中隊と交戦。更には黄色中隊一機を撃墜に成功してから先のメビウス1は、殆ど連邦の白い奴扱い。

 味方の上を飛べば、

「すげェ! メビウス1が俺たちの頭上を飛んでるぜ!」
「嘘でもいい! メビウス1が来てるといっとけ!」
「メビウス1だ! あの翼の下にいれば死なないぜ!」

 などと云われ、敵を攻撃すれば、

「一体何機奴に落とされたんだ! リボン付きは死神か!」
「リボン付きの飛行機がいたって本当なのか!?」
「奴相手じゃ、戦車も鉄の棺桶だ!」

 などと泣き言が聞こえる始末。

 ラストミッションでは、僚機全てがメビウスナンバーのコールサインとエンブレムのメビウス中隊で出撃。対するは、既に黄色の13を失った、黄色中隊と呼ぶのもおこがましい黄色中隊。最早エースである黄色の13亡き黄色中隊はお笑い部隊なのか、メビウス中隊を見ると、

「大変だ! ジャン・ルイ! 敵は全部リボン付きだ!」

 とか焦り出す始末。ちなみに黄色中隊の新隊長らしいジャン・ルイはしっかり撃破可能で、落とすと「ああ、ジャン・ルイがやられた!」とか通信が聞けます。

 そんなわけで、戦争を通して英雄となるメビウス1と、敵でありながら誇り高く、空の戦士でありかつて敵軍の英雄であった黄色の13の対比が『ACECOMBAT4』のコンセプトではないかな、とか思う、私ですよ。AC5も純軍事というか、今度は戦争の汚さみたいなのが仄見える(AC4だと黄色の13が病院の屋上に備え付けられた対空砲火に静かに怒りを燃やす程度でしたが)シナリオっぽいので、そちらも期待です。

 AC4のマイナス面は、ミッションが18個と少ないこととでしょうか。AC3みたいにマルチシナリオとは行かないまでも、もうちょっとミッション選択とか欲しかった。それで進軍ルートが変わるとか、ちょっとしたことがあれば面白かったのに。後は、ポイント制ミッションが余り好きではないので、その点もAC3と比べてマイナス評価だった点でしょうか。ポイントミッションが多すぎるのがなあ……。

 ちなみに、隠し機体(オールミッションランクSで出現)であるX-02ですが……メイヴ?(笑) AC3の時は、最後に出てきた人工知能搭載の最新鋭戦闘機小隊ジオペリアに通常の機体では敵わないと知るや、ジオペリアの内の一機を主人公がハッキングして乗っ取るシーンもあったし……『戦闘妖精雪風』好きでもいるのでしょーか(笑)

 メモ。
 ROBROB LABO。個人レベルでもMMO RPGを製作しているようです。読んでみるとボイスチャット対応とかかなり頑張っている様子。後で落としてみようかしらん。関係有りませんが、最近とみに思うのが、MMOのコミュニティの強さというか繋がりの強さというか、有名どころの影響力の強さというか。EQのGuild、AfterlifeがさくっとEQに見切りを付けてGuild毎World of Warcraftに移動したり、Mirageさん所でLine2ネタが出ると、幾つかのHome PageでもL2を試しにやってみる人が増えたり……。ああ、なんか巧くまとまらないな……。同じ嗜好を持つ母集団の影響力ってのもあるけど、それだけでなく、なんつーか、こう、できたコミュニティを巧く操作すれば、ゲームユーザとしてある程度数が確保できそうっつーか、なんつーか……うーむ(ねむねむ)。

05/28/2004  
[雑記]

 メモ。
 サイバー犯罪条約とその国内法化に関するQ&A。あとで読む。
 世界史講義録。あー、ドキュメントを書かねばならないのに……ッッ! と、思いつつ、読んでしまう私ですよ。世界史にせよ日本史にせよ好きではあるものの系統だって憶えておらず、テキトー且つイイカゲンに憶えているだけで、その辺り酒飲みの時にBearさんが鋭く深く西洋史から東洋史から、それも様々に絡み合った各国の情勢を交えて聞き易く語る知識の深さに、リスペクトッ! リスペクトッ! と、店の迷惑を顧みず、まるでバキ復活時の烈海王の如くに叫び出したい自分を感じるわけですよ。

05/27/2004  
[雑記]

 メモ。
 VERSUS the Ultimate Edition。うーおー。不安の方が高いのは私の気のせいかなあ。元々真っ当なシナリオが無いに等しい、アクションシーンを撮るためだけにつくられたような設定であるわけだし、下手に尺を延ばすと単に間延びにならないかと心配。心配。
 宮部みゆき氏のICO小説。買う前にICOをやろかな……でも文庫落ちするまでまとうかどうしようか。最近出版業界全体として文庫落ちするペースが早くなっている気がするわけで、まったり待つのも良いかと思ったり思わなかったり。

05/26/2004  
[雑記]

 『エマ』の新刊を買ってない自分に気付く、私ですよ。会社帰りに買って行こうか行くまいか。今日は週刊誌の出る日なので、買うのをあえて明日に伸ばし、焼け付くような渇望に身を焦がして一日過ごし、明日の会社帰りに読もうか読むまいか。

 そんな小市民的なことで悩む、今日この頃というか、定時まで後15分のイマ。

 メモ。
 Windows XP SP2は8月から登場。本質的にどんなことが変わるかをちゃんとチェックしなくては……というか、クライアントにxpが入ることが決まってしまったので検証しないとー……うー、だー。
 ゲームって、そんなにリアルですか? オチにワロタ。現実とゲームの区別がつかなくなるかどうかはわからないけれど、個人的にはどんなにリアルに表現されていても認識としては『記号』でしかないのよね。即ち、例えばSTGとかアクションならば、『敵』或いは『的』という意味を持つ記号にしか過ぎず、その形状は結果的にはさして問題ではないと。だから、敵の姿リアルな人間であったとしても、最初はその画面インパクトを感じるだろうけれども、ゲームをやる内に、それは単なる『ゲーム内の記号』に変わるだけなのよね。──まあ、この上で、リアルに表現されたゲーム内の人間を記号としか捉えられないとは変だ! と云われると、最早こちらの絶対の前提である『ゲーム内の』という領域を踏み越えてしまうわけで、前提が違う以上お話にならず、議論は平行線になるだけで、正に不毛。

05/25/2004  
[雑記]

 メモ。
 アタリショックの嘘と誤解。ふーむふむふむ。
 悪の技術者用語録。悪魔の辞書技術者版といった所かな。結構ワロタ。実際の所私の勤めている会社だと、上流工程時期だと結構暇で、段々と切羽詰って来るだけで、万年忙しいってことはそうそうないんですけどね。最後の二ヶ月、三ヶ月が忙しいだけな感じですしねえ……。
 うらにはにはにはにわとりがいるには800通り以上の意味がある。ほー……つーか、最早意味わかんねッ! 全然関係ないけど、形態素解析というと茶筅を真っ先に思い出す私。日本ラッド株式会社さんの所でDLLが公開されてるので、VBAとかでだらだら遊ぶのにも使えるので暇な人は是非。なにがどう是非なのかさっぱりですが、まあ、それはそれ、これはこれ。
 CGアニメ作家集め現代の「トキワ荘」計画 大阪 。ほー、大阪ということはDoGaとかも噛んでいるのかな? デジタルトキワ荘というとこっちを思い出すんだけれど。個人的には、現代だと集団生活をするまでも無くコンタクトを取り易い上プライバシーのが重要だと思うわけで、こういったのは些か前時代的だとは思いつつもクリエイターの心情はわからんのでなんとも。て、調べたらHPを発見
 OSたんカウンタ。使いませんけど。

05/24/2004  
[雑記]

 メモ。
 “ファミコンミニ化希望”アンケート結果発表! スペランカーは勿論LED付きでないと納得できませんが? ダンジョンの難易度は、FF3がノンセーブという点で難易度が(人間的に)高く、FF2はモルボルの状態変化がFuck Fuck云いたくなるほどにむかついて難易度が高い、といった所でしょうか。
 国民年金未納です。口座に振り込んで──新手の詐欺。よく考えるもんだなあ……しかし、時事ネタは風化が激しいが故に、ギャグの世界では余り多様すべきではないッッ! ああ、詐欺か(あっさり)。
 映画で初めて知った知識を披露するスレ。……いや、なんつーか、かんつーか……。
 日記CGI。現在使っているCGIはセキュリティ上不安点が発覚したので変えようかと思案中……てか、もう何年使ってるんだヨ、オイ、てな感じではあるんですが。

05/23/2004  
[雑記]

 メモ。
 クラナドとはゲール語で「家族」の意味……ではありません。ほー。というか、『CLANNAD』の元がそうだとすら知りませんでしたよ。こういった雑学的なのは好きだし、ためになるので是非。作られた理由はこちらのようですが。この文だと、んー、とか思うものの、なるほどこちらの方のような意見が根幹だと考えれば酷く納得。ゲーマーで云えば、FF厨房がEQやって、「EQってFFのパクリかよ!」とか云われるのに近いのかなあ? それよりも、とらぶるウィンドウズの時のように、自分たちが知っているもの、或いは(例えマイナーでも)自分たちで作り上げてきたものが、少しでも間違った形で紹介されたり、自分たちの領域に踏み込まれるのが嫌なのか。『世界の中心で愛を叫ぶ』にした所で、ハーラン・エリスンのが元ネタかねえ? とか云ってみた所で、そんなことを知らない人からすれば「はぁ? だからなに?」とか思われるだけで、その辺りの温度差がまた苛立ちをかき立てるのかどーなのか。何かに傾倒している人というのは、それに対して保守的な方向──傾倒しているものを軽んじられるのを嫌う方向になるのは仕方ないってことなのか、どうなのか。うーむ。むんむん。日本ケルト協会
 お勉強ページまとめサイト

05/21/2004  
[雑記]

 メモ。
 「南くんの恋人」が深田恭子主演で復活。『南くんの恋人』というのを以前の放映では実は一回も見たことがないのですが、その昔入り浸っていた所であるNIFTYのFSFのどっかで、体積に比べて表面積が増える関係上放熱が激しい筈だし、代謝の関係上鼠とかと同じく食べ物をこまめに取る必要があるとか、筋肉と体重の関係上跳躍力は──などと、人が小さくなった場合の科学的考察が面白かったおぼえがあって、それに関連してしか憶えてない辺り、なんともかんとも。
 男子ってビーム好きだよね

 >>っていうかビームとレーザーの違いってなんだ

 >>レーザーは現実的。赤外線のれーざーとか。
 >>ビームは強い

にワロタ。小学生かYO!
 Desktop Side Bar

05/20/2004  
[雑記]

 『CLANNAD』は攻略サイトを参考に、余計なイベントなぞを見たり見なかったりしつつ、草野球編を終えました。なんというか、無駄な所──本編とは関係ない所にも関わらず丁寧に作られており、そういった面でも質の高いゲームだと思いますよ。特に草野球編のエンドロールは……。

 全体的なシナリオの傾向からすると人を選びそうにも思いますし、ほんの脇役だと思った人にもルートがあり、その為かシナリオの質にムラがあるのも確かなのですが、個人的には本編のルートと思われる所の質が高かったこともあって、中々に楽しめました。タイトルが『CLANNAD』──『家族』という通り、古河一家と主人公の一家、そして主人公の作る一家と続き、それぞれに残酷なまでの挫折があるのも個人的には琴線に触れた点でしょうか。

 次は田中ロミオ分を補給するか、エースコンバット4を久々にやるか悩む所……。

 メモ。
 OH! MYコンブの料理を再現する実験くん。──。えーと。……すげェ?(何故か疑問形) 私は唐竹を割ったような味覚をしていて且つ即断即決っぽく、更に云えば前に書いた通り精進潔斎な人なので、こういった真似は中々できませんよ。すいません、嘘です、できるできない以前にしたくない……です。そもそも自身料理を余りしない人なので……。
 「1日1回以上ネットを監視せよ」──不正アクセスの元研究員にACCSが要求。ほー、とか妙な感心をしたのだけれども、これの意を汲めば個人情報を流出させた会社に対して同様の行為を行わせることもできる、ということになるんじゃなかろーかと思ったり思わなかったり。この手の話が頻繁になれば、それらのサービスを行う会社──個人情報流出コンサルなんかもできそーな気が。リスク管理会社になるんだろーか。つーか、もうありそうではあるというか、サービスの一巻としてやってそうな気がしないでもない。
 「想定している利用シーンは家の中。歩きながらゲームをする人はいない」。外で、というのは想定外なのかな。そうなると、全然意味ない劣化PS2な気がしないでもない。

05/19/2004  
[雑記]

 『CLANNAD』のAFTER STORYをやっているのだけれど、のだけれど……。確かに当初の不満、即ち渚ルートの伏線も大体は納得行く形で解消され、そして──くッ、くあああああぁぁッ! という感じですよ。何もそこまでそんなに……。自分の父親をなぞるカタチで、それを甲斐として進むルートも欲しかったなあ、とかセンチな気分で思う私ですよ。

 AFTER STORYも分岐そこそこあるようで、再度選択しなおしで風子再び。風子ルートの時と同じような毒舌アホアホっぷりで実に面白い、というか笑える。

 そしてTRUE END──よりも、その前の悲惨な方が好きだってのは、ちょいと秘密だッ! BAD END大好き。切ないのも大好き。やり切れないのが最高に好き──でもHAPPY ENDも好きですよ?

 TRUE END後の水彩画っぽいシーンにじんわり……と、思ったら、また奴かッ! 時にそのクレバーさで人を傷つけますかッ! 相変わらずのアホトーク全快でそれまでのじんわりとしたものも吹き飛びました……(ヤレヤレ)。でも何故それに気づくのかが良くわかりませんが、あのルートでそうなったのと関係あるんでしょうかねえ?

 『幻想世界』は多分そういうこと──最初の始まりの、そして終わりの。『CROSS † CHANNEL』とはまた違う繰り返し。TRUE END後のタイトルの木陰……。

 ここ暫く暇を見ては『CLANNAD』を進めて来たわけだけれども、けして派手さや、肌が粟立ち背筋にぞくりと来るようなものや、唇の端をゆがめてニヤリとできるシーンや、脳みそ沸騰する程に血を滾らせるような筆致はないけれども、キャラクタ同士のやり取りで笑えたり、ちょっとしたことに涙腺揺さぶられたりと中々に楽しめました。

 それまでの伏線を──というか、専ら渚ルートで浮かんだ不満を──ちゃんとAFTER STORYで酷く酷く酷い話ながらも解決し、TRUE ENDでは、TRUEらしくHAPPY ENDで、且つちゃんとその前のENDの時と同じく解決しているらしいシーンが見えてなによりでした……。

 全体的に音楽の質が高くて、ヴォーカル曲では『メグメル』と『小さなてのひら』、曲としては『潮鳴り』『彼女の本気』『空に光る』辺りが気にってます。『潮鳴り』は聞いているだけで寂寥としてきて良い感じです。

 メモ。
 萌都道府県保管庫。──くッ! 丁度私のディスプレイが見える位置である所の真後ろで、こちらを向いて作業をしている人がいるため画像とかの確認は出来ないので実際どんなんかは知らんッ!(男らしく) 知りませんことよッ!(女らしく) ……ちなみに会社のIE(実際にはSleipnirだけど)の設定は、派手さを嫌ってというか感づかれにくいよう、ユーザ補助の書式設定を全部チェック、詳細設定の画像表示をOFFって所です。Sleipnirで画像Offにはできるのですが、それだと画像位置にアイコンが表示されないんですよねえ……。
 キャビア入りオムレツ11万円也。いや、全く関係有りませんが、Mr.味っ子を読み返していたら、丁度キャビア入りオムレツをフランス料理界の重鎮である所のムスタキっつー爺さんが作り、Mr.味っ子こと陽一に一勝したりしているわけですよ。それで、「そんな、キャビアを入れて焼いたら味が台無しになる筈だ!」と陽一が突っ込むと、味皇こと村田の爺さんが、かッ! と、眼を見開いて鋭く「いや、違う! キャビアを入れて焼いたわけではない! これは……焼き上げた後に暫く覚まし、切れ目からキャビアを中に入れたのだッ!」とかのたまわるのですよ。で、なにが云いたいかというと、このキャビアオムレツが果たして世界のムスタキ方式なのかどうなのか……ということが気になるってことだけなんですよ。ええ。前振りが長すぎですか、そうですか。更にどうでもいいことですが、Mr.味っ子の後に将太の寿司を読むと、料理勝負の単調さを避けるためのはったりがパワーアップしてるのを感じ取れて中々愉快です。将太の寿司は勝利の鍵となる点が大体決まってしまっているのがアレなんですが……と、そういえば、私はキャビアを食べたことはありませんが、多分食いません。精進潔斎している身なので、生臭物は駄目なのです。貝類とかレバーも駄目です、イクラも余り食いません。でも苦手なだけで、けして食わず嫌いではないですよ。うん。

05/18/2004  
[雑記]

 えーと。散々尻切れッ! とか云ってた『CLANNAD』ですが──AFTER STORYという展開がありましたか? ありました。

 渚ルートのみのようですが、あの終わり方で最初のシナリオだったこともあってか納得いかねえッ! とか云ってたわけですが、ちゃんと続きがあったとはこのリハクの眼をもってしても……ッッ!

 依存っぷりは相変わらずですが、それでも一歩一歩進み始めていて好感触ながら──展開的にはなんかナニな予感が……古河一家が相変わらずいい味でアホで面白くも、なんか切なくなりそうでガクガクブルブル。

 関係ないけれども、幕間に挿入される物語である『幻想世界』は現実の縮図なんかな。世界が街で、少女が渚、それで作られたのが主人公で、動物たちが街を変化させるなにかの象徴?

05/17/2004  
[雑記]

 メモ。
 特撮の理不尽な点を強引に解釈する。こういう屁理屈大好き。
 Acecombat5 Demo Movie。AC4と同じくリアル路線と言うか、視点が主人公と違う第三者によるものっぽいな。前回は子供、今回は新聞記者なのかな。AC4、黄色の13と、メビウス1──。
 木村拓哉の「ハウルの動く城」起用について。最後の選択肢にワロタ。

05/15/2004  
[雑記]

 相変わらず『CLANNAD』ですのことよ。更に幾つかメインではないと思われるシナリオをクリアした結果、基本的に『CLANNAD』の構成は一昔前の少女漫画チック(或いは単にこれは私の偏見かもしれないけど)な構成のように思う。

 色々問題があって、なんらかの未来があって、そう簡単じゃ無い筈なのに、少年と少女がくっつくと、あたかも世界は全て平和であり未来が開けているかのように終わる、その欺瞞──。私が勝手に感じているだけかも知れないけれども、『CLANNAD』のシナリオは基本的にはそういうシナリオだと思うわけで、その点が鼻についていたのかも知れず。

 でもまあ、そうと判れば達観するだけのことで、達観してしまえばテキスト本体というかキャラクタのトークは面白いのでクリッククリック。

 そんなこんなで風子ルートクリア。これまた前に述べた通りのシナリオ展開ではあるのだけれども、アレですね、所謂泣きのためのルートなんじゃないでしょうか。春原が、風子を──で、でもそんな所で少しばかり春原を見直したり、ちょいと涙腺弱めな私にはなんともかんとも。抗い難い日常修復作用がちょいと短く思ったものの。長かったら長かったで涙腺の弱い人であるところの私は大変なので、あれくらいでよかったような、余韻をもっと楽しみたかったような。

 でも風子がアホの子で、セリフが莫迦で非常に笑えるシナリオでもありました。後、古河一家が相変わらずアホでアホで素晴らしい。

 どうでも良いけれども、美佐枝シナリオと風子シナリオのファンタジー性の発生の共通点が気になる所だけれどもそこは考えてはいけないのだろーか……うーむ。あと幕間の『幻想世界』とかもだが。

05/13/2004  
[雑記]

 メモ。
 Winny開発者逮捕につき再び・・・思想は処罰されない? ふーむふむ。とはいえ、今回の件の場合、思想と行動とが結びついているせいなのかなあ? とか素人of素人である所の私なんかは単純に思ったりしちゃうわけですが、法的にてらしあわせるとそうではなく、別のレイヤとして扱うのかしらん。閑話休題、究極的には今後P2Pでファイルやり取りするソフトを開発する場合、著作権対応の何らかの方策を導入しないと駄目よ、とかなるのかな〜? そうなるとそのコストはどこで持ってくれるんだろ? 著作権を管理する側がなんらかの著作権を管理する手段を技術がわに提供しないで、そういったソフトは駄目駄目ッ! という方向に向かうのはやや筋違いっつーかなんつーか、納得行かないと思ったり思わなかったり。とか思って書いてたけれど、ああ、そうか──単純に、匿名性の高いやり取りを完全禁止にすりゃいいだけか……。
 著作権2ch Wiki。あとで読む。
  こりゃータマらん…恐怖のウイルスの被害続出  「Winny」を媒介個人情報をネット上にブチまけ。ZAKZAKの時期を外しまくった叩きっぷりにワロタ。ウィルスにせよなんにせよ、感染するのは大概の場合動作を理解せずに使用しているユーザなんですよね。Windowsのセキュリティパッチをあてる、用途不明のファイルは実行しない、出所不明のファイルは拡張子を確認し、必要ならバイナリエディタで開く……とかとか。自己対策を取っていれば、そもそもウィルス対策ソフトも必須というわけではありませんしねえ。ZAKZAKの論調である所のWinnyを介してのウィルス媒介が危険なら、そもそもメール自体も同様に危険なわけで、それどころかWindows OSもリモートの脆弱性がある以上更に危険で、ついでに云えばそもそもネットワークを介すること自体が危険。どんとはらい。

05/11/2004  
[雑記]

 『CLANNAD』は春原ルート……なのか、妹ルートなのか、まあ微妙な所ではあるけれども、クリア。

 雑感としては納得いかないというか、アレですよ。以前『Fate/Stay night』の時の桜ルートの雑感でも書いたように、因果応報というべきかなんというか、過去に罪過があればその十字架を背負って生きざるを得ず、それを忘却したり反転したりする物語の構成には至極納得がいかないわけで、それ故にこのルートのサッカー部の扱いには反吐が出ますね。反吐が。ぺっぺッ!

 そもそもサッカー部を辞めた原因もサッカー部に嫌われる原因も、迷惑を受けた被害者である所のサッカー部にはなく全ては春原が問題だったわけで、それ故にサッカー部を懲悪として書かれてるシナリオには、こう、違和感というか神の見えざる手というか、勧善懲悪によるカタルシスに陥れようというかそいったこすい展開が見え隠れしてしまうように私には思えて、思わずFuck Fuck云いながらマウスをクリックして物語を進める私ですよ。

 結局の所クリアした所で春原は自身の原罪を認めずに罰である所の現状を超克してしまったわけで、そりゃあもう納得しろってのが無理ってものですよ。サッカー部キャプテンが春原を嫌う理由は正当なんだから、妹に話すシーンで率直に過去話した上で嫌って云って欲しくあり、懲悪扱いされるのは酷く可愛そうで、そして春原にはその原罪を認めた上で罰である所の現状を、なんとかする方向か──或いは受け入れるのか、超克するのか、はたまたFuckな展開の時と同じく主人公との関係を癒しとするのか。

 なんか、あれですね、結局現状やる限り、『CLANNAD』はどうにも終盤が安直に思える展開が多いように感じるのは気のせいかしらん。トークは面白いのだけど。

05/10/2004  
[雑記]

 メモ。
 Winny開発者を逮捕へ 。開発意図に著作権無視の幇助性があった、ということなんかな。47氏語録辺りをしっかり読んでみないとわからないけど。京都新聞を読むと、Winnyそのものを違法なソフトとして、それによってWinny使用者も封じようとする意図が見えるわけだけど、それにした所で別の開発動機で開発してP2Pソフトが出たら意味がないのか、それともP2P自体をどうにかする考えなのか。取りあえずこの話を巡って屁理屈やら理屈やら、それに対する反論やらが繰り広げられるであろうと考えられるので、巡るだけでも中々忙しくなりそうだ(ぉぃ)。/.

05/09/2004  
[雑記]

 DoGaのCGAコンテストの日ッ!

 ──。

 ──。

 ……寝過ごした_| ̄|○

05/07/2004  
[雑記]

 納豆の話を関西人である所の関西人、それも『こてこて』と評するに値する関西人である所を以前お逢いした時に確認した、EQの知り合いであるMacsさんに聞いた所、どうやら関西圏で納豆が嫌いな明確な理由はないらしい。

 ──あれは、あれは食い物なんかじゃない……。

 では一体──あれは一体なんだったんですか? と、もうすぐ謎の宇宙生物、それも糸を引く謎の粘菌質に包まれた、数百もの豆状球体の集積体(ヴィジュアルイメージはヨグ=ソトースでも可……て、余計に無茶)に殺される端役Bなノリで聞いてみたくはあるものの、どうやら食品としての納豆の存在の感性それ自体が関西人には許容できぬ範囲のものということなのか。でもこれは感性の問題であって論理的な、ロジカルな理由ではない……と、思うわけで、なんらかの明確な、それこそコーラを飲んだらげっぷが出るくらい確かな理由(確かか?)が知りたいわけですよ。

 取り合えず関西で肉と云えば牛肉ということはよくわかりました──それが、ぶたまんとにくまんの違いか!
--------------

 『CLANNAD』は藤林姉妹ルート(で、いいのか?)に。姉である杏と主人公と春里のトリオのトークが面白いのでそっちメインで進んでたら……あっというまにバッドエンドというか、なんというか、問答無用でタイトル画面に戻る。

 ……受けなきゃならんのでぃすかー! と、不本意ながら、妹ルートっぽい姉ルートである所のドロドロ路線に。前回のルートと違って主人公が後ろ向き且つ前向きで、あれですよ、一昔前の少女漫画的展開で良い感じ。とはいえ、オヤジである所の秋夫やら母である所の早苗やら、面白家族が出てこないのでそれはそれで残念なのですよ。渚ルートの主人公のヘタレもヘタレっぷりはダルイものの、あの家族の莫迦さ加減は非常に良い感じなので。

 それはさておき、途中のドロドロは良かったものの姉エンドの手前の落ちはこう……イマイチ練りが足りないというか、片をつけようとしたらスカされた展開なので、結局の所ワタシ的には消化不良気味というのが正直な所。

 むう。

 メモ。
 とらぶるうぃんどうず事件ここの5/6とかにも。結局の所、内輪で楽しんでいた要素が外に流出することに対する拒否反応なんかなあ、とかふと思ったものの、別段そこまで高尚なことでもなく単に気に入らないってことだけなのか。ふーむ。
 幻想山狂仙洞 。ちょいと故あって中国関連をだらだら調べていて辿り着いてふと見れば、あらまなんと、NIFTY FSF1の壁でお世話になったりバーチャロンでお世話になったりしたお人のページだったことにふと気付く──つーても、もうNIFTYを離れて早何年だ? 殆ど就職してからこんち、すっかりご無沙汰になったしなあ……。
 チョコバー「1万余本」一気買い、リムジンの英女性 。日本ならうまい棒一万本一気買いになるのかなあ、としか思わぬ己の想像力の貧困さよ。

05/05/2004  
[雑記]

 先だって久々に飲んだとき、おそらくは彼が見たであろうデルフォイのオラクルを語るが如くMudohさんの云った、「Air(だったか?)は最高だ──」という言葉に触発されたわけではないものの、葉鍵として知られるその比翼の片翼である所のKeyのゲームはひとつとしてやったことがなく、なので最近発売された『CLANNAD』なぞをふとやってみることに。

 で。

 真綿で首をしめるように、じわじわと泣きのための複線(多分偏見故)と思われるように描かれる日常と底に潜む不安とが中々に次期展開を期待させるものの、なんというか、単に私が気になるだけかも知れないのだけれども矢鱈と気になったのが主人公の共依存っぷりと自立のなさっぷり。何時自立するか、何時自立するかと思っていれば、主人公の友人である春原が多少なりとも自立の一歩を踏み出しても主人公はヘタレたままで、結局の所本質的にはなにも変わらず、更には自分のパラダイス、いや、どちらかといえば言えば他者が用意してくれたアジールに引き篭もることになる様は最早ぽかーん。

 ──だがいやしかし、まてまて、まだまだここから、大逆転の、発想を逆転させる手段があるに違いない……ッッ!

 と、思って最後までやったものの、共依存且つアジールに逃げたヘタレである所の主人公は、やはり共依存のままのヘタレもヘタレで自立することなくエンディングを迎えることに……。ぽかーン。なンてこった! こンなてンかいだなンてッ! などと意味なく漢字を開き、小池一夫調で書くくらいにぽかーンですヨ。ルートヒロインである所の渚の方はそれなりに自立するものの、その自立に置いて行かれるだけの主人公は一体なんなんだかと思えば、ああ、そう、多分、それはテリーマン(但しスピニングトゥホールド無し)。単なる添え物であり箸にも棒にも掛からぬ塵芥。最初の頃の真綿で首をしめるように泣かせるつもりであろうという真綿は、それことぷつりと切れるどころかビスケット・オリバ並の首の筋肉だけで引き千切る展開というべきか。

 そんなわけでファーストインプレッションとしてはなんというかイマイチですよ。日常描写のトークのやりとりなんかは結構笑える所も多いし、書いたとおり何かを成そうとするときに潜在的に有る不安をじんわり見せる展開なんかはまあまあ巧いと思うのだけれども、主人公の共依存っぷりとアジールへの完全撤退が見えたあたりから疲れが……。

 別ルートだとまた違うのでしょうか?

TBOARD 006 Version 0.12
- TOSHISRUS -