この辞書は、Ever Questの裏側に流れる世界観や世界情勢や裏話など、ゲームをパワープレイする上では全く必要の無い情報ですが、裏側を知っていると楽しめるというのも事実なので、お暇だったら読んでください。
 読みに関しては、俺的身勝手です。


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【A】
the Abysmal Sea《奈落の海》
 
Antonicaの西側にある荒い波と海流の領海です。MordenCalliavと出逢い、その指示に従って都市とも見まごう巨大な船"荊の女王"を創り上げ、Grozmok Stoneの導きに従って乗り出すまでは誰ひとりとしてその深部まで達したことが無いと言われています。
 the Wayfares BrotherhoodCalliavは、この領海に巨大船"荊の女王"を停泊させるため、様々な魔法の特性を持つ鉱石を使用し、保護障壁を生み出して船の周りに配置しました。
 この領海を越えた先には、知られざる大陸Taelosiaが存在しました。それと同時に、侵略者であるLegion of Mata Muramも存在していました。

the Accursed Temple of Cazic-Thule《カジック・テュールの呪われし神殿》
 元々は"
the Lost Temple of Cazic-Thule"と呼ばれ、Lizardman種族が住み着む廃虚でした。Lizardman種族が魔術的知識を増大させ恐怖の界"へのPortalを開いたらしく、その結果Lizardman種族には肉体的、魔術的変異が起こり強大な力を得ることになりました。しかしながら、Lizardman種族がどうしてこのような知識を身に付けたのかは明らかになっていません。

the Acrylia《アクリリア》
 "
the Moon of Luclin"で産出される希少な鉱石の名称です。

Adler Fuirstel《アドラー・フュアステル》
 
QeynosにてBertoxxulousを信奉するthe Bloodsabersの一員でしたが、兄弟であるMilykと共により高い知識を求め"静穏の界"へとやってきました。
 ですが、兄弟であるMilykは"病痾の界"へのPortalを開くことに成功するものの、Portalから漏れでた病に罹り、倒れることとなりました。Adlerは、Milykを救うための保護(the Ward)を見つけるため、"病痾の界"へと向かおうとしています。

A.G.《緑後期》
 After Greenの略です。
Shissarの奴隷とされていたIksarは、"the Green Mist"以前をB.G.、それ以後解放されてより後をA.G.と呼び、年号としました。

Agnarr《アグナー》
 
Karanaの内面に存在した闇の側面が具現化した存在です。
 定命の者たちの勢いが増しその手が"界"にまで伸びた時、Karanaはその行く末を見定めようと瞑想に入り、自らの精神の奥深くへと入り込みました。しかし、自身の暗黒面の深くまで没入した結果、そこに存在したAgnarrに捕えられ、Karana自身は昏睡することとなりました。Karanaが昏睡し、Agnarrが表面に現れたため、支配者を失った"嵐の界"は荒れることになりました。

the Ak'Anon《アク=アノン》
 
Faydwer大陸にあるGnomeの街です。現在この街はKing Horatio Ak'Anonによって統治されています。

Akelha`Ra《アケルハ・ラ》
 
Luclinによって創造された種族Akhevaの指導者であり、Luclinを奉る最高司祭でもあった女性です。彼女の産み出した影の鏡像とも言えるAtenha`Raの策略によりLuclinの力から切り離されVex Thalの力の場を奪われ、そしてAtenha`Raが彼女とそれに従う者たちを滅ぼすために嵐を送った結果、Maiden's Eyeの神殿は廃虚となり、Akheva種族も滅びに瀕することになりました。

the Akheva《アケヴァ》
 
Luclinによって創造された種族であり、その中でも最も完璧な種族だとされます。多数の手を持つのがこの種族の外見的特徴です。Akhevaは彼らの神聖なる家であるVex ThalにてLuclinそれ自身からの力を受け取り、その力をもって例え死んでも再生するため、事実上の不死の種族とされます。Akhevaを導いていたのがLuclinの女性高司祭Akelha`Raでした。
 しかし、Akelha `Raの影の鏡像とも言えるAtenha`Raは、Vex ThalにおけるLuclinの力の場を奪うとAkelha`Raに付き従うAkhevaを滅ぼすべくMaiden's Eyeに魔法的な嵐を向かわせました。Akelha`Raはそれに抗うべく、Vex Thalの鍵ともいえる王錫を振るいますが、Luclinの力から切り離されたAkelha`Raの王錫は砕け、滅びに瀕することになりました。
 Vah ShirのShaman、Dar KhuraはAkheva種族を発見し、彼らの再生時に精神世界の神聖なる存在が破壊されること知り、更にAkhevaの研究を行うために同じくShamanの者たちと共に彼らの住んでいた洞窟の闇深くへと入り、そして戻ってきませんでした。

the Alliance of Stone《石の同盟》
 
Kanor城に住み着いたVenril Sathirとその配下の獣人たちの被害にあったGiant種族が鉱山と引き換えにGoblin種族へと持ち掛けた同盟です。この同盟によって、そして配下のLycanthropeの長であるIksar族のThuugaの裏切りによって、Venril SathirOverthereへと一旦落ち延びることになりました。その時開いたのが現在Overthereにある居留地Varisです。
 結局この同盟は、Venril Sathirを追い払った後"the Ring of Scale"の姦計により、お互い疑心暗鬼となった結果崩壊しました。そして時を経てVenril Sathirは再びKanor城に戻ったのです。

Al`Kabor《アル=カボアー》
 
Eruditeの魔術師(Wizard)であり、『誰もが夢としか思えぬほどの力』を持つ、現存する魔術師の中で最も強力な魔術師だといわれます。しかしながら、彼もまた得た知識も死によって無駄になるという考えによって、力を持つ者が到達する最終的な目標、不死を求めました。不死の研究を行い、禍凶しい儀式のために様々な魔法の品物を求め、Kedgeを調査し、Phinigel Autroposの不死の秘密をも知ったといわれます。
 彼はFiriona Vieとも親交があったり、"大亀裂"のPortalの封印が緩んでしまったことに関しての相談を持ち掛けられたり、Karana平原の病原菌の源となったMordavin Telaseの逮捕に関係していたりと、Norrathの様々な出来事で名前を見る人物でもあります。Dragonとの取り引きで失われた記憶を求めてFiriona VieKunark大陸に渡った時、Ognit Eznertobらと共に同伴しました。
 彼はKunark大陸で入手したCombine Empireの書物を元に数多くの研究を進め、遂には最終的な実験によって"the Moon of Luclin"へのテレポート手段を確立しました。この研究は大衆の目に触れていたため、彼以外の者でも可能となりました。彼によると、NorrathにおけるPortalは既に限界を迎えつつあり、何時不可能になるかわからないとのことです。

the Ankexfen《アンケクスフェン》
 
Rallos Zekにより創造された種族で、Hazeg Ankexfenを祖としています。この種族は現在既に存在しません。
 彼らは知的かつ狡猾で、Ogreと手を結び"大地の界"へと侵攻しますが、the Rathe Councilによりそれを阻止されます。Ogreが神々の怒りにより殺されたのに対し、Ankexfenへの罰は更に過酷なものでした。種族は根絶させられ、全ては灰へと変えられました。その灰から四種類のGoblinが生まれたとされます。四種類のGoblinはそれぞれ異なる環境の場所へと住まわせられ、神の慈悲により過酷な環境から身を守るためそれぞれがStaff of Ankexfenの一部を授かりました。この杖がIce Crystal Staff、Fire Crystal Staff、Water Crystal Staff、Slime Crystal Stuffの四本です。

Antonica《アントニカ》
 元は
Tunareより名前とってTunariaという名前だった大陸を、人間種族がAntonicaと改名してしまったことにより以後、Antonica大陸として知られるようになりました。Antonicaという名前は、Qeynosの創始者でもあるAntonius Bayleより名づけられました。

Antonius Bayle《アントニウス・ベイル》
 
Qeynosの街を開いた指導者です。これによりTunaria大陸は彼の名をとってAntonica大陸と呼ばれるようになりました。

Antonius Bayle III《アントニウス・ベイルIII世》
 彼は、
Jaggedpine Forestを人が立ち入らない動物たちの森であることを既定し、人々の侵入を禁止することを決定しました。BlackburrowのGnollたちがJaggedpine Forestに侵入し、それを退治するためAntonius Bayle IV世がそれを取り下げるまで、その旨は守られていました。

Antonius Bayle IV《アントニウス・ベイル四世》
 現在の
Qeynosを修めている人物です。Qeynosの闇の部分に関わっているとされるKane Bayleは、彼の弟でもあります。

Aradune Mithara《アラデューン・ミスラ》
 Ever QuestのプロデューサーであるBradMcQuidが操作するPCです。レンジャーの将にして歴史家でもあり、
Karana化身でもあるそうです。Karana's AvengerやGreen Splinted Mailという非常に強力な装備を身に付けています。かつてVoxKarana平野に雪と氷をもたらそうとした時に、土地を守るため多数の冒険者と共に彼女と戦ったという話もあります。

the Arisen《アライゼン》
 
Venril Sathirの古代のカルトと言われ、王宮騎士によって入手され、失われたと思われていたCharasis侵入の秘密を入手したとも言われます。Venril Sathirを奉じており、彼の世話をするために秘密を入手したと、彼らは言います。

Arlyxir《アーリクサー》
 
Solusek Roとその父であるFennin Roの良き友人とされる知者です。Arlyxirは、現在Solusek Roと手を組みNorrathへの攻撃を企んでいます。その手始めとして、Jivaに知識を与え、"火の界"とSolusek Roの住まう塔との間に断層を作り出させ、"火の界"からその力を引き出しています。

Artifact《古器》
 偉大な力を持つ古代のアイテムです。

Askr《アスカー》
 
Karanaに仕える僕です。Askrは定命の者ですが、なんらかの嵐に遭遇し遭難した結果、"嵐の界"へと流れ着きました。通常"嵐の界"へと届く程の嵐に遭遇した場合、無事であることは少ないのですが、Askrは記憶を失っただけに留まりました。その後Karanaのことを知り、その僕として従順に仕えていました。
 Agnarrが顕現してから、AskrはKaranaを見捨てて逃げ出し"嵐の界"にて隠れ住んでいました。彼はKaranaのことを慕っており、なんとかしたいと考えてはいるものの、自らの力の無さから酒に溺れる日々を過ごしています。

Atenha`Ra《アテンハ・ラ》
 
Akheva種族の最高司祭Akelha`Raの意識より産み出された、Akelha`Raの影の鏡像とも言える存在です。Atenha`Raはどんな理由があってかは分かりませんがAkelha`Raを追い落とすかのように、Luclinの力からAkelha`Raを引き離すべくVex Thalの力の場を奪い取ると、それに付き従うAkheva種族を滅ぼすべくMaiden's Eyeに魔法的な嵐を送り込み、廃虚と変えました。
 現在Atenha`RaはVex Thalにいると言われます。

Atrebe《アトレーベ》
 
Rileの息子、Sebilis帝国の第三代皇帝です。暗黒魔術に魅入られ孤独を好み、Shissarと祖父Venril Sathirの魔術を行使しました。その魔術は邪悪なもので、IksarDragonを融合し竜人Sarnakを造り、DragonとFloglokを融合して飛翔する騎馬であるSokokarを造り出しました。Atrebeは暗黒儀式の実験の最中、失敗により研究所毎吹き飛び死んだとされます。

the Avatar《化身》
 神の化身として現れるもののことです。"
恐怖を統べるもの"Cazic-Thuleの化身として、"the Lost Temple of Cazic-Thule"に"恐怖の化身"が、"雨の守護者"Karanaの化身としては、Aradune Mitharaが、"憎悪の王子"Innoruukの化身としてはLanys T'Vylが存在していることが分かっています。

the Avatar of Fear《恐怖の化身》
 "
恐怖を統べるもの"Cazic-Thule化身として、"the Lost Temple of Cazic-Thule"に存在していました。

the Avatar of Hate《憎悪の化身》
 "
憎悪の王子"Innoruukの娘、Lanys T'Vylのことです。

the Avatar of Water《水の化身》
 "
水界の三支配者"の内の一柱、"深淵の君"Tarew Marrの僕であるCoirnavのことです。

the Aviak《アヴィアク》
 
Karana平原南部や"Ocean of Tears"に住む鳥人間です。性格は温厚のようで、手出ししない限り襲ってきません。

Ayonae Ro《アイオネイ・ロ》
 "
音楽の領界"の支配者です。彼女はDruzzil Roの気まぐれによって、精神の安定をもたらす音楽を奏でるために産み出され、やがて確固たる意志を持つに至りました。彼女の"音楽の領界"は、Druzzil Roの支配する"魔力の領界"の一部を犠牲にして創られたとされます。

Azibelle Spavin《アジベル・スパヴィン》
 
Bertoxxulousの信奉者であり、the Bloodsabersの一員です。反逆と悪徳によりQeynosにて処刑されたMordavin Telaseの愛人だったとも噂され、処刑に対する復讐としてKarana平原に疫病を撒くことを主導しました。


【B】
the Barbarian《蛮族》
 
Ever Frost PeaksにあるHalasに住む蛮族です。この種族よりHuman種族が派生しました。

the Bastion of Thunder《雷の要塞》
 "
嵐の界"にあるKaranaの居城です。この要塞の周りはKaranaの意思のもと嵐が渦巻いています。現在、Karanaはこの要塞の中で昏睡し、代わりにAgnarrが鎮座しています。

the Befallen《災禍の地》
 
Common Landの西側南部に存在する洞穴です。中は廃墟のようになっていますが、人工の建築物です。Solusek Roを信奉するNecromancerの集団"Burning Dead"の本拠地でもあり、Marnek Jaullの復活を願う僕たちが現在集結していました。
 ですが、Neriakを追われたLanys T'Vylによって、彼女とその信奉者が現在この地に集っています。

the Beholder of Battle《戦いの見者》
 
Tallon Zekの異名です。

Bertoxxulous《ベルトクシャラス》
 "
病の運び手"のふたつ名を持ち、"病痾の界"を支配しています。Bertoxxulousは腐敗したローブを身に纏ったせむし人間の姿を取り、そのフードの下には腐敗した死体に付けられた美男子の顔があるといわれます。
 Bertoxxulousは現在、滅びし王国Lxanvomの地下を住処と定めていると噂されます。

B.G.《緑前期》
 Before Greenの略です。
Shissarの奴隷とされていたIksarは、"the Green Mist"以前をB.G.、それ以後解放されてより後をA.G.と呼び、年号としました。

the Bile《バイル》
 "
the Alliance of Stone"の攻撃によって、Kanor城からVenril Sathirが逃げた土地です。現在のOverthereです。ここでVenril Sathirは一世紀を過ごし、時を待ちました。その時に開いた居留地がVarisです。

the Black Burrow《黒い巣穴》
 
Qeynos北東にある吹き抜けの洞窟です。Gnollの"SaiberTooths"の住処となっていると同時に、Ever Frost Peaksへ行くための通り道でもあります。

the Bloodsabers《ブラッドセイバー》
 
Qeynos地下に拠点を持ち、Bertoxxulousを信奉する集団です。
 この集団の高司祭、Mordavin Telaseは、Antonius Bayle IV世の治世を妨げ、Qeynosを支配下に置こうと策動しましたが、Al`Kaborを始めとする者たちの手によって阻止され逃走しました。けれどもSurefall GladeのRangerたちの活躍もあり捕らえられ、処刑されることになりました。

Breen Everblood《ブリーン・エヴァーブラッド》
 
TolanMrylokarSolist Kinslanらと共にVelious大陸へと訪れたBarbarian族の戦士です。探検中にKromrif族に襲われ、彼は捕らえられてKael Drakkalへと連れて行かれました。しかしながら、目覚めた時目の前にあったRallos Zekの印章に敬意を表したその態度から朋友として迎えられ、King Tormaxと会見し版図を広げようとする彼らに協力することとなりました。現在は王の副官の地位にいてKing Tormax仕えているようです。

Brell Serilis《ブレル・セリリス》
 "
地下公爵"、"地底公爵"のふたつ名を持ちます。Veeshanに次いでNorrathへと訪れた神です。"竜の女王"の策謀を監視するためと称し、最初にTunarePrexus、次いでCazic-ThuleFizzlethorpe BristlebaneRallos Zekに呼びかけて協定を開き、監視者となる生物の創造を持ち掛けました。ですが、協定以前にブレルは自らの支配する"地底の界"から密かにポータルを開き、地底世界に創造物を放ちました。このPortalは彼自身の手により、生きた石の玄室の中に封じられました。協定の後、DwarfGnomeといった種族を公に創造しました。

the Broken Skull Clan《ブロークンスカル一族》
 かつて
Ykesha Clanを襲撃してGrozmok Stoneを奪ったものの奪い返され、Luggaldの協力を得て再度奪い返したもののMorden Raspに奪い取られる結果となった報われない一族です。
 Broken Skull ClanはInnoruukを独自の様式で信仰しており、海賊として生計を立てている一族でも在ります。Broken Skull ClanにはTrollだけでなく、他の様々な種族も流入しています。

the Burning Dead《バーニング・デッド》
 
Marnek Jaullに率いられたSolusek Roを信奉するNecromancerのカルト集団です。かつてはAntonica大陸全土を支配するほどでしたが、PrexusPaladinの活躍によって壊滅しました。その壊滅の原因は、Wand of the Burning Deadという強力なArtifactをKenoxというNecromancerが裏切り、盗み出したためです。KenoxはこれをSir Toran Neshal率いるPrexusPaladinに引き渡しましたが、Marnek Jaullの策略によりToranの手元でこのWandが爆発。その場にいたPaladin全てを焼き尽くしました。生き残ったPaladinは彼らを追いつめ、壊滅に追いやりました。
 現在は残党がBefallenに集まり、Marnek Jaullの復活を願っていました。

the Burning Prince《灼熱の公子》
 
Solusek Roの異名です。


【C】
Cabilis《カビリス》
 現在
Kunark大陸で最も大きなIksarの街です。"新たなるSebilis"とも呼ばれます。現在は皇帝Vekinが統治しています。

Carson McCabe《カーソン・マクケイブ》
 
High Keepの統治者です。

Calliav Giniuar《カーリフ・ジナイアー》
 
Zebuxorukの信徒であり、"知識の界"にて囚われたZebuxorukとの交信を試みており、それに成功しました。ZebuxorukNorrathへと迫る危機を伝えるためにCalliavにその知識を分け与えたものの、人の身には余る知識量に圧倒されて狂人のように振舞う結果となりました。
 しかし、Calliavに興味を持ったMorden Raspとその仲間のNedariaの力によって正気を取り戻し、Grozmok Stoneを捜すためにNorrathに隠された場所の存在をthe Wayfares Brotherhoodへと伝えました。

Cazic-Thule《カジック=テュール》
 "
無貌のもの"や"恐怖を統べるもの"というふたつ名を持っています。"恐怖の界"を支配しており、NorrathLizardman種族のIksarTrollといった種族を創造しました。Cazic-Thuleの化身は"the Lost Temple of Cazic-Thule"に存在していました。

the Centaur《ケンタウロス》
 
Karana平原南部に集落を持つ半馬半人です。彼らは熟達した鍛冶師でもあり、戦士の装備を創るわざに長けています。

Charasis《キャラシス》
 断崖都市とも呼ばれます。かつての
Shissarの都Chelsithの上に建築されたKunzar族の首都です。Venril Sathirの妻Drusellaの出生地でもあり、そして墓所としてSathirが定めました。この墓所を守るため、Venril Sathirは魔法をかけ、出入りの方法を秘密としました。一度王宮騎士により秘密が盗まれ、文書として書き留められますが、王宮騎士の葬儀時に価値の分からぬ者により捨てられてしまい失われたとされます。侵入方法の秘密を知るものは、Arisenと呼ばれるカルトと、Venril Sathirの後継者だけとされています。
 この街の図書館にはVenril Sathirの最も貴重な魔法の品、恐らくはthe Unholy Writ of Warと呼ばれる本が納められていると思われます。

Chelsith《チェルシス》
 かつての
Shissar種族の帝国Sorizの首都です。自らの神々だけでなく、不誠実にも他の亜神や神々と契約を結び、"the Guardians of Planes"の保管する魔法の品々に手を出した結果神々の怒りを招き、結果的にこの年は疫病にも似た緑の靄に飲み込まれ崩壊しました。やがてこの都市は地下に飲み込まれ、この上にKunzar族の首都Charasisが建築されました。

Chosooth《チョーソー》
 
Sebilis帝国皇帝Rileに仕えたIksarの将軍で、吸血鬼です。

Chottal《チョタル》
 
Sebilis帝国の第五代皇帝で、最後の皇帝でもあります。Ganakの死後皇位を継いだ彼ですが、Ganakによって"the Ring of Scale"の指導者Jaled-Darが死に、その復讐に来たDragon族によって彼もまた炎に飲まれました。
 この復讐劇によって皇帝の血族が失われたことにより、"the Emerald Circle"と呼ばれる貴族たちの評議会が作られ、帝国は運営されることとなりました。

the Cipher of Druzzil《ディルジールの暗号法》
 神々の言語は難解であり、人に理解できるようにするためには翻訳の必要があります。その翻訳法こそが、このthe Cipher of
Druzzilだとされます。"知識の界"の評議会長Maelinは、唯一この暗号法を解き明かした人物だと言われます。

the City of Mist《虚の街》
 Emerald Jungleの中に存在する廃墟の街です。かつては
Torsisという名のIksar種族の街で富と権勢を誇りましたが、滅びました。

the Claws of Veeshan《クロウズ・オヴ・ヴィーシャン》
 
VeeshanNorrath発見後、Velious大陸に産み落とした子供たちが寄り集まってできた、世襲制の評議会です。VeeshanVelious大陸に刻み付けた爪痕の地、"the Scar of Veeshan"を神聖な地をして崇めています。
 故に、"the Scar of Veeshan"の地に要塞を建設したKromzek族と敵対することとなりました。
 Kunark大陸に住むDragon種族の一群"the Ring of Scale"は、Norrathに他の種族が創造され、他種族を支配できると知りVelious大陸を去ったDragonたちの末です。

the Coldain《コールダイン族》
 
Velious大陸を取り巻く氷壁によって遭難したDwarfの一団の子孫です。遭難し大陸へと辿り着いた彼らは、Colin Dainによって率いられ、Easten WastesにFroststoneと呼ばれる町を築き上げましたが、狂暴なKromrif族によって町は破壊され、追い立てられました。彼らは逃げましたが、執拗にKromrif族に追われ、結局Colin Dainと志願者とが囮となって他の者を逃がすことに成功したのです。残された者たちは、Colin Dainの名にちなんで自らをColdainと呼ぶようになったといいます。
 その後移り住んだのがthe Crystal Cavernsですが、そこもKromrif族に襲われ、一部の者たちが旅立ち、山岳にThurgadinという名の地下要塞都市を築いて住んでいます。
 Coldain族のリーダーは、代々Dainという名前であり、現在の王はDain Frostreaver IV世です。

Coirnav《コイアナヴ》
 "
水の界"にある"the Reef of Coirnav"にいるとされる"水の化身"です。この者は、"水界の三支配者"の命令があるまで、水底にてまどろんでいると言われます。

Colin Dain《コリン・ダイン》
 
Velious大陸を取り巻く氷壁によって遭難したDwarfの一団を率いた指導者です。Colinは彼らを率い、Easten WastesにFroststoneと呼ばれる避難所を築き上げ、やがて町と呼ばれるまでにしました。ですが、Kromrif族の襲撃によってFroststoneは滅ぼされ、生き残った者たちを逃がすため、30名の志願者共に囮となりました。彼の死体は見つかっておらず、王錫や王冠などが唯一遺品として見つかったとされています。

Common Land《共益地》
 
Freeport西に広がる平野です。南西部には"Befallen"があり、南部は砂漠化しつつあります。

the Combine Empire《連合帝国》
 
Human種族の滅んだ帝国です。Tsaph Kattaが創始者です。この帝国はAntonicaFaydwerOdusにかけて急速に成長し、Kunarkにもその勢力を伸ばしたとされ、AntonicaKunarkの間の海にはその偉大な遺物であるテレポータが残っていると言われます。更にはthe Moon of Luclinにまでその版図は広がっていたといわれます。この帝国はGeomancyの失われた秘術を発見し、成長し発展した速度よりも速く崩壊しました。その治世は僅か数十年だったとも言われます。崩壊の原因は、民族的思想的統一を考えるSeruと、異種族も受け入れようとするTsaph Kattaとの対立が、やがては暗殺へと発展した結果だと言われます。Tsaph Kattaが暗殺されて後、彼を奉じていた者たちはSeruにより追われることとなり、Midstの研究によってNorrathから"the Moon of Luclin"へと逃れました。

the Council of Justice《司法評議会》
 
the Tribunalの異名です。

the Court of Pain《コート・オヴ・ペイン》
 
Sebilis帝国皇帝Venril Sathirが団長Tynnに命じて編成を行わせたIksarモンクの集団です。Swifttailと呼ばれる独自の階級制度によってなりたっています。
 "the Court of Pain"はSebilis帝国の崩壊と共になくなりますが、後にTynnの門弟であった団長Gloxが新たなる帝国で皇帝Vekinの元、再び復活させました。

Cristanos Thex《クリスタナス・ゼックス》
 
Neriakの王Naythox Thexの妻、Neriakの女王です。

the Crusade of Tears《涙滴の聖戦》
 3150年に行われた
Faydwer大陸への"the Knights of Truth"の遠征です。目的はアンデッドの浄化でした。この遠征の間、後を任されたのがLucan D'lereで、遠征で留守の間に彼は堕落し、力に取り付かれ、市民軍を組織し支配者となりました。

the Crusaders of Greenmist《クルセイダーズ・オヴ・グリーンミスト》
 
Rok Nilokに率いられたShadow Knightの軍です。

the Crystalline Dragon《水晶竜》
 
Norrathを発見したVeeshanの異名です。

the Crimson Teir《クリムゾン・テアー》
 
Innoruukの信奉者の中で選ばれたもののみに与えられる階位で、この位にあるものにはInnoruukの力の宿る装備が与えられます。現在その装備全てを奪ったLanys T'Vylがついています。

the Crystal Caverns《結晶大洞窟》
 
Veliumに満たされている洞窟で下層中央にはColdain族が住んでいます。元はFroststoneに住んでいたColdain族は、Kromrif族の襲撃を受けて逃げ出し、この洞窟へと逃れました。この洞窟の上層にはOrcRy'gorr Clan Snow Orcsが砦を作っています。洞窟は下層に住むColdainにとって非常に安全なよう設計されており、この設計はGlight SnowchipperBrell Serilisが幻視を通して送ったものとされます。
 やがて三十年が経ち、Dain Frostreaver II世の時代に再びこの洞窟にもKromrif族の襲撃がありました。Slagd Frozentoe率いるKromrif族に対してGlight Snowchipper率いるColdain族は奮戦しますが、結局Glight Snowchipperが自らを犠牲にしてKromrif族を雪と氷の雪崩の中に巻き込んで倒しました。その後この洞窟を出ていったColdain族が、Thurgadinを築き上げました。

the Curse《呪詛》
 
Rallos Zekによって率いられたRallosian帝国の軍隊が、"大地の界"へと侵攻し、その支配者であるthe Rathe CouncilMurdunkが捕え処刑したことによりもたらされた呪いです。
 この呪いにより、Giant種族の肥沃だった土地は永久凍土のEver Frost Peaksへと変えられ、Giant自身も生きたまま氷へと変えられるか、Kunark大陸やVelious大陸へと逃げ出しました。Ogreはその殆どが殺され、生き残った者たちの子孫はそれまでとは違い知能水準が下がり、かつての魔法技術や戦略技術を失うことになりました。


【D】
Dabner Drednever《デイブナー・ドレッドネバー》
 
GnomeのClericとしてBrell Serilisを信奉しています。思慮に欠けるDabnerに対して思慮深いOgnit Eznertobとは良いコンビであり仲間であるようです。
 Ognit Eznertob大亀裂の封印を開放した際共に冒険していたのが彼とDagda Icefuryでした。その後彼らはAl`Kaborに助けを求めました。この一件の後、彼らはAl`KaborFiriona Vieと冒険を共にすることになりました。

Lady Daegarmo《ディアガルマ》
 
High ElfPaladinであり、Norrathでの様々な出来事で名前を見る人物です。彼女はTakish-Hizの破壊前に生まれてFaydwerにあるFelwitheの建設にも関わっているとされます。現在はTakish-Hizの最初のPaladinによって創造されたとされる剣、"the Faithbringer"を持ちNorrathにおける論争の調停者として各地を旅していると言われます。

Dar Khura《ダー・クラ》
 
Vah Shirの伝説に伝わるShamanです。彼は"the Moon of Luclin"へと来る前からVah Shirの精神的な指導者であったとされます。"the Moon of Luclin"へと辿り着いて以降幻視を見た結果、Akhevaという精神体の一族を発見し、その研究を行おうとしたまま何処かへと消えました。

Dagda Icefury《ダグダ・アイスフューリー》
 
Barbarianの女性であり戦士です。Ognit EznertobDabner Dredneverという二人のGnomeコンビの保護者でもあります。それというのも、かつてOgnit EznertobDabner DredneverEver Frost Peaksを旅していた時獣に襲われ、それを救ったのが彼女との出逢いでした。DagdaはOgnit Eznertobの魔術的、機械的な知識に感銘を受けており、彼らを護ることを誓い以後旅を共にしています。
 Ognit Eznertob大亀裂の封印を開放した際も同伴しており、開放後彼らはAl`Kaborに助けを求めました。この一件の後、彼女らはAl`KaborFiriona Vieと冒険を共にすることになりました。彼女は同じ戦士としてThubr Axebringerを尊敬し、戦士ではないけれどもDreezil Pocketdipのその技量に敬意を払うなど素直に相手を尊敬することを知っていますが、Al`Kaborに対してだけは敬意を払えないようです。

Dagnor Butcherblock《ダグナー・ブッチャーブロック》
 
Dwarf族最初の王で、Brell Serilis自らが鍛えたハンマーを持っていたといいます。

Dain Frostreaver II《ダイン・フロストリーバー二世》
 かつての
Coldain族の王です。この時代、Slagd Frozentoe率いるKromrif族の侵攻がColdain族の第二の都市であるCrystal Cavernsに対して行われ、Glight Snowchipperが自らを犠牲にした結果都市は護られましたが、一部のColdain族はCrystal Cavernsを後にしました。

Dain Frostreaver IV《ダイン・フロストリーバー四世》
 現在の
Coldain族の王です。

Danak《ダナック》
 
Sebilis帝国の時代、Venril Sathirによって現在のOverthereに創られた港湾都市です。地殻変動によって、この港湾都市もまたSebilis帝国崩壊と同時期に失われました。

Danak Dhorentath《ダナック・ドーレンタス》
 
Iksar種族のシャーマンであり、Venril SathirのカルトであるArisenの一員です。Kunark大陸へと訪れたFiriona Vieと会見しました。Firiona Vieの目的が"the Ring of Scale"の探索だと知った彼は、非常に困難であることを説明し、そこに辿り着くための特別なPortalの提供を申し出ました。そして彼は、Portalが開くとFiriona Vieを掴み、二人だけで消え失せました。Firiona Vieを攫ったのは、実はVenril Sathirの命によってでした。
 Firiona Vieから奪った聖なる杖"the Lifeguide"をVahlai Ka'Izalと共にVelious大陸に隠したのもDanakの仕業です。

the Dark Elf《ダークエルフ》
 
Innoruukによって、High Elfの最初の国王夫妻から、Teir'Dalによって生み出された種族です。Necromancyは元来Dark Elfの術でした。Dark Elfの創造の行為はTeir'Dalと呼ばれていますが、Teir'DalはDark Elfそれ自身をも指し示します。
 創造主Innoruukを奉じており、その証として"血の月"と呼ばれる儀式を執り行っています。

Dartain《ダーテイン》
 
PaineelNecromancerです。
 大亀裂の奥深くに存在するVaultPaineelNecromancerたちが探求した結果封印が弱まり、"地底の界"へのPortalが解放された結果Paineelは一度滅びました。このままではPaineelNecromancerが滅ぶと危機感を抱いた結果、再封印を行う方法を研究し、それを行うためにDartainが地下へとおります。ですが、Elementalに発見された彼は追われ、逃げた結果Vault内へと辿りつき、結局自分を犠牲にするのを承知で再度封印を行ったのです。
 しかしながら、完璧に封印されていた"地下の界"へのPortalは、歴史は繰り返すが如く訪れた冒険者の魔法使い、Ognit Eznertobによって半ば解放されてしまったのです。そして同時に、DartainもまたNorrathへ帰還しました。"界"では、こちらと時間のとりようが違うため、彼はまだ存在していたのです。彼の言葉によると、何年かしか経っていようです。
 Dartainは研究者としても優秀であったようで、特殊なルーンと強力な死者を召喚する呪文の研究を行っていたようです。特殊なルーンを入手していたAl`Kaborは、それがDartainの創ったものであることを知り、その用途までをも洞察しました。そのため、彼の回帰がPaineelの力を増大させるのではないかと考え、Dartainを殺すことを決意しました。

the Defiler of Realities《存在を穢すもの》
 
Shissar種族の皇帝Ssraeshzaの異名です。

the Deliverer of Doom《破滅を届けるもの》
 
Krrovok klek Torとは、共通言語で"the Deliverer of Doom"を意味します。皮肉なことに、この異名はその異名通りの結果を引き起こすこととなりました。

Desert of Ro《ロの砂漠》
 
Antonica大陸の東、Freeportの南部に広がる砂漠地帯です。元々はElddar Forestと呼ばれる古代の森林でしたが、"炎王"Solusek Roの呪いにより砂漠と化し現在に至ります。

Dillius《ディリウス》
 3150年に行われた"
Crusade of Tears"時に、Lucan D'lereによって殺された"the Knights of Truth"のPaladinです。いかなる諍いから殺されたのかは明らかになっていません。

Dolis Sha'Vlal《ドリス・シャヴィラル》
 
Laarthik率いるHigh Keep襲撃時に、"憎悪の界"へと去ったLanys T'Vylを、Norrathへと戻す儀式を、Vizier D'Kalzと共に執り行った人物のひとりです。

Lord Doljonijiarnimorinar《ドルジョニジアーニモリナー》
 
Velketorの造りし迷宮に住む妖霊です。King Tormaxの副官Breen Everbloodによると、彼はVelketorの呪文によってこの"界"に縛り付けられており、逃れようとしているそうです。そしてDoljonijiarnimorinarとは彼のフルネームではなく、フルネームはDoljonijiarnimorinarinornimorarjinomalorinajilinarinormanironarijinoraninorという名前だという話です。友人たちは、彼をDoljonと呼ぶそうですが。

the Dragon《ドラゴン》
 
VeeshanによりVelious大陸に産み落とされた種族です。Velious大陸に"the Claws of Veeshan"、Kunark大陸には"the Ring of Scale"といった派閥に分かれています。Dragon族は共通して強大な力と魔法的な力を持ち合わせており、Norrathにおいて最強クラスの種族であることは間違いありません。
 彼らには幾つかの禁忌があり、違う元素のElemental Dragon同士の交配の禁止、同種族同士の殺し合いの禁止などが現在確認されています。

the Dragon Necropolis《屍竜の都》
 
Velious大陸に存在する場所で、ここにはJaled-Darの幽体がZlandicarによって閉じ込められています。

the Dream Scorcher《悪夢をもたらす者》
 
Terris-Thuleの異名です。

Dreezil Pocketdip《ディリージル・ポケットディップ》
 
HalflingのRogueです。天才的な腕前を持っており、Norrath各地を放浪中Firiona Vieから食料を盗もうとしたのがきっかけで、旅路に同行することとなりました。"the Ring of Scale"との会見で記憶を奪われた時、彼は魔術的な力で故郷Rivervailへと送還されたといわれます。記憶を失っている間、彼は毒の研究を行っていたとされます。
 その後High Keepへの密造酒持ち込みの疑いをかけられ、捕らえられた所でFiriona VieSionachieに無実を証明してもらい、開放されました。その後彼もまた記憶を取り戻したと言われます。

the Dresolik《ドレソリック》
 
Norrath攻撃を企てるSolusek Roの切り札です。Jivaにより創られた断層により、"火の界"から引き出された力は、Dresolikに蓄えられています。蓄えられた力が臨界に達したとき、NorrathはDresolikの炎により焦土と化すとされ、例え生き残ったとしてもSolusek Roの配下の者たちや、Xuzlによって召喚された者たちによって、滅ぼされる運命だと言われます。

Drinal《ドリナル》
 Drinalは
Norrathを回る衛星の名前です。Norrathの衛星には"the Moon of Luclin"もありますが、そちらがLuclinの力によって生命の存在する星に対してDrinalは生きるもののない死の星だといわれます。ですがかつては生命が存在したらしいことから、神たるDrinalがこの星を見捨てたか、Drinalそれ自身が死んだのではないかといわれていますが、本当の所は定かではありません。

Drornok Tok Vo`Lok《ドロルノック=トック=ヴォ=ロック》
 或いは、"Noble Hero of Lok"とも呼ばれます。
Krrovok klek Torの無慈悲な虐殺の手から逃れ、密かに高潔なるPaladinとしての訓練を受けたFroglokの英雄です。彼はKrrovok klek Torを倒すべく彼のいる塔へと乗り込み、最終的に打ち倒すことに成功しました。ですが、Krrovok klek Torの最後に発動した呪いは、Drornok Tok Vo`Lokを"嵐の界"へと転送しました。理解しえるもののいない世界で絶望にかられたものの、やがて彼と姿形がことなるけれども、彼と同系種の存在を知りました。彼はその蛙種族をまとめあげたと言われます。彼は"嵐の界"のthe Caves of Grenidorに、未だ存在しつづけるとも噂されます。

Druid《ドルイド》
 自然を崇拝し、自然とともに歩む僧侶です。動物を愛護しています。

Drusella《ディルセラ》
 
Charasis出身のIksar種族の女性で、Venril Sathirの妻です。Venril Sathirは彼女を深く愛していたようで、断崖都市Charasis自体を彼女の墓所として定め、そこに盗掘者が入られぬよう魔法を施しました。

Druzzil Ro《ディルジール・ロ》
 "
秘術の貴婦人"のふたつ名を持ち、"魔力の領界"を支配しています。Ayonae Roの産みの親でもあります。Ayonae Roの"音楽の領界"を創るため、自身の"魔力の領界"の一部を犠牲にしたといわれます。
 彼女は、白い髪を素晴らしい白い宝石を額に持つプラチナの冠で顔前から収めた、背の高いEruditeのような姿をしているといわれます。
 DruzzilはZebuxorukの師であり、様々な知識を教えた者でもあります。そして、その教えの中には『知識を共有すること』があったため、Zebuxorukは様々な知識をNorrathへと齎そうとしました。しかし、同様に、『他者の運命に関わる知識は教えないこと』という項目に触れていたため、Zebuxorukは捕えられ、永遠の停滞の中束縛されることになりました。

the Duke of Below《地下公爵》
 
Brell Serilisの異名です。

the Duke of Underfoot《地底公爵》
 
Brell Serilisの異名です。

the Dwarf《ドワーフ》
 
Brell Serilisによって創造された種族です。Faydwer大陸にあるKaladim王国にその多くが住んでいます。


【E】
E'Ci《エッシ》
 "
氷の女神"、"冬の守護者"というふたつ名を持ちます。"水の界"を統べる"水界の三支配者"の内の一柱といわれ、氷を司ります。Velious大陸に住む幾つかの種族に奉られています。

the Elddar Forest《エルダーの森》
 
Tunaria大陸南東部に広がっていた古代の森です。エルフたちはこの森の木上に住んでいましたが、Solusek Roの呪いによりもたらされた太陽の熱により、Elddar Forestは砂漠化しました。ここは今ではロの砂漠となっています。

the Elder Age《古の時代》
 歴史上知られている二番目の時代です。

the Emerald Circle《エメラルド・サークル》
 
Sebilis帝国皇帝Chottalの死の後、王を立てず五人の貴族によってつくりあげられた評議会の名前です。この評議会は、Iksarの発展のために働くものでしたが、それぞれの貴族が野心を抱いたため崩壊し、再び五つの部族州へと分かれる結果となりました。

Equestrielle《アクェストリエル》
 
Faydwer大陸の森に住むUnicornです。彼女はFiriona Vieの友人でもあります。記憶を失ったFiriona Vieを、Felwitheへと導きました。
 しかし彼女はCazic-Thuleによって呪われ、病の源となる闇の獣へと変えられました。彼女はその源である角を親友であるFiriona Vieによって切り落とされることを望み、病の広がりは防がれました。しかしながら闇の獣となったEquestrielleは、血を求めて森をさ迷っています。

Erollisi Marr《エロリッシ・マー》
 "
愛の女王"というふたつ名を持っています。Mithaniel Marrの双子の神で、Tarew Marrとの娘です。

Erud《エルド》
 ひ弱ながらも優れた知性を持った小男です。より以上の水準の知識などを求め、同調する者たちを
評議会として組織しました。その後Qeynosを見捨てOdus大陸に上陸し、Erudinを築きました。その末裔がEruditeです。

Erudin《エルディン》
 
Qeynosを離れたErudにつき従う者たちが、Odus島に辿り着き建設した都市です。どの街にも似ることのない尖塔式の様式で建築されており、魔法都市の名通り街の中の移動はテレポーターを使用して移動します。

the Erudite《エルダイト》
 
Qeynosを離れたErudにつき従う者たちの末裔です。"High Man"とも呼ばれます。

the Eryslai《エリスレイ》
 "
大気の界"の都市の名前です。"風の王国"とも呼ばれます。

the Estate of Unrest《不安の地》
 
Faydwer大陸の 近辺にある一見閑静な邸宅ですが、現在は死者の住む死の館となっています。元々はQuelliousの聖職者が建てた聖堂でした。しかし、故郷で妻子を殺し逃げ出した狂ったDwarfGaranel Rucksifがこの地に逃亡して来たことが悲劇の始まりでした。Garanel Rucksifは狂えるまま聖職者や親者を拷問し、殺したのです。聖なる場所は血と死によって汚され、Quelliousの怒りがGaranel Rucksifを襲った結果、彼は永遠に呪われ、汚されたことによって死者を呼ぶ地となったUnrestで、永遠にさ迷うこととなったのです。

Ever Frost Peaks《永久凍峰》
 広大な氷原と山とに囲まれた、永久凍土の地です。
極寒平野とも呼ばれるこの氷原は、元はGiantの故国である肥沃な土地でした。ですが、the Rathe Councilによって行われたGiantに対する呪詛の結果、永久凍土と化しました。この平原にあるPermafrost Keepには、氷竜Voxが住んでいます。


【F】
the Faceless《無貌のもの》
 
Cazic-Thuleの異名です。

the Fathom Lord《深淵の君》
 
Tarew Marrの異名です。

Faydwer《フェイドワー》
 
Antonica大陸の東、"Ocean of Tears"を越えるとたどり着くことのできる大陸です。DwarfGnomeWood ElfHigh Elfの街があります。

Feir'Dal《フェア=ダル》
 
Wood Elfのことです。

Felwithe《フェルウィス》
 
Faydwer大陸にある、High Elfの白亜の街です。現在Tearis Thexが統べています。

Fennin Ro《フェニン・ロ》
 "
火の暴君"のふたつ名を持ち、"火の界"を支配しています。Solusek Roの父でもあります。彼は、真っ赤な目と鋭い耳と牙を持つ顎鬚を生やした野蛮人のような大男の姿といわれます。

Firiona Vie《フィリオナ・ヴィ》
 
Tunareに選ばれし者であり、FelwitheTearis Thexの娘で王位継承者でもあります。記憶を失っている時には"剣の乙女"とも呼ばれていました。手に持つのはTunareに選ばれし者のみが手にできるという聖なる杖"the Lifeguide"であると言われます。
 Tearis Thexが非常に酷薄な男で、王妃の元を訪れることはありませんでした。王妃はそれでも王を愛しており、今一度王が自分を愛してくれることを望み、魔女によって作られた魔法の薬を飲みます。薬の影響からか深い眠りへと落ちました。王と愛し合う夢を見こそすれ、起きるとやはり王は王妃に興味がないままでしたが、数ヶ月後、王妃は子供を身ごもります。王妃は病気だと偽って王から数ヶ月もの間離れ、子供を産みますがその際死亡してしまいます。この死が王には病によって死んだと伝えられた結果、公式には病によって死んだとされました。子供は王の相談役であったGaleth Veredethに託されました。Galethは彼女を娘として育て、剣を教えました。彼女の剣の腕前は上達し、更にはTunareの愛し子としてその声を聞き加護を得るまでになり、親友のSionachieと共に冒険へと旅立ちました。
 その後世界の善と悪とのバランスが崩れつつあることを知ったFiriona Vieは、"the Ring of Scale"の存在を知り、SionachieDreezil Pocketdipらと共にDragonとの会見に臨みます。Dragonとの取り引きは高価な代償を要求されるという話の通り、DragonはFriona Vieたちの記憶と知識を代価として要求しました。そして結果として、FirionaとSionachieDreezilらは記憶を、思い出を失うこととなりました。
 やがてDragonとの取り引きによって記憶を失い、Faydarkの森をさ迷っているところを冒険者に保護されます。彼女はEquestrielleの導きでFelwithへと赴き、王妃の幽霊の元父との会見を果たし出生を知ります。この時"剣の乙女"はFiriona Vieに戻りました。そしてHigh Elfの代表としてHigh Keepを襲撃しようとしたLanys T'Vylとの戦いに赴き、多くの犠牲を払った結果勝利を得ました。彼女の記憶はTunareを呼ぶという神性儀式により、一部が取り戻されたと言われます。
 更に後、彼女はKunark大陸へと旅立ち、その途中海で遭難しますが、Combine Empireの遺産であるテレポーターを発見して難を逃れ、Kunark大陸に足跡を刻みました。その目的は"Ring of Scale"を捜すことだったようです。目的を聞いたIksar種族のシャーマン、Danak DhorentathPortalの提供を申し出ました。呪文が発動した瞬間、Danak DhorentathはFiriona Vieだけを掴むと門の中へと引っ張り、Danak DhorentathとFiriona Vieの姿はそこから消えました。このため、彼女はIksarに攫われたとされました。実際にはDanak DhorentathArisenの一員であり、Dragonとの取引の時に使用された、記憶を奪う術を求めるVenril Sathirの手のものでした。
 Kunarkにて攫われたFirionaの探索が開始されてより幾月かが経った時、Outpost of Firiona VieではTunareの祝祭が行われました。その時Galeth Veredethの前、人々の前にTunareが降臨し、幻視を送ったとされます。その幻視の場所はEmerald Jungleの"City of Mist"の近くであろうというAl'Kaborの言葉によって、派兵が行われました。Firionaの持つTunareの神聖な杖"the Lifeguide"を暗黒に染める闇の儀式の最中にFirionaは助け出されましたが、Tunareに選ばれし者のみが手に出来る杖は永遠に失われる結果となりました。
 救出されてより後、Galeth VeredethとFiriona VieはFelwitheへと帰還しましたが、Firionaは彼女の友である一角獣Equestrielleと逢いに行き、そこで"the Lifeguide"を失ったことに関して、"あらゆるものの母"Tunareの召喚を必要とし、そのためにはTunareの司祭によって創られる石が必要だと助言を受けました。
 聖なる石によってTunareの"化身"を召喚した結果、"the Lifeguide"はCazic-Thuleの信奉者によって奪われ場所が分からず、再び"the Ring of Scale"と逢うよう助言を受けます。この神聖な儀式の最中、Cazic-Thuleの信奉者たちによって、Cazic-Thuleの"化身"が召喚され、Lesser Faydarkの守護者である一角獣Equestrielleは闇に染められました。闇に堕とされたEquestrielleのその角がFaydarkに広まる闇の病の源だと知ったFirionaは、親友とも言えるEquestrielleの角を手ずから切り落とし、病禍を防ぎました。しかしながらLesser Faydarkは呪われ、Equestrielleもまた血を求める闇の獣となったのです。
 その後助言に従い、Lyirae Oakwyndらと共に、Skyfire Mountainsに住むDragonLady Zavo`Zaと逢ったものの、"the Ring of Scale"はFirionaとの会話を拒否しました。ですが、Venril Sathirとの繋がりがあるGhargin Bumblokを追うよう助言を受け、それを追うことによって"the Lifeguide"がArisenの一員であるIksar種族のDanak Dhorentathと、Dark Elf種族のVahlai Ka'Izalの手によってVelious大陸に隠されたことがわかりました。

Outpost of Firiona Vie《フィリオナ・ヴィ居留地》
 
Kunark大陸で誘拐されたFiriona Vie捜索の拠点として、High Elfの開いた居留地です。現在Galetn Veredethが統治しています。

the First Brood of Veeshan《最初の血族》
 
VeeshanによりVelious大陸に産み落とされた最初のDragonです。現在生存しているのは、Lord YelinakZlandicarSontalakLendiniaraKlandicarの五体のみです。彼らはKerafyrmの"the Sleeper's Tomb"への封印に関わっているとされます。

Fizzlethorpe Bristlebane《フィズルソープ・ブリサルベイン》
 "
盗賊王"のふたつ名を持ち、"悪戯の界"を支配しています。Halflingを創造しました。Fizzlethorpe Bristlebaneはその異名の通り、盗賊や博打うちなどに信奉されています。

Fordel Midst《フォーデル・ミドスト》
 現在
Shadow Havenとして知られる都市の名前です。
 Combine EmpireにてTsaph KattaSeruに暗殺された結果追われた王党派が"the Moon of Luclin"に渡った場所は、地中深くの洞窟でした。彼らはこの洞窟を探検し、結局Norrathへと再び帰られないことを知ります。半分は帰還を諦め新たなる地を求めて地上へと出てCombine Empireの理想を体現するべくKatta Castellumを創りました。そして残った半分の者たちは、Norrathへと再び帰還することを望みこの地に拠点を作り出し研究を続けました。
 暫く後、Seruの率いる弾圧者たちの集団が現れましたが、彼らは王党派でないことを告げ中立を守りました。Seru率いる一党もまた、Norrathへと帰還する術がないことを知ると己の地を創り出すためKatta Castellumと逆の方向へと歩みSanctus Seruを創り出しました。地の底にある中立都市は、都市を作るため貢献し偵察の最中妻のみを残して死んだ偉大な職人の名Fordelと、"the Moon of Luclin"に渡るためのPortalを創り出し、そしてNorrathへと帰還するための研究を続けているMidstの名からFordel Midstと名づけられました。

the Formless Master of Vapor and Mist《霧と蒸気の姿無き主》
 
Povarの異名です。

the Forsaken《見捨てられしもの》
 
Zebuxorukの異名です。

the Four Discipline《四導師》
 禁忌とされた違う元素のElemental
Dragon同士の交配によって産まれたKerafyrmの後見人となった、TjudawosVyskudraZeixshi-Kar、そしてKildrukaunのことです。

Freeport《フリーポート》
 "
Ocean of Tears"に乗り出した船乗りたちによって栄え街となった港です。現在は北地区を"the Knights of Truth"が守護し、西と東地区をLucan D'lere率いる市民軍が警護しています。

Frigid Plain《極寒平野》
 かつて
Miragulが人を避け、自らの広大な研究所をこの平野の地下に創造しました。現在は地下に広がる研究室には膨大なArtifactが眠り、実験の失敗によりLichとなったMiragulの抜け殻が、意思なきままあてどなくさ迷っていると言われています。

the Froststone《フロストストーン》
 
Coldain族の最初の街です。"凍てついた氷は石材にも匹敵する"ということで、氷を材料につくったことからこの名前がつけられました。結局この地はKromrif族の攻撃を受け、指導者であったColin Dainとその仲間30名が囮の犠牲になることで他の者たちは助かり、Froststoneから逃げてCrystal Cavernsに住むこととなりました。


【G】
Ghargin Bumblok《ガーギン・バンブロック》
 
OgreのShamanであり、Vahlai Ka'IzalRogkasthに畏敬をもって仕えていました。
 Vahlai Ka'IzalによるFelwithe奇襲の際にLyirae Oakwyndの双子の兄妹であるLorisyn Oakwyndを殺したのがGhaginです。この時復讐を誓ったLyirae Oakwyndの手により、Gharginは殺されました。


Garanel Rucksif《ガラネル・ロックシフ》
 
Estate of Unrestとして今知られる土地に呪われたDwarfの幽霊です。彼は故郷にて妻と三人の子供を殺し、逃げ出しました。その理由は不明ですが、彼は狂ったDwarfとして現在のEstate of Unrestまで辿り着きました。そこははQuelliousの聖職者が建てた聖堂でした。Garanelはそこに住まう聖職者を殺し、地を血と死で汚した結果、Quelliousの怒りを招き永遠に呪われ、そこに居続けるのです。

Galeth Veredeth《ガレス・バルデス》
 
FelwitheTearis Thexの相談役です。かつてFelwithe王妃より赤子のFiriona Vieを預けられたため、自分の娘として森深くで育てました。彼女に剣の手ほどきを行ったのも彼です。
 彼はHigh Keepを襲撃しようとしたLanys T'Vyl率いるDark Elfとの戦いの折りLaarthikと剣を交えました。年老いた騎士であるGalethと違い、年若い肉体を得ていたLaarthikに苦戦し、死にこそしないものの結局敗れてしまいます。ですが、Lanys T'Vylの危機を見て、Galethに止めを刺すことなくInnoruukの召喚を行いLaarthikが死んだ結果、Galethは一命を取り留めました。
 その後Firiona Vieと共にKunark大陸へと渡ります。Firiona Vieが誘拐されたことによりその責務として騎士を解任され、二年の猶予をもらってKunark大陸にFiriona Vie捜索の手を出し始めました。Outpost of Firiona Vieはそのための街なのです。
 

Ganak《ガナック》
 
Atrebeの最も勇猛な息子で、Sebilis帝国の第四代皇帝です。Atrebeの第三の息子でしたが、Atrebeが死ぬと知るとすぐさま兄弟たちを殺そうと行動を起こし、それによって玉座を手中に収めました。Sebilis帝国が"the Ring of Scale"と戦争状態に突入した時、"the Ring of Scale"の指導者であるJaled-Darとの一騎打ちで相打ちとなり、共に灰燼と化しました。彼の後を継いだのが、最後の皇帝Chottalでした。

Geomancy《地占術》
 
Combine Empireはこの秘術を発見したことにより急速に発展したとも言われています。現在Geomancyを伝えいてるのはTaelosiaに住むNihilTrusikだけであり、Legion of Mata Muramはその力をも得ようとしているとも噂されます。

Lord Ghiosk《ジオスク》
 
Rak'Ashiirの呪いの虚無に飲み込まれた街Torsisの最後の君主です。歴史家でもあり、最初の君主であるRak'AshiirNeh'Ashiirに対して調査を行っていたようです。

the Giant《ジャイアント》
 
Rallos Zekによって創造された種族です。元々は現在のEver Frost Peaks周辺に住んでおり、そこは肥沃な土地でした。ですが"大地の界"侵攻の罰により、Rallos Zekの創造物全てに呪詛が降りかかった結果、土地は永久凍土となり、彼ら自身も生きる氷の彫像と化しました。
 呪詛を逃れたものは、Kunark大陸やAntonica大陸に散りました。一部の力のあるGiantは、Veeshanの障壁を突破し、Velious大陸にまで渡りました。

Glight Snowchipper《グライト・スノウチッパー》
 
Coldain族の鉱夫で、Crystal Cavernsの設計を担当しました。この洞窟の設計と創造は信じられない速度で行われました。それ故にこの洞窟の設計はBrell Serilisが幻視を通して送ったものとされます。
 そしてCrystal CavernsSlagd Frozentoe率いる250人のKromrif族が襲撃して来た時、彼の設計した洞窟と彼率いるColdain族の奮戦によってKromrif族は多大な被害を受けます。彼の使っていた魔法のツルハシSnowchipperは多数のKromrif族を屠ったと言われます。奮戦にも関わらず、Slagd Frozentoe率いるColdain族の足元にまで侵攻してきました。結局彼は自らを犠牲にして、自分ごと雪と氷の雪崩の中にKromrif族を巻き込みCrystal CavernsColdain族をまもったといわれます。

Grandmaster Glox《団長グロックス》
 団長
Tynnの門弟であり、Cabilisの支配者Vekinの元、"the Court of Pain"を再び復活させました
 彼の弟子が"the Moon of Luclin"より"the Symbol of the Soriz"を持ち帰って来たことにより、そこでまだShissar種族が生き延びていることを知りました。

the Gnome《ノーム》
 
Brell Serilisによって創造された種族です。Faydwer大陸にあるAk'Anonにその多くが住んでいます。手先が器用で細工を得意としています。
 彼らはその優れた技術力で六分儀や砕氷船を創り出し、Veeshanに護られし氷結大陸Veliousを発見しました。

the Goblin《ゴブリン》
 
Rallos Zekによって創造された種族とも、Ankexfenの灰から生まれたとも言われます。Rallos Zekの創造物全てに降りかかった"大地の界"侵攻の罰も、当然のようにGoblinにも降りかかりました。Goblinは文字を書き記す文化がないため罰に関しての正確な記録は残っていませんが、知恵が取り去られたと言われています。

the Goddess of Ice《氷の女神》
 
E'Ciの異名です。

the God of Fortune《幸運の神》
 
Xev Bristlebaneの異名です。

the God of Strategy《兵法の神》
 
Tallon Zekの異名です。

the God of Tactics《用兵の神》
 
Vallon Zekの異名です。

the God of Valor《勇気の神》
 
Mithaniel Marrの異名です。

the Governor of War《戦の統治者》
 
Vallon Zekの異名です。

the Great Mother《大母》
 
Tunareの異名です。

the Green Mist《緑の靄》
 その昔、
Kunark大陸においてIksar種族を奴隷として使役していたShissar種族を滅ぼすため、神の与えた神罰です。これはShissarにのみ効果のある疫病で、Shissarはこれから逃れるために"the Moon of Luclin"へと逃げました。

the Grey《薄無》
 神罰である"
the Green Mist"から"the Moon of Luclin"への逃れ根拠地を再び創り上げたShissarが、根拠地を守るためにその周りに張り巡らせた真空のドームの名前です。

Grieg Veneficus《グリエグ・ベネフィクス》
 彼はかつて"
the Moon of Luclin"から帰還するためのPortalを研究する研究者であったと言われ、そのことを快く思わないLuclinによって呪われ、幽閉されたとされますが、本当の所は定かではありません。

the Grobb Clan《グロッブ一族》
 一度は
Broken Skull ClanによってGrozmok Stoneを奪うために虐殺され滅んだYkesha ClanがWarlord Jurgashの下集まった者たちがGrobb Clanです。Grobbは同様に町の名前でもあります。
 Grobb Clan再建後Broken Skull ClanよりGrozmok Stoneを奪い返したものの、Luggaldの協力を得たBroken Skull Clanに再度Grozmok Stoneを奪われ、更にはMithaniel Marrの神性奇跡によってGuktanとなったFroglokたちによって立て続けに襲撃を受けた結果、Grobb ClanはInnothule SwampのGrobbを捨て、Neriakへと逃れることとなりました。

the Grozmok Stone《グロズモックストーン》
 太古の昔、
Cazic-Thuleを信仰していたTrollのShamanZraxthは、当時Rallosian帝国に圧倒されていたTrollの現状を鑑み、力を得るためにInnoruukを信奉し、その"憎悪"の儀式によってTrollに力を与えました。しかしながら呪詛を受ける前のOgreは強力無比であり、更なる力を必要としました。
 ZraxthInnoruukに指示された通りにCazic-Thuleの大司祭を殺し、血の儀式を行ないGrozmok Stoneを生み出すとともに、Grozmokという名の偉大なTrollが石を手にし、恐怖と憎悪の下に全Trollを統一し、Norrathを支配すると預言しました。
 この預言を知ったRallosian帝国Ogreは石を奪い取りました。敗戦の後石はTrollYkesha Clanの手に渡り、Broken Skull ClanYkesha Clanを滅ぼし奪い取り、Ykesha Clanの生き残りが集まりGrobbに住み、力を蓄えるとBroken Skull Clanを襲撃して再び石を奪い返しました。
 やがてGrobbにあった石はLuggaldの助力を得たBroken Skull Clanの襲撃によって奪われる事となりました。最終的にはGrozmok Stoneの話を冒険の中聞きかじっていたMorden Raspが、石が邪な目的に使われることを懸念してBroken Skull Clanより奪い取ることとなりました。
 当初は邪悪な目的を持った石でしたが、Calliavの言葉によると長い間に変質し、もっと偉大な目的──多分Zebuxorukの望むNorrathに住む者たちの救済──のために使われるとされ、Taelosia大陸への導きとなりました。

the Guardians of Planes《界の守護神》
 一切が不明ですが、
Artifactなどを秘蔵しているようです。Shissarは神々と契約して、彼らから多くの品々を奪おうと画策しました。


【H】
Halas《ハラス》
 
Ever Frost PeaksにあるBarbarian種族の町です。

the Halfling《ハーフリング》
 
Fizzlethorpe Bristlebaneによって創造された種族です。Rivervailという街を築き、そこに住んでいます。

Hsagra《ハサグラ》
 
Lord Yelinakの妻です。Kromzek族と"Claws of Veeshan"との争いの中で、Kromzek族のPorlosにより倒され、その頭蓋はKael Drakkalの王の玉座として、現在の王であるTormaxによって今も使用されています。このことに対して、Yelinakは怨みと怒りを抱いているようです。

the High Elf《ハイエルフ》
 
Tunareによって創造された種族です。Koada'Dalとも呼ばれます。彼らの最初の国王夫妻がTakish-HizよりInnoruukに攫われ、Teir'DalによってDark Elfの祖となりました。
 現在はFaydwer大陸のFelwitheに居住地を築いています。

the High Council《評議会》
 
Erudは彼の信奉者を評議会として組織しました。以後Eruditeの方針は、全て評議会によって決定されることとなりました。Eruditeの評議会は、決定までに時間がかかることで知られています。

High Keep《ハイキープ》
 現在
Antonica大陸の中央に位置する砦です。Carson McCabeにより統治されています。地下にはGoblinが住み着いています。以前"憎悪の化身"Lanys T'VylDark Elfの軍隊を率いてHigh Keepに侵攻しようとしたことがありました。それというのも、この場所がかつてのTakish-Hiz──High ElfにとってもDark Elfにとっても因縁の地であり、ここから産出される力ある石"Nurgal's Stone"が目的でした。この石はLaarthikにより使用され、Kithicorの森を永遠の呪いに包むことになりました。

High Man《高位の者》
 
Eruditeの学者や識者は、自らをこう呼びます。

the Hole《大亀裂》
 探求者たちは、その神秘性もあってかこの穴の奥に存在するものを
Vaultとも呼びます。この穴はかつてErudin評議会Necromancyを異端としたことから内戦が起こり、魔法を使用しての戦いの結果、魔法的な事象の末に生まれました。その魔法兵器は"the Vah Shir"と呼ばれるもので、現在の亀裂の場所に存在した同名の都市を狙い、結果としてその都市と住民とを大気圏外まで運んでしまったとされます。巨大な亀裂という結果をみた双方は魔法の行使を恐れ、内戦は一時的な終結を見ました。異端者はこの大穴の片隅にPaineelという名の町をつくり、隠れ住んでいます。
 この穴によって、伝説にあるBrell Serilisによって"地底の界"へのPortalを封じ込めた生きた岩によって作られた玄室に文字どおり穴が空くこととなりました。本来この玄室は、"地底の界"に僅かながら存在する邪悪な者たちがPortalを通ってNorrathへと来ないようにするためでした。しかし内戦の影響のこの亀裂とPaineelNecromancerの探求の結果封が弱まり、Earth Elementalが出現しました。これにより、亀裂深くに築かれた最初のPaineelはElementalに奪われました。この奪われし地下都市の支配者は、Earthen Lord Yaelと言われています。PaineelNecromancerたちは、Elementalが地上にでないよう自分たちで再度封印を行うことを考えました。そのためには地下に降りねばならず、Dartainという名のNecromancerがその役を受けました。Dartainは地下に降りるとElementalが彼を襲い、逃げた結果封印の中、Vaultの中へと逃げ込みました。Dartainは自らが犠牲になるのを承知の上で、Portalの再封印を行い、その結果PaineelNecromancerは救われたのです。そしてその後、新たなPaineelをもう一度作り上げました。
 しかしながらこの封印は、歴史は繰り返すが如く訪れた冒険者の魔法使い、Ognit Eznertobによって半ば解放されてしまいました。

King Horatio Ak'Anon《ホレイショ・アク=アノン》
 
Gnomeの都市Ak'Anonの現在の統治者です。

the Human《ヒューマン》
 
Barbarianの中で高い知性を持った一派が、争いと暴力とを避けて分かれた一団がHuman種族の祖といわれています。最初のHumanは、Heyokah Thalgerであると言われます。何故知性が開花したかは諸説ありますが、一説によるとMithaniel MarrErollisi Marrによって齎された最後の神性奇跡とも言われます。更に後、Human種族よりErud率いるEruditeが派生しました。


【I】
the Iksar《イクサー》
 
Kunark大陸に住む蜥蜴型の種族です。かつてKunark大陸はShissarによって支配されており、IksarたちはShissarの奴隷として使役されていました。しかしながら、神を冒涜する行いの結果、Shissarは神罰である"the Green Mist"を受け、一部は"the Moon of Luclin"へと逃れたものの、Kunark大陸からはその痕跡を消すこととなりました。Iksarは"the Green Mist"に対する免疫があったため、生き残ることになりました。Shissar亡き後、その魔法知識や技術を元にして、IksarはKunark大陸で発展を遂げることになります。
 "the Green Mist"によってShissarの奴隷から解放されたIksarは、"the Green Mist"以前をB.G.、以降をA.G.と呼称し、年代を重ねました。
 KylongNathsarOblusJarsathKunzarの五氏族が存在しており、一時はKunzar出身のVenril Sathirの元Sebilis帝国として統一されたものの、やがて帝国は崩壊し、現在はまた五氏族に別れました。その後Kunzarにより三氏族(Kylongと他二氏族)が滅ぼさました。

Innoruuk《イノルーク》
 "
憎悪の王子"のふたつ名を持っています。"憎悪の界"を支配しており、彼の化身としては、彼の娘、"憎悪の化身"Lanys T'Vylがいます。
 かつて神々の協定に自分が呼ばれなかったことを怨み、Tunareの子である、High Elfの最初の国王夫妻をTakish-Hizの大会堂から攫い、肉体と精神をばらばらにした後で自らのイメージとTunareに対する嘲笑の元に再構築をし、Dark Elfの創造──Teir'Dalを行いました。

the Inquisition《インクィシジョン》
 
Seru率いる狂信者たちの集団です。SeruCombine Empireの実権を握って以後、思想的に違う者たちを弾圧しました。その中のひとつがEnchanterの集団"the Circle of Light"でした。彼らはthe Inquisitionと戦い、自らを犠牲にして子供や愛する者たちを逃がしました。生き残った者たちは、"the Circle of Light"に敬意を表しつづけるために、彼らの大冊を破ると各自が持つこととしました。そして、"the Circle of Light"のTasarian、Velishouや他のメンバーを称えるために、分割された大冊のページを集めることが修行のひとつとなりました。

Ishava Mal《イシャヴァ・マル》
 Gnollの
Verishe Malにかつて存在していた階級制度であり、その階級の頂点に位置する支配者の呼び名でもあります。古い言葉でIshavaは最高を、Malは支配者を意味するといいます。この階級制度はなくなり九つの評議会制度に変わりましたが、Ishava Malを信奉する者たちは"Split Paw"を襲い、そこを占拠してしまいました。


【J】
the Jaggedpine Forest《ジャグドパインの森》
 the Surefall Gladeの存在する森の名前です。
Antonius Bayle III世によって、不可侵地として決定されて以降人の立ち入りは禁止されていましたが、BlackburrowのGnollたちがこの森に侵入したことにより、それを退治するためAntonius Bayle IV世が不可侵を取り下げました。

Jaled-Dar《ジャルド=ダー》
 "
the Ring of Scale"の指導者として、Sebilis帝国と戦いました。最終的にはSebilis皇帝Ganakと一騎打ちを行い、相打ちとなりました。この結果、引き分けとなり双方戦より手を引きました。
 彼の幽体は現在ZlandicarによってVeliousthe Dragon Necropolisに幽閉されています。自らが開放されることと、それ以上に"眠りしもの"Kerafyrmの開放を強く望んでいます。それこそがNorrathに彼らの黄金時代を復活させることだと信じて……。

the Jeral Abbey《ジェラル寺院》
 "
知識の界"の中央に位置し、各地区へと繋がる商業地区の名前です。

the Jarsath《ジャーサス》
 
Iksar五氏族の内のひとつです。

Jiva《ジヴァ》
 "
無謀なるもの"の異名を持つ、Solusek Roに仕える炎の妖霊です。


【K】
Kael Drakkal《カール・ドラッカル》
 
Veliousに逃げ延びたGiantKromzek族が"the Scar of Veeshan"の地に建設した強大な要塞都市です。"the Claws of Veeshan"はこの所業に怒り、Kromzek族との対立状態になりました。
 この都市にはStorm Giant、Kromzek族が住み、彼らの王Tormaxがthe Dragon Death Keepとも呼ばれる玉座から支配を行っています。

the Kaesora《カエソラ》
 
Iksar全盛の時代に寺院として、そして図書館として知られた都市です。正式な名前はTerrazといわれます。現在この廃虚には、Venril Sathirの配下であるSarnak吸血鬼Xalgozが住んでいます。

Ka'Jiq《カジク》
 "
the Ring of Scale"によって、Sarnakの評議会に送り込まれた変身種族の者です。Sarnak評議会ではKa'Jiqと名乗っていましたが、真の名はVrasykです。彼はVenril SathirによってSarnakへと送り込まれたKorucustによって正体を暴かれ、殺されました。

the Kaladim Kingdom《カラディム王国》
 
Dwarfの国です。Kazon Stormhammerによって治められています。

Kane Bayle《ケーン・ベイル》
 
Qeynosを治めるAntonius Bayle IV世の弟であり、Qeynosの衛兵たちの司令官です。ですが、そういった役職であるにも関わらず、彼は裏社会の顔役であり、the Bloodsabersなどとも強い繋がりを持っています。

Karana《カラナ》
 "
雨の守護者"のふたつ名を持ち、"雷の要塞"から"嵐の界"を支配していました。Aradune MitharaがKaranaの化身です。
 Karanaは"嵐の界"で、Askrという僕と共に平穏に過ごしていました。Karanaは他の神々と違い、定命の者たちの世界に干渉することを行おうとはしていませんでした。彼の名前から付けられたKarana平原Bertoxxulousの手が伸びてすら、彼はNorrathに干渉しようとはしませんでした。ですが、定命の者たちの力が増し、"界"を越えてすら力を伸ばそうとしているのを知ったとき、Karanaは瞑想状態に入り、その行く末を見定めた上で行動しようと結論しました。そのため自らの精神世界へと没入したKaranaは、自身の暗黒面深くまで入り込み、そこで自身の暗黒面に存在するAgnarrに囚われ、自らの意識を封じられることになりました。
 真なる支配者を失った"嵐の界"は乱れ、狂った調和を持つ世界へと変貌してしまいました。

Karatukus《カラトゥクス》
 
Sebilis帝国皇帝Rileに仕えた将軍のひとりです。

Kartis《カーティス》
 "
知識の界"の西に位置する、闇種族地区の名前です。

Karnor's Castle《カルノー城》
 元は
Goblinが住み着いていたようですが、Rok Nilok率いるシャドウナイト、"the Crusaders of Greenmist"によって追い払われました。
 現在、この城の主は不死王Venril Sathirです。

the Katta Castellum《カッタ・カステルム》
 
NorrathよりSeruの弾圧の手を逃れて逃げた、Tsaph Kattaの信奉者たちの内、Norrathへの帰還を諦めた者たちが"the Twilight Sea"を見下ろす断崖に作り上げた街です。その周囲は危険な者たちから街を護るため、高い城壁に囲まれています。この街はTsaph Kattaの理想や思想を体現しており、人の種族や外見でなく、精神の高潔さで人を判断するとされています。

Kazon Stormhammer《カズン・ストームハンマー》
 
Dwarfの国Kaladimの王です。

the Kedge《ケッジ》
 
Prexusによって創造された種族です。水中に住み、心優しく非常にタフな種族とされていますが、現在はKedgeの砦に最後の生き残りとされるPhinigel Autroposがいるだけです。Kedgeが滅んだ理由は明らかとされていませんが、Al'Kaborは古代の巻き物を解読してその秘密を明かしたとされます。Kedgeの同胞が偉大なる呪文により永遠の不死をPhinigel Autroposに与えたともいわれます。

Kedge Keep《ケッジの砦》
 
Prexusに創造されたKedgeの砦だけあって、水中に存在しています。現在はこの中に主としてKedge最後の生き残りであるPhinigel Autroposがいます。

Kejaan《キジャーン》
 現在の
Kerraを纏めた祖です。家系は知れず、一説によると神に産み出されたのではなく、その身体は岩より、その精神は風より生まれたといわれます。彼の働きによりOdusKerraのものとなりましたが、後にEruditeが来たことによりKerraは追い払われることになります。

Kerafyrm《セラフィアム》
 現在"
眠りしもの"と呼ばれて封じられています。かつて色の違うDragon種族同士が交配の禁忌を犯した結果生まれたのが彼、Kerafyrmでした。KerafyrmはKildrukaun他"四導師"の後見を得て、徐々に力を増しました。
 やがてその力の増大は、Dragon種族の最高評議会である"the Claws of Veeshan"をも寄せ付けなくなりました。逆らうことのできぬ絶対の君主に対して恐れを抱いた者、"Claws of Veeshan"の者たちは、Kerafyrmの封印を決定しました。そして、the First Brood of Veeshanの手によって"the Sleeper's Tomb"にて午睡を貪るままに封印されました。

the Kerra《カーラ》
 猫人間です。彼らの歴史においては、最初に
Kejaanという名の家系の知れぬものがあり、KejaanOdusを旅してKerraの仲間を集め、Kerraの土地を開いたといわれています。そして彼らはOdus大陸に居を構えていましたが、Eruditeが来たことによって居住地を追われ、現在は孤島に追い払われました。
 Kerraにおいては、男がKerraの全てを護り、女が村の内部や精神性を護るものと位置づけられています。

Kildrukaun the Ancient《キルドルカーン》
 太古より存在する中で最も賢明なる者ともいわれる
Dragonです。当初は禁忌とされた違う元素のElemental Dragon同士の交配を嫌悪していましたが、実際に行われてKerafyrmが産まれた途端に主張を翻し、KerafyrmこそがVeeshanに"予言されし救世主"だと主張し、その後見人となりました。しかしながら、the First Brood of VeeshanたちによるKerafyrmの封印の時、彼らもまた封じられることとなりました。
 同じく後見人となったTjudawosVyskudraZeixshi-Karの三人と合わせて、"四導師"と呼ばれます。the First Brood of VeeshanたちによるKerafyrmの封印の時、彼らもまた封じられることとなりました。

the Kingdom of Lok《ロック王国》
 かつて何処かに存在したFroglokの王国です。この王国は平和に統治されていましたが、
Krrovok klek Torが王国を支配しようと考えたことから破滅が始まりました。Krrovok klek Torは敵対者を殺し、その魔力を増しました。ですが、密かにPaladinの訓練を積んだDrornok Tok Vo`Lokが現れたことで状況は変化を始めました。
 Drornok Tok Vo`LokKrrovok klek Torの手先をことごとく打ち破り、彼の城である塔へと乗り込みました。Krrovok klek Torはあらゆる邪悪なる手先を用意して塔で迎え撃ちますが、Drornok Tok Vo`Lokの剣はKrrovok klek Torを捉え、打ち倒しました。しかし、Krrovok klek Torは最後死す前に呪いを発動し、Drornok Tok Vo`LokをKingdom of Lokから遥かな遠い場所である"嵐の界"へと飛ばしました。

the Kingdom of Wind《風の王国》
 "
大気の界"にある都市Eryslaiの異名です。

the King of Thieves《盗賊王》
 
Fizzlethorpe Bristlebaneの異名です。

the Kithicor Forest《キシコールの森》
 
Rivervailの南に位置する森です。現在はLaarthikHigh Keep襲撃時に起こったInnoruukの召喚によって、夜な夜な死者の徘徊する呪われた森となっています。一説によると、ここにLaarthikの亡霊が出るともいわれます。

Klandicar《クランディカー》
 
Kerafyrmを"the Sleeper's Tomb"へと封じしたthe First Brood of Veeshanの内の一体です。

the Knights of Truth《真理の騎士団》
 
Freeportの北を守護するPaladinの一団です。市民軍とは敵対しています。

Koada'Dal《コーダ=ダル》
 
High Elfのことです。

Korucust《コルカスト》
 
SarnakOverking Bathezid Di'zokたち王族の評議の一員です。実はVenril Sathirによって、Sarnakの一族へと送り込まれた変身種族のものです。Korucustは、"the Ring of Scale"の影響を削ぐため、Sarnakの評議会の一員であったKa'Jiqの真の名がVrasykであり、"the Ring of Scale"によって送り込まれた変身種族であることを証明し、Ka'Jiqを排斥しました。

Kotiz《コティズ》
 
Iksar族のShamanでありNecromancerでもあります。Kotizは元はShissarNecromancerの奴隷として、徒弟として働いていました。"the Green Mist"によってShissarが滅ぶと、Kotizはその施設や研究を自らの物とし、魔法知識を蓄えました。やがて弟子を取り研究を行っていたKotizは、異なる"界"への裂け目を発見し、そこへと旅立ちます。そこで神々を冒涜したがために水晶に封じ込められ捕えられたZebuxorukを発見しました。
 Zebuxorukは解放の代価としてKotizに偉大なる知識を提供することを約束し、Kotizはそれを諒としました。Zebuxorukは自らの捕えられた水晶を短剣とし、百人の生贄を捧げるよう要求しました。Kotizは自分の弟子たちを一人ずつ生贄に捧げ、百人目に達すると、Zebuxorukの封じられた水晶は砕け散りました。砕け散った破片のひとつがKotizに突き刺さると、Zebuxorukの封じられていた"界"は崩壊を始めました。KotizはそこからGateし、危うく難を逃れた途端、突き刺さった水晶が胎動を始め、Kotizの右腕に移動するとそこから他の者の腕が生え、Kotizの右腕を根元から落としました。その右腕はやがてZebuxorukの姿となり、そしてZebuxorukは解放されたのです。Zebuxorukは瀕死のKotizの前に、捧げられた生贄の皮──即ちKotizの弟子のIksarの皮でページができた本、"the Unholy Writ of War"を置いて何処かへと去りました。
 "the Unholy Writ of War"はKotizの死と共に失われたと思われましたが、Venril Sathirが発見し、それを活用することとなりました。

the Kromdek《クロムデック族》
 
Ever Frost Peaksから、the Rathe Council呪詛を逃れて、結局Kunarkt大陸へと渡ったGiant種族の一群です。彼らはKunark大陸の山岳地帯に住み、拠点を築き上げていることから、Mountain Giantとも呼ばれています。

the Kromdul《クロムダル族》
 
Ever Frost Peaksから、the Rathe Council呪詛を逃れて、結局Kunarkt大陸へと渡ったGiant種族の一群です。彼らはKunark大陸の森林地帯に住み、拠点を築き上げていることから、Forest Giantとも呼ばれています。

the Kromrif《クロムリフ族》
 
Ever Frost Peaksから、the Rathe Council呪詛を逃れてVeliousまで逃げたGiant種族の一群で、Frost Giant族とも呼ばれます。Veliousの東側を支配し、遊牧生活を送っています。Coldain族と敵対しており、彼らの街Froststoneを滅ぼしました。

the Kromzek《クロムゼック族》
 
Rallos Zekの創造物の中で最も力を持つGiant種族の一群で、Storm Giant族とも呼ばれます。現在Tormax王に率いられています。かつてこの一族はthe Rathe Council呪詛を逃れ、その強力な力でもってVeeshanの障壁を越えVelious大陸まで逃げ延びました。
 Kromrif族と違って遊牧生活を嫌い、"the Scar of Veeshan"の地にKael Drakkalという名の要塞都市を建設しました。このことが原因で、Giant種族とVeliousDragon種族"the Claws of Veeshan"とが敵対関係となりました。

the Krrovok klek Tor《ケローボック=ケレック=トー》
 共通言語で"
破滅を届けるもの"という意味をなす言葉で呼ばれたFroglokのWizardです。彼はKingdom of Lokを支配しようと画策し、敵対するものをことごとくその魔力の餌食としました。しかしながら、密かにPaladinとしての訓練を積み、敵対したDrornok Tok Vo`Lokの前に倒れました。しかし、自らの支配しようとしたKingdom of Lokが憎き相手の手に委ねられるのをよしとせず、呪いによってDrornok Tok Vo`Lokを"嵐の界"へと転送しました。

Kunark《クナーク》
 
Faydwer南に位置する大陸の名称です。Iksarという名の蜥蜴種族や他の種族が、Antonicaで人類や他種族がそうであったのと同様に興亡を広げ、現在は複数の異なる派閥が存在する世界となっており、かつての帝国の遺跡が至る所に存在する場所となっています。

the Kunzar《クンザー》
 
Iksar五氏族の内のひとつです。

Kurn Machta《クーン・マクタ》
 
Sebilis帝国皇帝Rileに仕えた将軍のひとりです。

the Kylong《カイロン》
 
Iksar五氏族の内のひとつで、知識を追い求め研究を行った山岳に住む種族でした。Kunzarに滅ぼされ、現在この氏族は残っていないとされます。


【L】
Laarthik K'Shin《レイアーシック・ケイシン》
 
Dark ElfのShadow Knightで、Innoruukの忠実なる信者です。幼少時より強力な力を持ったLanys T'Vylを暗殺しようと送り込まれた暗殺者を倒し救った功績をInnoruukにより認められ、若い肉体を貰いInnoruukの娘、Lanys T'Vylを預かり、育て、教育することとなりました。
 High Keepから産出された石"Nurgal's Stone"の力に気づき、襲撃を計画しその姿をあらわしました。彼は襲撃時にGalethと戦い、年若い肉体を得ている分有利で追いつめますが、Lanys T'VylFiriona Vieに押され、危機であることを見かねて止めを刺しませんでした。そして愛弟子であるLanys T'Vylを護るため、"Nurgal's Stone"の力を解放しました──それは恐るべき結果をもたらしました。驚くべきことに彼の呼びかけに応え、Lanys T'Vylを保護するためにInnoruukが現われて連れ去ったのです。同時に、石を使用して神を呼び出したLaarthikの肉体は、その力に飲み込まれて滅びました。そしてこの呼びかけの地であるKithicorの森は、Innoruukの現れた影響で永遠に呪われ、この戦いで死んだ者たちを含め、夜な夜な死者のさ迷う地となりました。

the Lady of Envy《嫉妬の公女》
 
Lanys T'Vylの異名です。

the Lake Rathetear《ラス落涙の湖》
 
Rallos Zek率いるRallosian Empireが"大地の界"へと侵攻した時、the Rathe Councilは捕えられてNorrathへと移送され、そしてMurdunkによって処刑されました。the Rathe Councilが処刑されると同時に突如大地が破裂し隆起を始め、the Rathe Councilの流した死の涙は湖となりました。これがthe Lake RathetearとRathe Mountainsです。

the Lake of Illomen《不吉なる湖》
 
Outpost of Firiona Vieの近くに存在する湖です。かつては湾となっておりIksarの港湾都市Veksarとして栄えていましたが、地殻変動によって全ては水の中に沈みました。

the Large Blue《大いなる青》
 
Trakanonの異名です。

Lanys T'Vyl《ラニス・ティーヴィル》
 
Dark Elfの高司祭Vendela G'Kalの娘であり、"憎悪の王子"Innoruukの娘、"憎悪の化身"です。彼女は"嫉妬の公女"のふたつ名を持ち、"嫉妬の領界"を自身の力をもって支配しているとされます。
 幼少より恐るべき力を見せたLanysに対して3人の年取ったShadow Knightが暗殺者として送られましたが、返り討ちにしてしまいます。そしてその中の一人であったLaarthik K'Shinに預けられ、教育されることとなります。
 High Keep襲撃時に、Laarthikと共にDark Elfの軍隊を率いていたのが彼女という話です。この襲撃の時、最初にFreeport西のCommon Landに現れたにも関わらずFreeport市民軍が戦いに参加しなかったのは、PaladinFreeportの覇権を争っているため留守にはできなかったからだと知られていますが、一説には市民軍を率いるLucan D'lereDark Elfとの間に同盟があったからだともいわれています。
 結局襲撃の最中、Friona Vieとの一騎打ちをし、目標を果たせず追いつめられました。Laarthikは彼女を救うために、襲撃の目的であった"Nurgal's Stone"の力を解放し、Kithicorの森にInnoruukを呼び出します。Innoruukは忠実な信徒たるLaarthikの祈りを叶え、Lanysを救うため"憎悪の界"へとその魂を連れ去ったとされます。
 しかし彼女の信奉者であるDolis Sha'VlalVizier D'Kalzは、Lanysが何処に消えたのかを捜し求め、Laarthikの骨を触媒として彼自身に問い掛けました。その結果Lanysが"憎悪の界"にいることと、LanysのNorrathでの身体が失われたことを知り絶望します。ですが、LaarthikによりLanysの精神は"憎悪の界"にあることと、Soul Transferと呼ばれる魔術儀式により、Lanysの精神をNorrathの"界"へと取り戻すことができることもまた知ったのです。Dolis Sha'VlalVizier D'KalzはSoul Transferの儀式を執り行い、LanysはNorrathの"器"への帰還を果たしたのです。
 しかしながら、失態の結果権威は失墜しており、Neriakも者たちがLanysに対して冷たい目を向けているだけでなく、InnoruukもまたLanysを見捨てたと言われます。それを彼女は憎悪し、父たるInnoruukをも超える力を手にするべく、the Malevolene──Guardian of the Wickeと呼ばれる、強大な力を持つ古器の杖を探し求めているようです。そして三つに分割されたMalevoleneの二つ目の破片がNeriakの王Naythox Thexの助言者の手にあることを知り、彼を殺して破片を入手しました。これによりLanys T'VylはNeriakの女王Cristanos Thexの宣言により裏切り者の烙印を押されました。それでもLanysの信奉者はおり、彼女はBefallenへと立てこもり、時を待っていました。
 the Malevoleneを完成させるためのRathe Mountainでの行動中、その行動を知ったNeriakDark Elfたちとの戦闘状態に入り苛烈な戦闘が行われました。その中にいたMayong Mistmooreは、Lanysと戦い彼女を打ち据えて完成間近であったthe Malevoleneを奪うと、自らが管理していたthe Bloodstoneとひとつにしてthe Malevoleneを完成させました。
 その後LanysはInnoruukの名において生贄となり、新たなる"憎悪の化身"Valizrae D'ToraはLanysのエッセンスとパワーを吸収したと言われます。Lanysは死にましたが、彼女の信奉者たち、即ち"the Primordial Malice"はその忠誠を持って寺院を建設しているといわれます。

the League of Antonican Bards《アントニカバード同盟》
 
Norrathの既知地域のBard Guildであり、手紙の配達を一手に引き受けてもいるようです。その範囲は、現在Kunarkまで広がっているとか。"the Ring of Scale"やMayong Mistmooreとは敵対しているようです。

the Legion of Mata Muram《レギオン・オブ・マタ・ミュラム》
 
Mara Muramに率いられて"不協和の領界"から次元を越え、あらゆる世界に対する侵略と軍備の増強とを行う破壊者の軍団です。現在はTaelosiaTrusikが行った儀式に導かれてNorrathへと降臨し、Nihilら原住民を奴隷とし、Taelosiaの征服を着々と進めています。

Lcea《ルセア》
 元は
Combine Empireの皇帝Tsaph Kattaの側近のBardです。Combine Empireの時代、SeruによりTsaph Kattaが暗殺されたことにより、支配権はSeruの手に移りました。Tsaph Kattaを信奉する者たちはSeruにより追われますが、Lceaの決定により"the Moon of Luclin"へと旅立ちました。現在LceaはKatta Castellumにいると言われています。

Lendiniara《レンディナイラ》
 
Kerafyrmを"the Sleeper's Tomb"へと封じしたthe First Brood of Veeshanの内の一体です。

Lenya Thex《レニア・ゼックス》
 
FelwitheTearis Thexの娘です。FelwhitheからQeynosへの旅の途中に立ち寄ったHigh Keepで、Carson McCabeの妻によって捕らえられ、その友人であるDark Elfの呪いの枷をはめられた上に魚へと姿を変えられました。現在魚となってLake Ratheにいると言われます。

Lich《リッチ》
 古代の書物が言うところ、アンデッド・メイジと呼ばれる存在です。Lich=
Miragulは、現在極寒平野の地下に広がる研究所を、意志無きままあてどなくさまよっているとされています。しかし魔術的な力を生前のまま保持しているため、非常に強力であろうと思われます。

the Lifeguide《ライフガイド》
 
Tunareによって選ばれし者のみが手にできる聖なる杖であり、Firiona VieKunark大陸で記憶を失い、"剣の乙女"と呼ばれていた折、神聖儀式によって呼び出されたTunareによって、記憶を取り戻すために授けられた神聖な杖です。
 ですがこの杖はKunark大陸にてFiriona Vieが誘拐された折、その力を失うこととなりました。現在この杖は、Danak DhorentathVahlai Ka'Izalの手によってVelious大陸に隠されているといわれます。

the Lightbringer《光もたらすもの》
 
Mithaniel Marrの異名です。

the Lizardman《リザードマン》
 
Cazic-Thuleによって創造された種族です。現在"the Lost Temple of Cazic-Thule"に多くのLizardmanが住みついています。
 しかしながら、彼らは元来魔術的な知識はあったものの対して活用していませんでしたが、ある日恐怖の界"へのPortalを開くことに成功したらしく、それによってLizardman種族は肉体的にも魔術的にも遥かに進化を遂げました。これにより、この神殿は"Accursed Temple of Cazic-Thule"と呼ばれるようになりました。この突然の変移の原因は、しかと明らかになっていません。

the Lord of Despair《絶望の主》
 
Rolfron Zekの異名です。

the Lord of Dreams《夢を統べるもの》
 
Morell-Thuleの異名です。

the Lord of Fear《恐怖を統べるもの》
 
Cazic-Thuleの異名です。

the Lord of Flame《炎王》
 
Solusek Roの異名です。

the Lord of Greed《強欲の君主》
 
Torvonnilousの異名です。

the Lord of Water《水を統べるもの》
 
Tarew Marrの異名です。

Lorisyn Oakwynd《ロリシン・オークウィンド》
 
Wood Elfの男性で、Rangerであり、Lyirae Oakwyndとは双子の兄妹です。
 Felwitheでの式典の最中、Firiona Vieを襲おうと、Vahlai Ka'IzalGhargin BumblokRogkasthを率いて奇襲を行いました。その戦いの最中、LorisynはGhargin Bumblokによって殺されました。

the Lost Temple of Cazic-Thule《カジック・テュールの喪われし神殿》
 Ferrotの南部にある神殿です。かつて
Cazic-Thuleが奉られていたらしく、創造物とされるLizardman種族が住み着き、神殿の奥深くには"恐怖の化身"が存在していました。
 しかしながら、Lizardman種族が"恐怖の界"へのPortalを開くことに成功したらしく、それによってLizardman種族は肉体的にも魔術的にも遥かに進化を遂げました。これにより、この神殿は"Accursed Temple of Cazic-Thule"と呼ばれるようになりました。この突然の変移の原因は、しかと明らかになっていません。

Sir Lucan D'lere《ルーカン・ディリアー》
 
Freeportの北を除く地域を実質仕切っている市民軍のトップです。元々は孤児であった所を拾われ、その力を認められ"the Knights of Truth"の一員のPaladinとなりましたが、3150年に行われた"Crusade of Tears"においてを後を任されている間、堕落し、Dilliusという騎士を殺してPaladinとしての能力すら失われ、真実の意味で堕ちた騎士となりました。例えどんなに堕ちた騎士だとしても、彼はFreeportで最も力を持つ集団の支配者なのです。

Luclin《ラクリン》
 "
影の乙女"のふたつ名を持ち、"陰影の界"を支配しています。彼女はNorrathにおいて神々の協定があった時、多くの神が望んだNorrathそれ自体には権利を主張せず、その周りを回っていた岩の環を持つ衛星を得ました。その衛星は彼女の名をとって"the Moon of Luclin"と呼ばれ、彼女の力によってNorrathからは見えないように隠されているとされます。
 彼女はどうやらLuclinに人が訪れたり、"the Moon of Luclin"から人が帰還することを望んでいないようです。Mons Letalisに造られたNorrathへの帰還用のWizard Spireを占拠した者たちも彼女の創造物であると推測されます。更に、同様にNorrathへの帰還Portalの研究を行っていたGrieg Veneficusを牢獄へと閉じ込めたのも彼女であるとされます。
 彼女の身長は4フィート9インチ程で、痩身痩躯の漆黒の肌に黒と灰色のローブを身に纏っており、銀の目は瞳孔がなく短い髪の毛は下腹部の辺りまで垂れ下がる房があり、足元は永久に渦巻く黒いもやが取り巻き、方手には人間の手のようなものが蔓のように絡み合い登頂へと伸びている形が刻まれた銀とプラチナのスタッフを持ち、もう片手はカップのような形にしており、その手の上にはオイルにも似た虹色のつやを持つ黒いオーブが浮いている姿をしているといわれます。

the Luggald《ラグガルド》
 
Broken Skull Clanに協力する水棲種族です。Luggaldもまた、Innorukを崇拝しています。

the Lxanvom《エルザンバム》
 
Bertoxxulousによって滅ぼされた王国です。この歴代の王たちは、死者として尚Bertoxxulousに仕え、使役させられています。Bertoxxulousは、この滅ぼされ廃墟となった王国の地下を住処とし、死者たちを集め苦しめています。その死者達は、Bertoxxulousからの解放を待ち望んでいるといわれます。

Lyirae Oakwynd《リーレイ・オークウィンド》
 
Wood Elfの女性で、Rangerであり、Lorisyn Oakwyndとは双子の兄妹です。
 Vahlai Ka'IzalによるFelwitheへの襲撃で、Ghargin BumblokによってLorisyn Oakwyndが殺されたことで、彼女は復讐を誓いました。Firiona Vieが聖なる杖"the Lifeguide"の行方を求めてKunark大陸に渡った際同伴し、Lady Zavo`ZaからGhargin Bumblokが大陸にいることを知り、復讐を果たしました。


【M】
the Mad《狂えしもの》
 
Vazaelle Kaleineの異名です。

Mata Muram《マタ・ミュラム》
 
Legion of Mata Muramを率いるリーダーです。"不協和の領界"におり、何らかの目的を以って軍備を増そうとしているとされ、一説にはDragon種族のものであるとも噂されます。

Maelin Starpyre《メイリン・スターパイア》
 "
知識の界"の評議会長です。彼は識者としても一流であり、神の言語の翻訳方法である"Chipher of Druzzil"を解き明かした唯一の者でもあります。

the Maiden of Shaodw《影の乙女》
 
Liclinの異名です。

the Marton of the Art《秘術の貴婦人》
 
Druzzil Roの異名です。

Marnek Jaull《マルネック・ジャウル》
 
Solusek Roを信奉するNecromancerの集団"Burning Dead"を率いていた頭首です。Dagger of MarnekはSolusek Roに対する生贄の儀式に際して使用されていたものです。Marnek Jaullは"灼熱の公子"の祝福の元、数多くの魔法の品を作り出しAntonica大陸を支配しました。その中で傑作とされるのがWand of the Burning Deadです。PrexusPaladinの骨を黒く焼いて創り出したMarnek's Wandと、Solusek Ro自らが産み出したSapphire of Soulsとを"灼熱の公子"の祝福の元に結合したのがWand of the Burning Deadとされます。ですが、Wandは盗み出されて永遠に失われ、やがてPrexusPaladinによって追いつめられて"Burning Dead"もMarnek Jaull自身も死滅しました。ですが、BefallenではMarnek Jaullが復活すると信じ、僕たちが集まっていました。

Mayong Mistmoore《メイヨン・ミストムーア》
 Mistmoore城の主で吸血鬼であるとされますです。各地にその支配圏を確立すべく様々な行為を行っており、遠く
Kunark大陸にまでその手を伸ばしています。"the Ring of Scale"や"the League of Antonican Bards"とはその結果敵対状態となっているようです。

Midst《ミドスト》
 
Combine Empireの時代、皇帝Tsaph KattaSeruの手によって暗殺されたことにより、王党派は追われることとなりました。彼らはLceaの提案によって、"the Moon of Luclin"にて再建を行うこととなりました。そのPortalを作り出したのがMidstです。彼と彼の子孫は"the Moon of Luclin"に渡って後、Fordel MidstにてNorrathに帰還するためのPortalを研究しています。

the Freeport Militia《フリーポート市民軍》
 
Lucan D'lere率いるFreeportの守護兵士たちです。北以外の全Freeportを支配においています。

Milyk Fuirstel《ミリック・フュアステル》
 
QeynosにてBertoxxulousを信奉するthe Bloodsabersの一員でしたが、兄弟であるAdlerと共により高い知識を求め"静穏の界"へとやってきました。
 AdlerBertoxxulousの知識を追い求めたのに対して、Milykは"病痾の界"へのPortalを開くことを追い求めました。Milykの詠唱の結果、果たして"病痾の界"へのPortalは開かれました。しかし、Portalから漏れ出た病はMilykを襲い、病に罹り倒れることとなりました。

Miragul《ミラガル》
 Miragulは
Eruditeの魔術師であり、知識欲の亡者であり、現在はその抜け殻であるLichが彼の隠れ場所である研究所をさまよっています。Miragulは死を恐れ、自らを不死のアンデッドとするための秘術を行った結果失敗し、精神は聖句箱に封じられ、肉体のみLichとなったのです。
 かつて彼はErudite評議会によって学派が別れ、一派しか習得できない制限が設けられたにも関わらず、魔術にて偽装し全ての学派に入り、あまつさえ異端とされるNecromancyにも手を出しました。つまり、Miragulは現存する全ての魔術に通じる強力な魔術師であるということです。彼の研究所は極寒平野地下と呼ばれる凍土の地下に存在するとされ、そこにはMiragulの集めたArtifactなどが秘蔵されていると言われます。彼はNorrathの"界"に隣り合う、"力の多元界"と"不協和の多元界"を発見し、"界"を行き来するPortalをも作り上げたとされます。

the Mistress of Torment《拷問の女主》
 
Saryrnの異名です。

Mithaniel Marr《ミサニール・マー》
 "
勇気の神"、"光もたらすもの"というふたつ名を持ち、"勇気の界"を支配しています。Erollisi Marrの双子の神で、Tarew Marrの息子でもあります。銀のプレートに身を包み真紅の長剣を振るう究極のPaladinといわれ、Tarew Marrのために剣を振るう彼はSolusek Roとは強敵(とも)の関係にあります。

the Moon of Blood《血の月》
 
Dark Elfの儀式で、27ヶ月毎にInnoruukに生贄を捧げる儀式を執り行います。

the Moon of Luclin《ラクリンの月》
 かつて
Norrathにおいて神々の協定があった時にLiclinの得た岩の環を持つ衛星の名前です。この地は悪徳の者が住む昼の世界と、善良な者が住む夜の世界に二分されており、その狭間には黄昏の危険に満ちた世界が広がるといわれます。元々Luclinの創造した生物の他に、Norrathから数多くの居住者たちが訪れました。Combine EmpireVah Shir、そしてShissarと。この衛星はLuclinによって影のヴェールで隠され、Norarthから普通に見ることはできません。唯一"空の界"でその姿を見ることができるとされていましたが、Combine Empireを研究していたAl'Kaborによって、この衛星へとテレポート手段が確立されました。

Mordavin Telase《モーダヴィン・テレーズ》
 
Qeynosの都市に住んでいたBertoxxulousを信奉するthe Bloodsabersの高司祭です。
 彼はAntonius Bayle IV世の治世を妨げ、Qeynosを支配下に置こうと目論見the Surefall Gladeの水源に病原体を撒いたり、街を不穏な気配に包みましたが、Al`Kaborを始めとする者たちが計画を暴き、the Surefall GladeのRangerの活躍もあって失敗となり、捕らえられました。その計画とは、Bertoxxulous具現を召喚し、致死的な病原体をばらまくというものでした。彼らにとって皮肉であったことは、自分たちをこの病原体から護らなくてはならず、そのためTemple of Lifeから疫病から身を護るための術を記したスクロールを盗まなくてはなりませんでした。それにより病原体に対する免疫を与える呪印(Sigil)を創り出したものの、寸前に計画を暴かれ、Al'Kaborを始めとする者たちの証言により有罪が確定しました。ですが、襲ってきたUndeadによる混乱の最中、Mordavin Telaseは逃げ出しました。しかしながら、結局再び彼は捕らえられ、処刑されました。捕らえられた時、彼はこう言ったと言われます。『動き始めたものを止めるには、余りに遅かったな』と。
 彼の言葉の通りか、現在Karana平原にはBertoxxulousを招く第一段階として、彼を崇拝していた者たちによって大気中には病原体が撒き散らされた結果、本来ならKaranaの恵みである雨によって病原体は作物に付着し、動物は狂犬病に犯され、奇妙な虫が作物を食い荒らす有り様となっています。

Morden Rasp《モーデン・ラスプ》
 
BarbarianのRogueで、the Wayfares Brotherhoodのリーダーでもあります。好奇心旺盛な上に不敵な性格で、現在Norrathでの様々な冒険や新たな場所の情報の中心にいる人物でもあります。
 かつて冒険の中でGrozmok Stoneの噂を聞き、それがNorrathを害すると知るとを手に入れて封印しました。やがて何かに導かれるように狂気に侵されたCalliavと出逢い、その指示に従って都市とも見まごう巨大な船"荊の女王"を創り上げ、Grozmok Stoneの導きに従って"奈落の海"を越えてLegion of Mata Muramに支配されつつある大陸Taelosiaへと辿り着きました。
 現在、Legion of Mata Muramに対抗しようと様々な画策を巡らせています。

Morell-Thule《モアール・テュール》
 "
夢を統べるもの"のふたつ名を持ち、"夢想の領界"を支配しています。

the Mother of All《あらゆるものの母》
 
Tunareの異名です。

the Mountains of the Rathe Demise《ラス終焉の山脈》
 
Rathe山脈の別名です。この山脈が、Rallos Zek率いるRallosian Empireが"大地の界"した際、捕えられたthe Rathe Councilがこの場所で処刑された途端、突如地面が隆起し山脈が生まれたことからこうも呼ばれます。

Mrylokar《メリーローカー》
 
Qeynos出身のRogueです。BreenTolanSolistらと共にVelious大陸へと渡り、Kromrif族の襲撃を受けたことによりパーティはバラバラになりました。その際に彼は密かに隠れ、Kael Drakkalへと運ばれて行くBreenTolanと共に追跡しました。Kael Drakkal内でBreenを見出せなかった彼らはWaken Landへと辿り着きました。TolanはここがTunareの地であることを知り留まることを決意し、MrylokarはBreenSolistを探し出すため、一旦元来た道を戻り、再びVelious大陸の奥へと進むことを決めました。

Murdunk《ムーダンク》
 かつて存在した
Rallos Zekの創造物の帝国であるRallosian帝国Ogreの将です。Murdunkは"力の多元界"へのPortalを開き、"大地の界"へと軍団を率いて侵攻を行いますが、失敗に終わりました。しかし、Rallos Zek自身が二度目の侵攻を率い、Murdankはその補佐として行動しました。その結果、"大地の界"の支配者であるthe Rathe Councilを捕え、Norrathへと移送することに成功しました。Murdukはthe Rathe Councilの処刑を手づから行うと、果たして破滅は訪れました。the Rathe Councilの十二人の死に伴って大地が隆起し、Murdukはそれによって墜落死という不名誉な死を与えられました。更に降りかかった呪詛と他の神々の干渉は、Rallosian帝国を滅ぼすこととなりました。

the Great Library Myrist《ミリスト大図書館》
 "
知識の界"の最中央に位置する大図書館です。この中には多くの知識が収められ、誰でもそれを閲覧することが可能になっています。この図書館の最上階には、"知識の界"から選出された評議会員たちの集う部屋があります。


【N】
Lord Nagafen《ナガフェン》
 
Veeshanの子供らです。炎の竜であり、溶岩地帯の奥深くに住んでいます。彼はVoxとつがうことを望みましたが、色の違うDragon同士の交配はかつてKerafyrmが生まれたことにより禁忌とされ、叶いませんでした。結果として彼は"the Ring of Scale"を追い出され、Voxと逢うことの出来ない洞窟に繋ぎ止められることになりました。

the Nameless《無名存在》
 宇宙と時間の外側に存在し、始源、源初の存在であるとされます。彼の精神より多くの神々や世界が生まれたとされます。

the Nathsar《ネイサー》
 
Iksar五氏族の内のひとつです。

Nathyn Illuminious《ネイシン・イルミニアス》
 
Katta Castellumに住む有力者です。彼が実はVampyreではないかとも言われていますが、実際には定かではありません。

Naythox Thex《ネイソックス・ゼックス》
 
Dark Elfの王で、地下都市Neriakの支配者です。Dark ElfTeir'DalによりHigh Elfの王族から産み出されたため、統治者の名字もThexです。

Necromancer《死霊術士》
 
Necromancyを使う魔術師です。Erudinでは異端者とされ、それを機会に戦争が起こりました。現在Odus南部の大亀裂の中腹に、Paineelという街をつくってそこに隠れ住んでいます。

Necromancy《死霊術》
 第四魔術と呼ばれる闇の術です。
Eruditeの間では禁忌とされ、これを発端として内戦が起こりました。元々はDark Elfの術であり、Eruditeのスパイがそれを地下都市Neriakより盗み出しました。

Nedaria Debeian《ネダリア・ディビアン》
 
Eruditeの女性魔術師であり、Morden Rasp率いるthe Wayfares Brotherhoodの知恵袋でもあります。

Neh'Ashiir《ネー=アシアー》
 
Torsisの最初の君主、Rak'Ashiirの妻です。Rak'Ashiirとの関係は既に冷え切っていたようで、死を恐れて逃げる程に緊張感があったとも言われています。その後謎の失踪をし、彼女の行方は杳として知れません。彼女とHighscale Kirnは恋愛関係にあったようで、それが原因でRak'Ashiirに殺されたようです。

Neriak《ネリアク》
 
Dark Elfの地下都市です。EruditeのスパイはここからNecromancyの秘術を盗み出しました。

the New Tanaan《新たなるタナーン》
 "
知識の界"の正式な名前です。元々は中立地区Tanaanであったものが、時と共に多様に発展した結果、"新たな"という名を付けられたと思われます。

the Nihil《ニヒル》
 
Taelosiaに住む部族のひとつで穏和な性格をしています。かつて邪神Trusherを奉ずるthe Trusikを山岳地帯に追放しました。追放されたthe Trusikはそれを恨み、魔法儀式を執り行った結果Legion of Mata MuramTaelosiaへと降臨することになりまsた。
 現在NihilはLegion of Mata Muramの奴隷となり、石造巨人の製作などをやらされています。

Norrath《ノーラス》
 神々の一柱
Veeshanによって発見された世界です。AntonicaFaydwerOdusKunarkVeliousの五大陸が存在します。

Nsch Val《エスク・ヴァル》
 Gnollの
Verishe Malの宗教的指導者です。Ishava Malと呼ばれる絶対的階級制度がVerishe Malを覆っていましたが、この制度が廃止されたと同時にNsch Valは九つの評議会を組織し、Verishe Malに平和と平等をもたらしたのです。ですが、評議会の中にすらIshava Malへの回帰、かつての階級制度の復古を望むものがいるのではないかと言われています。

Nurgal's Stone《ネルガルの石》
 
High Keepで鉱石掘りのGoblinNurgalによって発見された石です。この石に秘められた力は重要視され、High KeepからNeriakLaarthikの元に送られました。そして、この石の力を感じ取り奪取すべきだと考えたLaarthikLanys T'VylHigh Keepを攻めるべく軍隊を率いましたが、Firiona Vie率いる軍によって、Kithicorの森にて撃退されます。ですが、この石に秘められた力によってKithicorの森は永劫に呪われました。
 High Keepが元はHigh Elfの都市Takish-Hizであり、そしてその最初の国王夫妻がInnoruukに誘拐されたことから、その時の影響でこの石が生まれたのではないかと想像されます。そう、Veeshanの吐息でVeliumが生まれたのと同様に。


【O】
the Oblus《オブラス》
 
Iksar五氏族の内のひとつです。Burning Woodに都市を築き住んでいましたが、"空より来たりし死の焔"によって種族は壊滅的な打撃を受け、結局滅びました。

the Oceanlord《海王》
 
Prexusの異名です。

Ocean of Tears《涙の海》
 
Antonica大陸とFaydwer大陸の間に横たわる海です。幾つかの島が存在しますが、町という程のものはありません。Freeportはこの海へと漕ぎ出す船乗り達によって発展した街です。

Odus《オデュス》
 
Antonica大陸の西に位置する大陸です。元はKerraという猫人間が住んでいたらしいのですが、Eruditeたちが街をひらいたことにより大陸より追われました。Odusには現在Eruditeの街Erudinと、Necromancerの街Paineelが存在します。

the Oggok《オゴック》
 かつて
Rallosian帝国が"大地の界"に侵攻し、the Rathe Council呪詛と他の神々による妨害の結果滅ぶこととなった、その生き残りのOgreたちがFeerott湿地帯につくりあげた都市です。Oggokという名前は、the Rathe Council呪詛によって知能水準が低下したOgreの子供でも発音できるという、ただそれだけからそう呼ばれるようになったといわれます。

Ognit Eznertob《オグニット・イーズィネートフ》
 
Odus南部に存在する大亀裂を訪れた三人の冒険者の内の一人で、Gnomeの魔術師です。彼が封印に興味を抱いて調査実験を行った結果、その封印が半ば解放されてしまいました。その中から現れた青白い顔をしたEruditeは、自らをDartainと名乗り、外の人間にこの事態を知らせるよう冒険者たちに言います。
 Paineelの門番達にも追われたOgnitは、Al'Kaborを頼ってQeynosへと訪れ、結局罪を問われることになりました。仲間三人の内の残りの二人、Dabner DredneverDagda Icefuryは、Elementalと戦うためにToxxulia Forestへと戻ったとされます。Al'Kaborは、Dartainの回帰がPaineelNecromancerに力を与えるであろうことを警戒し、彼を殺すことを決意しました。
 後に彼とその仲間たちは、Firiona Vieと共にKunark大陸へと渡りました。

the Ogre《オーガ》
 
Rallos Zekによって創造された種族で、Oggokに住んでいます。好戦的で貪欲なこの種族は、力と知恵の発達に伴いAnkexfenと共に"大地の界"へと侵攻しましたが、the Rathe Councilや他の神々の怒りを買って多くのOgreが殺され、更にはthe Rathe Council呪詛によって身体的、精神的な水準が低下し、かつての魔法技術、戦闘技術の殆どを失うことになりました。

the Orc《オーク》
 
Rallos Zekによって創造された種族です。かつてはRallosian帝国の一員でしたが、the Rathe Council呪詛により強欲と殺戮に取り付かれ、小さな小集団に分裂してしまいました。

Overking Bathezid Di'zok《バセジッド・ディゾック》
 
Sarnakの頂点に立つ評議会を統べています。

the Overthere《オーバーゼア》
 "
the Bile"とも呼ばれる土地です。かつてはShissar種族の首都Chelsithがあり、その後にはIksar族のKunzar氏族の都Charasisが作られ、そしてSebilis帝国が権勢を誇った時代には、この地は港湾都市Danakが作られました。
 ですが今はどれも滅び、現在は"the Alliance of Stone"の襲撃を逃れたVenril Sathirによって建立された居留地Varisに細々と人が住むだけとなっています。


【P】
Paineel《ペイニール》
 
Odus大陸南部に位置する大亀裂の中腹に存在するEruditeNecromancerたちの街です。かつて大亀裂の中深くに広がったPaineelは、"地底の界"へのPortalを解放してしまったことによりElementalに奪われ、捨てることになりました。現在のPaineelは新たな都市として、その後に築かれたものです。

Paladin《聖騎士》
 神に仕える騎士です。奇跡の御手により、一人を癒すという特殊な力を授かっています。

Permafrost Keep《永久氷砦》
 
Ever Frost Peaksの東に位置する砦です。その中にはLady Voxが端座しています。

Phinigel Autropos《フィンジェル・オートロポス》
 
Kedgeの砦の主であり、"海王"Prexusによって創造されたKedge最後の生き残りです。Kedgeの同胞たちによって、彼は永遠の不死を手にしているとされます。その不死性を求めるAl'Kaborは彼を脅しますが、Phingelはこの不遜なEruditeに勝てるとはいえ危険な戦いを避けることを望み、様々な知識を教えました。

Phylactery《聖句箱》
 
Miragulが自らを不死とするため、Lichとなる実験に使うため、PaineelNecromancerから盗み出した魔術の品です。この箱に精神と魂を保存し、肉体をLichとして再び戻る予定だったようですが、儀式の失敗により箱の中に精神と魂とが閉じ込められる結果となりました。

the Plaguebringer《病の運び手》
 
Bertoxxulousの異名です。

Plain of Karana《カラナ平野》
 
Qeynosの東に広がる広大な平原です。そこにはミラー一族を始めとして農家などが多く、獣が多いことから狩猟も盛んなようです。南にはAviakCentaurの村があります。
 現在Karana平野はMordavin TelaseQeynosに置いて処刑されたことに対する復讐として動物を犯すものと作物を犯す病原体と、作物だけでなく人も食い荒らす虫たちが、Azibelle Spavinの主導によりBertoxxulousの信奉者たちによって放たれています。
 しかしながら、一人の農民が自分たちの生活を護るためthe Bloodsabersに協力する見返りとして得た偶像によって、疫病に対する処方が発見され、Bertoxxulousの信奉者の信奉者たちの企みは費えました。

the Plane of Air《大気の界》
 
Xegonyの支配する界とされます。そこには、大気中に四つの島が浮かび、それぞれがXegonyの創造した者たちの研究と崇拝のための場所であるとされます。これらの都市は、Eryslaiと呼ばれています。Xegonyはこの場所への定命の者たちの侵入を許さないどころか、他の神々の謁見ですら拒否するとされます。これは、"the Nameless"に近い存在の普通の行動だとも言われます。

the Plane of Disease《病痾の界》
 
Bertoxxulousの支配する界とされます。ここは膿の河と分泌物の間欠泉が吹き出し流れる闇に包まれた界であり、腐敗の匂いと感触とが辺りに満ち、Undeadがと悪徳の生物とが居住するといわれます。
 現在"病痾の界"へは、Milyk Fuirstelによって"静穏の界"よりPortalが開かれています。しかし、Bertoxxulousの病禍は信者といえど容赦せず、Milyk Fuirstelは病に罹って倒れています。

the Plane of Earth《大地の界》
 
the Rathe Councilの支配する界です。かつて次元を渡る術を発見したOgreは、"戦王"に率いられて次元を渡り"大地の界"にまで到達しましたが、the Rathe Council呪詛や他の神々の怒りにより版図を失いました。

the Plane of Fear《恐怖の界》
 
Cazic-Thuleの支配する界です。現在Feerott湿地帯にある洞窟に開かれたポータルを使用してのみ行くことが可能とされています。

the Plane of Fire《火の界》
 
Fennin Roの支配する界です。黒く燃え立つ山々の連なる世界で、そこにはFire Elementalや同じくそういった生き物がいるとされます。

the Plane of Flame《焔の界》
 
Solusek Roの支配する界です。"陽焔の界"と同一の"界"だと思われます。定命の者たちの間で、界の呼称は様々に異なっているのでしょう。

the Plane of Grows《萌芽の界》
 
Tunareの支配する界です。

the Plane of Hate《憎悪の界》
 
Innoruukの支配する界です。

the Plane of Justice《司法の界》
 
the Tribunalの支配する界です。このには宇宙においてthe Tribunalによって集められた犯罪者と、その見張り役のGolemとだけが端座しているといわれます。

the Plane of Knowledge《知識の界》
 正確には
New Tanaanと呼ばれます。この"界"は、知識の探求者たちが集う場所であり、外界のあらゆる政治的思惑やそういったものから切り離されて探求を行え、更に魔法的な守護によって都市内での争いは一切不可能となっています。南地区Tanaan、西地区Kartis、東地区Selia、商業区Jeral寺院と分かれており、その最中央に大図書館Myristがあります。
 大図書館Myristの最上階には、この都市から選出された評議会員たちの部屋があり、現在はMaelin Starpyreが評議会議長を務めています。

the Plane of Mischief《悪戯の界》
 
Fizzlethorpe Bristlebaneの支配する界です。

the Plane of Shadow《陰影の界》
 
Liclinの支配する界です。

the Plane of Sky《空の界》
 
Veeshanの支配する界です。

the Plane of Sun《陽焔の界》
 
Solusek Roの支配する界です。"焔の界"と同一の"界"だと思われます。定命の者たちの間では、界の呼称は様々に異なっているのでしょう。

the Plane of Storms《嵐の界》
 
Karanaの支配する"界"であり、その居城でもある"雷の要塞"があります。しかし、定命の者たちの行く末を見ようと精神世界に没入し、未来視を行おうとしたKaranaは、自らの暗黒面にまで踏み入った結果、闇の側面であるAgnarrに捕らわれ、昏睡状態となりました。その結果、"嵐の界"は支配者を失い調和の崩れた世界となっています。

the Plane of Time《時の界》
 神々の知識を
Norrathに住まう定命の者たちに分け与えようとした罪により、神々の力によってZebuxorukが捕えられた場所です。この"時"の牢獄の中、Zebuxorukは永遠の停滞に置かれており、何者をも彼を救出することができないとされています。

the Plane of Tranquility《静穏の界》
 海で囲まれた孤島のような世界で、穏やかな調和に満ちた"界"です。定かなことはわかりませんが、この"界"自体が
Quelliousの意識の具現の場だとされます。残念ながら、この"界"でQuelliousそれ自身の姿を見出せたことはないとされます。

the Plane of Underfoot《地底の界》
 
Brell Serilisの支配する界です。この界に通じるPortalは、生きた石によって作られた玄室によって封じられていましたが、大亀裂の結果僅かながら解放されているようです。

the Plane of Valor《勇気の界》
 
Mithaniel Marrの支配する界です。

the Plane of War《戦の界》
 
Rallos Zekの支配する"界"です。Tallon ZekVallon Zekもここに居住するといわれます。

the Plane of Water《水の界》
 "
水界の三支配者"と呼ばれる三神によって治められる界で、Tarew Marrが水(Water)を、E'Ciが氷(Ice)を、Povarが蒸気(Vapor)を司っています。
 この"界"は、"the Reef of Coirnav"と呼ばれる二つの珊瑚礁から成り立っていると言われ、そこには"水の化身"たるCoirnavがいるとされます。

the Planes of Discord《不協和の多元界》
 
Miragulは自分の存在する"界"に隣り合う世界としてこれら"界"を発見しました。これは"界"それ自体よりも"界"の支配者の属性を表すものだと思われます。

the Planes of Influence《影響の多元界》
 "
力の多元界"を除く他の神々の"界"の中でも、精神などに影響を与える"界"の総称だと思われます。

the Planes of Nature《自然の多元界》
 "
力の多元界"を除く他の神々の"界"の中でも、自然なものなどに影響を与える"界"の総称だと思われます。

the Planes of Power《力の多元界》
 
Rallos Zekの"地の界"への侵攻されたことを教訓とし、現在これらの"界"はthe Rathe Councilによって、あらゆる人間や下位の神々の干渉を避ける障壁が張られて他の"界"から隔離されています。
 この"界"は、"大地の界"、"水の界"、"火の界"、"大気の界"、即ち最も始源の"界"の総称です。

Porlos《ポーロス》
 
Kromzek族のもので、かつて"Claws of Veeshan"との戦いにおいて、Lord Yelinakの妻であるHsagraを殺し、そしてその首を玉座として王となりました。つまり彼は現在の王Tormaxの先祖にあたります。

Portal《ポータル》
 次元と次元、空間と空間を繋ぐ門です。人間としては
Miragulがこの術を発見し、次元を渡り空間を旅しました。

Povar《ポゥバー》
 "
霧と蒸気の姿無き主"のふたつ名を持ちます。"水の界"を統べる"水界の三支配者"の内の一柱といわれ、蒸気を司ります。

Prexus《プレクサス》
 "
海王"のふたつ名を持っています。Kedgeを創り出しました。

the Prime Healer《至高の癒し手》
 
Rodcet Nifeの異名です。

the Primodial Malice《始源の悪意》
 度重なる失態により
Neriakを追われ、結局反逆者として処断されInnoruukへの生贄となされたLanys T'Vylの信奉者たちです。彼らは死して尚Lanys T'Vylを奉じており、Rathe Mountainsに彼女のための殿堂を建設しました。Neriakは彼らをInnoruukに対して背を向けた者として、発見次第処断することを宣言しています。

the Prince of Hate《憎悪の王子》
 
Innoruukの異名です。

the Prophetic Savior《予言されし救世主》
 本来禁忌とされた違う元素のElemental
Dragon同士の交配によって産まれたKerafyrmのことを、Veeshanの予言にある者だとして、古代の力あるDragonKildrukaunがこう呼びました。そしてKildrukaun他三匹のDragonKerafyrmの後見人となりました。


【Q】
Qeynos《クェイノス》
 
Antonius Bayleの指導の元、高尚な法に基づいてつくられたHuman種族の街です。元はGnollの"SaiberTooths"の住処でしたが、彼らを追い払って街を打ち立てました。Gnollは"Black Burrow"へと追い払われ、人を怨んでいます。そのため、QeynosではGnollとの諍いが絶えません。

the Queen of Air《大気の女王》
 
Xegonyの異名です。

the Queen of Love《愛の女王》
 
Erollisi Marrの異名です。

the Queen of Thorn《荊の女王》
 
MordenCalliavの指示に従い、金に糸目をつけずに作り上げた巨大な都市とも見まごう船です。この船は"奈落の海"を越え、Taelosia大陸を発見することとなりました。

Quellious《クェリオス》
 "
調停者"のふたつ名を持つ穏やかな少女神といわれます。"静穏の界"は彼女の意識の具現の場だと言われますが、確かなことはわかっていません。


【R】
the Rainkeeper《雨の守護者》
 
Karanaの異名です。

Lord Rak'Ashiir《ラク=アシアー》
 
Torsisという街の最初の君主です。女王であるNeh'Ashiirと彼の子供がCazic-Thuleの使者により、神の祝福と引き換えに連れ去られました。これが原因でNeh'AshiirとRak'Ashiirの仲は不仲となったとされます。結局それがきっかけとなりTorsisは永遠の呪いに包まれました。

Rallos Zek《レイロス・ゼック》
 "
戦王"というふたつ名を持ち、"戦の界"を支配しています。OgreGiantOrcGoblinの創造主でもあります。
 かつてOgreを始めとするRallosian帝国を先導して"大地の界"への侵攻を促し、the Rathe Councilを捕え処刑することに成功します。しかし、その結果他の神々のの怒りをかった結果、彼は"戦の界"へと戻され、その創造物であるGiantを始めとする者たちにはthe Rathe Councilからの呪詛が降りかかりました。Rallos Zekが侵攻を行おうとした"大地の界"を含む"力の多元界"には、あらゆる世界から干渉を行えないよう障壁がつくられました。
 Tallon ZekVallon Zekという息子たちがいるとされます。

the Rallosian Empire《レイロシアン帝国》
 
Rallos Zekの創造物たち、即ち、OgreGiantOrcGoblinによって構成された帝国です。魔法技術の発達に伴い、"力の多元界"へのPortalを開くことに成功し、Murdunk率いる帝国の軍団は"大地の界"へと侵攻を行いますが、失敗に終わります。しかしRallos Zek自らが率い、その補佐としてMurdunkRallos Zekの創造物の英雄たちが連なった二度目の侵攻で、the Rathe Councilを捕え、侵攻は成功しました。勝利に快哉を上げる最中、the Rathe Councilを処刑したことにより帝国の崩壊は始まりました。全てのRallos Zekの創造物には呪詛が降りかかり、更にはRallos Zekに敵対する神々を信奉者たちも帝国に攻撃を仕掛けた結果、帝国は完全に滅ぶこととなりました。

the Rathe Council《ラス評議会》
 "
大地の界"の意志を決定する十二人の評議会です。評議会の者たちはグラスグリーンの髪の毛と金とターコイズ色の葉脈の走る土の皮膚といった同一の姿をしており、一人でも欠けると直ぐに補充がなされるようになっているようです。この評議会は"大地の界"の意志そのものでもあります。
 かつてRallosian帝国が"大地の界"へと侵攻したとき、一回目はそれを妨げたものの、Rallos Zek自身が率いた二回目の侵攻の時には捕えられ、Norrathへと運ばれました。そしてMurdunkとその将軍たちによって、"the Rathe Council"の十二人はことごとく処刑されました。しかし、処刑が行われると、突如として大地が隆起し、神々の流した涙が湖となりました。この大地の隆起によって、Murdunkは墜落死という不名誉な死を迎えました。この結果できたのが、Rathe山脈Lake Rathetearです。異変はこれだけではありませんでした。Rallosian帝国の者たち、Rallos Zekの創造物には呪詛が降りかかりました。この結果、Giantの故国であった場所は氷河に覆われ、Giant自身も生きたまま永劫を生きる氷へと変えられました。これが現在のEver Frost Peaksです。同様にOgreは知性が低下し、かつての魔法技術や戦闘技術の殆どを失うことになりました。
 the Rathe Councilの十二人は、"大地の界"の意思そのものであることから、殺されても既に復活していると思われます。

the Rathe Mountains《ラス山脈》
 "
Rathe終焉の山脈"とも呼ばれます。Rallos Zek率いるRallosian Empireが"大地の界"へと侵攻した時、the Rathe Councilは捕えられてNorrathへと移送され、そしてMurdunkによって処刑されました。the Rathe Councilが処刑されると同時に突如大地が破裂し隆起を始め、the Rathe Councilの流した死の涙は湖となりました。これがRathe MounrainsとLake Rathetearです。

the Realm《領界》
 the Demi-Planeとも呼ばれます。下位の神々の支配する世界のことです。

the Realm of Discord《不協和の領界》
 
Legion of Mata MuramのリーダーであるMata Muramが支配する界であり、彼らの故郷とも言える界です。非常に危険に満ちた界であり、Legion of Mata Muramの者たちですらそこに居るのを恐れており、Taelosiaへの侵略遠征を良い休みだとすらうそぶいていると言われます。

the Realm of Dream《夢想の領界》
 
Morell-Thuleの支配する界です。

the Realm of Envy《嫉妬の領界》
 
Lanys T'Vylの支配する界です。

the Realm of Greed《強欲の領界》
 
Torvonnilousの支配する界です。

the Realm of Madness《狂気の領界》
 
Vazaelle Kaleineの支配する界です。

the Realm of Magic《魔力の領界》
 
Druzzil Roの支配する界です。

the Realm of Music《音楽の領界》
 
Ayonae Roの支配する界です。

the Realm of Nightmare《悪夢の領界》
 
Terris-Thuleの支配する界です。

the Realm of Pain《苦痛の領界》
 
Saryrnの支配する界です。

the Reckless《無謀なるもの》
 
Jivaの異名です。

the Reef of Coirnav《コイアナヴの砂州》
 "
水の界"にある礁であり、"水の化身"Coirnavは、この水底で"水界の三支配者"の命令を受けるまで眠っているとされます。

Rile《ライル》
 
Venril Sathirの息子で、Sebilis帝国第二代皇帝です。Venril Sathirの不死願望を邪魔しましたが、政策はそのまま引き継ぎ、Kurn MachtaKaratukusChosoothという三将軍と共に各地を制圧しました。
 RileはTimorous Deepでの戦いの時、Trakanonとその同盟者の引き起こした嵐によって、軍艦ごと海へと消えました。

the Ring of Scale《リング・オヴ・スケール》
 
Kunarkの"Veeshan's Peak"に住む竜の名称です。そこに住むのは全てVeeshanの子供たちであり、彼らに逢うのは愚か者か、真実勇気あるものだけで、死を覚悟する必要があるとされます。
 元々Veeshanの子供たちはVelious大陸に住み、"Claws of Veeshan"という評議会を構成していましたが、Norrathに他の種族が創造され、他種族を支配できると知ると、多くのDragonVeliousを去りました。こうしてできたのが、"Ring of Scale"です。
 彼らはKunark大陸に版図を広げるSebilis帝国に対してどうすべきかを話し合い、時の指導者であったJaled-Darのもと不干渉を決定しますが、Trakanonや年若い竜これを不服としてRileの乗った軍艦を風雨でもって沈めました。この実力行使の結果、Sebilis帝国と"the Ring of Scale"は戦争状態に突入し、結局Jaled-DarGanakとが相打ちになって戦は終結をみました。現在の"the Ring of Scale"の指導者は、Phara-Darといわれます。

Rivervail《リバーベイル》
 
Halflingの街です。

Rizlona《リズロナ》
 
Solusek Roに仕える詩い手です。常は人の姿をしていますが、その正体はDragon種族です。

Rodcet Nife《ロドセット・ニーフェ》
 "
至高の癒し手"のふたつ名を持ちます。Rodcet Nifeの信奉者たちは死や病の暗い影と戦うことを誓い、それを無くすべく努力します。

Rogkasth《ログカッス》
 
TrollのShadow Knightであり、Vahlai Ka'Izalに仕えていますが、彼女の事を好いておらず、殺そうとすら考えています。RogkasthはVahlai Ka'Izalの脳組織を移植されたため、通常のTrollとは比べ物にならないくらい優れた頭脳を持っているといわれます。
 Vahlai Ka'IzalによるFelwitheの式典襲撃の時に、Ghargin Bumblokと共に率いられて参戦しました。

Rok Nilok《ロック・ニロック》
 Shadow knightの軍隊、"
the Crusaders of Greenmist"を率いる首領です。Karnor城Goblinから奪いとりました。

Rolfron Zek《ロルフロン・ゼック》
 
Rallos ZekによってKobold Shamanの魂より創られた亜神で、"絶望の主"の異名を持ちます。

Ronin《浪人》
 
Norrathをさ迷う者たちの総称のようです。一説には団長TynnはRoninであったといわれます。

the Ry'gorr Clan《ライゴール・クラン》
 
Velious大陸に住むOrcの血族です。


【S】
SaiberTooths《セイバー・トゥース》
 
Qeynosの人間たちによって"Black Burrow"へと追い払われたGnollの一族です。そのため人間に怨みを抱いています。一族の中でもDarkpawの血族は、その名にかけてQeynosを直接襲撃してきます。

the Sanctus Seru《サンクタス・セル》
 
Seruの統べる街の名です。思想統一や治安維持が行き届いた街です。

the Sarnak《サーナク》
 
Sebilis帝国皇帝Atrebeが、暗黒魔術によりIksarDragonを融合して産み出した知的な竜人です。現在この竜人はKunark大陸に広がっています。
 Overking Bathezid Di'zokたち王族の評議会が最上位にあるとされ、その評議会の中には"the Ring of Scale"から密かに送り込まれた者であるKa'Jiqも入っていましたが、Korucustが評議会に選出されると同時に排斥されました。KorucustKa'Jiqの正体、即ち"the Ring of Scale"によってSarnakの評議会を操るために送り込まれた一員だとして処断したためです。

Saryrn《サリアーン》
 "
拷問の女主"のふたつ名をもち、"苦痛の領界"を支配しています。彼女は非常に印象的な美しさをもっていますが、自らの領界に住むものを完全に無作為な選択と時間のもと拷問にかけるといわれます。

the Scar of Veeshan《ヴィーシャンの傷痕》
 
Norrathを発見したVeeshanが、Velious大陸に自らの爪を持って刻み込んだ傷痕のことです。"Claws of Veeshan"は、この地を神聖視していますが、Kael Drakkalという名の要塞都市がKromzek族により建設されてしまっています。

the Sebilis Empire《セビリス帝国》
 "
the Unholy Writ of War"と呼ばれる魔術書を手に入れ、死者を蘇らせ暗黒魔術を使い一流の戦士であったVenril Sathir率いるKunzar軍が、他の四種族州を統合してつくり上げた一大帝国です。国としてInnoruukを信奉していました。
 強大なこの帝国も、二代皇帝Rileの時代より以後、AtrebeGanakChottalと三代に渡って"the Ring of Scale"を始めとするDragon種族と争い敗北こそしなかったものの破壊の波は確実に帝国を虫食み、最終的にTrakanonによって瓦礫へと変えられました。その後"the Emerald Circle"と呼ばれる貴族たちの評議会が作られ、帝国は運営されることとなりましたが、権力闘争が起こった結果帝国は分裂し、各々が古代の氏族を名乗ったことにより五氏族州へと分裂してしまいました。

the Selia《セリア》
 "
知識の界"の南に位置する、光側種族地区の名前です。

the Serpent Mountains《大蛇山脈》
 
Antonica大陸中央を貫く山脈です。かつて"炎王"Solusek Roはこの山脈の尾根を曲げ、太陽の熱をElddar Forestまで届かせることによって大陸南東部を砂漠としてしまいました。

Seru《セル》
 かつて
Combine Empireの皇帝Tsaph Kattaを暗殺しました。その理由としては、思想的に違う者を排除しようとするSeruとTsaph Kattaとの間に意見の相違があったからだと思われます。暗殺の後実権を握ったSeruは、the Inqusitionを組織し、弾圧に乗り出しました。
 その後、Norrathを離れ"the Moon of Luclin"へと逃れたTsaph Kattaの意思を継ぐ者たちを追って彼らもまたその地に辿り着きました。
 彼は現在Sanctum Seruを統べています。

the Seventh Hummer《第七の鎚》
 
the Tribunalによる司法において彼らの前に罪人を引き出す役割を持ち、the Tribunalらの前に出て唯一裁かれない知的存在だといわれます。

the Shadow Haven《シャドウ・ヘーベン》
 
Seruの弾圧を怖れて"the Moon of Luclin"へと逃げ出した者たちの内、再びNorrathへの帰還を望む者たちが残り作り上げた都市の通称です。正式にはFordel Midstと言う名前です。

the Shissar《シッサー》
 かつて
Kunark大陸を支配し、Iksarを奴隷として従えた知的な蛇種族です。Shissarの魔術が現在のIksarたちの魔術の基礎となりました。Shissarは自らの神々だけでなく、不誠実にも他の亜神や神々と契約を結び、"the Guardians of Planes"の保管する魔法の品々に手を出した結果神々の怒りを招き、彼らの都Chelsithは疫病にも似た緑の靄、"the Green Mist"に飲み込まれ崩壊しました。
 しかし全滅したかと思われている彼らですが、その肥大した魔法技術によってthe Moon of Luclinへと逃れ、そこに自らの根拠地を築き上げました。彼らは自らの根拠地を守るため、その周囲に"the Grey"と呼ばれる真空のドームを巡らせていると言われます。

the Silent Watch《サイレント・ウォッチ》
 
Felwithe国王により密かに組織された直属部隊です。Paladinは"正義"を基本理念とするため活動が制限されます。そういった制限から解き放たれた部隊として存在しているようです。

the Six Hummers《六鎚》
 
the Tribunalの異名です。

Slagd Frozentoe《スラグド・フローズントゥ》
 
Kromrif族の将で、Froststoneから逃げ延びたColdain族を殺すためにthe Crystal Cavernsへと250人もの軍を率いて襲撃しました。戦いにおいてGlight Snowchipper率いるColdain族によって軍の半数を失ったものの追いつめ、結局Glight Snowchipperが自分の命をかけてSlagd Frozentoeを殺したことによりColdain族は助かりました。

the Slayer of Gods《神殺し》
 
Shissar種族の皇帝Ssraeshzaの異名です。

the Sleeper《眠りしもの》
 
Kerafyrmの呼称です。現在Kerafyrmは"Claws of Veeshan"の決定により、the First Brood of Veeshanたちによって封印の睡眠についているため、こう呼ばれます。

the Sleeper's Tomb《眠りしものの墓》
 
Kerafyrmが"Claws of Veeshan"の決定により、the First Brood of Veeshanたちによって封印の睡眠についた牢獄とも言うべき場所です。

Sionachie Heartsinger《シオナーチェ・ハートシンガー》
 Half Elf女性で、バードでもあります。
Firiona VieTunareの啓示を受けた場面に偶然立ち会って彼女のこれからを記録する旨誓い、Firiona Vieと共に冒険に旅立ちました。Firiona Vieの"the Ring of Scale"との会見に同席し、かつての思い出を一度失ったといわれます。
 Lanys T'Vylとの戦いの折り、High Keepが襲われるであろうことを世界に広めたBardのひとりがSionachieでした。その場でFiriona Vieとの再会を果たしたSionachieは、Firiona Vieの持つ神聖なる杖"the Lifeguide"の力で記憶を取り戻したとされます。

the Snowchipper《スノウチッパー》
 
Coldain族の鉱夫、Glight Snowchipperが使っていた魔法のツルハシの名前です。

Sokokar《ソコカー》
 
Sebilis帝国皇帝Atrebeが、暗黒魔術によりDragonとFloglokを融合して産み出した飛翔する騎馬生物です。この飛翔する騎馬は戦において非常に役立ち、Sebilis帝国の版図を広げるのに役立ちました。

Solist Kinslan《ソリスト・キンスラン》
 
Qeynos出身のHumanのWizardです。Lavastorm MountainsにあるSolusek Roの寺院を発見し、その封印を解読して門を開いたのも彼です。そしてそのことによりSolusek Roに認められ、下僕となる代わりに永遠の命と知識を得たとされます。
 彼はTolanMrylokarBreenらと共にVelious大陸へと渡り、Kromrif族の襲撃を受けたことによりパーティはバラバラになりました。Solistは逃げると、Ry'gorr ClanOrc族やKromrifを避けて東へと旅し、Coldain族と出遭い信頼を得てThurgadinへと案内されました。そしてColdain族が再び大陸の人たちの仲間入りができるよう橋渡しを努めようと決めました。

Solusek Ro《ソルセック・ロ》
 "
炎王"、"灼熱の公子"というふたつ名を持っており、"陽焔の界"、或いは"焔の界"と呼ばれる"界"を支配しています。"火の暴君"Fennin Roの息子でもあります。かつて大蛇山脈の尾根を捻じ曲げ、Antonica大陸南東部に広がっていたElddar Forestへと太陽の熱をもたらしました。Wood ElfDruidたちは魔法をもって抗いましたが、森はやがて砂漠となり、Wood ElfたちはFaydwer大陸へと逃げ延びました。
 彼は金色のリングメイルを着て頭には炎の冠をいただき、炎の槍を振るう姿をしているといわれ、Mithaniel Marrとは強敵(とも)として競いあっているとされます。
 現在、Solusek Roは、版図を広げ始めたNorrathの者たちに対し、Arlyxirと協力して攻撃を行おうとしています。そのために、Jivaに命じて"火の界"とSolusek Roの支配する"界"の間に断層を作り出し、"火の界"から力を引き出してDresolikへと力を蓄えています。蓄えられた力が臨界に達したとき、DresolikNorrathを焦土と変えるといわれます。例えその炎より生き残った者がいたとしても、配下の一人であるXuzlが召喚した意思持つ燃える剣の連隊や、Solusek Roの配下たちがそれを許しはしないでしょう。Rizlonaもまた、彼の配下での一人です。Solusek Roの計画の成就は、目前であるとも噂されます。

Sontalak《ソンタラク》
 
Kerafyrmを"the Sleeper's Tomb"へと封じしたthe First Brood of Veeshanの内の一体です。

the Soriz《ソリズ》
 
Shisasr種族の帝国の名前です。

Split Paw《スプリット・ポウ》
 
Karana平原南部に位置する洞穴です。元々はGnollの"SaiberTooths"と近しい"Clan Split Paw"が住んでいましたが、Verishe MalIshava Malを信奉するGnollたちによって、洞窟は占拠され"Clan Split Paw"は追い出されました。

the Emperor Ssraeshza《皇帝スラエシュザ》
 "
the Moon of Luclin"への逃れたShisasr種族の皇帝です。圧倒的な力を持っており、"神殺し"や"存在を穢すもの"とも呼ばれます。

the Sunblades《サンブレイズ》
 
Felwhitheのエリート軍の名前です。

the Swifttail Caste《スィフトテイル》
 団長
Tynnが作り上げたIksarモンクの階級制度です。

the Sword Maiden《剣の乙女》
 
Firiona Vieが記憶を失い、そして記憶を求めて森を歩んでいた時の名です。彼女はGalethから剣の手ほどきを受け、非常に優秀な剣の使い手でもあったためです。


【T】
Taelosia《タエロシア》
 
Grozmok Stoneの導きによって西へと、"奈落の海"へと巨大な船"荊の女王"で船出したthe Wayfares Brotherhoodが発見した第五大陸です。原住民は穏和なNihilと海神にして破壊の神Trusherを信仰するTrusikの二派に分かれており、Trusikは山岳地帯へと追放されました。この追放を恨み、TrusikNihilに対する魔術儀式を行なった結果、Legion of Mata MuramNorrathへと招き入れる結果となってしまいました。
 Legion of Mata MuramNihilを奴隷として着々と侵略を進め、Trusikは各地の神殿でTaelosiaに居る同胞以外の全てを滅ぼすべく、再度の魔術儀式を試みています。

Takish-Hiz《タキシュ=ヒズ》
 
High Elfの高潔なる街です。この大会堂より最初の国王夫妻がInnoruukにより攫われ、Teir'Dalが行われました。現在のHigh Keepです。

Tallon Zek《タロン・ゼック》
 "
兵法の神"、"戦いの見者"というふたつ名を持ち、"戦の界"に居住するとされます。Rallos Zekの息子であり、Vallon Zekの兄弟です。
 Rallos Zekが率いた二回目の"大地の界"への侵攻時に随軍しました。

the Tanaan《タナーン》
 "
知識の界"の南に位置する、中立地区の名前です。

Tarew Marr《タリュー・マー》
 "
水を統べるもの"、"深淵の君"のふたつ名を持ちます。"水の界"を統治している"水界の三支配者"の内の一柱で、彼は水を司るといわれています。Norrathでこの神について知られていることは少なく、Mithaniel MarrErollisi Marrとの関連性については、信者の間で数多くの議論がなされています。ですがどうやら、Mithaniel MarrErollisi MarrはTarew Marrの子供のようです。

Tearis Thex《ティアリス・ゼックス》
 "
Silent Watch"を組織した、Felwitheの現国王です。Firiona VieLenya Thex姫の父親でもあります。非常に冷たい人物のようで、そのため王妃は不可思議な夢の後身ごもったFiriona Vieを産むため、病気と偽って側を離れます。王妃に興味のない王のお陰で王妃はFiriona Vieを産みますが、その時に死亡しました。病死といわれた王は、やはり詳しい調査もせずに納得してしまいます。生まれたFiriona VieGalethに預けられ、育てられました。Firiona Vieが始めてFelwitheに現れ王と出逢った時、王妃の幽霊が現われ二人の仲を取り持ち、Thex王の心が和らいだといわれます。

Teir'Dal《テア=ダル》
 神々の協定に呼ばれなかったことを怨み、
Innoruukが行ったDark Elf創造のことですが、Dark Elfそれ自体を指し示すこともあります。InnoruukTakish-HizよりHigh Elfをさらって肉体と精神を分解し、それをTunareに対する嘲笑と自らのイメージの元に再構築し、Dark Elfを創りあげました。

Terraz《テラゾ》
 
Iksarの古代の都市です。既に滅び、現在はKaesoraの名で知られています。

Terris-Thule《テアリス・テュール》
 "
悪夢をもたらすもの"のふたつ名を持ち、"悪夢の領界"を支配しています。彼女はCazic-Thuleの娘であり、その異名の通り夢見る人々に悪夢を与えるとされます。

Heyokah Thalger《ハイオーカー・サルジャー》
 1000年前に生まれた最初の
Human種族といわれ、最初のHeyokah(Spiritと人の間を取り持つもの)です。虚無を産み出す実験を行っていたMiragulに対抗するため、Spiritの導きによって"運命の槍(the Spear of Fate)"を創り出したといわれます。

Thelin Poxbourne《ゼリン・ポックスバーン》
 元々は
Freeportの東部地区に住んでいた研究者でした。ThelinはCazic-Thuleの定命の者に対する影響力と、それに関連するZebuxorukの働きを調べていた結果、Cazic-Thuleの怒りを買い呪われ、あらゆるものを奪われ貧困と困窮に落とされました。乞食にまで落ちぶれた彼は誰からも省みられることも無く、日々の糊口をしのぐのすらままなりませんでした。しかし、武具の商売のためにFreeportを訪れたあるDwarfの女性が彼を見て哀れみを感じ、Thelinに宝石の付いた短剣を手渡しました。それは売れば高く売れることは間違いの無い代物でしたが、呪われてから初めて受けた親切からか、Thelinはそれを売ることをせず持ちつづけました。
 やがて、Thelinは偶然Zebuxorukの信奉者たちの話を聞き、自分もそれに興味があることを伝え"静穏の界"へと案内されました。ThelinはZebuxorukの信奉者たちと共に、"静穏の界"にてTerris-Thuleの支配する"悪夢の領界"へのPortalを開く手助けをしていました。自らの魔力全てを使い、Portalを開くことに成功した結果、Terris-Thuleの怒りを買い悪夢に捕らわれ昏睡することとなりました。
 Thelinは現在、"悪夢の領界"でTerris-Thuleから、悪夢からの解放の条件を持ちかけられています。それは、Thelinが心の支えとした短剣を七つに分割し、悪夢の僕の潜む迷路の中へと隠した全てを捜し出すというものでした。Thelin一人では決して果たすことのできない条件を、Terris-Thuleは邪な笑みのもと眺めています。そして、Thelinは知らないのです。協力を得て成しえたとしても、独力で成し得なかったことを理由として、Terris-ThuleがThelinを悪夢から解放する気が無いことを。

Thubr Axebringer《ソーバー・アクスブリンガー》
 
Dwarf種族の戦士です。彼は鍛冶の達人であり、醸造の達人であり、そして熟練した戦士でもあります。元はKaladim王国のエリートガードでしたが、Freeportに大使として派遣されたりもしたようです。その後多くの冒険でFiriona Vieの側で戦い、くどいけれども時折面白い場所へと旅するAl`Kabor、飲み友達Dreezil PocketdipOgnit EznertobDabner DredneverDagda Icefuryらと知己となっています。

Thurgadin《サーガディン》
 
Coldain族によって、Velious大陸の山中に築かれた要塞都市で、かつてを思い出し、"新たなるFroststone"とも呼ばれます。この地下都市の奥深く、"the Hall of Ancestors"と呼ばれる場所には、過去の英雄が氷漬けで保存されているそうです。

Thuuga《テューガ》
 
IksarのWizardであり、Venril Sathir率いるLycanthropeの長でした。蛇の変身者でもあります。Venril Sathirと"the Alliance of Stone"との間で戦いが起こった時、"the Ring of Scale"の者からVenril SathirがLycanthropeを見捨てようとしていると助言を受け、それを信じたことでVenril Sathirを裏切り、"the Alliance of Stone"に加盟しました。彼の裏切りにより、Venril SathirKarnor城を追われ、Overthereへと落ち延びることになりました。

the Timorous Deep《臆病海》
 
AntonicaFaydwerと、Kunarkとの間に広がる海の名前です。Karanaの信奉者によると、この土地ではかつて魔法的な嵐が起こされ、その影響で若干の魔法が動作しなくなっているそうです。おそらくその嵐とは、TrakanonによるRile強襲の時のものではないかと想像されます。

Tjudawos the Ancient《テュダオス》
 太古の昔の力ある
Dragonの一体です。かつてKerafyrmが生誕した時、Kildrukaunと共にその後見についた"四導師"の内一体でもあります。Tjudawosは、Arc MageのGold Dragonであり、Kildrukaunの言葉に同意した最初の一人でもあります。
 the First Brood of VeeshanたちによるKerafyrmの封印の時、彼らもまた封じられることとなりました。

Tolan《トラン》
 
Wood ElfのRangerです。BreenMrylokarSolistらと共にVelious大陸へと渡り、Kromrif族の襲撃を受けたことによりパーティはバラバラになりました。その際に彼は密かに隠れ、Kael Drakkalへと運ばれて行くBreenMrylokarと共に追跡しました。Kael Drakkal内でBreenを見出せなかった彼らはWaken Landへと辿り着き、TolanはここがTunareの地であることを知り留まることを決意しました。

Torsis《トーシス》
 Emerald Janguleの中に存在した
Iksar種族の街です。富との元に反映しましたが、やがて滅びました。その理由は伝染病、森の外敵の進入など様々に取りざたされていますが、その真実はこの街を覆う虚無(Void)により霊的な存在を失ったためであるとされます。虚無が発生したのは、この街の最初の君主、Rak'Ashiirの頃だと言われていますが定かではありません。ただ、この呪いはRak'Ashiirがきっかけとなり、多くの都市に住んでいた者たちの背徳によって構成された結果だったようです。そしてこの街は、現在"City of Mist"として知られています。

the King Tormax Dragondeath《トーマックス・ドラゴンデス王》
 
Kromzek族の王です。彼の先祖であるPorlosが氷竜Yelinakの妻であるHsagraを殺したといいます。そしてHsagraの頭蓋は、王の玉座として現在も使われているとされます。

Torvonnilous《トーヴォンニロス》
 "
強欲の君主"のふたつ名をもち、"強欲の領界"を支配しています。彼は考えうる限りの宝石や貴金属でできたアクセサリを身に付けていますが決して満足せず、今よりもより多くのものを得ようと企みを巡らしているといわれます。

Tondal Di`Xevar《トンダル・ダイゼヴァー》
 
Dark Elfの男性で、現在Morden Rasp率いるthe Wayfares Brotherhoodの一員です。元々はOverthereに住む魔術師の下働きでしたが、自分を生贄になそうとしていることを知り逃げ出し、Morden Raspと知り合いました。

Trakanon《トラカノン》
 "
大いなる青"という異名を持っています。
 領土拡大に伴い他種族を併合するSebilis帝国に脅威を感じた"the Ring of Scale"は、どうすべきかを話し合い、その席でTrakanonは力を持て対抗することを主張しました。ですがそれは受け入れらず間接的なもののみに止めることに決まりましたが、Trakanonと年若い竜はそれを不服とし、決定に従わずにRileの乗った軍艦を風雨でもって沈めました。
 この決定の無視は、"the Ring of Scale"内での争いに発展しました。その後Trakanonとそれに従った者たちは"the Ring of Scale"の決定により幽閉されました。600年の幽閉の後、開放されたTrakanonは結局"the Ring of Scale"のDragonSebilis帝国Iksarとが戦争状態であることを知り、Iksarの首都を襲い都市を焼き払いました。彼はSebilis帝国の首都の大会堂を自らの塒と定め、再びIksarが勃興した時には立つだろうと宣言しました。しかしながら、Trakanonは戦時の折りNecromancerやShamanなどの呪文により癒されない傷を負っています。

the Tranquil《調停者》
 
Quelliousの異名です。

the Tribunal《トリブナル》
 "
司法の界"を支配する六人の評議会で、"司法評議会"とも呼ばれます。このメンバーは皆黒いフード付きのクロークとマスクを身につけ、それぞれが巨大な金の戦鎚を持つといわれます。手に持つ戦鎚から、the Tribunalのことを"六鎚"とも呼びます。
 彼らは知的存在の司法を司り犯罪を犯したものを"司法の界"の刑務施設へと閉じ込めます。彼らの前に罪人を引き出すのは"第七の鎚"と呼ばれる知的存在の役割であり、the Tribunalの前に立ち唯一裁かれない存在だといわれます。

the Triumvirate of Water《水界の三支配者》
 "
水の界"を支配する、Tarew MarrE'CiPovarのことです。

the Troll《トロール族》
 
Cazic-Thuleによって創造された種族です。炎に弱いという欠点がありますが、それを補って余りある回復力の強さを持っています。
 Grobbに住むTrollは、Ykesha Clanの末裔でもあります。

Trusher《トゥルシャー》
 
Taelosiaに住む部族の内のひとつ、Trusikが崇拝する神です。海と破壊の神であり邪神です。Nihilによって山岳地帯に追放されたTrusikは、UquaやKod`taz、Ikkinzといった各地でTrusherを奉じ、破壊のための儀式を執り行っています。

the Trusik《トゥルシック》
 
Taelosiaに住む部族の内のひとつで、海の神にして破壊の神であるTrusherを崇拝する一族です。その邪悪さによって穏和なNihilと対立することとなり、結果として山岳地帯に追放されました。そのことを恨み、TaelosiaからNihilを滅ぼすために行ったGeomancyの破壊儀式によって、Legion of Mata MuramTaelosiaに招く結果となりました。
 Legion of Mata MuramによるTaelosiaの侵略、the Wayfares Brotherhoodの到着といった現状から、Trusikはそれら全てを邪魔者だと考え、Uqua、Kod`taz、Ikkinzといった場所で、破壊の儀式の準備を着々と整えています。


Tsaph Katta《ツァフ・カッタ》
 
Combine Empire最後の皇帝です。晩餐会の折り、手袋に毒を付着させたSeruによって倒れたことにより、Combine Empireの支配はSeruの手に移りました。Tsaphは表面上死んだものとされましたが、実際には仮死状態に置かれ、High Elfたちの手によりその体は護られていると言われます。Kattaを信奉する者たちは、Seruの手から逃れるため、Lceaに率いられ"the Moon of Luclin"へと旅立ちました。

Tunare《チューナー》
 "
大母"、"あらゆるものの母"というふたつ名を持っており、"萌芽の界"を支配しています。Brell Serilisの提案した協定に最初に参加し、Wood ElfHigh Elfを創造しました。彼女は風にたなびくローブと蔓と葉の冠を身に付けた魅力的な年のいった人間形の女性の姿をしているといわれます。
 彼女は自分の創造した子供たち以外の全て(例えそれが悪であったとしても)に対しても、愛情を持っているといわれます。彼女は世界の調和、バランスに対して気を遣っており、他の神々とちがってひとつで世界を覆うことを考えていないようです。善に対する悪、生に対する死は存在するべきものであり、そのバランスは護られるべきであるとして考えているようです。おそらく彼女の司る成長(Grows)においては、ひとつに止まることが成長を妨げるからではないかと想像されます。

Tunaria《チューナリア》
 
Antonica大陸の古い呼び名です。元はTunareより名前を取ってこう呼ばれていましたが、人間種族によりAntonicaと改名されました。

Grandmaster Tynn《団長ティン》
 
Iksarにとって知られざる一族出身のIksarで、一説にはRoninではないか、とも伝えられますが真偽のほどはさだかではありません。素手でIksar種族の将軍四人を相手に勝利をおさめ、時の皇帝Venril Sathirよりモンクの集団である"the Court of Pain"を組織するよう命を受けます。
 即ち、彼がIksarモンク全ての祖なのです。

the Tyrant of Fire《火の暴君》
 
Fennin Roの異名です。


【U】
the Ungod《神ならざるもの》
 
Zebuxorukの異名です。

the Unholy Writ of War《邪なる戦の印》
 
Venril Sathirが青年期後半に、Kotizという名のNecromancerの隠された図書館から発見した、Iksar皮製の書物です。これには闇のわざ、暗黒魔術の秘儀が記されており、これによってVenril Sathir率いるKunzar軍は、生者だけでなく死者をも兵隊として使役するようになります。


【V】
Vahlai Ka'Izal《バーレイ・カイザル》
 
Dark Elf種族の女性で、Wizardです。彼女は同じWizardとしてAl`Kaborに敬意を抱いていますが、決してそれを口外することはありません。TrollのShadow KnightRogkasthと、OgreのShamanGhargin Bumblokは彼女の下僕でもあります。Felwitheでの式典の際、RogkasthGhargin Bumblokを率いてFiriona Vieを襲撃しようとしたのが彼女でした。
 後にVenril Sathirと手を組み、聖なる杖"the Lifeguide"をVelious大陸に隠したのも彼女の仕業です。

the Vah Shir《バー・シアー》
 かつて
Odus大陸にあった都市の名前であり、その都市に向けて使用され、大亀裂を産み出すこととなった魔法兵器(重力兵器?)の名前でもあります。更には、魔法兵器によって"the Moon of Luclin"へと飛ばされた猫人間の種族名でもあります。巻き込まれずOdusに残されたVah Shirは、EruditeによってKerraと名づけられ孤島に追いやられました。

Valizrae D'Tora《ヴァリズレイ・ディトーラ》
 新たなる
Innoruukの選びし者であり、生贄となったLanys T'Vylのエッセンスとパワーとを吸収したと言われます。現在新たな"憎悪の化身"となるべく修練を行っているという話です。

Vallon Zek《バロン・ゼック》
 "
用兵の神"、"戦の統治者"というふたつ名を持ち、"戦の界"に居住するといわれます。Rallos Zekの息子であり、Tallon Zekの兄弟です。
 Rallos Zekが率いた二回目の"大地の界"への侵攻時に随軍しました。

Varis《ヴァリス》
 "
the Alliance of Stone"の攻撃によって、Kanor城から"the Bile"、現在のOverthereへと逃げたVenril Sathirが開いた居留地です。

the Vault《封物庫》
 
Odus南部に存在する大亀裂の中にある、生きた石で作られた玄室の異名です。探求者たちは玄室をこう呼びます。これは"地下の界"に通じるPortalを封じたものでしたが、PaineelNecromancerの調査によって封印が弱まり、解放されてしまいます。結局DartainというNecromancerが自らを犠牲にして封印を行いますが、Ognit Eznertobによって封印が再び緩んでしまいました。

Vazaelle Kaleine《ヴァゼール・カレイン》
 "
狂えしもの"のふたつ名を持ち、"狂気の領界"を支配者しています。元々は信心深いCazic-Thule信者のEruditeとしてPaineelに住む者として生活していましたが、彼女は信仰の深さと幻視の力によって狂気に精神が踏み入り、それを認めたCazic-Thuleによって"領界"を与えられました。彼女は時折予言の幻視をし、その対象となった者は、予言の成就する日までゆっくりと狂気のなんたるかを知るといわれます。

Veeshan《ヴィーシャン》
 "
水晶竜"、"竜の女王"というふたつ名を持っています。Veliousに自らの子供たちを産み落としました。"空の界"という世界を支配しており、VoxNagafen、"the Ring of Scale"の母でもあります。
 Veliousに子供を産み落とした後、自分の支配する界である"空の界"へと戻り、そこでまどろんでいると言われています。そしてその目覚めが近いとも……。

Veeshan's Peak《ヴィーシャンの峰》
 
Kunarkにある、"the Ring of Scale"の集う地です。

Vekin《ヴェキン》
 
Sebilis帝国崩壊以後のIksarの皇帝です。彼は現在のCabilisの支配者です。

the Veksar《ヴェクサー》
 
Sebilis帝国の時代、Venril Sathirによって建設された港湾都市です。同じく港湾都市としてはDanakが存在しました。しかしながら時が経ち、Sebilis帝国崩壊と同時に起こった地殻変動によって都市は水の中へと沈み、更に湾の入り口が埋まった結果湖となりました。現在この場所は"the Lake of Ill Omen"の名で知られています。

Velious《ヴェリオス》
 
Norrathにある凍てついた大陸です。Veeshanが最初にその爪痕を刻み、自らの子供たちを産み落とした大陸でもあります。Veeshanは子供を産むと、この大陸を自らの吐息をもって覆いました。これにより、Velious大陸の周囲は嵐と流氷で覆われ、近づくことすら叶わぬ場所となりました。
 Veeshanの爪痕の地は、"the Scar of Veeshan"と呼ばれており、現在はKromzek族によりKael Drakkalと呼ばれる都市が建設されています。大陸の東側はKromrif族たちGiant種族が統べています。そしてGnomeの砕氷船が、幻とも言われたこの大陸を発見するまで、この地に訪れるものはいませんでした。

Velium《ヴェリアム》
 
Verious大陸に産出される希少金属のようです。永遠の氷により構成されており、これから精巧な細工を以って武器防具が創り出されますが、この金属はVelious以外に持ち出すととけてしまうそうです。Veliumは、VeeshanがかつてVeliousに降り立った時の吐息だといわれます。

Velketor《ヴェルケーター》
 
Kromzek族の魔術師で、元はKael Drakkalの魔術師たちの主だったようですが、如何なる理由によってかKing Tormaxにより追放されました。現在はThurgadinの近くに自らの迷宮を築き上げ、実験に勤しんでいるようです。

Vendela G'Kal《ヴェンディラ・ジィカル》
 
Innoruukの高司祭であり、Lanys T'Vylの産みの親です。"血の月"の儀式の時、見目の良いDark Elfの男を生贄として選んで交わり、一年後にLanys T'Vylを産みました。その男はVendelaが眠りに落ちている間にいなくなっており不明ですが、Lanys T'VylInnoruukの娘と呼ばれていることから明らかでしょう。

Venril Sathir《ベンリル・セイシア》
 
Iksar五氏族の内、Kunzarの王で、"the Unholy Writ of War"という名の書物より得た魔術知識と魔力により創り出した死者の軍団を率いて他の四氏族を統合し、Sebilis帝国を築き上げました。彼自身は強力なウォリアー・メイジ、恐らくはシャドウナイトであったろうと考えられます。団長Tynnに命じて"the Court of Pain"という名のモンク集団の編成を命じたのも彼です。
 暴君のような彼ですが、妻であるDrusellaを深く愛していたようで、彼女が死ぬとCharasisをその墓所とし、更に墓が荒らされることがないよう魔法で出入りを制限しました。この秘密はVenrilの子孫にだけ伝えられたといわれますが、偶然にも王宮勤めの騎士が出入りの秘密を知ってしまったといわれます。王宮勤めの騎士はその秘密を書き留めますが、この騎士が死んだ時、彼の家族はその文章を単なるゴミだとして捨ててしまったとされます。
 Venril Sathirは年老いると死を避けることを望み、Innoruukと不浄な契約を結ぼうとしますが、息子のRileにより肉体は火葬され、魂をアミュレットに封じられたことにより、その願望は果たせませんでした。ですが不死王Venril SathirはArisenの手による儀式と、それを研究しようとして手順を繰り返したSarnakの者たちの偶然によって地上への帰還を果たし、その場にいたSarnakを一人を残して全て殺し、唯ひとりXalgozを吸血鬼化して僕としました。そして各地を放浪した後Karnor城を拠点としました。一度は"the Alliance of Stone"の襲撃によってKarnor城を放棄しOvertherへ落ち延びましたが、一世紀の後再び舞い戻り雌伏の時を過ごしています。
 彼は獣人の一族を使い、Overking Bathezid Di'zokたち王族の評議会に配下であるKurocustを送り込み、Sarnakから"the Ring of Scale"の影響を減らすために、"the Ring of Scale"の評議員を殺させてしまいます。更にはDragon族が取り引きの時に使用した、Firiona Vieの記憶を奪った術を得るため、ArisenDanak Dhorentathを使って誘拐を行いました。

Verishe Mal《ヴェリッシ・マル》
 "
Split Paw"を占拠したGnollの血族です。とはいえ、Verishe Mal全てが荷担したわけではなく、Ishava Malと呼ばれる厳格な階級制度を信奉する過激な一派です。かつてVerishe MalはBrell Serilisによって生み出されたと信じ、地底世界にて領土拡大を行っていました。やがてできた階級制度は絶対のものでしたが、Nsch Valによる九つの評議会体制に移り行き、その階級制度はなくなり平和の内に過ごすようになりました。ですがIshava Malの階級を信奉するものたちは、絶無とはならなかったのです。

the Vex Thal《ベクス・ザル》
 
Akheva種族の神聖なる家であり、神たるLuclinが直接パワーにより干渉するための場所でもあります。本来この場所はAkheva種族の指導者でありLuclinの最高司祭であるAkelha`Raによって司られていましたが、彼女の影の鏡像とも言えるAtenha`Raによって、Vex Thalの力の場は奪い取られました。現在Vex ThalはAtenha`Raによって支配されていると思われます。そしてこの都市に入るためには、Akelha`Raの王錫が必要と言われています。

Vizier D'Kalz《ヴィズィアー・ディカルズ》
 
Laarthik率いるHigh Keep襲撃時に、"憎悪の界"へと去ったLanys T'Vylを、Norrathへと戻す儀式を、Dolis Sha'Vlalと共に執り行った人物のひとりです。

Lady Vox《ヴォックス》
 
Ever Frost Peaksの平原に存在するPermafrost Keepに住む氷竜です。Complete Healを使い、その周りにはIce Giantが護衛として配置されているとのことで、最も倒すのが難しいとされています。かつてKarana平原にまで氷雪をもたらそうとしましたが、Aradune Mitharaを加えた多くの冒険者の手によって退けられました。
 かつて"the Ring of Scale"の一員であった彼女は、Nagafenとつがうことを望みましたが、色の違うDragon同士の交配はかつてKerafyrmが生まれたことにより禁忌とされ、叶いませんでした。結果として彼女は"the Ring of Scale"を追い出され、Nagafenと逢うことの出来ない氷の洞窟に繋ぎ止められることになりました。

Vrasyk《ヴラシック》
 
Ka'Jiqと名乗り、Sarnakの評議会に送り込まれていた"the Ring of Scale"の配下の変身種族の者です。Vrasykは、Korucustに正体を暴かれ、殺されました。

Vyskudra the Ancient《ヴィスクドラ》
 太古の昔の力ある
Dragonの一体です。かつてKerafyrmが生誕した時、Kildrukaunと共にその後見についた"四導師"の内一体でもあります。the First Brood of VeeshanたちによるKerafyrmの封印の時、彼らもまた封じられることとなりました。


【W】
the War Lord《戦王》
 
Rallos Zekの異名です。

Warslik《ウォースリック》
 
Iksarの貴族たちが帝国皇位無き後つくりだした"the Emerald Cirlce"崩壊の後、Iksarの奴隷という立場から反旗を翻したKromdek族の勇者です。一族を率い、North WoodにあったKurn Machtaがかつて創った塔を崩壊させました。これにより、North WoodはWarslik's Woodと呼ばれるようになったとされます。

the Wayfarers Brotherhood《ウェイフェアズ・ブラザーフッド》
 
Morden RaspNedaria DebeianTondal Di`Xevarに率いられた冒険者たちの一団です。
 現在最も活気に満ちた冒険者の勢力でありMorden Raspはそのリーダーとして常に様々な冒険を成功させています。

Winter's Deep《冬の深淵》
 
Miragulが最初に隠れた土地にある湖の名前です。Halflingの街Rivervailの北に位置します。

the Wintry Guardian《冬の守護者》
 
E'Ciの異名です。

the Wood Elf《ウッドエルフ》
 
Tunareによって創造された種族です。Feir'Dalとも呼ばれます。元々はTunaria大陸のElddar Forestに住んでいましたが、Solusek Roの呪いにより森が砂漠化したため、Faydwer大陸へ逃げ延びました。

the Wurmqueen《竜の女王》
 
Norrathを発見したVeeshanの異名です。


【X】
Xalgoz《ザルゴズ》
 
Venril Sathir復活時にその場におり、他のSarnakは殺されたものの彼のみ吸血鬼へと変貌させられ、下僕として使役されることになりました。現在Kaesoraの廃虚にいるとされます。

Xegony《ゼゴニー》
 "
大気の女王"のふたつ名をもち、"大気の界"を支配しています。彼女は天使の翼を持った年若く美しい人型の女妖精のような姿をしており、多くの神々からその慈悲と高潔さから慕われているといわれます。しかしながら、Xegonyは他の神々が謁見を望んでも、それを拒否するとされます。これは、"the Nameless"に近い存在の普通の行動だとも言われます。

Xev Bristlebane《ゼヴィ・ブリサルベイン》
 "
幸運の神"のふたつ名を持っています。Fizzlethorpe Bristlebaneの兄弟神と言われますが、詳細は不明です。

Xuzl《スーズィエル》
 
Solusek Roに仕える存在であり、召喚を得意とするWizardでもあります。Xuzlは、Arlyxirと同盟を組みNorrathへの攻撃を企むSolusek Roの尖兵となり、そして守護者となる者たち──意思を持つ燃える炎の剣──の召喚を行っています。


【Y】
the Earthen Lord Yael《土塊卿ヤール》
 "
地底の界"より封が緩んだのに乗じて訪れ、かつてのPaineelを奪い、現在大亀裂にある都市を支配していると言われます。

Lord Yelinak《イェリナック》
 
Velious大陸に住む氷竜で、現在"Claws of Veeshan"を統括しています。かつてKromzek族の王King Tormaxの先祖Porlosに妻であるHsagraを殺され、そしてその頭蓋骨を玉座とされたことに怒り、怨んでいるようです。Kerafyrmを"the Sleeper's Tomb"へと封じしたthe First Brood of Veeshanの内の一体でもあります

the Ykesha Clan《イケシャ一族》
 Innothule Swamp周辺に住んでいた
Trollの一族です。
 Rallosian帝国崩壊後、偶然にもGrozmok Stoneをその砦の跡地より発見し手にしました。Warlord Ykeshaに率いられたこの一族は次第に勢力を増したものの、巨大に成るに連れ薄れる"憎悪"を懸念したInnoruukの呪いによってWarlord Ykeshaは疑心暗鬼となり一族の力は衰えました。そのため他の一族が台頭し始め、Grozmok Stoneは自分達にこそ相応しいと考えたBroken Skull Clanによって襲撃を受け、Ykesha Clanは事実上全滅したかに見えました。
 しかし、Warlord Jurgashの下Grobb Clanとして復興し、Broken Skull ClanよりGrozmok Stoneを奪い返したものの、Luggaldの助力を得たBroken Skull Clanによって再度奪われることとなりました。
 更にはMithaniel Marrの神性奇跡によってGuktanとなったFroglokたちによってGrobbを奪われる結果となりました。


【Z】
Lady Zavo`Za《ザボ=ザ》
 Skyfire Mountainsに住む
Dragonです。"the Lifeguide"の行方を求め、"the Ring of Scale"との対話を望んで再びKunark大陸へと渡ったFiriona Vieと会見したのが彼女でした。ですが"the Ring of Scale"は対話を拒否し、唯一、Venril Sathirとの繋がりがあるGhargin Bumblokを追うよう助言をしました。

Zlandicar《ズランディカー》
 
the Dragon Necropolisに住む漆黒のDragonです。彼は同種族、即ちDragon族の屍肉を食料としていますが、なにも屍肉とは限らないようです。元は"the Claws of Veeshan"の一員でしたが、Harla-Darの子供であるFrakadarを食い殺したことから追放されたと言われています。Dragon族は同族殺しを禁じているため、Zlandicarは殺されずに現在も生きています。
 Kerafyrmを"the Sleeper's Tomb"へと封じたthe First Brood of Veeshanの内の一体でもあります

Zebuxoruk《ゼブゾルク》
 "
神ならざるもの"、"見捨てられしもの"というふたつ名を持っているとされ、"司法の界"から逃走してNorrathに降り立ったともいわれます。彼は死すべき定めのものであり、故に"神ならざるもの"と呼ばれるともいわれます。幾多の伝承においては悪とされますが、語られぬ伝説では同じくらいに善の存在ともされています。
 かつてKunark大陸において、Kotizという名のIksarNecromancerは、別の"界"にて水晶に封じられたZebuxorukを発見し、解放と引き換えに知識を与えるという約定の元、百の生贄を捧げてZebuxorukの封印を解いたといわれます。その代価として、ZebuxorukはKotizに"the Unholy Writ of War"と言う名の戦いの知識の書かれた書物を渡したとされます。
 現在"the Moon of Luclin"に逃れたShissarは、Zebuxorukを信仰崇拝していないものの、その力を借り受けているとされます。
 話によるとZebuxorukはDruzzil Roの教え子ともされ、そのため得た知識を広く知らしめようとしているとされます。Zebuxorukは、Norrathの者たちに危機を伝えようとし、その危機に対する手段として神々の知識を与えようとした罪により、"時の界"に囚われているとされます。
 Zebuxorukが禁を犯してまで神々の知識を伝えようとした理由は、Norrathに迫る危機──Legion of Mata Muramの侵略が間近に迫っていたためでした。しかしながら他の神々は定命の者たちが神々に対する畏敬を忘れ、傲慢であり不遜であり横柄であることから一切の助けをしないことを決定しました。Zebuxorukは捕えられたものの、信奉者であるCalliavに接触し、その者に知識を分け与えることにのみ成功しました。

Zeixshi-Kar the Ancient《ゼイクシィ=カー》
 太古の昔の力ある
Dragonの一体です。かつてKerafyrmが生誕した時、Kildrukaunと共にその後見についた"四導師"の内一体でもあります。Zeixshi-KarはKael Drakkalとの戦いが始まった当時の将軍であり、Kerafyrm誕生以前から、狂信的な程のKildrukaun支持者として知られていました。
 the First Brood of VeeshanたちによるKerafyrmの封印の時、彼らもまた封じられることとなりました。

Zraxth《ズィラクシス》
 太古の時代の
TrollのShamanです。
 当時Rallosian帝国に圧倒されていたTrollの現状を鑑み、力を得るためにInnoruukを信奉し、その"憎悪"の儀式によってTrollに力を与えました。しかしながら呪詛を受ける前のOgreは強力無比であり、更なる力を必要としました。そのためにInnoruukに指示された通りにCazic-Thuleの大司祭を殺し、血の儀式を行ないGrozmok Stoneを生み出しました。
 更には、Grozmokという名の偉大なTrollGrozmok Stoneを手にして現われてTrollを統一し、Norrathを支配するという預言を残しました。




Shepherd @ E'ci