“ツーリング” カテゴリのアーカイブ

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と、突如デルフォイのオラクルが舞い降りたかの如く来たれば、勢い良く行くことを決定。日程としては9/15?9/24辺りを考えて、早速フェリーの予約を取ろうとしたものの茨城の三井商船フェリーが見事なまでに9/15と9/23だけバイクが一杯になって予約不可能。……莫迦が、莫迦野郎どもがッ! ということで、仕方なく以下の日程で決行を決定。

9/15 03:00 出発
9/15 10:30 新潟
9/16 04:30 小樽到着

北海道

9/22 18:45 苫小牧
9/23 14:00 大洗到着
9/23 18:00 帰宅

うむ、よし!(取り敢えず行きと帰りを決めればなんとかなる!とか思っている人っぽい計画の立て方)

しかし、北海道の9月の気温て、最早冬に近づく秋以上っぽいなあ。 防寒具をしっかりしないと死ねそうだ。やはりツーリング用のバッグは容量の大きいのを探してみるか。

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2007年盆帰省ルート8月12日から実家にちょいと帰省しておりました。例によって例の如く、バイクで帰ったのですが、この所どういうルートで帰るのか考えるのが段々大変になってきました。素直に東名高速道路を使えば200km程と3時間かからずに帰られるのですが、まあ、アレです。バイク乗りのサガとして、素直にまっすぐ走るのは、ねェ?

そんなわけで以前に走った諏訪から南アルプスと平行して走る道路、152号を再び走ることを計画。前回はマスツーリングということでペースがゆっくりめだったのだけれども、ソロならばそこそこの速さで走られるから、時間的には大丈夫な筈。諏訪から浜松までが多分180km程度。前回は10時に出て14時くらいには抜けられたので、4時間あれば余裕な筈……とか、計画なんだか無計画なんだか良く分からない考えで決行を決定。

南アルプスみちのえき朝5時くらいに起きて7時には出発するつもりが寝過ごして8時30分出発に。いきなり前途多難。しかも、8月頭の時と同じく中央高速道路は大渋滞と来ては速度も出せず。いきなり計画に支障が出そうな気がしたため、談合坂で軽く休憩を取ってからは給油以外は休まずに一気に諏訪まで走り、152号に入って南アルプス道の駅で昼食を取り、更に一気に南下。

標高的にはそんな高くはないと思うのだけれども、山裾の木々の間を抜けるような道なことあってか非常に涼しく、それまでの中央道の地獄のような暑さとは対照的。とはいえ、どんどん浜松に近づくに従って暑さは増していくので、それはそれで地獄への一本道のようなものなのだけれども。

そんなわけで、静岡県の中央付近にある実家には16時30分頃に到着。意外と早くついたなあ、というのが感想。152号線は細い道が多いだけあって結構疲れた。

実家から東京への帰り道も東名を抜けるのではなく富士山の裾野を抜けて中央道へと入る道を選択。ついでに渋滞にあうのは嫌だったので、午前中に戻ることに。富士山の裾野は27度程と快適だったのだけれども、中央道は午前にも関わらず既に道路が焼けて地獄の暑さ……。それでも全く混んでおらず、速度が出せるので暑いことは暑いけれどもなんとか耐えられないことはない。いや、まあ、それでも暑いけど……。

料金所を過ぎると、なにやら『割引』の表示が。どうやらお盆の時期に渋滞緩和をさせるため、登りは午前中に限りETC割引だったらしい。半額はでかいぜ……。

F800STもこの帰省で二度目のオイル交換に突入。2月10日に買ったので、ついでに六ヶ月点検も行わねば。

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BMW Motorrad Bikemeeting 2007先週8/4、5と『BMW Motorrad Bikemeeting 2007』が白馬で行われたので、会社の知り合いの人とかその知り合いの人とかと一緒に行って参りました。基本的にはお祭りみたいなものなので、露天が出たりバイク用品が安く売っていたりバイクの試乗会やらイベントやらが行われるといったもの。

朝10時からということで8時に談合坂に集合しようとしたものの、中央線は八王子からいきなりの渋滞。流石に夏休みの中央道。侮れないぜ……! するするとすり抜けて走って7時30分過ぎくらいと大体自分内予定通りに集合地点である談合坂に到着。BMWのバイクが多く見えるのは、やはり行くからなのかなあ? と思ったり思わなかったり。私が乗っているF800STと同じシリーズであるF800Sも数台あり、なんかそれがエライかっちょ良く見えるのは隣の芝生のせいなのか? そんなわけで恥じらいも無くしげしげと見ると、エンジンガードのバーがあったりカウルの形状がちょっと違うのか? とか思いつつ、乗っている人がいたので話してみると、エンジンガードはノーマルのオプションパーツで、カウルもノーマルとのこと。ステッカーが貼られていてアクセントになっているのでちょっと違って見えただけらしい。その方の連れの方々の一人がブルーのF800ST(私はグレイ)だったのだけれども、無茶苦茶綺麗にしていて愛情の差を感じましたよ! いや、愛情はあるけれども、怠惰怠惰怠惰なのさ、私は……。ついでにオンボードコンピュータもついたヨーロッパ仕様。いいなあ、オンボードコンピュータ。一時期F800が売れに売れて日本向けのものが無かった際に、ヨーロッパ仕様のが幾台か日本に入ってきたとは聞いていたけれども、それなんでしょう。いいなあ、いいなあ。ついでにお二方共にウィンカーをデフォルトのオレンジからホワイトに変更してあった模様? F800Sはそれがデフォなのかな? 良く考えなくてもF800Sは今まで全然しっかりと全く観察していなかったことに気づく。

黄色のF800Sな方とその仲間の方々は白馬ではなく白樺湖方面に行くとのことで、「お気をつけて」と挨拶して時間は8時過ぎに。しかして来るはずの人は来ない……まあ、渋滞が渋滞だったので、遅れるのは仕方ないのでまったりと待っていると30分程遅れて到着。なにせガタイがでかいバイク(R1200CLとホンダのShadow)に乗っているので、すり抜けも大分大変だった模様。本来ここで合流予定の人が更に数人いたのだけれども、前日徹夜だったため遅れるとのことで、その方々を放置することを決めてちょっと挨拶をして直ぐに出発。次の休憩場所は諏訪SAということで、いきなり120kmを走破。そこか豊科ICを降りて白馬へと向かうことになるのだけれども、やはり時間的に遅くなりそうと感じながらひた走る。当初は11時30分には到着と考えていたのだけれども、最初の遅れが響いて12時30分過ぎに到着。しかも天候は曇天……雨が降っていないのだけが救いといった所かな。

エクストリームバイク駐車場に停車して、最初に見たいと考えていたエクストリームバイクを見に行ったのだけれども、第一回の公演は終了。仕方なく色々見てまわって時間を潰し、二回目エクストリームの公演を見ることに。雨がぽつぽつと降ったり路面が濡れているせいか、それ程派手なトリックは出ないので個人的にはちょっと物足りないと考えていたのだけれども、何故か突如トリックを決めているバイクからマフラーが落ちる。ゴトンと、余りにも自然に落ちたので「あれって演出かな?」とか声を交わしてしまうほど。サイレンサーが無くなったので、当然響き渡るエンジンの轟音。何処の暴走族だよ? とか思われそうなのだけれども、流石に信州白馬のその山裾が会場だけあって、文句なども出るはずもなくそのまま続行されて終了。戻ってきてスタッフの人と演技していた人が声を交わしていたのを聞く所、やはりアレはトラブルだった模様。しかし、翌日のエクストリームバイクでもマフラー無しで走ってたのはそれが受けたからなんだろうか……。

白馬ヒルクライム2007白馬ヒルクライム2007 HP2がこけているさて、私が一番楽しみにしていたのが『ヒルクライム』。希望者がスキーのゲレンデを自分のバイクで登れるというものなのだけれど、スキー場の坂なのだから半端ではない傾斜なわけで、相当辛そう。しかも天候は曇りから雨天へと変わり、雨脚は強さを増すばかり。しかしてみんなこのイベントには期待しているのか、雨の中で傘もささずに見ている人が多数というかぎっしり。計17台が参加とのことで見ていると、みんなこけるこける。坂は段として三段構成になっており、それぞれパイロンは置かれていてその間を抜けなくてはならず、しかも左側から右側にハンドルを切って上る……となると、切りすぎたら落ちてしまうので難しそう。しかも、登ったはいいけれども失敗したら降りなくてはならないわけで、傾斜と車高からすると下っている人の気分は「落ちる」くらいの感覚なんじゃなかろうか。降りるときに怖くてリアブレーキを踏んでしまえば後輪が流れてまたこけるわけで、一度と云わず二度三度とこける人も。まあ、見ている方としてはそれが楽しいわけですけどね! 結果的に最後まで登りきれたのはわずか三台のみ。

BMW白馬宿泊遅れて来た人たちと合流して夜はバーベキューをしつつイベントを見て周り、21時過ぎに会場を後にして宿泊場所へ。宿泊場所は知り合いの方のツテでかなり安く宿泊させていただきました。酒を飲みつつバイク話を聞いたり昼のヒルクライムの映像を見たりと楽しみ、翌日はちょっとイベント会場に顔を出して中央道へ。途中諏訪で温泉に入ってそのまま帰宅。談合坂というか中央道小仏トンネル付近は35kmの渋滞と洒落にならない状況でしたよ……。

家に帰って来てF800S/STを他の人がどうカスタムしているのか気になったので色々見てみた所、談合坂の黄色のF800Sな人はここの人っぽい? F800専門のBlogなんてあったのかー! それはそれとしてパーツ類はETCとかナビとかには手を出しているのだけれども他は全然どノーマルなのよねえ。現在気になっているのは動研のメッシュシートとか、後はリアシートバッグが欲しいくらいか……て、どれも実用本位なのばっかりだ。

あ、あと会場で見かけたR1200GSミニ。か、かっちょえー! 実際に帰り際、これに乗って帰っていたのを見て二度驚いた。

R1200GSミニ

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日塩ラインツーリング7月頭の152号線ツーリングからこんち、梅雨だとか梅雨だとか梅雨だとかでバイクに乗れなかったものの、どうやら今週末は晴れそうだということで、前から気になっていた日光鬼怒川沿いの日塩ライン(もみじライン)へと行ってみることに。ついでにその近くにある龍王峡という渓谷も見てみよう、というそんな特に目的があるような無いような、多分走られれば満足なツーリング計画。とはいえ、天気予報を見ると午後からの降水確率が40%と微妙ながら、にわか雨とかに遭遇するのも面倒なために朝5時に出発して早めに帰宅する方向で計画。

日光までは東北道を使うのが一番手っ取り早いのだけれども、個人的に121号線を通って足尾辺りの道をだらりと走るのが好きなので、ずっと下道を走って足尾を抜けて日光へと。いろは坂に向かう方向とは反対方向へと抜けて鬼怒川方面に向かった所、珍しく道路の両側が並木ではなく紫陽花が咲いていました。色とりどりの紫陽花を見るのは本当に久しぶり。紫陽花というとなんとなし6月の花という印象が有るのだけれども、この時期でも咲いてるんですね。

そのまま鬼怒川方面へと向かって龍王峡に到着。鬼怒川温泉の辺りは当たり前だけど旅館やホテルが多く、しかしながら不況なのか再編なのか、潰している(立て替えている)ホテルなんかも多く、客商売は大変そうだと他人事のように思いつつ、龍王峡見物。とはいえ、本来はゆっくりと龍王峡の渓谷のハイキングコースを歩くべきなのだろうけれども、流石にそんな時間は無いので虹見の滝だけを見て再びバイクに乗り、日塩ラインへと。

日塩ラインはかなり曲がりくねった道でバイクで走るには良いワインディングコースでした。ただ、前に車が居ると一気にペースが遅くなり、ストレスの元となるので走りに行くコースかといえば微妙といえば微妙かも。単に走るなら奥多摩湖の周遊コースなんかの方が気楽かもしれない。なんにせよ、夏間近の7月とは思えぬ涼しさで非常に快適でした。

日塩ラインを抜けてからはどうしようかと悩み地図を確認。地図を見ると以外と会津方面が近いのだと認識。今度は東北道でこちらまで来て、121号を下って会津方面というのも悪くないと思ったり思わなかったり。しかしながら、これ以上北に行くなら宿泊するつもりで行かないと駄目だなあ……うむむ。

結局悩んだ挙句、東北道に出て帰ることに決定。ついでにツーリングマップルに載っていた「スープ入り焼きそば」を食してみることに。小さな定食屋のお店なのだけれども、 「スープ入り焼きそば」が有名なのか人がひっきりなしに入ってくるわ、壁にはTV取材時のサインがかけられているわ。しかしながら、正直な所 「スープ入り焼きそば」は、『醤油ベースのスープに縮れ麺なラーメン、麺の風味が少々焼きそば?』 という所でそれ程期待すべきものだとは思わなかったなあ。元々トンコツベースのスープが好きだとか太麺が好きだとか、醤油ベースは嗜好と違うことは違うのだけれど、それでも尚「おすすめ、だぜ?」と人には云えないなあ……。私の対面に座った人は、ラーメンガイドかなんかを片手にしていたので、それなりに知名度はあるようなのですけれども、ねえ……。

後は東北道を一路家へと。東北道は160km程度と、中央道で云えば長坂程度。そう考えると、日帰りでももうちょっと色々頑張れるかも? これから暑くなることだし、北方面へのツーリングを考えてみようかなあ。……来週は白馬の予定だ!

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20070707_08ツーリング時は先週2007/07/07のこと、休日出勤が一ヶ月程続いた日々も終わりを告げたので久々にツーリングにでかけました。目的は南アルプスの横を通る152号線を走ること──というか、「この道路面白そうじない? 南アルプス横を抜けてて」と、知り合いの人が行ったので、今日は152号線記念日。……まあそんなわけで、7/7、7/8と二日間の予定で四台程でツーリングへ行ってきました。当初どういうコースにするのか話していた時には、一日目で152号を抜けて静岡に宿泊し、二日目に伊豆辺り走るとか? などという案もあったのですが、麦草峠を走りたいという人もあり、検討の結果一日目は信州、二日目に152号を抜けることに。

ただひとつ確かなのは、二日目が超絶ハードになりそうな予感というか間違い無くハードになるというその事実。浜松→東京間が230km程、152号が大体160km程なので、二日目には400km以上走らなければならない計算なわけで、加えて152号は山道だろうからそんなに速度が出るとも思えない。計画を立てた本人であるY氏と私は、二日目のハードさにちょっと身が引き締まる思いであったものの、残りの二人は余りその事実に気づいていなかった模様。でもまあ、いいんですけど。予定としては、一日目が『中央道談合坂SA→韮崎→17号七里岩ライン→清里ライン→松原湖→麦草峠→大門街道→ビーナスライン→20号→152号→宿泊』。152号に入っているのは、二日目のハードさを少しでも軽減するため。宿泊する場所は、諏訪湖ICから一時間程度ということで、それ程152号に入っているわけではないけれども、それでも諏訪湖から走るよりは対象は近いしね。二日目が『152号→浜松→東名』。シンプルだけど結構ハードな予定……。

そんなわけで、7/7当日の集合場所は8時に中央道談合坂SA。普段は9時集合な気がするのだけれども、一日目にしても300km以上走る計算なので早めの集合時間。天気予報では雨だったのだけれど、実際には時折ぱらつく程度で雨という程雨ではないものの、予断を許さない天気。途中雨が本格的に降ってきても良い様に雨具を着ていざ、発進。私の使っているレインスーツは結構な安物で、今まではそれ程気にならなかったのだけれども長時間着ているとかなり蒸れる。蒸れることに初めて気づく。実際に雨が降っていればそれなりに外気が冷えることもあって汗ばむこともなく、結果としてそれ程蒸れた感じはないのだけれども、外気が暑くて湿気が多く、加えて雨も降るか降らないかという状況、要するに当日のような状況だとマジでマジで蒸れる。くそ?、やはりゴアテックスかなんかの良いレインスーツを買うべきだと思ったものの、基本的に雨だったら出かけないわけで、そんなに良いものを買ってもなァ、という二律背反。まあ、レインスーツは当分このままで良いかなあ、だがしかし、うむむ。

先導はリーダのY氏、殿が私という状況で中央道を一路韮崎まで。ここで、Y氏が秘密兵器を投入。それは──『Bluetooth Interphone』 詳細はリンク先を見てもらうとして、手早く私のメットに付けてくれて実際に走りながら使用した所、驚く程クリアな音声で会話が可能。ただ、高速道路だと私のメットはそれ程防音性が良いとは云えないので、風の音で結構音声が聞こえないことがあったものの、それでも会話が可能なくらい。下道だと全然問題なく、電話並にクリアな音声で会話が可能でした。マジでマジでこれはイカス! 実際この二日間のツーリングでも、下道で後ろからバイク一台来た場合とかでも、「後ろからバイク来たから避けよう」とか、「もう直ぐ道の駅だし一旦寄っておく?」とか気軽に会話できるので、かなり気分的に楽でしたよ。

20070707ビーナスライン中央道を抜けて韮崎を降りて、目的地は例によって例の如くジャム屋さんである『とりはた』さんと、以前行っても売り切れだった『くのパン』さん。流石に10時30分ということもあって『くのパン』さんのパンも売り切れということもなく、普通に買えました。ただ、結構ひっきりなしで人が来るので、店内が狭いこともあってゆっくり、というわけにも気分的にはいかなかったかな。尤も、パンを買うだけなのでゆっくりする必要もないんですけど。そもそもゆっくりするなら、外にベンチがあるのでそこでまったり。店の横がガーデニングのお店となっているので、花が多くゆったりした気分になれます。

昼ご飯は『萌え木の村』の『ロック』を予定としていたものの時間が余っていたので、ちょっと『八ヶ岳倶楽部』でお茶をしてから『ロック』のベーコンカレーで昼ご飯。その後清里ラインで麦草峠に入り、大門街道を抜けてビーナスラインへ。この頃には、当初雨の予定がすっかり晴れ間が見える状況に。梅雨の合間の微妙な晴れ間ということで、バイク乗りにとっては至極幸い。正直、両日雨だったら泣く所ではなく辛そうですよ、特に山道となれば……。

ざんざ亭ビーナスラインを抜け、20号を通って南下して152号線へ。当初Google Mapを見る限り、152号線は全般的に山間の道だと思っていたのだけれども、実際に走ってみると交通量が皆無の上信号機も皆無なことを除けば普通に民家はあるし道は中央分離帯がある整備された良い道で、考えていたよりも全然走り易い所か勢いあまって走り過ぎそうな道でした。そんな走り過ぎそうな道を走って本日のお宿の『ざんざ亭』さんに。全然良くしらないのだけれども、検索するとそれなりに出てくるので、やはりそれなりに有名だったりするんでしょうか? 非常に古い建屋の雰囲気の良い宿でしたし、料理も朝、晩共に美味しかったのですが、この辺りで宿って人入るのかな? とか本当に余計なお世話を考えてしまうのですけれども……。ただ、私たちが宿泊した晩には、多分近所の人たちでしょうか。なにやら宴会とかをやっていたので、そちらの方がメインなのかも知れません。

分杭峠の立て札一泊して二日目。当初は8時くらいに出発予定が、前日買ってきたお酒を飲んだり飲まなかったり、私は疲れて速攻寝てしまったりで9時出発予定に変更。本当に日曜日中に東京に戻れるのか、という不安が過ぎらなくもなかったものの、気にせずに出発。謎の気の場、ゼロ磁場とかなんとか、あやしぃ場所であるらしい分杭峠ではちょっと休憩。実際に気の効果を求めてなのかどうなのかわかりませんが、なにやら静かに座っている人たちがいたので、どうやらその手の人たちにとっては有名なスポットなのかも知れません。怪しい立て札というか説明書きもありましたしね。なんにせよ、木々の間は涼しく、気とかゼロ磁場とかは兎も角としてゆっくりと過ごすには中々いい場所でした。実際に、近所の人なのかどうなのか知りませんが、折りたたみの椅子と飲み物、それに本を持ってゆったりとしている人とかもいました。

152号線は全般的に中央分離帯がある良い道と途中の山道とが交互になっている道で、152号線沿いの人にとっては基幹道路となっている模様。実際この道が潰れたら他に出られないんじゃないか? とか思ったり思わなかったりする場所もあるくらい。昔は『塩の道』といって交通の要所だったようなのですが、今となっては中々に厳しい場所なのかなあ、とか、152号線をもっと便利に! とか三遠南信道路の早期開通! とか云う看板を所々に見て、加えて三遠南信道路が作り途中で放棄されたような場所もあり、なんとなし切ない気分になったりもしました。というか、どういう道路行政なんだろう……税金……。

兵越峠国境152号を山道ではゆっくりと──しかしたまに傾斜10%とかあるのでそれなりに走り、広い場所では快適に走って静岡と長野の県境である兵越峠に到着。兵越峠には写真の通り面白い立て看板がありました。看板の内容は、『告! この標識国盗り綱引き合戦に於いて定めた国境である。行政の境に非ず。』

どうやら、静岡側の遠州軍と長野側の信濃軍とで毎年兵越峠で綱引きを行い、 勝った方が領地を一メートル相手側に侵略できるということになっているとか。現在は信州軍が二勝ほど多く勝っており、国境を示す看板は兵越峠の頂上である国盗り公演から数メートル静岡側に立っていました。頑張れ、遠州軍……!

兵越峠を抜けると段々と民家が多くなり、 それに伴い交通量も増えて来て快適さは一気に無くなってしまったものの、あっという間に東名浜松のICに到着。大体『ざんざ亭』さんから、160km程とそれ程距離的には長くないものの、9時30分くらいに出て東名のICについたのが15時なので、休憩を挟んだにしてもペーストしてはかなりスロー気味。山道ではどうしても速度は出せないし、途中休憩を挟むとどうしても腰が落ち着いてしまうので、この辺りは仕方が無い所。当初予定だと、14時くらいには東名に乗れる予定だったのだけれども──て、8時に出発してれば乗れたじゃん! というのはまあ、後の祭り。

静岡のラムネ後は一路東名を走って帰路へとつき、ついでに途中のSAで会社へのお土産を購入。 左から、わさびラムネ、カレーラムネ、杏仁ラムネ。このゲテモノ、ムカツクことにゲテモノ臭をぷんぷんと放っているにも関わらず普通に飲めてしまうのですよ、おうェッ! とか特にならず、「ん?、確かにそうだけど、のめるね」とか、まあそんな感じで。畜生、こんなんじゃネタとして弱いんだよ……!

結局自宅に到着したのは20時丁度くらい。総計750km程。152号は中々に楽しい道でございました。

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