GOWTitle今更ながらGOD OF WAR:Ascensionをクリア。


God of Warのシリーズといえば、主役の美白ハゲオヤジクレイトスさんが、圧倒的な暴力で敵をブチ殺すことと、巨大な敵が縦横無尽に動き回る戦いの迫力がウリなわけです。

クレイトス本編三作にて、戦いの神アレスと契約し、そして妻と娘を殺してしまった事からアレスへの復讐を誓い、同時にその記憶から逃れることを望んだものの神すらもクレイトスの望みを果たせず、結局戦の神となって暴れまわったらゼウスに恐れられてタイタン神族と共にオリュンポスを滅ぼしてしまったわけですが、今作では一作目の前、アレスの策略で妻子を失いアレスに復讐しようと考えたものの、アレスとの契約はクレイトスを縛り付け復讐の三女神が契約を破ろうとした者に罰を与える…というのが冒頭。

いきなり裸のオッサンがチェーンでしばりつけられてピシピシされたり、逆に相手をピシピシしたりするのは何時もの事で、この巨大なタイタン神族アイガイオーンの胎内に作られた牢獄表現の凄いこと。そして、クレイトスを倒す為に変質させられる事のエグいこと。しかし、前三作をやってると、そうエグく見えないから不思議。

巨大な敵虚像巨大な敵、巨大なオブジェ、エグい敵に自らの過去……。珍しく、まだクレイトスさんにしては人間臭い部分があったりなかったりしてるものの、ポッと出てきたキャラはやっぱり何時もの通りさっくり殺さりとか。難易度は、アクションにおいてもパズルにおいても以前よりも楽かな。時間を巻き戻すことで破壊されたオブジェクトを修復し、それによって足場を作る部分は一部結構わからなかったりしたけれども。アクション部分は、ヒット・アンド・アウェイをしてる限りは、最後のエレベータ部分以外はそう難しくはなかった。ただ、今回は武器がサブウェポンで使い勝手がイマイチ(盾がそれでも一番使えた)だったり、メインのブレイズ・オブ・カオスの属性が変わるだけだったりとその点は物足り無かった。QTEについては、まあ難易度低いので余り不満にはならず。

クレイトスさんエンディングも、なんというか僅かながら哀愁を感じさせるもので、個人的には満足。今までの突き抜けた戦神クレイトスではなく、まだ人間性のあるクレイトスさんでした。ネットワーク対応プレイもあるみたいだけど、それはやってないので判らず。やはりこのシリーズは良作のアクションゲーでした。

エンド

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