K Kalimdor Kel'Thuzad Kirin Tor


Kalimdor [Kalimdor ,the]

 原初、PantheonによってAzerothに創造された最初の大陸であり、その中心にはAzeroth全体に生命力を送り込むWell of Eternityが存在していました。Kalimdorとは、Night Elfの言葉で"Land of Stars"を意味し、Kalは"星"或いは"星明り"を、Mdorは"大陸"や"大地"を意味します。
 しかし、Kal'doreiによるWell of Eternityの乱用によってBurning LegionAzerothの存在を感じ取り、War of Ancientと呼ばれる戦いが起こりました。結果として引き起こされた大惨事は"Great Sundering"(the Great Sundering)と呼ばれ、その名の通り唯一の大陸であったKalimdorを砕き、二つに引き裂きました。これにより、現在のふたつの大陸であるKalimdorとEastern Kingdomが生まれ、幾つかの小大陸が発生しました。かつてWell of Eternityが存在していたKalimdor大陸の中心部は海へと沈み、消えることなき大渦Maelstromとなりました。
 "大分断"以降、第三次戦争が起こる直前にProphetによって導かれたOrcのThrall、HumanのJaina率いる者たちがKalimdorへと渡るまでは、この大陸にはTaurenやNight Elfが住むだけでした。第三次戦争の時に、Night Elf、Orc、Tauren、Humanの各種族が協力し、"世界樹"Norderassilを犠牲にすることでBurning LegionのArchimondeを倒すことに成功しました。以降、Jaina率いるHumanとThrall率いるOrcの間には緩やかな協調関係がありましたが、それもJainaの父親でありKul Tirasの支配者であるDaelin Proudmooreが訪れるまでのことでした。
 第二次戦争を経験したDaelinはOrcを敵としてのみ認識しており、結果として起こったHumanとOrcの戦いはJainaの協力もあってOrc側の勝利に終わったものの、HumanとOrcの間に再び暗い影を落としました。
 Nordrassilを失ったNight Elfたちは、時期を同じくしてArch DruidであるMalfurionが失踪したことにより、Fandral StaghelmをArch DruidとしてKalimdorの北西に新たなる"世界樹"Teldrassilを生み出し、そこを住居としました。Malfurionが居なくなったことにより、Night Elfの友人であったCenariusを殺し、Ashenvaleの森林を汚したOrcたちに対する憎しみを留める者はいませんでした。Kalimdor大陸の各地にそれぞれの種族は居住し、指導者たちの思惑とは別に互いに憎しみを抱いています。

Wed May 23 08:46:30 2007[編集]



Kel'Thuzad [Kel'Thuzad]

 Kel'ThuzadはDalaranの魔術師でありKirin Torの一員でもありました。将来を嘱望された優秀な魔術師でしたが、その魔術の知識に対する貪欲さは他の者の追随を許さず、禁止とされた魔術──Necromancyにまで手を出すこととなりました。この行為によって同輩たるAntonidasより告発を受け、Kel'ThuzadはDalaranを追放されました。
 追放されたKel'Thuzadは、謎の声に導かれて遠い北の地、世界の屋根とも呼ばれるNorthrendへと旅立ち、Icecrown GlacierにおいてLich King Ner'zhulとの邂逅を果たしました。当初はLich Kingの野望を阻止するために力を学ぼうと考えたようですが、その力の強大さを知るにつけ心は折れ、Ner'zhulに絶対の忠誠を誓うに至り、Ner'zhulの軍Scourgeの主要な地位を占めました。忠誠を誓ったKel'Thuzadは、Allianceの地に混乱をもたらす手始めとして、LordaeronでCult of the Damnedと呼ばれる組織を作り出しました。貴族に対する不満が募っていたことも利用し、数年の間にこの組織は膨れ上がりAndorhalを中心地としてそこから疫病に冒された穀物をLordaeron各地に出荷し、疫病を流行らせました。この疫病はAllianceに混乱をもたらしました。Lordaeronの王子Arthasはこの疫病を追い、やがてBrillの街でCult of the DamnedとKel'Thuzadを発見して追跡を始めました。最終的に、Kel'ThuzadはArthasによってAndorhalで殺されました。
 しかし、これら全てはLich Kingの計画の内であり、皮肉にもRubeblade FrostmourneによってLich Kingの下僕となったArthasによって、High Elfの王国Quel'thalasの魔法の源Sunwellのパワーを使い、Kel'ThuzadはArch Lichとして復活を果たしました。復活したKel'Thuzadは、DalaranのAntonidasから奪ったMedivhの書を使用してArchimonde召還の儀式を執り行い、Burning Legionによる混乱をAzerothへと導きました。
 Burning Legionの召還後、Scourgeは独自に行動してHyjalの戦いには加わりませんでした。それどころか、Lich Kingの指示により、Arthasは敵方であるIllidanにGul'danの頭蓋骨がAshenvale Forestを穢す要因であることを告げ、Burning Legionの侵略の足止めすらも行いました。結果として、Human、Night Elf、Orcの連合によってBurning Legionの侵略を率いていたArchimondeはHyjalの戦いにて破れ、侵略は失敗に終わりました。
 ScourgeはLordaeronの地にとどまって支配を続けていましたが、ArthasはLordaeronに帰還するとBurning Legionとの決別を宣言しました。しかし、先の裏切りを知っていたKil'jaedenはLich King Ner'zhulを滅ぼすべようIllidanに命じ、Arthasはそれを止めるためにNorthrendへと向かいました。Kel'Thuzadは留守を任され、死の世界となったLordaeron──Plaguelandと呼ばれる場所の東半分を支配し、天に浮かぶNecropoliceであるNaxxramasで侵略の準備を着々と整えました。やがて準備が整ったKel'Thuzadは、多数のNecropoliceによってAzerothの各地へと侵略の手を伸ばしました。
 現在Kel'ThuzadはNaxxramasに居て、侵略を先導してます。

Sat May 19 13:34:09 2007[編集]



Kirin Tor [Kirin Tor ,the]

 Kirin TorはDalaranを支配する評議会です。この評議会は、Sixと呼ばれる年功序列によって選ばれた六人のArchmagiによって構成されています。Sixの下には、Twelveと呼ばれる十二人のArchmagiによる議会があります。このTwelveは、通常魔法的な力が優れた者が選ばれます。
Sat May 19 13:56:06 2007[編集]


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