EQ俺様日記
第X+8話 仄暗き穴の底から

 時の流れにうずもれしザムハンの地Odus大陸に、白い蝶に導かれるまま訪れたGoizou率いる5Party、30人の精鋭たち。目指すはOdus大陸の中心から結構南にある、The Hole。そこの支配者こそが、Master Yael!


ヤール王は お強いお方
無敗の王と いわれるお方
だが乙女の心は鋼より固く その光は名剣に勝る
王よ王よ 嘆きの声をおききなされ
白い月夜に銀の剣 赤い花がそなえられ
栄光の道は開いたか 鳥さえ歌わぬこの大地に

 ヤール違いじゃーん?(ネタ古いヨ……)
 まあそれはさておき、The Holeへと続く洞窟の入り口には大地母神ニーラによる封印がかけられている……かどうかは知らないが、鍵がかかっており普通には進入することができない。このドアをどうやって開ければ良いのか……押せど引けど岩のような(ってか岩まんま)の封は開けられない。

さっきのはお粗末だったな、Goizou。魔法の力の前には、なすすべもないということか。あんたもここを目指しているらしいな、このThe Holeは、俺の音楽の追及の場にはもってこいだ。あんたも悪くはない、ここの客となる素質は充分だ、だが俺のPicklockの助けがあれば、ここへ進入は楽になるぜ?

 さくっとRogのNezumikozoがPaineelの水底にあるドアを開け(号泣)、早速The Holeへと進入開始! ちなみにここのドアはBardでだって開けられる! BardのPicklockが有効利用できる数少ないというか唯一無二の場でもある。さらにSinging Steel Gauntletがあれば、水中呼吸を気にせずドアを開けられるッ! まあ今回はRogが開けたんだけどさあ。

 さって、気を取り直して突入ッ! 中にいる敵は、Elemental、Golem、Fiend、Ratman Warrior、Wanderer、Reverantといった所。ElementalはChannelerといったHealerを先に殺すことさえ気をつければ大したことなし! EvenとCrabappleのNice Enchanterがガンガン寝かして、Lalpher、Melway、Axamin、IzouといったTank陣ががしがし斬り捨て、Maaz、Zips、Brunhildといったキャノンがどかどか倒すッ! さくさく倒し、さくさく進むッ!

 だが気を抜いちゃあいけないぜ? Chummer。強敵の名はGolem! Lvl51-54までの範囲を持つこいつらは、Lvl53 Overになると、Charm、Stun、Mezの如何なる呪文も受けつけない。だが30人の力をひとつに合わせ(おおッ!)、みっつに分ければ(ええッ!?)、Golemが三体来てもだいじょーぶじゃーん?(にやり)

 さっさと進み、地下深くのOld Paineelへと入る。この辺りからEruditeの死者であるReverant(奥さん)やWanderer(旦那さん)が現れる。Necromancer Typeで、AE DoTなどを使ってくる厄介な相手だ。

やはり、死人は死神を好むというわけですか。破滅を呼ぶ戦士と死せる者。さぞや、いい勝負となることでしょうね?

 だがGolemに比べればはるかにやわらかく、所詮Lvl50近いだけの幽霊に負けることなどありゃしないッ!(いい勝負じゃないのッ!?)
 そしてOld Paineelの奥へ行くと……強固な格子がなにか恐るべき力で破られたような過去の残骸。この古きPaineelの過去の忌まわしい行い。自業自得の結果と言うこともできるであろう一端を見て取れるがそんなこたーどーでも良くて、更に降りるッ!

 永劫の地下へと続く道なりを降りて行くと、何故か思い出すのは……。

 Warriorが〜 Holeには〜いる〜
 Wizardと〜 Enchanterの〜 後から入る〜


 さて、更に洞窟を下ると、EruditeのPaladinがいたが、挨拶をしても無視される。くッ、この屈辱、ノートに書き留めていつか必ず晴らしてやる!

 急勾配をざくざく降り、そしてざくざく敵を殺す! そして我々の眼前にひろがったものはッ!(ばばばん)
 スクリーンショット参照(だいなし……)。坂下に続くその先にある建物は明らかに人工のもの。だけれども、その前にはEruditeのGhostであるReverantやWondererが陣取っている。目的であるYaelは地下最下にいるという話なので、建物には興味あるが、更に下を目指す一行。洞窟に続く洞窟を抜けて、そして最下層、Locでいうと-900へとたどりついたそこには、不可思議な扉の前を守護するかのようにたたずむMaster Yael(見た目土エレ)。逢いたかったぜ、Master Yael!

 あんたに逢うために、時を越えてやってきたのさ。おとぎ話の国からね

 でもさあ、折角逢いにきたのに面白味も全くない見たまんま土エレてのはがっかり〜。とはいえ、見た目土エレであるYael(こだわる)に対して、どう攻撃するべきか……。中にいるのは、Bind Sightで確認するかぎりはYaelの他にはElementalが二体、更にもう一体いるようだとも他のメンバーのBind Sightでは報告がある。だがここに来るまでに5Incとか平気でさばいてきた以上、雑魚が何匹でも大したことはないという自信もある。相談の結果、YaelをPullすることになり、早速Pullerが走っていくと……。

 Master Yael says 'GOIZOU!'

 瞬間的に倒されるPullerのGoizou……まさかあれは、魔術師ランディしか使えない我は見る死の舞姫ッ!? やっぱ表よか裏シナリオだよねえ?

 誤解なさらぬことですな、レディ。あの男を追い詰めたのは、Yaelです。あなたのいう『アイテム』などというくだらないものが、あの男を迷わせ、死にいたらしめたのです

 否! ここまで来たのはアイテムのためなんかじゃねえぜクソ坊主ッ!(って誰?) 最後に裏切りやがるし僧魔法教えてくれねーし回復魔法すくねーし……じゃなくて──とにかくDeath Touchがある以上、YaelのPullは不可能決定。更に討議の結果、

 The Holeだけに突っ込むってことでひとつ

 ……ま、まあ、そういうわけで、Rockに決定。とはいえ、雑魚がいる以上無策で突っ込む程無謀ではない。5Partyの内3PartyがYael、2Partyが雑魚を殺すということに決定。カウントをして、そして一気に突っ込む!


 Master Yealの所まで走り寄り、攻撃開始! どうやらWizard Typeのようで、DDやAEが飛んでくるが、大したことはない。Lvlはおそらく55。攻撃を開始すると、当然の如くDeath Touch。

 Master Yael says 'TONYNYO!'

 だけれども、今さら引くわけにはいかない。

 Master Yael says 'MELWAY!'

 また一人、Tankが倒れる。Full FireのShout! Nuker陣が一斉にNukerを連打……がほぼResistされているらしい悲痛な叫びがそれに重なる。

 Master Yael says 'IZOU!'

 三十秒に一回のDeath Touchの最後の一回が轟いた瞬間、Master Yaelが地に伏す!

 喝采のShoutがThe Holeに響き渡る。出たItemは、Loam Robe(見た目FBRだけど、光沢が白ではなく黄色)、Bow of Underfoot、Serpent Toothといったもの。早速扉の前で記念撮影。この扉の奥にも道が続いているけど、Picklockでも開かない。どうやら鍵が必要であろうことはわかるけども、その鍵が不明なのだ。小さい種族ならなんとなーく、通り抜けられそうな隙間があるけど、どうやっても無理。やはりなんらかの鍵が必要なんだろうけども……だけど、開けることはつまりPlane of Underfootを開放することにもなるわけで……。


 ここでちょっと真面目モードに戻って、the Holeは元々Erudite同士(ErudinのCouncilとNecromanceyを学んだ異端者)の戦いで魔法が行使された結果空いた大穴であることは有名な話。この大穴に異端者たちはPaineelという都市を作り上げたんだけど、これがThe Hole内に広がっている都市。この都市を開いた者たちは、このThe Holeが不可思議な魔法的な力があることを知ります。伝説にあるBrell SerilisがPlane of Underfootに通じるポータルを封じたArtifactであるLiving Stoneが地下深くあることを知り、そこをthe Vaultと呼び研究と探索を重ねます。が、その探索の結果Living Stoneの特性であるPortalを封じる力が弱まり、Underfootの邪悪な住人たちがあふれ出した……つまりはYael率いるElementalにより、古きPaineelが奪われたということです。
 このままだとPaineelの異端者が滅びることになるだろうと危惧した結果、Portalを封じる術を研究し、Dartainという名のNecromancerが再封印を行うためにVaultに向かいますが、Elementalに追われてVault内に逃げ込み、自分も封じられるであろうことを覚悟で、自分を犠牲にしてVaultを封じたのがあのドアというのが今に伝わる伝承。Dartainの子孫でDartonという人もいるらしいが、不明。

 さて、Yaelを倒したものの、もうひとつ塔らしき建物が残っている以上、行かないわけにはいくまい、とばかりに突入! ここまで来ると、最早ムードはイケイケ。恐いものなどなにもなし!


 って、ここで襲ってくるReverant。見かけは以前と一緒だけど、Lvl54はですよ? Mez効かないようですよ?

 さらにはFallen EruditeというSkelton Monsterも出てくる始末。Mobの数も多く、ジリ貧に突入しそうな雰囲気。だが、僅かに空いたPop Timeの間隙を縫って、建物内に突入!

 建物の中は狭く、階段でどんどん上に登ることができる。多少のPopは引きずったまま上り、途中で倒して最上階へ。

 そしてそこにいたのは……!

 まさかあなたは……竜兵の長グリム!?


 ……なわけなくて、どうやらEpic Quest NPCという噂だけど良くわからない。この塔も多少探索したけど、NPCがいるばかり。ReverantなどのReady to Attackな敵もいるけど、反応してこなかったりと、今ひとつ不明なことが多い。

 ただ、気になったのはTrack。

 Dartain the Lost

 おそらく、というか、間違いなくthe Vaultを封じた過去のひと。だが、残念ながら(Castは聞こえるものの)建物内にその姿はなかったように思われる。建物も多少探索した後、幾つもの謎を残したままMaster Yaelを倒した満足感を胸に、Goizou LeadのThe Hole Raidは終了し、Gate Out……。

 多分次に来る時は、Plane of Underfootを目指すためだろうか。

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今回の標語

ダイナソア 知らなきゃネタも わからない(だってさー(号泣))