CataclysmのLore FAQが載ってたのでなんとなし。
Q:なんでScourgeにObsidan Destroyersが居ないの？(訳註：WC3のUnitに存在した)
A:Obsidan Destroyersとして知られる存在は、奴隷化されたTitanの創造物であり、かつてはtol’virと呼ばれる存在であった。tol’virはTitanの都市であるUlduarやUldumを取り巻く機構やTitanの伝承、宝物庫を管理するために創造された。Trollの帝国がAqirの昆虫王国を二分化して程なくした頃、北へと向かったAqirは、Northrendでtol’virの存在を知り滅ぼした。これらのAqirは、自らの存在にtol’virの構造体系を取り込み、今日私たちがNerubianとして知る種族となった。同様に南へと向かったAqirは、かつてのTitanの拠点を奪い取り、自らの新たなる国をAhn’Qirajと名づけ自らをQirajiと名乗った。
最終的にScourgeがNerubianの帝国を滅ぼし、少数の残っていたtol’virの奴隷を最前線に投入した。だが、更に多くのtol’virがAzjol-Nerubの廃墟や隠されたTitanの都市Uldumの深部に存在するかも知れない。
Q:SilvermoonのBlood-Knightsって指揮者が居ないんじゃない？ 奴らはNorthrendで見かけることは無かったし、騎士団が存在するのかとか、解散させられたのかとかもわからない。それに、Blood-Knightは今その力をどうやって得ているの？ Naaruから得ていたけど、今はそれもないし。今はSunwellからとか？
A:Burning Crusadeの終了時点で、Lightの力を使うBlood-Elfは新たなSunwellの力を通してそれを使いこなしている。かつてLightを彼らの意思のままに捻じ曲げたような不協和な関係でなく、相互に調和の取れた関係となっている。これは、長い目で見ればBlood-Elfの社会に肯定的な影響を与えることだろう。SilvermoonとBlood-KnightのQuestの変化が反映される時を楽しみに待っていてくれ。
Q:Shattered(訳註：Cataclysmでの異変、崩壊)が起きた後、Frostmourneはどうなったの？
A:これは厳重な秘密であるのだが、君たちを信じて教えよう—-Frostmourneの残骸が何処にあるのかは誰も知らない。
Q:全然使われなかったKul’Tiras(訳註：Jainaの父Daelinが治めていた海洋諸島国。現在はJainaの兄が治めている筈。航路上がNagaの支配域のため、船便は無いという設定)、Stromgarde、Alterac(Deathwingが化けてたな)を始めとするHumanの使われなかった都市に関してCataでなんかある？
A:Warcraftの旧世界の修正によって、プレイヤーたちはStromgardeやAlteracの滅んだ国々がどうなって行ったかを見る機会があるだろう。諸島王国Kul’tirasはCataclysmの開始時には見ることすらできない。多分プレートの移動で沖に移動しちゃったとかかな……。
Q:NaaruのVoid状態ってどんなのなのよ？ Lightの存在にとって、こんな闇の存在に生まれ変われちゃうのはかなりの弱点なんじゃないの？ 魂を啜ったり破壊を引き起こしたりするのは、彼らの聖者のようなイメージを物凄く下げるんだけど。まあ、だからこそ戦闘に参加しないのかも知れないんだけど。裏切っちゃったりしたら、士気に影響するだろうし。
A:この三つの状態ががNagrand、Auchindoun、Sunwell Plateau(K’ure、D’ore、M’uru)で確認されたことから、プレイヤーがこの出来事での希少性や重大さについて間違った印象を受けたかも知れない。NaaruがVoid状態になる事は非常に稀であり、そしてそこからLightへと戻ることのできるNaaruも同じくらい稀だ。Void状態へのNaaruの変異は、NaaruにとってLightの力の破滅的な損失を意味する。これはNaaruが目にする中でも最も悲しく心痛むべき出来事だ。逆に、全てのNaaruにとって、Lightへと再生し希望と目的を新たに果たす事は、もしもこのエネルギー存在が涙を流すことができたのならそうする程の出来事なのだ。
Q:Ulduarの後Algalonに何が起こったのか？ 彼は通常の状態に戻っていないように思われた。
A:World of Warcraft Special #1 comicの通り、現在AlgalonはAzerothで定命の者たちを監視している。彼は、Titanの計画と生命の展望について疑問を呈された状況にある。そのため、彼はAzerothが以前に監視した世界と何が異なるのか理解しようと頑張っている。
Q:DarkspearはなんのLoa(訳註：動物や昆虫などの精霊神)を信じてるの？
A:Darkspearは当初Gurubashi Empireの一部であったことから、Gurubashiと同様のLoaの多くを崇拝している。
Q:WoWの以前の歴史でのVarok Saurfangの功績ってなんだったの？
A:Grom Hellscreamと共にMannorothの血を飲んだ時から、Varok SaurfangはHordeに忠誠を捧げた。Shattrathから始まり、Stormwindへと軍を率いた時までとその間の期間の全ての戦いにおいて、そしてHordeが第二次戦争の最後に崩壊するまで、Varokは戦ではことごとく勝利した。Orgrim Doomhammerが第一次戦争でHordeの支配権を掌握した時、かつてVarokの効率的且つ残忍な用兵を目にしていたことから、Orgrimは彼を副司令官に任命した。悪魔の殺戮欲求がGrom Hellscreamの犠牲によってOrcから打ち払われた後、Varokは多くの熟練した兵士たちを掌握するのを手伝った。噂では、Saurfangは一撃で三人を半分に切り裂いたとも云われる。
Q:EtherealsってどうやってEtherealになったの？ Elementalのようなエネルギー体よりももっと定命の者たちのような行動をしているように思うんだけど。
A:K’areshは乾燥した惑星であったが、繁栄した生態系と幾つかの知覚力がある種族にとっての故郷となっていた—-Dimensius the All-Devouringが訪れるまでは。このVoid LordがどうやってK’areshを発見したのかは生き残ったEtherealsの間で議論される所であるが、彼が訪れた結果は明らかだった。彼は惑星の周りにVoidとTwisting Netherに通じる無数のゲートを開き、ArcaneとDark EnergiesにK’areshを浸した。定命の者たちの一種族がその高度な技術を用いて都市の周りに魔術障壁を建設しようと試み、そして部分的に成功した。Dark Energiesは防いだものの、Arcane Energiesの洪水は肉体存在を引き離し、それ無しで生きていけるよう精神に充分なエネルギーを与える結果となった。現在Ethrealsと呼ばれるこの種族は、魔法をかけた布の断片に魂を結びつけ、生き残るのに充分な構造を作りあげた。Etherealsは強化された精神と魔法の能力によってDimensiusとその配下と戦うことができるようになった。数年間に渡る戦いの間もDimensiusは配下となるVoid Creaturesを召還するだけの充分な力を持っており、結果としてEtherealsはTwisting Netherへと逃げざるを得なくなった。
Q:Incubi(インクブス/インキュバス)って居るの？
A:Succubus種族に対応する男性型については幾つかの異なった噂がある。
1.Incubiは存在するが、都合が良い事に定命の者たちやBurning Legionの配下の者たちによって忘れられた。
2.Incubiは独立運動や逃亡ができず、故郷の惑星で過ごしている。
3.Burning Legionへと参加する時Succubiが種族の男性型を滅ぼした（或いは、男性型を滅ぼすという行為でBurnig Legionが彼女らに興味を示した）。
Q:Goblin ShamanってどんなLoreがあるの？ GoblinはElementalの事を気にするような種族じゃないと思うんだけど。
A:Goblin Shamanは利益追求という彼らの社会における直向さの延長路線だ。Goblin Shamanにとっては、Elementalは潜在的な顧客に相当する。NorthrendのTaunka程では無いにせよ、Goblinはその交渉術によって他のShaman種族(特にTauren)よりももう少し強力な力を持つ(Elementalはその契約を逃れようとする。Elementalは中々屈しない傾向があり、Goblinは時々他の支配方法を使わなくてはならない)。Goblinの”Mechanical”トーテムについては、これらが小さなトーテムの身体的な表現であり、彼らはこれを作ったり弄ったりすることでElemental Spiritsとのリンクを創りあげる。
Q:”Light”とはどんな存在でどのように作用してるの？ UndeadにはLightを使用できないという話だけど、ForsakenはHealing Spellを使用するしNaxxramasではPaladinの能力を使うSir Zeliekみたいなのもいるし。
A:余り使えないという規定を大きくしないように。Lightを行使する能力は、意思の力、或いはそれを行使する自分自身に対する信頼を持っているか否か、という問題であると云える。それが例えば悪のPaladin(Scarlet Crusade、Frostmourneを得る前のArthasなど)が居る理由となる。Undead(Forsaken)で行使できる者は非常に稀であり、多くの意志力を要する。これは、Lightを行使することが事故破壊に繋がるからである。UndeadがLightを行使する時、自身の体が正義の炎で焼き尽くされるような感覚を受ける。同様に、Lightによって治癒を受けたForsakenは、治癒者がForsakenかあるか無しかに関わらずその効果によって焼けるような感覚を味わう。勿論怪我は治されるが、これは酷い苦痛を伴う。故に、Forsaken Priestは非常に意思が強い。同じく、ForsakenとDeath KnightのTankもPriestやPaladinを仲間に持つ時は同様の経験をする。そしてSir Zeliekは自分自身を心底憎んでいる。
Q:TrollがDruidになれるようになる経緯は？
A:来たるべき”Zalazane’s Fall”イベントの間に色々とほのめかされる。Cataclysmで加わる新たなTroll Druidは、これら他者の慣習を受け入れたことについて多くを学ぶことになるだろう。
Q:Myzraelは何故閉じ込められたの？
A:彼女は地下で古代の悪(Old Gods)によって変貌させられ、狂気に陥った。既に彼女はWarcraftのClassicな世界のイベントで倒されているが、Cataclysmでカメオ出演するかも。Deepholmで冒険する時よくよく目を凝らしてみな。
Q:Isfarが話すArakkoaのMasterとは誰？
A:Azerothに封じ去れただけでなく、Old Godsは更に多くが存在している。それらは、物理存在の世界に降臨するために非常に多くの信者を必要とする。詳しくは、”Thwart the Dark Conclave” Quest Lineを参照しろ。
Q:Onyxia/Lady Prestorが策謀していた関係で滞っていたStormwindからのLakeshire、Duskwood、Westfallへの兵士は送られたのか？ 加えて、それぞれの市民兵たちはその後も頑張ってるの？
A:King Varian Wrynnの復帰とLady Prestorの撤退によって辺境の町はそれぞれ増援を得られた。しかし、Cataclysmで見ることができるように、増援は果たして充分では無かったかも知れない……。
Q:Storm Peaksのエンジンのような大規模なマシンは一体何？
A:これらの機械は全てForge of Willsの一部。
Q:Order of the SilverhandとTyr’s Hand、Watcher Tyrの関係は？
A:過去、現在はEastern Kingdomとして知られるようになる大陸で、小さな生き物の集団が海岸線で捨てた親たちが残した僅かな物資を使い生きるために苦闘していた。最終的にHumanと呼ばれることになるこれらの生き物は、自分たちを追い出した文明社会の巻物に記された古代の英雄や指導者たちの物語を、火を囲っては語る事を好んで行った。これらの物語のひとつが偉大な指導者のもので、彼は法と公正の模範となる人物であり知られざる邪悪との戦いにおいて右手を捧げた人物であった。戦いが終わった後、この英雄は手を癒すこともできたのだが、その代わりに純粋な銀から作られた握りこぶしに取り替える事に決めた。英雄は彼に付き従った者たちに真の秩序と正義、そしてそれらは個人の犠牲を通してのみ達成されるということを印象づけた。記憶にひっそりと刻まれたこの英雄は、Tyrという名で伝わっている。
Q:それで、Tyrはどうなったの？
A:冒険者たちが最終的にYogg-Saronの影響からTitanの都市を開放した時、Wathcer TyrはUlduarに居なかった。誰かがTyrの居る場所を知っているとしても、それを声高に話してはいない。
Q:MimirとMimironは同じ存在？ それとも違う存在？
A:同じ存在。でも親友だけが彼をMimirと呼べる。
Q:Tiffin Wrynnのバックグラウンドはなんかあるの？
A:語ると長くなるので簡単に。Tiffin Wrynnは元々StormwindのEllerian家のTiffin Ellerianであった。この貴族は、Westfallに小さい家と僅かな土地を持っているだけであった。Varianと彼女の婚姻は、生まれた時から計画されたものであった。それというのも、StormwindにEllerian一家の家を確保するためであった。TiffinとVarianは当初互いに険悪であったが、最終的には互いを失いがたい存在と思うようになった。TiffinはVarianに怒りの感情を制御するのを手伝い、経済について教えた。一方Varianは、彼女に政治と礼儀作法を教えた。Tiffinは民衆の女王として知られ、Stonemasons’ Guildに対して最初に決められた金額を支払うことについて最も強く賛成した一人だった。Stonemasons’ Guildの暴動時の彼女の事故死は、Varian、Anduin、そしてStormwindの民衆にとって忘れられぬ損失となった。
Q:HyjalのForest SpiritsがAshenvaleであれ程の損害を出したHordeに何故友好的なのか？
A:Cataclysmの開始まで、Ancientsと森林の意思を体現するSpiritsは、Cenarion CircleとAllianceの両者の力を合わせてもDeathwing、Twilight Hammer、そして彼らが解放したElementalを止めるのに充分では無いと認識している。AncientsとSpiritsは、これを認めがたく嫌っているが、Hordeの手助けが必要であると理解している。
Q:CataclysmでMed’anはどんな役割を果たすの？
A:Med’anをCataclysmで目にすることは無い。彼は他にすべき事がある。
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