Quel’DelarはFrostmourneよりも弱い! ということが繰り返し強調されているだけでなんも強そうに思えないLoreなんですが! Quel’Delar非使用者もRewardが貰えるということで、結構気楽なQuestなんですかねえ?


■Quel’Delar: The Sister Blade
Dragon Aspectsは長きに渡りNight Elfたちと共に世界へと侵入する邪悪な者たちを阻止するために、強力な刃を創造した。これらは、”Quel’Serrarの刃”として知られている。最近この刃の内の一本が、Azerothの勇敢な者たちの手によって再び発見された。更に最近発見されたQuel’Serrarは、強力な力を持つ道具として再び敬意を受けている。しかし、その姉妹たる刃は、幾年にも渡って発見されることは無かった……。

Quel’Delarとして知られる剣は、最終的にHigh Elfと呼ばれることになるKaldoreiの一団によって所有され、代々伝えられて来た。最も最近では、勇敢なHigh Elfの戦士であるThalorien Dawnseekerによって行使された。ThalorienはTroll Warの時、故国たるQuel’ThalasとSunwell、Silvermoonを守るべく精力的に戦った。Scourgeが三次戦争の時に国を蹂躙しようとした時も、ThalorienはSunwellを守るべく防衛の最終ラインに立った。剣の力をもってしても、Arthasと彼が手にした伝説に名高いRubeblade Frostmourneの圧倒的な力には敵わなかった。

Quel’Delarは永遠に失われたかと思われた。

High Elfたちは故国の喪失の後、再び組織だって再建を開始した。この時、戦いを人生とした戦士であるLana’thelがQuel’Delarを手にした。その刃を振るう時は、程なくして訪れた。Prince Kael’Thas Sunstriderは軍隊を組織し、Illidan Stormrageと共にIcecrownに居るLich Kingを滅ぼす作戦を行った。Lana’thelはScourgeに対する復讐の念から、何も考える事無くすぐさま王子の後に従った。だが、彼女を待ち受けていたのは悲劇だけであった。Northrendの凍てつく丘で、ArthasはIllidanとKael’thasを退けた。遠征隊の殆どは殺され、生き残った少数の者たちは凍えた荒野で散り散りとなった。Lich Kingはそれらの者たちも一人ずつ追い詰めた。Lana’thelもまた、追い詰められつつあることを悟った。Lana’thelはQuel’Delarを使って全力を以ってLich Kingを攻撃したにも関わらず、Frostmourneの邪悪な力には全く届かなかった。Lich KingはLana’thelをAzeroth全土でScourgeの作戦を監督する責務を持つ集団、San’laynの女王たる不死者へと変貌させた。

女王Lana’thelは熱意をもって新たな任務を実行したが、自らの持つ刃を目にする度に以前生きていた時を思い出し、気が狂うような怒りが彼女の中で膨れ上がった。Lana’thelはこのようなモノを許すことができず、Icecrown中に響き渡る絶叫を上げ、Quel’Delarを粉々に砕くと自らの力の及ぶ限り全力で壊れた破片を振りまいた。

そして現在……。

Alliance、Hordeの両陣営の英雄たちは、この伝説的な刃を発見する見込みを僅かながら持っている。もしもそれを成し得れば、英雄たちはQuel’Delarを再度作り出すための叙事詩的な冒険に乗り出すことになろう。それを再び強力な武器に加工するためには、強力な材料と力の源たる存在が必要となるだろう。幾つかのClassがQuel’Delarを使うことができ、そして剣は異なったプレイスタイルに合わせることができる。Quel’Delarを使うことができないClassでも、SunreaverのBlood ElfとSilver CovenantのHigh Elfたちは、どのような有用な武器と引き換えにしてでも彼らにとってのこの歴史的な遺物と引き換えにしてくれるだろう。

探索は間もなく始まるだろう……。

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