EQ俺様日記
第九話 氷河期でGO!

 GNOLLの住処であるBlack Burrowの洞窟を超えると、永久凍土であるEver Frost Peakに到達する。ここにはGNOLL PUPの他にICE GOBLINやPOLAR BEAR、WOOLLY SPIEDERといった氷原独自の生物が多くいる。更にPeakを越えるとBarbalianの街Halasか大氷原に出ることになる。
 Ever Frost Peakは、流石にBarbalianのお膝元だけあって、Barbalianが多い。しかも殆ど上半身裸だったりする奴らばっかりだ(笑) そういう自分も半そでなので、あまり人のことは言えないのだが。

BBからEver Frostへの出口
 俺様がここに来たのはLvl6の時だが、Ever Frost PeakはLvl3かLvl4くらいの人が戦うには丁度言い場所ではないかと思う。GNOLL PUPやICE GOBLINははっきり言って弱い。Lvl6になったらICE GOBLIN SCOUTを狙えばLvl7まではあげることができる。ただ大氷原には行かないほうが良い。巨大なマンモスや強い骸骨などがいる上起伏に富んでいて、場所を見失い易い。まあ、大氷原は後々に来るべきところだろう。話によるとマンモスは、Lvl19クラスのパーティでも狩るのがきついという。大氷原には色々な建物が点在しており、謎はありそうなのだが……。あと、BBから来る道の途中にはGNOLL GUARDがいるので、そいつらに見つかると厄介なことになる。特にEver Frost Peakへの出口には、二体一組でいるので厄介なのだ。大抵他のPCに殺されていないのだが、出くわしたら運が悪いと思ってあきらめるか、ガードに殺してもらうしかない。ま、Lvl3位なら死んでも特に困ることないから、気にする必要はないかもしれないが。

 そういうわけで、ICE GOBLINなどを狩るのだが、こいつら金以外にポーチやバックパックや箱を持っていることがあるのだ。かつてErudinの海に沈んだMyバックパック以来、積載用品をひとつも持っていなかったのだが、ここでがんがん入手できるできるできる。アイテム欄の殆どがポーチ、箱、ベルトにつける入れ物などなど。ポーチなどはGP単位で売れるので、かなり金にもなる。
 懐も心持ち温まると無駄遣いをしたくなる俺様(苦笑) そこで思わず手を出したのが裁縫。Halasに続く洞窟に商人がいるのだが、こいつがLargeな裁縫道具や型紙を売っているのだ。ただ、裁縫道具はpp単位、型紙もgp単位とけして安くはない。ないが、それでも自分の防具が作成できるとなれば手を出す価値はある。こんなこともあろうかと、ちょっとだけPractice Pointを裁縫につぎ込んだのだから。
 早速資金をつぎ込んで裁縫道具と型紙を購入。近くにいた熊や狼をぶち殺し、材料となる皮を入手。ちなみに型紙はBackPackのもの。ポーチや箱が入手できるとはいえ、やはりバックパックが一番積載できるものの種類が多いからだ。鎧なんかの型紙が見当たらなかったというのもあるけど……。まあとにかく材料が揃ったので早速行ってみる。裁縫道具を右クリックして開き、そこに材料と型紙を入れて、ボタンをぽちっと押す。
 あれ? アイテム消失……。7gpもした型紙の消失にしばし呆然。なんかミスったか? と思ってもう一度金を貯めて型紙を購入し、行うと、またもや消失。がーん、どうやら作成に失敗すると型紙が消失するらしい。型紙二枚合わせて1pp4gp……ぐはっ! 手痛い出費。俺様の血と汗の結晶がっ! だけど涙は流さないぜ、ここはEver Frost Peak。寒い地域。流した涙も凍りついてしまうのさっ!

ICE GOBLIN SCOUTが住む氷の家
 気を取り直して狩りをしていると、いきなりTELL。しかも見覚えのない名前に流暢な英語。
「Hey、ここのMapを知ってるかい?」
 というような意味(らしい)。なぜらしいかというと、俺様の英語力皆無だからだ(苦笑) ゼロにはなにをかけってもゼロなんだよ。
 それでも返事をしないわけにはいかない。サーバーにおける名前が一意である以上、無視した人があっさり特定できてしまう……。それに、折角TELLして来たものを無視するのは、小心者である俺様には到底できない。
「はっ、当たり前さTom(って誰だ? 実際にTellしてきた人の名前は忘却(苦笑))。俺様の頭の中と手元には、俺様が作成したEver Frost Peakの地図があるのさ、baby!」  と、言ってやりたかったが謙虚な俺様は。
「Yes.I know Ever Frost Map.」
 と答えるのみ。謙虚だっ、謙虚過ぎるくらい謙虚だぜ俺様ッ!(涙)
 どうやらTELLして来た彼は、道に迷っているらしい。Ever Frost Peakは道がささくれ立っているので、かなり迷いやすいのだ。だから俺様がわざわざマッピングしたというのもあるのだが。かといって俺様になにもできるわけもなく、再び狩りを再開。
 Lvl6になると、PeakでExpを貰える敵はICE GOBLIN SCOUTくらいのものだ。こいつはスポーンする場所が決まっており、Peakには二箇所ほどがある。そこを行ったり来たりして狩るのが一番効率の良い方法だ。なので早速一箇所狩り、二箇所目に向かうと先客がいる。
 で、名前を見ると先程のTELLして来た人。逃げる間もなく「Hail Shepherd」(笑)
 どうやらBlack Burrowまでの道がわからないとのことで、案内して欲しいらしい。Lvlは十なんぼ。装備もチェイン系統で整えててかなり強そうなのに……と、思ったが、もしかしたらFreeportからはるばる来たのかも知れない。
 断るのも可愛そうという気持ちが少量と、断るだけの英語力がないということ多量で案内することにする。パーティを組んでさくさく走り出す俺様。時折後ろを振り返り、ついてきているかどうかの心遣いも忘れない。にくいぜ俺様こんちきしょー。

 そんなわけで、あっさりBB入り口に到着。Quicklyとかなんとか、随分早くついたのに驚いた様子。もしかしてかなりさ迷ってたのか?(笑)
 お礼ということで金を渡されるが、キャンセル。別に金のためにやったわけではないし、ということで断る。言葉は「No thank you.」だけだが(笑) んが、次に渡してきたのはチュニック。使わないから貰ってくれ、というようなことを言ったので、ありがたく貰うことにする。
 Good Luck!
 健闘を祈って分かれ、さっそく貰った皮チュニックを着ようとするが……着られない(笑) なぜだーっ! とか思って右クリックすると、Large Lether Chunicとのこと。Raceは……Humanないぢゃん(笑) くそー、使わないって言ったのはそういう意味だったのかー。ちょっとがっかり。
 その後このチュニックを売りに行ったら、1pp以上の値段で売れたので、がっかりすることはなかったことが判明したのだった(笑)

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今回の標語

フロストは 初期の稼ぎに 良いところ(Lvl3〜4あたりで来るのがベストかも)