Surfall Gladeという場所
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加速の魔法を得ると、色々行けるところまでいって見たくなるのが人情というもの。North Qeynosから北に向かうとQeynos Hillという小高い丘に出る。Hillを更に北に向かうと、なんだか怪しい洞窟。ここにはGuardがいて、いざという時には避難できるようになっているらしい。
実のところ、この近くにはSkeltonの住み着いている遺跡があって、そいつに追いかけられた時に助けてもらったことがあるのだ。俺様を助けるのは、今までNorth Qeynosの門近くのGuardしか得られなかった栄誉ある仕事だというのに、なんと幸運な奴らだろう……。
早速洞窟に突入する俺様。洞窟内は暗く、見通し悪し。それでもひたすら歩いていくと、程なく妙に清々しい場所に出る。樹齢何年なんだ? という疑問を、おそらくこれを見た人の3.5割程度は抱かずにはいられない天まで直立した樹木、それに透明度の高い水に滝……うむむ、俺様の避暑地には丁度良いってところか?
ちゃぷちゃぷ泳いで遊んでいと、どうにも俺様には滝が気にかかる。
「滝の裏には鳥が巣をつくると言いますよ」
と、いう某氏の言葉が脳裏を過ったかどうかは定かではないが、ちゃぷちゃぷ泳いで滝に突入……ビンゴ! 洞窟発見!
滝の裏にはやはりなにかある! なにかあるものなのだ!! それが不変の法則というものなのだ(俺様的法則その12)。
意気揚々
突入。
撤退!
……早すぎるぞ俺様っ! この洞窟どうやら熊の住処らしい。熊の住処ということは、熊がいるということだ(当たり前)。それもグリズリーである。強いのである。どれくらい強いかっつーと俺様より
すっげえ強い(わからんて)。
奥に乗り込むには熊を排除しなくてはいけないようだが、今の俺様にはちょっと(控えめな言い方)辛いので、あっさり諦める。まあ、簡単に来られる場所だしな……。
……Qeynosには港があり、船が時折入ってくる。海の向こうにはなにがあるのか? 勿論別の大陸だ。QeynosとErudinは船で結ばれているので、この港の向こうには大陸が広がっているということだ。勿論山脈を越えてFreeportに行くことができれば、もうひとつの大陸にも渡れるのだろうけど。
ふと桟橋を見ると、おおう! 船が入港しているではないか。俺様速攻乗り込もうと思ったが、無礼なことにさっさと出港。むう、まるで電車の様な潔い速度での出港だ。
許せん。俺様を置いていくとは許すまじ! 意地でも密航だ!
決意と同時に船着き場の桟橋から飛び降りて着水し、すいすい泳いで船を追いかけたものの、やがて見失ってしまう。全くもって無礼千万なヤツだ。
しゃーない、戻ろ……ありゃ? 周りどこ見ても海・海・海……。ひたすら海である。
空の蒼さと海の碧さ、どっちが深い色なのかな?(丸文字だと思いねえ)
なんてポエムチックに現実逃避をするまでもなく、陸地は一体どこ? 誰にともなく語りかけても、誰も返事をしてくれない(当たり前)。お日さまだけが友達さ(はぁと)。
俺様マジ必死の手前辺り
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いやいや、現実逃避なんてしている場合ではない! なにせ実は秘密だったわけでもなんでもないんだけども先程買ったばかりの盾を装備してるんだってば、あらまあやだよ奥様っ!
こんな所で海の藻屑と化すわけにはいかない(切実)……。
適当に泳ぐ!
泳ぐ!
スタミナ減る!
泳ぐ!
スタミナ減る!
泳ぐ!
スタミナ減る!
泳ぐ!
スタミナ減る!
泳ぐ!
スタミナ減る! うっきー! やばいー!
例え溺れても回収できる余地を残しておくためにさり気に
LOCコマンドを連打しつつ適当に泳ぐ。バードの歌にはスタミナを回復させるものもあるのだけれど、俺様それをスロットに記録してないんだよね。入れてあれば、それを歌ってなんとかなったかも知れないのに(すでに過去形)。
諦めにも似た雰囲気が漂い始めた時、海に船発見! おおう! 天の助け! 急いでちゃぷちゃぷ近づいて、体当たり! うきー! 乗られない!
それでも必死にすがりつく。基本的に船は港につく筈なので、追っていけば港に戻れるのではないか? 戻れるよな?
戻りやがれ!
遠くなる船を必死に追いかけると……おお! ついに見えた! 港だ! でもスタミナ少ない! ぐはあっ! たどりついてくれええええええ!(註:マジ必死でスクリーンショット取りわすれました……)
ぜーはー。辛うじてスタミナがあるかないかという所で、なんとか桟橋に到着。九死に一生を得たのだった。
海は……目標の無い場所ってのは恐いもんだぜ……。