GoogleからAndroidの7インチタブレットである所のNexus7が出るという話は耳にしていたものの、タブレットという簡便なハードウェアとしてはiPad3で充分に満足していたため、それ程食指をそそらずに聞き流していたのだけれども、Diablo3をやっている知人たちがこぞって買うという事から、はて、さて、一体如何なるモノなるや？　と、突如として興味が湧き、更に値段を調べると19800円と非常にリーズナブル。云うなれば、『洒落で捨ててもおっけーな金額』とも云えたので、鋭くGoogle Playからポチったのが9月の本当に末。

そして届いたのが10月7日ということで、実質一週間かかった事になる。既に10月2日からは一般店舗での販売もしていたとかで、正直そっちを待ったほうが……とも思わなくもないが、人づてに聞く所一般販売分は予約で埋まっており、全然手にできないとかなんとか。……本当かどうかは知りませんが、それ程タブレットって売れるもんかなー？　Playで買えるから在庫絞ってるだけとかなんじゃないのかねえ？　とか邪推邪推。

それはそれとして、とはいえ、iPad3が有る身なので、ひと通りiPad3と同様の使い方をするのは当然の事として、それなりに『手帳サイズのタブレット』としてのレーゾンデートルを満たすような使い方を模索せねば成らぬ、ということで、仕事のスケジュール管理に使うために買った！　そう、仕事の為にかったのだ！　と己を騙しつつ、Nexus7をちょっと使ってみた雑感を書いてみたりみなかったり。

■良い点
・軽い
小さいから当たり前なのだけれども、なにせ軽い。片手で持っても苦にならないこの軽さはやはり良い！　ベッドではiPad3をメインで使ってたのだけれども、一度Nexus7に慣れるとやや片手で持つには重いと感じざるを得ない。私の場合は家と車で使う程度だけれども、電車でタブレットを使いたい！　という人にはこれくらいまでの軽さが必要なのかとも思う。まあ、電車で使うためには横から見えない保護シートとかが出ないと駄目なんだろうけど……。

・GPSが有るし観測が早い
仕事用にしようと考えた事のひとつがコレ。iPadは3G対応でないとGPSが付いておらず、WiFi版を使ってる私の場合はナビとしての利用ができなかったけれども、Nexus7にはGPSが付いており、仕事上突発でヨクワカラン目的地を目指さねば成らぬ事も多い私にとっては非常に便利。ついでにGPSの観測感度が非常に良く、室内でもきっちり数秒?数十秒で位置を観測してくれる。私の携帯である所のGalaxy Sなんて、室内だと全くGPSを観測出来ないどころか車の中でも良くロストするというのに……。

■悪い点
・画面が小さい
縦画面にしてのWebブラウズだと、ページによっては見難いものもある……という程度。横にすれば問題ないのだけれども、それだと上下がなー、とかそんな感じ。とはいえ、携帯で視るよりも充分実用的ではあるんだけれども。画面が小さいとはいえ、横にすれば動画再生しても見づらいということも無いのでその辺りは割り切りかなー？　Anちゃんや2ch Mateなんかは文字も見づらく無く問題ないんだけど。やっぱりWebがなー。

まあ、値段・性能的なものを考えれば充分満足のいける品ではある感じ。画像・動画等のiPad3で楽しんでいたものも、全く問題なく、HDサイズの動画も特にコマ落ちもせずに再生できたのでそちらも問題無し。

仕事のスケジュール管理については、アプリケーションのジョルテをGoogle Calenderと同期して使用中。携帯用に作ったgmailアカウントと仕事のスケジュール管理用のアカウントを別にしたため、最初ジョルテに仕事用のアカウントをどう登録するのか全く判らず、非常に混乱した次第。AndroidのCalender機能をジョルテが利用しているとわかったので、そちらに仕事用のGmailアカウントを追加することでジョルテでも仕事用のCalenderを利用できたのでよかったけれども……。

なんにせよ、値段性能的には充分満足いける感触。今後出るiPad miniがGPS／まともなカメラ付きで且つ画面サイズが大きく、トータルサイズがNexus7程度ならちょっと考えるかなー？　値段次第ではあるけれども。32G版で25000円程度なら絶対買うんだが！

なんとなくDyeの色が気になったので金をはたいてみた次第。余り意味なかったけどな。

六パーツが染められるので買うなら六個。MarineとかForesterとかが色的には小さなキャラクタでも目立ちそう。でも私はLovely愛用してまふー。

エレコムの保護シートは非常に綺麗に見える上使っている内に滑りも改善したものの、その内に指紋やら手の脂やらがのってしまい、加えて拭きとっても上手く取れない始末。とはいえ、透明度が高いので使用している時は全然目立たないのだけれども、画面を落として黒い画面になると白い後が残っていて非常に汚く不衛生に見えるのが、なんともなァ、という気分になったため他の保護シートを試してみた。

■Simplism 2012年発売 iPad 第3世代 【液晶保護フィルム】 気泡が抜けやすく貼付簡単 非光沢 アンチグレア
Amazonにて購入。もうひとつのクリアなんちゃらの方が気になったのだけれども納期がかなり先っぽかったのでこちらを。iPadのサプライ品を多数出している所だったので期待したのだけれども、期待はずれでした。エレコムやバッファローコクヨサプライのフィルムが貼り付け面とディスプレイ面の二つにシールが貼られて保護されているのに対して、こちらはディスプレイ面の保護がないので空気抜きの時にちょっと傷になったりとかとか。加えて、バッファローコクヨサプライの保護フィルムと同様にRGBノイズみたいなのが見えたため、かなりガックリ気分。

ELECOM iPad 2012年発売モデル 保護フィルム エアーレス・皮脂汚れ防止加工 TB-A12FLCA
というわけで、再びサプライを探してふらりと行った所、エレコムの製品が増えていたのでこちらを購入。エレコムの製品は、右下に指すべりとか鮮やかさとか指紋のつきにくさとかが評価されていたため指紋とすべり、鮮やかさのバランスが良いのがこれだったので選んでみた。映り込みについては評価が低かったけれども、まあ、そこはいいかなあと。で、貼ってみた所、前のエレコムのよりも心持ち暗めにはなったものの、RGBノイズのようなものもなく指すべりも悪くなく指紋もかなりつきにくいので当分これで大丈夫かと思った次第。

そんなわけで、やっとこ納得できる保護シートと邂逅したわけだけど……一体何枚保護シート買ったんだとか突っ込んでは駄目だ！　納得、俺は納得したいだけなんだッ！　とかそんな感じでー。

三月十六日に発売されたiPad(第三世代)を発売日に購入。

実の所アップルの製品は何一つとして使った事がなかったので、iPadを最初に触った時には、なんというか非常に使いづらいという印象だったのだけれども、使ってる内に、

・iSOはファイルシステムを隠蔽している
・アプリケーション単位でサンドボックス化
・母艦のiTune経由で色々ファイル転送

という点を理解して開眼。なるほど、携帯という誰とも分からない人たちが触ると言う事を考えれば、システムとしては冗長になるかも知れないけれどもユーザーのフェイルセーフとか考えると頭いいなー、とか思ったり思わなかったり。アプリケーション間の連携とかどうなるんだろ？　とか思わなくもないけれども、それ程の処理を必要とするものはばっさりカットとかそんなんなのかなー？　どちらにせよAndroidとは設計思想からして違う感じ。

iTuneStoreにしても前金でチャージなので、なんというか…ついウッカリポチポチしてしまうね。もうお金払ってあるし！　という強気で。ただ、アプリケーションについてはAndroidのがフリーで優秀なものが揃っている印象。逆にiTuneStoreだと良い物使いたければ金を出さないと駄目な感じ。ただ、数百円なのでけして高くはないので私的にはさしたる問題じゃあない。ついでに云えば、良い物を使いたければ(数百円だけど)金を払う、という文化があるとするなら、日曜プログラマーとかそういう人にとっては、こっちのが遊ぶにはいい環境なのかも知れず。まあ、iOSの開発をどうやるかはさっぱり知らないので先行投資とかがどーなってるのとか全く知らんのですが。

で。

ついでにサプライ品をなんとなし試してみたのでそれらの感想など。

■iBUFFALO iPad2用 液晶保護フィルム 気泡「0」イージーフィット ブラック
iPad3はiPad2とサイズが同様とのことで、何分住んでいる所が田舎の為サプライ品が少なかったのでAmazonにて事前に注文。貼りつけた所、サイズ的にはぴったりだったものの、使っている内になにやらチラツキが見えてしまい、確認したら白地の画面がRGBノイズのように見える事を確認。気泡対策なのかわからないけれども、ディスプレイとシートに空隙があるのかシートで偏光するのか分からないのだけれども、RGBノイズ見たいのが確かに見えた。とはいえ、元々がiPad2用のもののため、もしかしたらディスプレイの解像度との兼ね合いかと思ったので仕方ないと我慢。

■iBUFFALO iPad(2012年発売モデル) イージーフィット
一週間程の後、2012年モデル対応うんたらと書かれてたのが近所で売ってたので購入。前のはiPad2用だったからだろうと勝手に納得しながら買い換えたのだけれども、結果として前の製品と全く一緒で全くお勧めできない…。まあ、リンク先のAmazonの評価の通りとしか云えない。ちなみにICONIA a500もバッファローコクヨサプライの製品を使っていたのだけれども、そちらでもよくよく見たら同様にRGBノイズっぽく見えたのでバッファローコクヨサプライの保護シートは全くお勧めできないという結論に達せざるを得なかった。

■ELECOM iPad 2012年発売モデル 保護フィルム エアーレス加工
今日ちょろりと出かけたら売っていたので購入。最早バッファローコクヨサプライの最底辺の保護シートを体験した身としては、なんでもいいやで一番安かったコレを購入。貼りつけたけれども綺麗！　少なくともバッファローコクヨサプライのと比べると画面の透明度が段違い…ッ！
そして一日使用してみた感触、ちょっと指すべりが良くない事と映りこみがある事が問題かな…。正しちゃんと製品情報として、鮮やかさ３、指すべり１、映り込み２とちゃんと書かれてるので読まなかった私が悪いんだけど。しかし画面は鮮やか。パズドラとかのゲームをしない限りは全然問題ないんじゃないかな。

そういうわけで保護シートは現在Elecomのを使用。空気抜きも簡単だったので世の中の進化を感じたヨ…。

世の中スマートフォン、スマートフォン云われている中、携帯を使い続けていた私ですが、昨年夏に一度iPhonを買おうかどうかマジでマジで悩んだ末、実物を手に持ってみたもののインターネット接続とかそういった一番見たかったモノが家電屋の試用機では試せなかったことから買わずに居たものの、昨年末になんとなしに行ったNTTドコモの冬の新商品案内でGalaxy Sを触り、インターネット接続とかSPモードメールとかのセールストークと実機にガツンとやられ、11月中旬に予約して12月頭に入手した次第。

そんなわけで、Android携帯である所のGalaxy Sを買って使ってかれこれ一ヶ月ちょっとになるわけですが、まあそろそろ感想とかを書こうかな、と。

■不満点
いきなり不満点かよ！　と云われそうですが、まあ、正直気になった所とかは書くべきだしね！

1. マーケットが使い難い。
   正直な所Androidマーケットは非常に使い難い。ソフトウェアのカテゴリからの検索だと有象無象が多数出て来る上に、英語韓国語日本語チャンポンでソフトウェア一覧が表示されて、正直「うッ」とか一瞬引く。アレだ、慣れてるというか、こういうものだと判っている人ならいいけれども、一般的に普通にスマートフォンという名前でノリで買ったような人だとこれだけで気力が殺がれるのではなかろーか？
   とはいえ、Androidのソフトウェアをお勧めするサイトや、サイトと連動したアプリもあるのでそっちを活用すれば問題ないのかも知れず。ただ、マーケット自体は本当に救い難い使いづらさなのでクソ認定してもいいくらい。
2. 電池が減る
   これは普通の携帯でもインターネットを見たりGoogle Mapを見たりした時には普通にあった事なので別にそんなに不満でもないのだけれども、とはいえやはりそういった利用がメインであるスマートフォンなので、ガシガシ使うとやはり電池が気になる所。
   結果として外部バッテリーとかを持ち歩くことになるわけで、通常エネループとかを使っている人が多いと思うのだけれども私が使っているのはPower Bank Slimという製品。いや、AC電源からバッテリーも携帯も充電できるという点が気に入って買ってみただけなんですけどね。エネループだとUSB経由で充電しなきゃならなかったし（AC電源からのもあるのかは過分にして知らず）。

■満足な所
上記以外は概ね満足。暇つぶし用のデバイスとしてはスマートフォンは最高ですね。そもそもi-modeも使わないしお財布携帯も使わないので、その点だと不満点が無いのが大きいのかも知れません。ああ、着信音の設定についてはちょっと面倒だったかなあ。公式のソフトがWindows7 64bitだと動作しなかったのでかなり適当に色々やってるのですよねえ……。今は対応してたりするんだろうか？

■その他ケースとか
やはりスマートフォンならケースにこだわれ！　とか云われそうですが、正直ケースにこだわりは無く、

1)適当に扱うので画面を含めて全体を保護してくれる
2)(1)を満たすようなのならフリップトップが良い
3)フリップトップでも、簡単に開け閉めできる方が望ましい
4)ウザイデザインは嫌いだ

という程度のこだわりの無さの結果、色々探してCAPDASE Leather Case Flip-Topを購入。フリップトップが磁石でぺとっとくっついて閉じられるので、開け閉めが楽なのがよし。

まあ、そんなわけでちまちまと二年くらい使う予定。でもNFCが付いたNexus Sとかが出たら心惹かれてしまうかも知れず。