E-Karanaへの橋だが夜だから見えない

　突然だがFreeportへと向かうことになる。Black Burrowが混んでいるというのが要因のひとつで、あとはバードの歌の幾つかがKelthinでなければ入手できないからだ。勿論西のQeynosから東のFreeportに行くには、Highpassという最大の難所を通らなくてはならない。Highpassには凶悪なGnollやOrcがいて、初心者などは簡単に殺してくださるらしい（丁寧語）。ああなんという奴らでございましょう。ありおりはべりいまそかり（意味不明）。

　まあ兎も角、死んでも良いように装備全てを銀行に預け、太鼓とQeynos名物マフィンとミルクを持って一路東へGo West!(?)
　West Karanaは何度と無く横断したことがあるので、例によって海岸沿いを抜けていくか悩むところだが、今回はWest KaranaからNorth Karanaを越え、East Karanaに行くので最北の崖を通ることにする。Freeportまでは一人で行ったわけではなく、コンビを組むことが多いKisaragi氏と一緒だ。Kisaragi氏に先導してもらい、ひたすら太鼓を叩いて駆け抜ける。
　West karanaからNorth karanaに入り、East Karanaへと至る木製の橋に辿りついた頃にはすっかり夜も深けている。お蔭で周り見えなくて、なんだか良くわからん（笑）　East Karanaへ入っても同じく真っ暗。どんな敵が出るかも良くわからないが、取り敢えず一気に東へ駆け抜ける。East Karana東の山道を越えればHighpassに至る……筈なのだが、何故か行き止まり。天を見上げると、渓谷の上に月が見える。

渓谷の底から月を見上げ、自らの矮小さを実感する俺様は、いつか必ずあの高さから飛び降りてやろうと決意するのであった。これが世に言われるHighpassの誓いである。しかしながらこの誓いが実際に果たされることがあるのか、或いは果たされるとすればいつなのか、神すらも知らぬことであろう（長い）

　ああ、月も俺を笑っているぜ──。

　なんて意味など全く無くセンチメンタル。詩人だぜ俺様……って、バードじゃん。
　途方に暮れても行き止まりは行き止まり。道は一本道で間違えようも無い。んが、行き止まり。どうしようかと考えて、取り敢えず基本に忠実右手壁でいこー、ということになる。もしかして道がささくれだっていて、わき道が存在したかもしれないという可能性を考慮してのことだ。うーん、理論派。山道の上り口まで戻り、右手の岸壁を擦るような走りで上り始める……ん？　上り……？
　そう、実はこの山道、右側が上り道となっており、そこがHighpassへ至る道であったのだ。んが、夜で暗いため、地形を把握できなかった俺様たちは、まんまとEast Karana最大の罠にはまったのであった（完）。
　……そんなことをして上ってHighpassの入り口についた頃には大分明るくなってきていたので、一気にHigpass突入。道がぐねぐねしている上狭くてなんとも地形を把握しにくい。幸いなことに道という道にはキャンパー様がいらっしゃるので、Gnollなどはかけらも見えない。迷いつつもHighpassKeepの入り口を越え、出口へと向かうがこちらにもキャンパー様がいらっしゃってOrc退治をやってらっしゃったのでございます。
　Kiken、Kitui、KillStealの3Kと聞いていたかどうかなんてどうでも良いHighpassは、キャンパーのお蔭で全く問題なく抜けられ、些か拍子抜けするくらい。その後森を抜け、West Common Land、East Common Landと一気に走りぬけ、途中マミー愛想をふって殴られたりしつつもFreeportへ到着。

　初めて見たFreeportの感想は。

　さびれてる

　で、あった。ついでにいえば。

　街の構造良くわからん

　でもあった。初めて来た場所ではありがちなことではあるのだが（笑）　それでも走って銀行を発見し、お金と装備をおろし、BINDオネガイシマース、のShoutをする。実の所、今まで生粋のQeynosっ子だったためBINDして貰ったこと一度も無いのだ。当然良くわからん。でも叫ぶ。そして返事なし。わーい。
　わーいじゃねーよとすらだぶるゆー……７人。少ない……しかもキャスターいないし。
　急いで銀行まで来た道を、迷うという適度な刺激を受けつつも戻り、門へ到着して再び、BINDオネガイシマース、のShout。そうして幾許かのお金と引き換えに、BINDをして貰ったのだった。
　Qeynos→Freeport間約一時間（実時間）の旅。今後はしばらくここを拠点にして冒険に励むのだろう。