EQ俺様日記
第十一話 お洒落は足元!

初期の雑魚SCRAWNYちゃん
 最近はBlack BurrowにてGNOLLをいぢめる俺様。GNOLL系統はお金の他に布の装備を持っていることがある。現状ここで入手できる装備は中々莫迦にならない。その気になれば、布の装備セットが入手で来てしまうし、盾も入手できる。革以上を目指すにしてもここで手に入る装備を売れば、gp単位の金がゲットできる! くーいい場所だ。
 ただ、良い場所には人が集まるのが世の常。湧き水の出る場所に魚が集まるよーなものだ(ちょっと違う……)。ラグが酷いのはいつものことだし、常時三十人くらいの人数がいるので獲物の取り合いも激しい。

 BBで出てくるGNOLLには幾種類かいて、それぞれ強さが異なっている。地下にはごっつ強いGNOLLもいるようだが、今のところあまり関係ない。GNOLLの中でもSCRAWNY GNOLLは雑魚だけどもGNOLLは中々の強敵だ。STUNという技を使用し、それを食らうと歌が途切れてしまうのだ。更にこの技を背後からくらうと、その場でぐるぐる回転してしまい、逃げるに逃げられない状態になってしまう。
 戦っている最中は大抵回復の為のHymn of Restoration(癒しの賛歌)を歌っているのだけれど、STUNを食らって歌が途切れるのは中々痛い。ついでにいえば、GNOLLの攻撃も時折十数ポイントをたたき出すのでかなり痛い。折角買った12ppのLong Swordも、中々命中しない上攻撃速度もGNOLLの方が上。一対一でもこちらのHelthを半分以上削られる。とはいえ、死闘を制するのは当然俺様なのだが(えっへん)。

ゾーン間際のTRAIN攻防戦
 Black Burrowにも名物がある。それはなんつーてもTRAINだ。要するに、地下から逃げて来る人が、地上まで逃げてくる間にGNOLLを引き連れて来てしまうという現象で、さながら列車のようなことからこう呼ばれる。TRAINが起きると、ひき殺されるひとの多いこと多いこと。死の足音TRAINのShout聞くか見るかしたら、なんとかしてゾーン境界に逃げられなければ死の抱擁を受けるだろう……というか、良く受けた(笑) 大抵TRAINを起こしてしまった人は、警句ということで『TRAIN!』というShoutをするのだけど、たまにそのShoutに対して、『You Die!』という心温まるShoutが返されることもある。まあ、気持ちはわからなくも無いんだけどね。
 実際バードなんかは加速の歌のお蔭で逃げやすく、つまりはTRAINを起こしやすいキャラクターとして見られているようだ……というか、実際良く起こした(笑)
 まあ、TRAINも慣れると中々死なないし、その場所にいる人が多いので良く解体されるし、余程低レベルか慣れていない人間を除けば、なんとかなる……かな?

 そんなわけで、BBで一通りの装備が揃うと、更に上を目指すのが覇者たるものだ(誰が覇者だ?)。RangerやDruidのギルドの存在するSurefall Gladeへの道の前に皮職人の兄妹がいるのだが、こいつらは狼と熊の皮専門の職人で、決められた金とLow、Midium、Highの各クォリティの皮を渡すことでベルト、ブーツ、クロースの各皮製品を作成してくれる。
 これらの製品は既製品にくらべて能力が高い(らしい)ので、初心者としては是非ともつくってもらいたいものだ。ちなみにこいつらの苗字もMillerである。Karanaの謎のMiller一族と関わりがあるんだろうか? わからんけど……。
 15gpとMiddleのクォリティの熊皮で革ブーツを作成してもらい、ちょっとだけ足元のグラフィックが変わる。

魅惑の足元
 お洒落は足元から!(ハイクォリティくまくま皮がなかっただけなんて秘密)

 そんなことをしている内にレベル8になり、ついに俺様もStringed to Instrumental(弦楽器)のスキルが使用できるようになった。Bardたるものやっぱリュートだよ、リュート。これでHymn of Restorationの効果があがるはずだ。それは即ち、回復に余計な時間を取られにくくなるということで、効率があがることも意味する。
 だが、折角Luteを買ってみても回復量は殆ど変わらず。なぜだ? 楽器が間違っているのか? とも思うが、Stringスキルが上がってるから間違いはないのだが。

「アタシの腕が悪いわけじゃあないわっ! 楽器よっ! 楽器が悪いのよ、お父様ッ!!」

 お父様って誰だ?(知るか) まあ兎も角わけのわからないやつ当たりによりLuteを売り払う。んが、この時グラフィックが同じだけども値段の違うLuteがあることを発見。1pp越えた値段はきついけど、高いものは良いのもだぜ俺様ッ! てなことで即金で購入(註:分割払いはありません)。  ををっ、回復が4ポイントから6ポイントに増加! どうやら安物のLuteではそれなりの効果が出ないということらしい。尤も、これは俺様の体験で、実際は違うのかもしれないが。
 とにかく、これで一人前のバードらしくなったというものだ。

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今回の標語

 良いものは どこの世界も 高いもの(ヤな言葉……)