EQ俺様日記
第十四話 魔物だつっこめ!

 久しぶりになんとなくBlack Burrowに出向く俺様。あまり明確な理由は無い。強いて言うならなんとなくだ(笑) Black Burrowは相変わらず人が多く、それに伴ってラグが酷い。でもそのラグも。慣れてしまえばなんともな……くは無いが、耐えるしか無いので仕方ない。我慢するというのも、(をとこ)たるもの時には必要なのだ。
 そんなわけでBlack Burrowの地下へ降りて、Giant Snakeを狩ったりしたのだが、Expが入らない。ま、Lvl13なら当然かとも思うけど、それ以上の敵と戦うのには躊躇いがある。戦い慣れた奴らを相手にしたところで実入りがない現実があるので引き上げようとしていると、Tellが入る。

「Commander狩りをするのにパーティが足りないんだ。入らないか?」

 Tomasという名前のキャラクターからの流暢な英語のお誘い……どうしようか悩む俺様(苦笑)勿論悩むには悩むなりのふかーい理由ってものがあって、その理由ってのは勿論俺様英語ちょ〜苦手(控えめな言い方)だから。どう答えようか迷ってる内に更にもう一回Tellが来たので、観念してOKを返す。Im POOR ENGLISH.を言っておくことも忘れない。そしてPit部屋で合流することになったので、早速向かう。昔と違って、Guard以外は殆ど反応しないので楽々移動できるし、構造も大方把握できてはいるのだ。
 Pitに行くと、TomasというTellをくれた人がこっちだ、と案内してくれる。高台の所に、二人ほどが座っており、体力を見るとかなり減ってる様子。どうやら同じパーティのメンバーらしい。
 早速Let's INVATE!
TomasとDago

 Tomas(Lvl13 War Hum) 俺様にTellして来た人。リーダーっぽい。
 Tilly(Lvl12 War Hel) Mino Axeを持った戦士。
 Dago(Lvl16 War Bar) メインのTank役。

 ……って、俺様以外みんな戦士でんがな!(笑) ダメージを受けて回復中だったので、Heal Songを早速歌う。なんだか喜んで貰えた様子。戦士の日常は座ることが業務だって言うし。どうせならClericナンパした方がいいんじゃないかー?
 そうこうしている内に体力全快。さっそくエリート部屋に突っ込む算段をする。Tomasが確認するところ、Elitex1、Shamanx1、Commanderx1といった様な構成らしい。ちょっと厳しくないか? と思って英文を考えている内に、

 OK? Let's GO!

 ぐわ! 慌てて追う俺様。室内はあっと言う間に戦場と化す。取り敢えずDagoの殴っている敵をちょこちょこ殴る。なにせこういったキャンプ急襲でのパーティは初めてで、どう行動したら良いのかよくわからんというのが正直なところ。
 Dagoの体力や他の人の体力が減ってきたので、武器を楽器に持ち替えて歌をうた……おうとしたら、Eliteくんがにこやかに俺様を殴り始める。
 犬パンチがげすげす入る。ヤバいと思っている間に体力が減る。
 げしげし。減る。
 げしげし。減る。
 げしげし。減りつくす。もう鼻血も出ない……死亡。
 再び復活し、戻ります旨/gして、BBのエリート部屋を目指す。
 エリート部屋に戻ると、既にエリート部屋はキャンパーに制圧済み。Tomas達は回復中で、回収終了次第楽器演奏。エリートを待つのだが、中々スポーンしないこととElite部屋が非常に混んで来たので小部屋に移る。だがこの小部屋の方もどうにもスポーンしない。仕方なく再び大部屋に戻り、キャンパー達に次に発生したらくれないか、とTomasが交渉。どうやらOKして貰えたのだが……この人達日本人で、Tomasの問いかけに対してOKの返事の後にsayで仲間うちに色々話してたんだけど日本語なので、当然TomasやTilly達は理解できない。TomasはOkの返事の続きかと思って、何といったのか、と聞いても、相手も自分に言ったのかどうかわからなかった様子。
 Tomas、GroupSayで曰く。



 うむう……俺が通訳できればいいんだけどね……。なんだか申し訳ない気分になっちゃったよ。確かに単純に名前を指定しないで/SAYだと、対象が解りにくいんだよね。
 その後暫くパーティのメンツ変わったりしてElite狩ってたのだけれど、Lagが酷いのでパーティから脱却したのだった。
 やはり、ちょっとは真面目に英語使えるといいなあ、なんて思ってしまったのだった。

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今回の標語

取り敢えず 英語がちょっと できたら良い(コミュニケーションしたいじゃん?)