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てか、著者が狂えるアラブ人ぽい名前なんですが!

Barbarian■Barbarian
Abd al-Hazir著

私は、色々な人々や文明、動物の種々を記録するために様々な土地を遠く広く旅した。しかし、Bastion’s Keepの古代の要塞の城壁の上に立った時程驚いたことはなかった。私は神聖なArreat山に住まう、伝説的であり、巨躯であり、冷酷であり、二刀を扱う凶暴なBarbarianたちに直接会うために訪れた。

だが、その代わりに如何なる力によってか引き裂かれた山をこの城壁の上から見ている。この光景は、私には理解も受け入れもし難かった。だが、目の前に広がる光景は現実であり真実であった。一体ここで何が起きたというのだろうか?

年降りた威風堂々とした戦士たちは何処に居るというのだろうか?

かつてBarbarianたちは血に飢えた侵略者であると誤解されていたが、現在ではこの誇り高い人々には気高く長い歴史が存在していることが正しく認識されている。そしてだからこその悲劇が存在する。Barbarianの気高さに触れた人たちは、彼らの文化の中心に位置する”勤行”(vigil)と呼ばれるものを知っている。Barbarianは、Arreat山と神秘の存在の守護を誓い義務としており、もしも偉大なる山に対する義務を怠ったとしたら、彼らは山に埋葬されることを許されず、正真正銘の戦士としての死を与えられることを拒否されるのだ。そして埋葬されなかった者の魂は永遠に葬られることなく土地をさ迷うことになる。

もしもまだ生きたBarbarianが居たとしたら、彼らには絶望しか残されていないだろう。多分これが、Barbarianに似ているという怪物が現れたという噂の源なのであろう。けれど、それは実際には間違っている。その怪物は、単なる獣以外の何者でもないだろう。この故郷だけでは無い破壊が起こったことで、けれども強い信念を持つ素晴らしい種族が卑しくなることなどあり得るだろうか?

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Tyrael

■AND THE HEAVENS SHALL TREMBLE
悪魔Diablo、Mephisto、Baalが人々を隷属させようと”聖域”(the World of Sanctuary)にて猛威を振るってより二十年の月日が過ぎた。直に悪魔たちと戦った者といえども記憶は薄れていった……しかし、魂の傷跡は未だ燻り焼け付いている。

Diabloがかつて世界へと侵入したその場所に天から彗星が落ちたのは、Deckard Cainが新たな悪の蠢動の手がかりを求めてTristramの大聖堂の廃墟へと戻ったその時であった。彗星はその燃える姿から不吉の前兆として知られている。そして、再び力を増す煉獄(Burning Hells)の魔の手と至高天より堕落した存在から定命の者たちの世界を守るべく英雄たちを集わせることとなろう。

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Diablo III! ということでなんとなし個人的に盛り上がっているという程ではないけれども、Diablo IIとかってどういう話だっけ? とか思ったのをきっかけにLoreを翻訳してみたりみなかったり。Diablo IIのディスクは引越しの時に捨てちゃった覚えがあるので、もうプレイできないんですよねえ。

Diablo III Title

■Deckard Cain’s Journal
15th day of Jerharan,
1265 Anno Kehjistani

あの信じがたき出来事を、私は書き記しておかねばならぬ。どのように考え、悩み、苦悩しようとも、起こった事実は最早変えようもないのだから。我が君Leoric王は、子息Albrecht様の誘拐とWestmarchへの進軍といった立て続けの出来事によって、狂気に足を踏み入れてしまわれた。今、言葉に出せずに肌に感ぜられるモノがある。それを一言で云うのならば──恐怖であろうか。

†††  †††  †††

1st day of Damhar,
1265 Anno Kehjistani

果たして古き御伽噺は真実であったというのだろうか? 母に寝物語に聞かされた、勇敢なるHoradrimと煉獄の主(the Lord of the Burning Hells)の物語は真実だとでも云うのだろうか?

私は彼らの英雄的な行為と勇敢さに心打たれたものであった。謎めいたTal Rashaに率いられた神秘なるHoradrim……私も彼らと共にあったのなら、と、想像力をかきたてられたものであった。私は世界を旅しあらゆる悪と戦う”Horadrimに連なる者”(Last of the Horadrim)として意気盛んであった。なんとも、若さ故のことであったか。

さて、これらの物語の根底には事実が存在するというのだろうか? だが、確かにそうであったと全ての証拠が示している。しかし、私の知識、考えを真剣に受け止める者が果たして居るのだろうか?

私たちの街の地下に闇の存在が埋まっているのだろうか? 若き日には鮮明に覚えていたあの物語は、年を取るに連れ段々と忘れてしまったのだ。

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 Firefox3が出たことだし、その内乗り換えようかなあ、とか思っているもののの、現状のPluginが使えるのかとか全然調べてなかったり、なかったり。まあ、現状で不便を感じてないのでわざわざ乗り換える必要も無いかなあ、とか思ってもいるんですけどねえ。

なんというか、新しいものが出たのにすぐに乗り換えない辺りに「老いたな!」という自身を感じたり感じなかったり。

http://wikiwiki.jp/firefox/?FAQ%2FSleipnir

http://www.stellaworks.info/blog/2008/06/firefox3_extensions.html

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 Sunwellの新ダンジョンて、Sunwell Trilogyを読んでないと良くわからないと思ったら、超ネタバレでショートストーリーが。補足しておくとAnveenaは再構成されつつあったSunwellの残りのエネルギーがLich Kingによって利用されないようKorialstraszに創られた存在。Borel = Korialstrasz(Red Dragon)。最大の敵Dar’khan(Lv21 Elite)は最後にSunwellとして覚醒したAnveenaによって、「我はSunwell。純粋なる”力”そのもの」とか云われつつ死亡。現在Ghost Landで初心者と戦い中。SylvanasもLich KingやArthasがSunwellの力を再び手にしないためだけに参戦したもののDar’khanにやられたりやられなかったり。Blue Dragonflightが弱く思ったりOutlandのTryiがTyrygosaというBlue DragonflightでBlue Dragonflightが弱いんじゃね?(銃とネットで撃ち落されるくらい) と思われるきっかけとなるKalecgosの婚約者であることがわかったりわからなかったり。

■Fury of the Sunwell

Sunwellとして知られる魔力の泉は、追放されたHigh Elfたちに一千年に渡って魔法のエネルギーを与え続けた。Sunwellの無尽蔵の力はElfたちの身体に浸透し、魔法のエネルギーを与え続けた。何世代にも渡ってHigh ElfたちはSunwellを大切に守り続けており、故国Quel’thalasの境界を越えてさえその力の恩恵を与ることができた。

High ElfたちはTrollと戦ったTroll Warと、Orcと戦ったSecond Warにおいてかなりの損害を受けたものの、Sunwellは変わらず守られていた──Scourgeが襲来する、その時までは。Lich Kingの下僕となったDeath Knight Arthasは、一切の警告無くUndeadの軍隊を率いてHigh Elfの王国を無慈悲に攻撃した。

High Elfの守護兵士たちはScourgeの行く手を遮るべく奮戦したが、その一切を打ち砕いてArthas率いるUndead軍団はSunwellへと邁進した。高名な国王Anasterian SunstriderはUndeadたちの侵攻を止めるべくArthasと対峙したが、その強固な意志と非凡な力を用いてさえDeath Knightを倒すには不充分であった。

Elfの故国は破壊され、ArthasはSunwellへと勝利を掴んでたどり着くとNecromancer Kel’Thuzadの遺骨を光放つ泉へと落とした。これによって、聖なる泉は穢された。ArthasはLich Kingに仕えるために復活したKel’Thuzadを伴うと、荒廃したQuel’thalasを後にした。Scourgeの軍の多くの者が、少数残ったHigh Elfを殺すために残された。

Ranger Lor’themar TheronはUndeadと戦うべく生き残った者たちを組織した。しかし、真実Elfたちに希望を与えたのは、Kael’thas王子の帰還の知らせだった。

悲しむべきことに、Kael’thasは自らの民にもたらされた最も大きな災厄が、ScourgeによってではなくSunwell自身によって引き起こされたものであったことを知った。それは、Sunwellの穢された力はElfだけでなくElfたちがその力を使って作り上げたものにまで浸透したのだ。時が経てば、穢れたNecromanticなエネルギーはElfたちを死に追いやり、周囲の土地を癒されぬ毒で満たすだろう。

Kael’thasは苦渋の末、High Elf社会の中心を成していたSunwellを破壊しなくてはならないと決断した。

他に手段も無く、Kael’thasは自らの民の運命を変えざるを得ない考えを実行した。Lor’themarによって率いられた生き残っている中でも最も強力なMageや他の冒険者たちの支援もあって、Kael’thasは考えどおりSunwellを破壊することができた。

──そう、Kael’thasの思う限りでは。

Sunwellのエネルギーは散り散りになったが、その存在の本質全てが失われたわけではなかった。Borelという名の謎めいた者が、Sunwellのエネルギーの残りを集めるとAnveenaという名の定命の少女の存在へと再編成して隠した。

Sunwellの破壊の後、Kael’thasは自らををSin’dorei──Blood Elfと名乗ることを宣言した。これは、故国を守るために血を流した者たちを決して忘れないという宣言でもあった。

穢れたSunwellの脅威は無くなったが、Kael’thasはその損失によって何がもたらされるかまでは予想していなかった。Elfたちは虚脱状態となり苦しみを味わうこととなった──これは、Blood Elfたちは今まで与えられていたSunwellの魔法のエネルギーの中毒になっており、Sunwellが失われエネルギーが途切れたことによるものだった。Elfたちは病に罹り、年若い者や老いた者から死んでいった。この中毒の治癒方法を早急に見つけ出すことが必要だった。Kael’thas王子は魔法のエネルギーの新たな源を求めて情報を探した。そして、Demon Illidan Stormrageに仕えることとなった。

Illidanの助言によってBlood Elfたちは他の存在の魔法のエネルギーを奪い取る術によって、一時的ながら苦しみを和らげることができた。Kael’thasはIllidanと共に多くの敵と戦ったが、それに連れてFel Energy──闇の穢れた存在であり、悪魔の軍団Burning Legionによって行使される──に依存するようになった

現在、新たに発見された力に後押しされ、Kael’thasは主たるIllidanに背を向けた。そして自らの民に救済を約束すると、Quel’thalasへと戻った。この旅の最後にSunwellの存在そのものである定命の者Aveenaを力の源とした。多くの者が、王子のこの危険性、凶暴性と新たな主を捜し求めたことは、Fel Energyによってもたらされたものだと信じている。Kael’thasの新たな主は、強力なIllidanさえその名におびえ震えるであろうBurning Legionを率いる存在──Kil’jaedenであった。

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