何でAzsharaの侍女であるVashjの名前なんだよと思うものの、まあ、そこは突っ込まない方が吉なのかどうなのか。実は家が貴族であったりしてPrince/Princess階級でお嬢様だったりするのかなあ? 


■Vashj’ir: Surviving the Depths
 人口が多い都市の中でもKalimdorのNight Elfに最も敬意を払われた都市のひとつでもあるVashji’irは、Sunderingの時にGreat Seaに飲み込まれ失われたと考えられていた。Well of Eternityが崩壊した時にHighbornの敬愛されし指導者であるQueen Azsharaは深海における死から如何なる方法をもってか逃れていた。この救いには大きな代償が伴われた。Azsharaとその同胞であるHighborneは、何千年にも渡って深海を当て所なくさ迷うよう運命付けられた怪物のようなNaga種族へと永遠に変貌したのだ。Earthen RingがAbyssからAzeroth中に轟いたElementalの叫び声によってAzsharaのNagaたちが未知の目的を持ってVashj’irを占拠した事を知ったが、そもそもNagaの存在自体一般的なAzerothの人々にとっては謎の存在のままになっている。

■The Sunken City
 Vashj’irはWorld of Warcraft:CataclysにおけるLevel78-82のZoneとなっており、プレイヤーはGreat Seaの深海を探検し、NagaがNeptulon the Tidehunterの領域から計り知れない力を奪い取っているのを阻止すべき要請されるだろう。この水中のZoneはNagaに対する前例が無いような戦いと、Questの中心地—-AllianceとHordeの海軍船や潜水艦を含めて—-となるだろう。全く新しい水中の旅と戦闘方法、水面下でありながら水の無い幾つかの海中の洞窟、二つの5man Dungeon(Throne of the Tides、Abyssal Maw)、更にはかつての荘厳なる都市Vashj’irを探検するまたとない機会がある。

■Bottled Distress Message Found Adrift at Sea
 助けてくれ。はやく、はやくだ。悪夢であれと思っても、現実に俺は捕らわれている。

 数日前に潮風を嗅いで海を旅していた。Hordeを倒して重要な商業用海路を確保する意思に満ちていた。奴らの艦が俺たちの視界に入った。直ぐに海の匂いは轟音と火薬の匂い、それに恐怖の感情にとって変わられた。振り返ってみれば、それは真の恐怖ではなかった。

 そこに居たのは俺たちだけでは無かった。この戦いが注意を惹いて俺たちを奴らの獲物としてしまった。すぐに船は引き裂かれ水がそこかしこから浸入してきた。俺たちは巨大な生物が深海から屹立し、沈没するまで船体を粉々にするのを見た。数瞬の出来事だった。俺は水上にすぐさま上がり、呼吸をするために海草の間から他の仲間たちが顔を出すのを待ち望んだ。その時攻撃が始まった。あらゆる方向から残忍なNagaの群れがあらゆるものを覆い尽くし捕獲して行った。俺は死ぬかと思う程殴られ、苦しみながら目を覚ました時には捕らえられていた。

 俺はまだ立つこともできずに居る。この牢獄は非常に巨大で、どういうわけか生きているのだ。俺たちはNagaの手中にある。俺よりも体調や健康状態が良かった船員仲間は労働力として奴隷にされた。

 一人が逃げ出した。トーマスだ。だが、程なく彼は連れ戻された。強制労働をさせられる前に、トーマスはこの生きている牢獄を保護する巨大な外殻の幾つかと、遠くに見えたNight Elfの都市の廃墟、Nagaたちが行っている儀式、Nagaに敵対するSea Varykulについて混乱しながら話してくれたが、殆ど意味不明だった。狂ったのだろう。いや、Varykulが俺たちを解放すべく戦っているなど、考えることすら空しい希望だ。

 牢獄の警吏が立ち去った。Stormwindに知らせてくれ。Sunken Cityは壊滅から程遠い。Nagaたちは何か恐ろしいことを考えている。助けてくれ。頼む、助けてくれ……。

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