Elune
Eluneは次のような名でも知られている──”母なる月”(Mother Moon)、”夜の戦士”(Night Warrior)、Mu’sha(Tauren独自の呼び名)
Eluneは唯一神ではなく、”月の女神”(Goddess of the Moon)である。

▼女神の側面 – Facets of the Goddess
癒し、平和、寛容といったものと関連付けられ、Eluneは古くからNight Elfや他の種族によって崇拝されてきた。しかしながら、”母なる月”はどうしても平和を保とうとするような女神ではない。Eluneの一面としては、古代より戦場で勇敢な死を迎えた者を星として夜空を駆けさせる”夜の戦士”としても知られている。

“大分断”(Great Sundering)の以前からEluneに仕える司祭たちが存在しており、この司祭たちの団の最も位の高い者たちは、”Eluneの姉妹たち”(Sisters of Elune)として知られている。この名前が暗示するように、この位のメンバーは女性のみに限られている。彼女たちの歌う戦いの唄は敵を打ち据えるEluneの神罰を請願し、彼女らの祈りは傷ついた者たちを癒すことができる。

▼神性以外:母と女性として – Beyond Divinity: Woman and Mother
Eluneは一度としてAzerothにおいて実体を持った存在として見られたことがない。Eluneの性格は、多くの理想像を集めたものである。強力な宗教上の神性存在であり、基本的に実体を持たない存在である。にも関わらず、Eluneは飾り気の無いプラチナのサークレットを被り眩い光に包まれた美しいNight Elfの女性として描かれる。芸術家たちは伝統的に、白い髪と雪花石膏の肌と月光をうつす瞳を持つ者としてEluneを描いている。

誰もが知ることとして、Eluneには一人の恋人──Demi-God、Malorneがいる。これによりCenariusが授かった。Cenariusは、母からAzerothの生物に対する愛情を、父からはEmerald Dreamとの繋がりを生まれ持った。噂によると、TaurenはCenarius受胎の物語を示した神話を受け継いでいるという。

Ysera the DreamerがCenariusの実際の母親であるという噂がAzeroth上で流れている。YseraとCenariusの間に示された親密な間柄によってこのような混乱した話が生まれたが、YseraはCenariusの母ではない。

1 件のコメント “Warcraft:Elune”
  1. kyohei のコメント:

    半年前の日記へのコメントですみません。
    http://ja.wow.wikia.com/ の管理人をしております、kyohei と申します。

    こちらで公開されている WoW に関する文が、どれも素晴らしい出来であり
    より多くの人に見て頂きたく感じました。

    そこで、誠に勝手なお願いではありますが
    WoW Wiki のほうにて転記・公開したいと思い許可を頂きたくお願いします。

    転記の際には、以下のような注釈およびサイトへのリンクを付けたいと思いますので
    許可を頂けませんでしょうか?
     「如月甲斐氏:黄昏通信より引用」もしくは「如月甲斐氏 訳:黄昏通信より引用」

    以上、御一考の上よろしくお願い申し上げます。

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