新生FF14のβが来週末なので、その前にFF14の世界をちゃんとおさらいしておこう……というまとめ。適当に色々なサイト覗いて適当にまとめたからあってるかは知らない。

■舞台
 天に二つの月(衛星メネフィナと孫衛星ダラガブ)を抱く惑星ハイデリンが舞台であり、この星には三つの地続きの大陸(州:三大州)が存在している。
 北州イサルバード大陸、東州オサード小大陸、西州アルデナード小大陸である。冒険の舞台となるのは、アルデナード小大陸であり、小大陸とその周辺の島々とその文化圏を総称してエオルゼアと呼ぶ。

 アルデナード小大陸周辺、即ちエオルゼアには各地に都市国家が存在している。小大陸の西に位置する島にある海の都リムサ・ロミンサ、南方に位置する砂の都ウルダハ、中央東部に位置する森の都グリダニア、東部に位置するアラミゴ、中央山岳部に位置する山の都イシュガルド、西部に位置する知の都シャーレアンがエオルゼアの都市国家群である。

 これら大陸に住んでいる者達は、大まかに分けると人間種族と獣人種族とに分けられる。

 人間種族としては、ヒューラン、ララフェル、エレゼン、ミコッテ、ルガディンが、獣人種族としてはモーグリ、シルフ、イクサル、サハギン、コボルド、アルマジャ、キキルンがおり、人間種族と対立、或いは協調している。人間種族が十二神と呼ばれる神々を奉じているのに対し、獣人種族はそれぞれ異なる神を奉じている。

 獣人種族が奉じている神は、幻獣界に住む存在であり、ハイデリンの礎たる存在のクリスタルの力を食らう事で幻獣界から呼び出される。獣人たちは、様々な思惑からこれらの幻獣を召喚した。モーグリの召喚によりモグル・モグXII世が、シルフの召喚により雷神ラムウが、イクサルの召喚により嵐神ガルーダが、サハギンの召喚により海神リヴァイアサンが、コボルドの召喚により岩神タイタンが、アルマジャの召喚により焔神イフリートが顕現した。

 これらの蛮神を召喚した種族は、侮蔑をもって蛮族とも呼ばれる事となった。

■物語
 いにしえよりエオルゼアでは、霊災と呼ばれる暗黒時代と、星歴と呼ばれる平和な時代が繰り返されてきた。古代、高度な技術を有し偉大な文明を築いたアラグ帝国も第四霊災にて滅んだと云われる。

 そして第七霊災の予兆漂う第六星歴後期のこと。

 50年前、北州イサルバード大陸にあるガレマール帝国が進軍を開始。魔導アーマー、飛空艇などの優れた技術力による軍事力を背景に北州を平定、その後東州の都市国家群に勝利し二州ををその手中に収めた。東州において、蛮神の力によって滅ぼされた地を見た事により、ガレマール帝国の領土拡張政策の中に蛮神殲滅が新たな目標として追加された。

 15年前、遂に西州アルデナード小大陸への進軍を開始した。これにより都市国家アラミゴが陥落し、ガレマール帝国の支配圏になった。アラミゴはガレマール帝国の将ガイウス・ヴァン・バエサルによって治められた。

 10年前、獣人族の幾つかの種族が自らの崇める神、蛮神の召喚を始めた。召喚された蛮神の力を持って、獣人族は都市国家への攻撃を開始した。

 様々な脅威を感じ取ったエオルゼアの各都市国家は、協調的軍事組織グランドカンパニーを締結した。グランドカンパニーは各都市毎に組織され、リムサ・ロミンサの黒渦団、ウルダハの不滅隊、グリダニアの双蛇党が結成された。

 ガレマール帝国はエオルゼアの蛮神と蛮族を滅ぼすため、古代アラグ帝国の技術を用いたメテオ計画を開始。しかしながら、この計画のための実験中に都市がひとつ実験施設ごと消滅した事により、この後10年程ガレマール帝国は進軍の気配を見せなかった。

 現在、第七霊災が近づく中、ガレマール帝国の将の一人ネール・ヴァン・ダーナスによりメテオ計画が再始動。メテオ計画とは、古代の隕石落下魔法メテオになぞらえ、古代アラグ帝国が創りだした人工天体である月の孫衛星ダラガブをエオルゼアへと落とす計画だった。

 エオルゼアの各都市国家のグランドカンパニーはエオルゼア同盟軍を発足し、呼びかけに応じた冒険者たちとダラガブを制御する交信雷波塔を破壊してネールを倒す事に成功する。しかし、既にダラガブの落下は止められない所まで来ていた。そしてネールは死の間際に自分以外の意志に基づいて計画を行なっていた事をうそぶく。それが誰なのかは誰にも分からない。

 エオルゼア同盟軍は、賢人ルイゾワの進言により落下地点で十二神の召喚の秘術を行い、ダラガブを天へと送還する計画を実行しようとする。しかし落下地点には、ネールの命令によって既に軍が配置されていた。

 ガレマール帝国軍とエオルゼア同盟軍と冒険者たちが落下地点で戦う最中、ダラガブは突如として砕け、その中から蛮神バハムートが姿を表わす。古代アラグ帝国によって封じられていた蛮族を解き放つ事こそがネールの目的だった。

 蛮神バハムートに対し、賢人ルイゾワが十二神を召喚して再封印を試みるも、その力は及ばなかった。炎を発し荒れ狂うバハムートによる滅びが避けられぬと悟った賢人ルイゾワは、十二神の一柱、時と空間を司る神アルジクの力を使って冒険者たちを次元の狭間へと、未来へと送り出した……。

 そして5年後……。

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