X Xavius


Xavius [Xavius ,Origin of the Satyr]

 Azshara女王の相談役であったXaviusは、Azerothに対するBurning Legionの侵略において最も責任を負うべきNight Elfです。
 Burning Legionの支配者たるSergerasがAzerothへと送られた神であると最初に確信したのはXaviusでした。XaviusはAzshara女王とその側近の魔術師たち──Highbornと呼ばれる者たちに、Twisting Netherへとポータルを作り、SargerasとLegionを世界へと招くことを納得させました。Xaviusは強力な魔法の使い手であり、生身の眼は暗真紅の虹彩をした金色のオーブへと取り替えていました。加えて、Malfurion Stormrageが介入してくる以前に、AzerothへとBurning Legionの幹部たちを招くべく研鑚を積み、Hakkar the Houndmasterや幾体かのFel Guardを含めた者たちの召喚に成功していました。XaviusはHighbornでない魔法の使い手たちに対してWell of Eternityへの介入を防ぎ、余分のエネルギーをSargerasが完全にこちらに顕現できるようにするためのTwisting Netherへのポータルの解放に使用できるよう暗躍しました。この構想は若きNight ElfのDruid、Malfurion Stormrageによって打ち破られ、Xaviusの呪文は中断されることとなりました。儀式が中断されたことによって崩壊したポータルそれ自体がXaviusを捉えてその姿をAzerothから消しました。
 何週間も後、HighbornがSargerasの召喚を再度行った時、Lord Xaviusは異なった姿で再び現われたのです。Xaviusは失敗の罰としてSargerasによって拷問にかけられ、下僕たる新たな種族Satyrへと変異させられていました。Azerothで見られるSatyrがXaviusを始祖とすると考えられ、Xaviusの名や、それに類似したものがSatyrの定住する場所で見受けられます。SatyrとなったXaviusは、一般的に見られるSatyrの特徴以外に、彼自身がNight Elfであった当時の面影を残していました。それは、Night Elfの時に取り替えた暗真紅の虹彩を持つ金色の眼をしているという点で他のSatyrとは異なっていました。
 Azerothへと戻ったXaviusは、二つの異なった目的を持っていました。ひとつはHighbornを彼と同様のSatyrへと変貌させることであり、もうひとつは自分自身を滅ぼしたMalfurion Stormrageに死を与えることでした。この二つ目の目的は、War of the Ancientsの最中に実行されましたが、対決においてShandris Feathermoonという名の若きNight Elfの助力を得たMalfurionが、Xaviusを完敗させました。だが、この戦いの代価は、不在の間にMalfurionの愛するTyrande Whisperwind(EluneのHigh Priestess)がBurning Legionの下僕に捕えられたという知らせでした。

Sat May 19 14:55:58 2007[編集]


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