Major Characters in Icecrown Citadelの邦訳。てきとーに。
■Queen Sylvanas Windrunner
・性別
女性
・種族
以前はHigh Elf、現在は特異なUndead
・職業
以前はSilvermoonのRangerの将官、現在はForsakenのBanhee Queen
・拠点
Undercity
・所属
Horde
・能力
SylvanasはHigh Elfの死者の肉体に憑依しているが、自らの意思で実態の無いBansheeの形態へと変化する能力を維持したままである。そして、彼女は弓術に関して熟練した達人でもある。そのため、現在に至るまで弓は彼女の武器となっている。
Dark Lady Sylvanas Windrunnerは、Lich Kingの残虐な行為の中では珍しい事ではない。第三次戦争の時に、Death Knight Arthasは殺されたNecromancer Kel’Thuzadを復活させるためにSunwellの強力な魔法を必要とし、Scourgeの軍をSylvanasの故国Quel’Thalasへと向けた。
SilvermoonのRangerの将としてSylvanasは勇敢にScourgeに対して戦ったが、Arthasは彼女を打ち倒した。Sylvanasに死を与える代わりに、Arthasはその魂を肉体から抜き取った。そしてその魂をBansheeへと換え、Quel’thalasの殺戮と滅びにSylvanasの手を汚すことを強いた。
Sylvanasは、Frozen Throneに対するIllidan Stormrageによる襲撃の後、自由意志を取り戻した。Illidanの攻撃はThroneのひびにを広げ、Scourgeの下僕の幾許かに対するLich Kingの支配を弱めた。SylvanasはDark Masterの意思に縛られぬことに気づくと、自らの肉体を取り戻し、死に対する復讐を行おうと考えた。
忠実なBansheeたちがArthasを待ち伏せ地点へとおびき寄せた時、Sylvanasの目的は殆ど達成された。Sylvanasは毒矢でArthasを行動不能にしたが、Kel’Thuzadの介入によってArthasは助けられた。そしてこの後、ArthasはNorthrendへと旅してLich Kingとひとつとなった。
一方SylvanasはForsakenとして知られる同じく反逆の意思を抱いたUndeadを集め、Lordaeronの残骸の地下にUndercityを建設した。彼女の命令によってForsakenはScourgeと戦い、最終的にHordeに加盟した。この協力関係は双方にとって役立った。Forsakenはまだ勢力的に小さく、Lich Kingに対するには他の援軍を必要としていた。そしてHordeはEastern Kingdomでの拠点を必要としていた。
Lich Kingから解放されてより、Sylvanasは多くの戦いを経験してきた。Dark Ladyとその同胞たちははScourgeと敵対しているにもかかわらず、全てのUndeadを滅ぼすことを望む者たちから攻撃の対象となってきた。Forsakenの側近ですら例外ではなかった。
SylvanasはDreadlord VarimathrasとGrand Apothecary Putressによって率いられたDemonとForsakenの造反者によって反乱を起こされた。NorthrendにおけるHordeとAllianceによるWrath Gateの戦いの時、Putressは新たな病原菌を振りまき双方に死者を出し、Varimathrasとその支持者たちはUndercityを奪い取った。すぐさまSylvanasはHordeの援助を受けたことでそれらを打ち破りUndercityを取り戻したが、Dark LadyがWrath Gate事件において彼らと共謀していたのではないかと少数の者たちは信じている。
このような妨害と外部の声にもかかわらず、Sylvanasは自らの目的にのみ集中している。すなわち、復讐を。
ForsakenとHordeがLich Kingの要塞に対しての攻撃を開始し始めた現在、Sylvanasは自らの運命が迫っていると信じている。
■Lady Jaina Proudmoore
・性別
女性
・種族
Human
・職業
Theramoreの支配者
・拠点
Theramore
・所属
Alliance
・能力
Azerothで最も才能あふれるMageの一人として、Jainaは多数の呪文を操る。テレポート、Water Elementalsの召還、敵に対する凍てつく吹雪といった能力を使う。しかしJainaの真実の力は、ここで羅列されているようなものよりも遥か高みにある。
Kirin Torの若き実習生であったJaina Proudmooreは、才知溢れる者として知られていた。彼女の導師であったArchmage Antonidasは、Kirin Torの指導者の証たるマントを何時か彼女が継ぐであろうと信じていた。
JainaはArcaneの研究に勤しんでいたが、King Terenas二世の息子であり幼馴染であったArthas Menethilと特別な感情を抱いた関係であることに気づいた。JainaとArthasは互いに強く思いあっていたが、結局二人はそれぞれの道を歩むために別れた。ArthasはSilver HandのPaladinとして、そしてLordaeronの王位継承者として忙殺されており、一方JainaはAzerothで最も強力なMageとなるべく研鑽を積む必要があった。
不死化の疫病がLordaeronに蔓延し始めたことで、JainaとArthasは再び共に歩む事となった。才知ある魔女は不吉な伝染病の起源を突き止めるために王子と共に行動し、その過程でArthasによるUndeathの広がりを停めるための不出来な出来事を目撃した。Arthasが伝染病に汚染された都市を淘汰するべきだと決断したとき、JainaはStratholmeの近郊でArthasと共に居た。Jainaはその殺戮の行動の時に、なにもしなかった。
ScourgeによるLordaeronの陥落が避けられなくなると、JainaはAllianceの生存者たちをBurning Legionと戦うためにKalimdorへと向かった。そこでOrc、Night Elfと一丸となってBurning LegionをAzerothから追い払った。この一時的な同盟関係は、Prophetと呼ばれる神秘的な人物によってなされたことであった。
Legionが敗れ去った後、JainaはKalimdorの東の沿岸上にTheramoreを建設した。彼女はThrallの手助けもあって、Orcとの間に平和を築き上げていた。 Jainaの不朽の努力によって、Theramoreは現在に至るまでKalimdorでのAllianceの要塞となっている。
現在HordeとAllianceはArthasとひとつの存在となったLich Kingに対する総力戦を行っている。攻撃は勢いを増し、Jainaは時としてHordeとAllianceの間の調停役を行うべく行動している。最も最近では、Titanの都市Ulduarの地下でOld Godの前触れを論じていた時、 King Varian WrynnとGarrosh Hellscreamの間に散った火花を収めようとした。この二つの派閥の頑固な指導者たちの間に平和を維持させることは容易なことではなかった。しかし、Jainaはその方向性をLich King打倒に集中させようとしている。
Jainaのこの義務感は、人々を守ろうとする義務的なものよりも少しだけ大きく、そして、個人的な感情が絡んでいる。多分、彼女の心中では、過去に決別したArthasが未だLich Kingの中奥深くでは解放されることを待ち望んでいると信じているのだ。