Ashenvale ForestにWorgenが居る理由。Worgenが戦うLords of the Emerald Flameというのが実はBurning Legion説もあるけれども実際の所どうなんじゃろうねえ。

■Velinde’s Journal
 Eluneが私の請願に応じて下された。倒れ伏した同胞たちの命はけして無駄にはしない。私はScythe of Eluneを使い彼らの死に対して復讐を果たす。それは、Kaldoreiよりも古より存在するねじれ節くれだった木の枝であった。

 時間を費やして私は女神が与えてくれたこの道具を調べた。これは普通の武器ではなく、そして単なる魔法の道具でもなかった。それは……時間と空間の障壁を弱めるもののようであった。

 Scytheを手に取ると、混沌とした幻視を私は受け取った。狼男……Worgenと呼ばれる存在……それが、信じ難い敵と戦っていたのだ。その姿に相応しくWorgenは野蛮に戦ったが、敵対する存在–Lords of the Emerald Flame–は怯まなかった。

 この時こそが、私がScytheの真の力を知った時であった。集中することで、私はWorgenと意思疎通をすることが可能であった。だが、意思の疎通は会話ではなく、それ以外の何かであった。それが一体何であるのか、私には書き記すことができない。

 重要なことは、Worgenが私の意志を聞き、理解したということだ。更にScytheのエネルギーを集中させることで、障壁を弱めてWorgenを私たちの世界へと誘う事が可能となった。三十体が最初に召還された。彼らは私に付き従って戦いに参戦した。その獣の如き力によって、私の命令のままにFelwoodのDemonに対して攻撃を行った。

 Eluneは私の請願に応じて下さった。森は浄化されることだろう。

 私の目的が完遂されるその時まで、Eluneの祝福が我にありますよう。

 全ては順調だった。私はより多くのWorgenを召還した。彼らの精神は単純であったが、攻撃部隊を調整し集団的な行動を統括する能力があった。

 私はそれぞれの集団のリーダーを選別し、その者たちに命令を与えることで集団を指揮した。森林の木陰を始めとする物陰からDemonに攻撃を加える私の一連の行動は実りの多いものであった。

 私の目的が完遂されるその時まで、Eluneの祝福が我にありますよう。

 集団のひとつを見失った。私は森の広範囲にWorgenを配置し、Demonの行動する範囲を識別していた。しかし、その集団は戻る事は無かった。私は制御を与えたリーダについて不安を抱き始めていた。彼らの精神は単純であり、私が彼らに僅かながらの権限を与えたのだ。そして、彼らはそれを最大限に生かしている。私は支配権を失ったのだろうか? 私は更に多くのWorgenを召還するのを止めた。

 私の目的が完遂されるその時まで、Eluneの祝福が我にありますよう。

 私が更なる多くのWorgeを召還しなかったにも関わらず、彼らの数は増え続けた。それは、最早Scytheが召還を行うのに私の手を必要としていなかったためであった。大問題であった。私は見つかる限りの集団を集め、Mel’Thandrisの社に留まるよう命じた。

 そして私はDarnasussの図書館にて情報を集め、DarkshoreでCircle of Ancientsとも相談を持った。しかし、Worgenについての情報は断片ひとつとして発見できなかった。私は噂でArugalという名のKirin Torの魔術師の話を聞いた。彼もまた、Worgenと召還したというのだ。私はこの魔術師と相談し、彼が知っているべき事を聞かねばならない。

 Worgenは危険だ。この流れを止めねばならない。明日にでも私はBarrensの港から新たなる大陸へと旅立つだろう。

 私の目的が完遂されるその時まで、Eluneの祝福が我にありますよう。

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