Colin Dain《コリン・ダイン》 Velious大陸を取り巻く氷壁によって遭難したDwarfの一団を率いた指導者です。Colinは彼らを率い、Easten WastesにFroststoneと呼ばれる避難所を築き上げ、やがて町と呼ばれるまでにしました。ですが、Kromrif族の襲撃によってFroststoneは滅ぼされ、生き残った者たちを逃がすため、30名の志願者共に囮となりました。彼の死体は見つかっておらず、王錫や王冠などが唯一遺品として見つかったとされています。
the Inquisition《インクィシジョン》 Seru率いる狂信者たちの集団です。SeruがCombine Empireの実権を握って以後、思想的に違う者たちを弾圧しました。その中のひとつがEnchanterの集団"the Circle of Light"でした。彼らはthe Inquisitionと戦い、自らを犠牲にして子供や愛する者たちを逃がしました。生き残った者たちは、"the Circle of Light"に敬意を表しつづけるために、彼らの大冊を破ると各自が持つこととしました。そして、"the Circle of Light"のTasarian、Velishouや他のメンバーを称えるために、分割された大冊のページを集めることが修行のひとつとなりました。
the Plane of Storms《嵐の界》 Karanaの支配する"界"であり、その居城でもある"雷の要塞"があります。しかし、定命の者たちの行く末を見ようと精神世界に没入し、未来視を行おうとしたKaranaは、自らの暗黒面にまで踏み入った結果、闇の側面であるAgnarrに捕らわれ、昏睡状態となりました。その結果、"嵐の界"は支配者を失い調和の崩れた世界となっています。
Torsis《トーシス》
Emerald Janguleの中に存在したIksar種族の街です。富との元に反映しましたが、やがて滅びました。その理由は伝染病、森の外敵の進入など様々に取りざたされていますが、その真実はこの街を覆う虚無(Void)により霊的な存在を失ったためであるとされます。虚無が発生したのは、この街の最初の君主、Rak'Ashiirの頃だと言われていますが定かではありません。ただ、この呪いはRak'Ashiirがきっかけとなり、多くの都市に住んでいた者たちの背徳によって構成された結果だったようです。そしてこの街は、現在"City of Mist"として知られています。
Zebuxoruk《ゼブゾルク》
"神ならざるもの"、"見捨てられしもの"というふたつ名を持っているとされ、"司法の界"から逃走してNorrathに降り立ったともいわれます。彼は死すべき定めのものであり、故に"神ならざるもの"と呼ばれるともいわれます。幾多の伝承においては悪とされますが、語られぬ伝説では同じくらいに善の存在ともされています。
かつてKunark大陸において、Kotizという名のIksarのNecromancerは、別の"界"にて水晶に封じられたZebuxorukを発見し、解放と引き換えに知識を与えるという約定の元、百の生贄を捧げてZebuxorukの封印を解いたといわれます。その代価として、ZebuxorukはKotizに"the Unholy Writ of War"と言う名の戦いの知識の書かれた書物を渡したとされます。
現在"the Moon of Luclin"に逃れたShissarは、Zebuxorukを信仰崇拝していないものの、その力を借り受けているとされます。
話によるとZebuxorukはDruzzil Roの教え子ともされ、そのため得た知識を広く知らしめようとしているとされます。Zebuxorukは、Norrathの者たちに危機を伝えようとし、その危機に対する手段として神々の知識を与えようとした罪により、"時の界"に囚われているとされます。
Zebuxorukが禁を犯してまで神々の知識を伝えようとした理由は、Norrathに迫る危機──Legion of Mata Muramの侵略が間近に迫っていたためでした。しかしながら他の神々は定命の者たちが神々に対する畏敬を忘れ、傲慢であり不遜であり横柄であることから一切の助けをしないことを決定しました。Zebuxorukは捕えられたものの、信奉者であるCalliavに接触し、その者に知識を分け与えることにのみ成功しました。