Twilight Dragonflightsってなあに？ という所。全く知らなくても問題なし。
■Twilight Dragonflightsの成り立ちっぽいなにか
太古の昔、TitanによってProto-Drakeが創造された。現在存在するFive-Aspects全てを合わせたよりかも巨大なそれは、Galakrondとして知られている。そして、Galakrondから現在のDragon Aspectsが創造された。Galakrondは既に死せり、現在Northrendの地下にその死体が存在している。ScourgeのGrand Necrolord Antiokがこの死体を掘り出し、蘇らそうとして英雄たちに阻止されたことは既に知られている通りである。
TitanによってGalakrondより創造されたDragonflightsは、それぞれRed、Blue、Bronze、Green、そして……Blackであった。Reddragon flightsのリーダーであり、全ての生命の守護者にして全てのDragonflightsの筆頭でもあるAlexstrasza the Lifebinder、Bluedragon flightsのリーダーであり、魔術の守護者であるMalygos the Spell-Weaver、Bronze Dragonflightsのリーダーであり、過去未来全ての歴史を見通しそしてそれが滞り無く流れる監視者であるNozdormu the Timeless One、Green Dragonflightsのリーダーであり、夢見る世界の守護者であるYsera the Dreamer、Black Dragonflightsのリーダーであり、世界の地下領域を守護するNeltharion the Earth-Warderである。
しかしながら、既に良く知られている通り、War of the Ancientが起こった当時、Neltharion the Earth-Warderは狂気に陥り他のDragonflightsを支配する欲望に取り憑かれた。これは地下を住処とするNeltharionであるが故に、地下に封じられたOld GodsのDark Whisperに唆されたともされるが定かではない。どちらにせよ、Neltharionは他のAspectsを騙してその力をDemon Soulと呼ばれるArtifactに注がせた。本来対Demonによって使われる筈であったDemon Soulは、戦いを開始しないことでNeltharionの裏切りを悟ったBlue Dragonflightsに最初に使用された。……Blue Dragonflightsの多くは、Demon Soulが僅かに振動し力を発しただけで死亡した。他のDragonflightsの動きは束縛され、そしてNeltharionはこの時よりその姿が心の邪悪さと同様に変貌し始めた。Neltharion the Earth-Warderであった存在は、Deathwingとなった。
その後Malfurion StormrageがDemon Soulを盗み出したが、これを破壊する術を見出すことができなかった。そればかりか、Demon Soulを自らのために使うよう促す謎の囁きがMalfurionの耳に届きさえした。結局、Demon Soulは誰にも知られぬよう隠す他なかった。ただ、唯一の安全策として、Demon SoulにはDragonたちによってDeathwingによる使用を禁じる魔法がかけられた。
Deathwingひそやかに身を隠したものの、Black Dragonflightによる他のDragonflightsへの攻撃は止まなかった。Blue Dragonflightsは数を減らしており、Northrend上で多数殺された。Green Dragonflightsは、Yseraとの協定によってGreen Dragonflightsの背に乗る事を許されたLoreth’AranのDragonriderたちが滅ぼされた。
第二次戦争の最中、DeathwingはDark Portalを越えてDraenorへとBlack Dragonflightの一部と卵とを導いた。Blade’s Edge Mountainsに残されたBlack Dragonflightたちは、Draenorには敵など存在しないと考えていたが、それは誤りだった。Gruulが率いるGronn種族たちがそこにはいたのだ。Gruulは強力な膂力でBlack Dragonflightを蹂躙し、Blade’s Edge Mountainsの切り立った石柱にはDragonの屍骸が飾られた。DraenorのBlack Dragonflightは全滅し、卵のみが置き残された。これらの卵は、Draenorの崩壊によってNether Powerの影響を受けることとなり、卵からはNether Drakeが生まれることとなった。
DeathwingはDemon Soulを発見するが使えないことを知ると、Orcの氏族であるDragonmawを利用してDemon Soulを使うことを考えた。これにより、Red Dragonflightの女王であるAlexstraszaとその卵とがDragonmaw Clanの手に落ちた。Deathwingの目的はAlexstraszaではなく、数少なくなったBlack Dragonflightsの代わりの配下としてRed Dragonflightの卵を得ることであった。このため、Alexstraszaの解放の使命を帯びたDalaranの魔術師、Rhoninを手助けさえした。最終的に、RhoninはDeathwingの鱗によってDemon Soulを破壊し、Alexstraszaを解放することに成功した
Deathwingに最も忠実な子供たち—-NefarianとOnyxiaもまた、行動を開始した。OnyxiaはAzerothの定命種族の間に入り込み混乱を起こすことを画策した。NefarianはRed Dragonflightの卵を手に入れたことから、これを掛け合わせて新たな色のDragonflight、Chromatic Dragonを創造する実験に取り掛かった。これらの行動は結果的に英雄たちの手によって阻止されることになった。
Deathwingの主要なつがい相手であるSinthariaは、自らの息子であるNefarianの失敗を踏まえ、自らの考えのもとに行動を開始した。強力なDragonflightを新たに創造するとして、それらを支配下に置くにはどうするのか—-そのためには、Demon Soulが必要であると考えた。SinthariaはDemon Soulの破片を集めると再結合した。これはBlack Dragonflightの鱗を含め、Azerothから発生したあらゆるパワーから保護されていた。次にどのようなDragonを創造すべきかを考え、Nether Drakeに着目した。DraenorのNetherwing Ledgeへと向かい、Deathwingの名の下にOverlord Mor’ghorと取引を行って卵を手に入れた。
更に卵に力を付与するための様々な人材が必要であった。Zendarin Windrunner、Sylvanas Windrunnerたち姉妹の従兄弟にあたるBlood Elfは、Twisting NetherやDemonから魔法の力を吸い取る力に長けていた。彼は、更なる魔法の力を吸い取る事ができるのではないかと考え、その誘いを受けた。更にZzerakuという名のNetherwing Dragonを捕まえ、これにBalacgos’s Baneと呼ばれるArtifactを使用することを考えた。Balacgos’s Baneは、制御不能な魔法のエネルギーを吸収する方形のArtifactである筈であったが、Balacgosがこれを動作させると彼自身の魔法を食いつくし、更に命までも奪った。MalygosはこのArtifactが危険であると考え、Neltharionに地中深くに封じるよう頼んだものだった。Sinthariaは、これを発見した。
SinthariaはGrim Batolの地下で実験を開始した。Balacgos’s Baneを使用してZzerakuのパワーを吸い取り、卵へと与えた。結果として生まれたDrakeは、Black Dragonflightとエネルギーの混合体であった。この新たなるDragonと最初に遭遇したのは、Blue DragonflightのKalecgosとRed DragonflightのKorialstrasz、それにDraeneiのIridiであった。Iridiはアメジストの光沢を持つこの新たなるDragonを、Twilightと呼んだ。即ちこれこそが、Twilight Dragonflightの最初の一体であった。このDragonは与えられるエネルギーを吸収する力を持っていたが、Iridiの持つNaaruから与えられた杖の力を吸収しきれずに崩壊した。
Sinthariaは既に二匹目を育て始めており、これをDragonaxと呼んだ。最初の一体と異なり、エネルギーではなく普通の食物を要求し、無尽蔵に貪った。Kalecgos、Korialstrasz、Iridi、そしてRhoninとその妻であるVereesa Windrunnerたちはそれぞれの理由から結果的にSinthariaと敵対した。復活したDemon SoulはBalacgos’s Baneと相殺して破壊され、DragonaxはそのDemon Soulの破片を口にして爆発し、Sninthariaもまたそれに巻き込まれて死亡した。
Twilight Dragonの最後の一体はこれで死んだと思われた。
DeathwingはSinthariaの行動の全てを監視しており、Twilight Dragonの卵を盗み出していた。Deathwingは自らの考えの下にこの卵から新たなDragonを生み出している。Azerothを黄昏(Twilight)へと導くべき、新たなるDragonを。
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