■Azerothの歴史 - History of the World of Azeroth -

最初の侵略 - The First Invasion -
 Azerothは、果て無き領域と様々なものに満たされた宇宙における世界のひとつである。これらの領域は、凍えし虚無(the Chilling void)であるthe Twisting Nether──死せる忌まわしき精神体が住まう次元の狭間の領域──と共に存在していた。the Burning Legionとして知られる魔神の軍隊は、次元の狭間にあるこの場所に居住していた。軍隊は焦灼の世界からの想像を絶する恐るべき者たちと残酷な生物とで構成されていた。伝説は語る──軍隊のリーダーであるEredarが、全なる創造の魔法を解放し、己が次元を破壊したと。以来、魔神の軍隊は、魔法の力を渇望して世界を略奪するよう、永遠に呪われることとなった。

 一万年ほど前、定命の者たちの存在以前のこと、DragonたちがAzerothを支配していた。これら強大な獣たちは自らの生活を楽しみ、世界における魔法とその美しさを見守っていた。しかし、新たな種族がKalimdor大陸で覚醒した。the Night Elfとして知られることとなるこの種族は、影か闇のような生物であり、Dragonと同じく不死の存在であった。にも関わらず、Elfたちは鱗持つ巨大なる存在と比べると、明らかに賢明ではなかった。彼らは積極的且つ性急に、原初の魔法を学び、探求したのだ。その無謀さ故に、Elfたちは意図せずにAzeroth全土に魔法を解放し、それによって恐るべき魔神たちの関心を惹いた。

 the Burning Legionは、一千のOrcの大群と等しい力を以ってAzerothへと最初の強襲を行なった。大規模な激しい戦いが世界における魔法の存在を護るために続いた。Dragonたちは恐るべき侵略者たちを追い払うため、Night Elfたちに助成した。Dragonたちはそれぞれの生命エネルギーとパワーとを金のディスクに吹き込み、the Demon Soulを創り出した。太古よりの有翼の獣たちは、己の世界から魔神たちを追い出すためにディスクを使用した。しかしながら、魔神の侵略に措ける被害は大きかった。多くのDragonとNight Elfが大規模な戦争の中で倒れた。更に、Azerothの地表の変化は激しく、Kalimdorの東の素晴らしい土地の大部分が海の下へと沈んだ。魔神たちの恐怖を知ったNight Elfは、the Burning Legionが再び戻らぬよう、以後魔法を使用しないと誓った。これ以降、彼らは聖山Hyjalの頂上へと隠れ住むことを好み、世界から自分たちを秘した。

 一方で、激しい内乱がDragonたちの間で勃発した。"混沌の翼影(the Aspect of chaos)"Deathwingが、自分の血族を除く仲間のDragonたちに対してthe Demon Soulを使用したのだ。最初にthe Demon Soulが創られた時、この闇のDragonは密かに自らのパワーがディスクに使用されるのを避けていた。長い間に全てのDragonたちの生命エネルギーはアーティファクトと結合しており、the Demon Soulによるそれへの攻撃が弱点となっていた。戦いは数種類の氏族を滅ぼす程に残酷なものだった。最終的に、全てのDragon種族はDeathwingに対して一致団結し、再びthe Demon Soulを使用できないよう畏怖すべきDragonを呪った。the Dragon Warは未だ終わりを迎えなかった。

定命種族の覚醒 - The Mortal Races Awaken -
 程なくして、新たな種族が世界へと現れた。これら新たな種族は、Night ElfやDragonと異なり、あわただしく短い寿命しか持っていなかった。それぞれの種族がそれぞれを、Dwarf、Troll、Tauren、Gnome、Humanと名乗り、それぞれの特徴を表して行った。更にその後、貴重な魔法を諦めることを拒否したNight Elfの一団が、Kalimdorから追放された。追放された者たちは東の地へと旅し、Quel'Thalas王国(the kingdom of Quel'Thalas)を打ち立てると自身たちをHigh Elfと呼称した。やがて、彼らHigh Elfも長命ではあるけれども定命の者へと変化し始めた。

 不幸なことに、これら新たな五種族の間の平和は長くは続かなかった。Quel'Thalas王国を建国するや、High ElfはTrollの戦闘集団に完全に包囲された。変わること無き戦争状態が、これら二種族の間に勃発した。一方、切望と行動とで知られている勤勉なHumanたちは、非常に迅速に自らの領土を広げていた。BDP2900年、ArathorのHuman帝国は、Lordaeronにて建国された。

 BDP2700年、High ElfたちとTrollたちの戦争は3300年に渡って続いていた。戦争の流れはTroll優位に動いており、High Elfたちは今や敗北の間際にあった。そこで、High ElfたちはArathorのHumanたちに助成を求めた。High Elfたちは、Humanたちの助成と引き換えに魔法の技を教えることに同意した。ElfとHumanの軍団は、Lordaeronで多くのTrollたちを抹殺した。HumanたちがHigh Elfたちより魔法を学ぶと、若干の者たちは不用意にその力を使用し始めた。この愚行によって、the Burning Legionは再びAzerothへと侵攻することが可能となった。種族と世界とを護るために、the Order of Tirisfalが設立された。彼らは多くの人からthe Burning Legionに対して戦う秘密の戦争を隠し、行なう義務を託されていた。

 1700年後、Arathorは過剰な領土拡張と国内の事情とによって、七つの独立国家──Azeroth、Lordaeron、Stromgarde、Kul Tiras、Gilneas、Dalaran、Alterac──へと分かれた。

Medivhの生誕 - The Birth of Medivh-
 the Order of Trisfalが設立されてより2500年後、守護者Aegwyn(the Guardian Aegwyn)は、the Burning Legionの支配者であるthe Daemonlord Sargerasと戦った。最終的にAegwynはSargerasを打ち倒し、AzerothのHumanの王国の沿岸、北の海の水底へと葬ることに成功した。だが、the Daemonlord Sargerasは敗北の最中、Aegwynの未だ産まれていない子供と自身の邪悪な精神とを結びつけた。

 やがて、Aegwynは守護者の役目を返上する時が来た。彼女はAzerothの魔術師Nielas Aranを伴侶とし、やがて産まれるであろう子供の父として選んだ。Humanの年代で559年のこと、AegwynはMedivhを出産した。守護者たる彼女は、幼い子供へと全ての知識と力とを転移させた。それは、Medivhが青年期になるとTrisfalの魔法を使用できるよう、彼の中深くへと埋められた。Aegwynは、息子を遠くから見守ったまま、the Azerothien courtへとMedivhをあずけた。

 Azerothの統治者、国王Wrynn三世は、平和と繁栄とを人々にもたらし、公正に王国を統治していた。そのため、彼の妻であるLady Variaが王子Llaneを出産すると、国王だけでなく民もまた大いに喜んだ。

 父であるAranの指導の下、Medivhはすぐにthe Courtの魔術実習生のタイトルを取れるであろうことを期待された。しかし、Medivhの13歳の誕生日のこと、Trisfalの強力な魔法が覚醒した。秘されたパワーとエネルギーとがMedivhの若い肉体を突き抜け、彼の精神に途方もない傷をつけ苦しませた。Northsire修道院(Northsire Abbey)にまで届かんばかりの大いなる魔法の反動が、Medivhの存在そのものから噴出した。修道院から百人以上の聖職者(Cleric)が少年の救助のために急いだ。それらの聖職者たちと魔術師Aranの合わせた力だけが、Medivhのエネルギーを支えることができた。数時間が過ぎ、やがて魔術師は地面に倒れ死亡した。Medivhは深い眠りに落ちた。

 国王Wrynn三世とAlonsus Faol、Northshireの修道院長は、意識を失ったMedivhを修道院へと移送することに同意した。修道院で、Northsireの聖職者たちの監視と世話の下過ごした。6年が過ぎ、太子Llaneは成人へと達した。Llaneの成人を記念する公式の式典の時、Medivhは彼を迎えた。魔術師であり今や成人となったMedivhは、王太子を歓迎すると祝福した。Medivhは永い眠りから覚め、そしてパワーの制御を得たと説明した。Medivhは好意の印として、the Courtへと魔法の砂時計をプレゼントした。砂時計の中の砂は自由に流れ落ち、やがて上が空になり下が一杯になるであろうとMedivhは云い、このガラスがAzerothの人々を表し、空になるまで王国は常に揺るぐことはないと説明した。

 既にパワーを失っていたが、Aegwynは疑いの眼差しで息子の復帰を見ていた。Medivhは外見上友好的であったが、前守護者は邪悪なパワーが既に彼を堕落させていることを知っていた。

Orcへの呪詛 - The Orcish Curse -
 the Burning Legionの魔神たちは、Azerothから追放され支配者を打ち倒されたにも関わらず、憎むべき世界に破壊をもたらそうと蠢動していた。地獄の生物たちは、狡猾な、けれども単純な計画を立てた。the Legionは生ける全ての種族を堕落させ、そして間接的にその種族にAzerothへの侵攻を行なおうとしていた。この間接的な侵攻により、the Legionによる再臨が叶うまで、混沌とした状況を生み出すことになるだろう。この計画を実行するため、the Burning LegionはOrcに対して大いなる呪詛をかけた。Orcたちは自分たちの社会の規範に従い、Draenorの赤き世界の沼と泥の中に住んでいた。ShamanたちはOrcを導き、元素の精霊を崇拝して、Draenorの森林で狩りを行なった。しかし、呪詛はこれら高潔な部族の中に信じがたい殺戮の欲求を生み出し、凶暴な獣へと変貌させた。ShamanはWarlokとして闇の魔術を習得し始めた。程なくして、幾多のOrcの一族が闇のWarlockの下へと集結した。

 加えて、the Daemonlord Sargerasの徒弟である魔神Kil'jaedenは、the Twisting NetherよりGul'danという名のOrcの有望なWarlockへと接触を持った。Kil'jaedenはGul'danの後見人となり、そして魔神は若きWarlockであるGul'danが稀に見て強力になるのを手助けした。程なくして、Gul'danは彼の闇の魔術の師であるOrc、Ner'zhulをも凌ぐ力を身につけた。Kil'jaedenと共にあったこの訓練の時、Gul'danは始めに死者の霊と接触を持つことや、the Twisting Netherの凍てつきし神秘を理解した。Gaul'danは力と引き換えに魔神の考えに従うことに同意した。

 the Hordeは他の全ての種族と生命とを排除し、征服し、Draenorを荒らしまわった。Draneiの征服(The conquest of the Dranei)は、その迅速さと比べて同じくらいに残酷であった。やがて、Draenorにはthe Hordeの一族のみが存在することになった。共通の敵が居なくなると、部族間で血濡れの紛争が起こるまでには長くはかからなかった。権力を得ようとした者たちは、the Crestfallen Hordeによって虐殺された。Gul'danが行動することを決意したのは、それらの内紛が深刻になった時だった。強力なWarlockであるGul'danは、魔法と死霊術(Necromancy)の秘密の連隊であるthe Shadow Councilを作り上げた。the Shadow Councilは大多数のOrcたちに知られぬままに、the Hordeの内実を支配した。the Shadow Councilはその力を使ってthe Hordeに秩序をもたらし、戦いに対する飢えを静めた。the Shadow Councilは、最早戦うものもないDraenorからの脱出を約束した。

界の断層 - The Rift Appears -
 この時、強力な存在がthe Hordeの多数のWarlockへと接近していた。不可思議なこの存在は、接触を持つ存在としてOrcの魔術集団の中でも最も強力な存在であるGul'danを選んだ。そのため、Gul'danは師であるKil'jardenに助言を求めた。師である魔神は、今までに経験した全てを超える力を持つ驚くべき存在が、既にGul'danへと接触を行なっていた云うだけに留まった。Gul'danはこの知られざるパワーを探し、the Twisting Netherを探索し始めた。最終的に、存在はGul'danと接触した。当初、the Shadow Councilの指導者であるGul'danは、恐れから萎縮していた。しかし、Gul'danは理性を取り戻すと、知られざる存在と会話をし始めた。この存在はGul'danに対し、自分が遠き異郷異文化の魔術師であり、Medivhとして知られていると告げた。信じがたいことではあったが、Gul'adnはMedivhがパワーの制御に欠けていることを感じ取った。

 この接触の間に、MedivhはGul'danの心を探り、Orcたちとその世界とについて学んだ。Gul'danはMedivhから同じくらい多くのことを学ぶことが出来ず、間もなくして接触を破棄した。Gul'danは自らの主であるKil'jaedenから助言を受けようとしたが、召喚に応えることはなかった。Medivhのパワーは非常に強大だったため、強力な魔神であるKil'jaedenすら彼を恐れたのだ。

 再びMedivhはOrcのWarlockたちとGul'danの夢へと手を伸ばし、肥沃な土地と高慢な人々の幻像を送り込んだ。これらの共有された幻視によってthe Shadow CouncilのWarlockたちは興奮し、この死にかけた世界から去る時が来たのだと知った。しかし、OrcたちにはDraenorとAzerothとを繋ぐ"門"(Portal)が無かった。the Shadow Councilは、時が来るまでこの幻視を秘することを決定した。幾年かが過ぎ、Humanの歴史で583年のこと、Medivhが"界の断層"(the Rift)を作り出した。

 the Shadow Councilは"門"(Portal)を創るため、"界の断層"の大きさを広げていった。Orcの先遣隊が送り込まれ、偵察の報告はWarlockたちの幻視の世界──Azeroth──が真実であったことを証明した。the Hordeは素早く橋頭堡を確保すると、Humanの村への襲撃を開始した。Humanの農民達は驚きに包まれ、そして全てはOrcの襲撃者たちによって鏖殺された。

 やがて、"門"がAzerothの大地を変貌させた。肥沃な土地はDraenorの沼地へと変化した。気候も同様で、冷害と旱魃とによってHumanたちの作物の収穫は激減した。

 拡大された"門"を抜けて入り込むに連れ、the HordeのOrcたちはAzerothの者たちに対する理解を深めた。Orcたちは彼らを弱者だと考え、Azerothの首都Stormwind Keepに対する攻撃を計画した。

Azerothへの侵攻 - The Horde Enters Azeroth -
 ある朝、以前Medivhが王太子Llaneに与えた砂時計は空になった。砂時計の最後の粒が落ちた時、Stormwindの門の防壁が鈍い音を立て、Orcたちが砦の防壁へと雪崩れかかった。国王Wrynnは、太子LlaneとVaria女王とをNorthshire Abbeyの避難所へと向かわせた。

 Stormwindの要塞への襲撃は、the Hordeによって起こされた災厄だと判明した。Orcの力を持ってすれば城壁を登ることが可能だったが、Humanの戦士たちはそれよりも早く門へと辿り着いた。Orcたちが身を引くと、騎乗した騎士たちがその乱雑な隊列の中央突破を図って戦力を二分し、歩兵たちが戦術的運動を駆使して分断されたOrcの兵たちを挟撃した。一方的に打ちのめされたOrcの軍は、"闇の門"(the Dark Portal)の橋頭堡の地へと撤退せざるをえなかった。

 Stormwindにおける多くの死者を出した敗北は、the Hordeの混沌とした状況をより深めることとなった。戦闘における指導者であるthe Twilight's HammerのCho'gall(Cho'gall of the Twilight's Hammer)とthe Bleeding HollowのKilrogg Deadeye(Kilrogg Deadeye of the Bleeding Hollow)とは、敗北の責任を互いに押し付けあった。やがて、the Hordeはどちらかの首長を支持する二派へと分かれた。Gul'danはこの殺伐とした対立が、the Horde自体を無駄に損なっているという危険性を認識していた。そのため、強き指導者──ただし、Gul'danが容易に操ることのできる者──の下に氏族を統一することを決意した。

 Gul'danは、完璧な傀儡の候補としてthe Blackrock Clanの"壊し屋"Blackhand(Blackhand the Destroyer)に目をつけた。Gul'dan自身とthe Shadow Councilの影響力を利用し、Blackhandを首長の座につけた。軍秩序がthe Hordeに戻り、全ての氏族(the Clan)はこの残酷な支配者の下に集結した。しかし、飴と鞭とで貪欲なOrcたちを真に支配している者はGul'danであった。

 二十歳となり、LlaneはAzerothの王座についた。Orcの脅威について理解を深めるに連れ、若き国王はOrcたちが残虐さと酷薄な行為を求めて活動していることがわかった。飽く事無き殺戮への渇望の前に、一切の哀願は無駄なことだろうと予想された。だが、幸いなことに、Orcたちは戦闘において残虐ではあったが、組織性と戦術に欠けていた。Humanたちは自分達の利点を生かすと同時にthe Hordeのこの弱点を突いて、数年間Orcの襲撃をかわした。それだけの時が経つにも関わらず、これらOrcたちが何処から現れたのか、Azerothの者たちを不安にさせる謎は謎のままにあった。

 Llaneの統治より10年が経ち、Aegwynは国王の元へと訪れた。AegwynはMedivhが余りにも強力な力を持つ前に、彼を排除するよう請願した。Aegwynは、OrcたちをAzerothへと連れてきたのはMedivhであると宣言した。Aegwynが疑ったように、魔術師は魔神の力によって堕落させられていた。これらの不自然なエネルギーはMedivhの心を歪め、狂気へと駆り立てた。Azerothの人々に対しての危険な存在であるとして、Aegwynは後悔の念を抱きつつ自らの息子と対面した。当初説得しようとしたものの、結局は戦わざるを得なくなった。以前にMedivhへと全てのパワーを与えていたため、Aegwynは容易く敗れ、瀕死となった。Aegwynに残された全てのエネルギーを吸い取った後、Medivhは最早彼女を視界に収めようとすらしなかった。

Frostwolvesの追放 - The Banishment of the Frostwolves -
 少数のOrcたちがGul'danと新たな首長に対して背を向けた。the Frostwolf Clanの首長であるDurotanは、公然とWarlokに敵対したのだ。Durotanは、Gul'danの目的が、邪悪なものであり魔神の影響下にあると考えていた。Durotanはこの真実を他の者たちにも納得させようとしたが、Warlockの支配は強力であり行き届いたものであることを証明しただけだった。そしてthe Frostwolves Clanは他の者たちの眼前から追放された。Durotanの氏族はAlterac山脈(the Alterac Mountains)に定住し、そこに住む白い狼たちと相互関係となった。氏族は居住地を取り巻く厳しい環境に順応し、長老たちよりWarlok以前に存在していたShamanの術を習った。

 Durotainは、その行為が自らの死を招くであろう事を覚悟の上で、Gul'danの罪を他のOrcの首長たちに判ってもらうことを決意した。Durotanとその一族は、the Thunderlord clanの首長、Ogrim Doomhammerの野営地へと訪れた。DurotanはDoomhammerに対して、Gul'danがthe Burning Legionの力と目的のためにthe Hordeの人々をどのように裏切っているかを説いた。Doomhammerは旧友の言葉を信じ、Gul'danのやり方に反対すると誓った。悲しいことに、Durotanとその仲間達は、Blackhandの息子である卑劣なRendとMaimによって暗殺された。Durotanのまだ幼い息子は、雪の中凍え死ぬままに置き残された。しかし、Blackmooreという名のHumanがこの幼いOrcを見つけ、そしてDurnholdeの要塞(the fortress of Durnholde)へと連れ帰った。

第一次大戦 - The First Great War -
 Blackhandが首長(Warchief)となってすぐ後に、Medivhは再びGul'danに連絡を取った。OrcたちがMedivhのいる領域に侵入した以上、一刻も早くAzerothを破壊するようGul'danに命じた。Gul'danは、戦力不足や自分の命令を受け付けないと答えてMedivhの命令を無視した。それでも尚、闇の魔術師であるMedivhは、the Burning Legionの支配者である偉大なるSagareasがこの世界にて葬られたことをGul'danに明かした。このthe Daemonlordは、かつて守護者Aegwynが打ち倒した存在だった。Sargerasの墓所は、想像できぬ程のパワーと魔力とを与えるだろうと云い、Medivhは自分の意志に従うようGul'danを唆した。墓の場所は、the HordeがAzerothを破壊した後に明らかにする約束となった。これにより、第一の大戦(the First Great War)がAzerothとthe Orchish Hordeとの間で勃発した。

 以前の屈辱的な敗北の後、Orcたちは"悲嘆の沼地"(the Swamps of Sorrow)で軍の再編を余儀なくされた。翌年、the HordeはAzerothに措ける拠点を強化するために活動した。Red Ridge山脈(the Red Ridge Mountains)の黒い鋭鋒(Blackrock Spire)は、the Hordeの拠点の中心となった。この巨大な黒い山には、Orcの大規模な軍隊を移送するのに非常に役立つ多数のトンネルと洞窟とが存在していた。多数の小競り合いがOrcとHumanとの領土境界で起こり始めた。次第に、the Hordeはより大規模な、より重要な戦いに勝利し始めた。Red Ridge山脈の拠点を防衛している間にHumanの重要な村落を破壊した。更にHumanへと衝撃を与えたのは、Half-OrcであるGaronaがAzerothの国王Llaneを暗殺したことだった。GaronaはGul'danにLlaneの心臓を手渡した。

 このOrcによる猛攻撃の最中、Humanの戦士の一団がMedivhの塔を襲撃した。一団はMedivhの体を切り裂き、切り刻んだ。魔術師は傷を受けたことをテレパシーで放射した。Medivhが瀕死であることに気付くと、Gul'danはその心に侵入してSargerasの墓所の場所を直接引き出そうと試みた。しかし、Gul'danが墓所の場所を確認する前にMedivhはAzerothの戦士集団の手にかかって息絶えた。そのため、精神に侵入していたGul'danも、Medivhの死に伴ったエネルギーの大規模な反動を受けることになった。Gul'danは深い昏睡状態に陥り、追従者であるWarlockたちはその体を護った。

 Ogrim DoomhammerはDurotanとの宣誓を果たし、支配を奪い取る機会を掴んだ。Doomhammerは首長であるBlackhandを殺し、the Hordeの者たちの前に首級を晒した。DoomhammerはBlackhandが無能であり、首長に相応しくなかったと云って罵った。Doomhammerは首長の地位につき、当然のようにthe Hordeの指揮を取った。the Hordeを勝利させるために、Ogrimはただ煽動するだけでよかった。the HordeはNorthsire Abbye、Goldshire、Moonbrookの各所で多くの殺戮を行なった。最終的に、飢えきった怪物のような有様で、the HordeはStormwindの城砦を陥落させた。AzerothのHumanは完全に敗北した。

第一次戦争の余波 - Aftermath of the First War -
 やがてGul'danは目覚めたが、状況は彼にとって深刻なものとなっていた。傀儡であった首長、Blackhandは既に殺されており、Ogrim Doomhammerの支配は完全なものとなっていた。最悪なことに、Ogrimはthe Hordeの影で蠢く者たちを突き止めようとしていた。OgrimはGul'damの下僕であるGaronaを捕えることに成功し、the Shadow Councilの居場所を吐くまで拷問した。やがて、OgrimはStormwindの要塞の近くにあるGul'danの砦へと進軍した。短時間の戦いだけで、Doomhammerの命を受けた攻撃者たちはWarlockたちを降伏させた。首長であるOgrimは、Warlockたちが裏切り者であり魔神と契約を結んだと断じた。それにより、公開処刑が執行された。

 Gul'danは免罪され、首長の下へと連行された。Gul'danは昏睡状態にあったために、その力は弱まり使い果たされていた。そのため、Doomhammerがthe Shadow Councilに関する広範囲に渡る秘密に関して尋問した時に、自らの身を護ることができなかった。Gul'danはOgrimに忠誠を強要された。ある時、Gul'danはRendとMaimがWolf Raiderの軍を率いてDoomhammerに対しての反乱を企図していると告発した。この告発には証拠が無かったが、Doomhammerは用心のためにthe Wolf Raider Legionsを解散させた。更に、Gul'danはthe Hordeに仕えるthe Death Knightを創り上げた。これらおぞましき者たちは、the Twisting Netherの魂をAzerothの世界へと呼び戻し、の死せる騎士の死体へと宿らせたものだった。DoomhammerはGul'danの功績に満足し、Gul'danが好きに振舞うことを許可した。しかし、Gul'danはDoomhammerに対し、その横柄さに相応の対価を支払わせることを誓っていた。

 生き残ったAzerothの者たちは自らの国から逃げざるを得なかった。一次戦争の英雄である"勇敢なる"Lother卿(the valiant Lord Lothar)は、the Great Seaを越えてLordaeronへと人々を導いた。そして、Azerothの難民たちは、Lordaeronの統治者である国王Terenasに自らの窮状を訴えた。Terenasは、Orcという存在が全てのHuman種族にとって恐るべき脅威であることが証明されたことを理解した。これにより、協定が七つのHuman国家の間に結ばれた。これらの国の軍隊は、ひとつの同盟の元、Lother卿の指揮下に集った。群島国家Kul Tiras(the island nation of Kul Tiras)は、強力な海軍を供出した。StromgardeのThoras Trollbaneは、彼の持つ強力な陸軍兵力をthe Allianceの元へとすぐさま配備した。the Allianceは、更にKhaz ModanのDwarfの援助を受けてより強固なものとなった。the AllianceはOrcの侵略に対し、準備が整えられつつあった。

 しかし、Alteracの支配者である"背信者"Perenolde卿(the treacherous Lord Perenolde)は、the Allianceの運命の先には破滅しかないと考え、同種族の者たちに背を向けるとthe Hordeと密約を結び、戦争時にAlteracはOrcの側に付くと約束した。

第二次戦争の開始 - The Beginning of the Second War -
 HumanによるAzerothからの脱出より6年後、Orcは再びHumanに対する戦争を開始した。the Hordeは強力な艦隊を建造し、the Great Seaを越え北のHuman王国へと侵攻した。Orcの軍隊がHillsbradの街への侵略を始めたのを受けて、国王TerenasはQuel'ThalasのHigh Elfたちもthe Allianceへと協力するよう交渉した。the Hordeは、Orcの脅威がどれ程のものかを調べようと来ていたElven Archerの一隊をAlterac草原(the glassland of Alterac)において待ち伏せし、襲撃した。the AllianceがTarren Millで彼らをOrcの手より解放したことにより、ついにHumanはElfを統治する中心組織たるthe Silvermoon Councilの信頼を勝ち取った。これによりthe AllianceとElfとは完全に協力体制を取ることになった。the Allianceにとって、海においては快速なElfの駆逐艦が不可欠な戦力となり、陸にあってはElven RangerとArcherが重要な支援を行なった。Elfが加入するまでの間に、Khaz Modanの闊達なDwarfたちは既に軍へと参入していた。小さなまた従兄弟たちは。恐ろしいGryphonに騎乗して高名なStormhammersを振り回すことにより、Dwarfの破壊チームが強力な攻撃手段であることを証明した。

 Orcもまた同様に、同盟者を増やしていた。首長Doomhammer(Warchief Doomhammer)は、Elfとの古来よりの怨敵、Lordaeronの悪名高いTrollを引き入れることに成功した。独創的なGoblinもまたthe Hordeに加入し、Zeppelinsを始めとする有用な発明品を供給した。Draenorの巨人であるOgreは、the Hordeの軍隊の強力な戦士として参加させられた。Blackhandの息子たち、RendとMeimはDragonqueen Alexstrasza捕獲を立案し、実行した。Warlok、Nekros Skullcrusherは、女王を捕えるためにDeathwingの危険なアーティファクトであるthe Demon Soulを使用した。彼女はアダマンチウム鋼によって束縛されて拷問に掛けられ、人質となった。Alexstraszaの産んだ卵が孵化すると、Orcは攻撃的なドラゴンの幼生をthe Hordeの軍備のひとつとして使用した。

 SouthshoreとZul'dareにおける一連の海軍での勝利の後に、the AllianceはLordaeronからthe Hordeを追い払うことに成功した。しかし、危機はElfの王国Quel'Thalasに向かっていた……。

Gul'dan最後の探索 - The Final Quest of Gul'dan -
 強力な力を持つOrcのWarlock、Gul'danは、Quel'Thalasの伝説的なElfのアーティファクト、Caer Darrowのルーンストーン(the Runestone at Caer Darrow)に魅力を感じていた。遥か昔に、古代のElven Druidたちが石柱を創りだし、その岩に守護の魔術刻印(magical runes of protection)を刻んだものだった。ルーンストーンはDarrowmere湖(Darrowmere Lake)の小島で厳重な警備の元にあった。にも関わらず、Gul'danは島を侵略してElfの遺物の所有権を奪い取った。そしてGul'danは、ルーンストーンを幾つかの石版へと分断すると、邪な祭壇へと組み替えた。捻じ曲げられ、冒涜されたルーンストーンの石版は、恐ろしいOgre Magiを生み出した。

 Caer Darrowの陥落によって、再び戦乱は北の地に波及した。the HordeはQuel'Thalasに対する拠点を得た。そして、HumanによるElfの王国への補給路が断たれた。その地域におけるthe Allianceの主要な油田であるStratholmeは、Orcの海軍によって全滅させられた。駆逐艦と軍艦とが採油掘削所と製油所とを爆破した。一握りのElfとHumanの防衛隊がStratholmeの破壊の後Quel'Thalasに残った。彼らもまた短期間で全滅し、Quel'Thalasはthe Hordeに敗れた。

 DoomhammerがQuel'Thalasの征服に注力している間に、それを利用してGul'danと彼のStormweaver Clanとは密かにthe Daemonlord Sagaerasの墓の探索へと出向いた。尊敬されているOgre Mage、Cho'gallとTwilight's Hammer ClanはGul'danの裏切り行為に荷担した。Gul'danは、海底にあるSagareasの墓所の台となっている火山島を隆起させることに成功した。Warlockは墓所を開き、the Burning Legionの偉大なる主を解放した。間もなく、DoomhammerはGul'danの裏切りを知った。首長である彼は、StormweaverとTwilight's Hammerの両Clanの抹殺を命じた。Doomhammerの戦士たちはそれに成功し、Gul'danの首級を手土産にして帰還した。

the Allianceが為に鐘は鳴る - The Bell Tolls for the Alliance -
 やがて、戦争の趨勢は風向きを変えた。the Allianceは聖なるPaladinの援助を受け、占領されたQuel'Thalasの各地を開放し始めた。the Knights of the Silver Handは幾多の国を越えてOrcの厄介者たちを追い払った。Quel'Thalasは多くの犠牲を出したものの、再びthe Allianceの勢力下へと戻った。だが、Elf王国の多くが破壊され、永遠に失われた。

 Alteracの"非道なる"Perenolde卿(The devious Lord Perenolde)は、the Hordeと結んだ密約を履行し、the Allianceを裏切った。Tarren製粉所(Tarren Mill)近くでの待ち伏せは、Alteracのスパイ行為の結果であった。同様に、Alteracの密使たちはthe Allianceの各地での反乱を促した。Alteracの船は、大司教Alonsus Faol(Archbishop Alonsus Faol)の第一の助言者であり、Paladinたちの指導者でもあるUther LightbringerがCaer Darrowへと旅した時に暗殺しようと試みた。これらの事実がTerenas王の前に明らかにされると、Alteracの首都に対する即刻の攻撃か決定された。短時間の内にthe AllianceはAlteracの首都と国を陥落せしめた。Human種族の同盟者が失われたことにより、the HordeはAzerothへの大規模な撤退を始めた。the Hordeの撤退に伴い、the AllianceはCrestfallにおいてOrcの軍船の多くを破壊した。Gnomeの潜水艦は、Azerothの北海岸へと逃げる前に多数の船を破壊するのに役立った。Orcたちが大地から消え去るのは時間の問題かと思われた。

 the AllianceはOrcの脅威を終了せしめるため、Azerothへの進軍を準備した。Lother卿は首長Doomhammerとの会見を試みたが、結局それは罠であった。OrcとOgreはLotherとその一団を引き裂いた。それから逃れた小数の生存者の中に、偉大なるPaladin Turalyonがいた。指揮官の死に激怒したAdmiral Proudmooreの下のthe Allianceは、Orcの本拠地であるBlackrok Spireを襲撃した。激しい戦いの末、山岳要塞はthe Allianceの剣の前に陥落した。Azerothは解放されたが、Orcの最後の砦であるthe Dark Portalは依然存在していた。それの破壊は、the Allianceにとっての早急な任務となっていた。Archmage Khadgarは、魔法を使用しPortalを破壊した。そして、黒い湿地帯(the Black Morass)には静寂が訪れた。the Allianceは生き残ったOrcを集めると、野営地に押し込めた。しかし、Kilrog Deadeyeのthe Bleeding Hollow ClanはHumanの偵察の目を逃れ、北東へと逃げて荒野へと姿を消した。

行方不明のもの - One Unaccounted For -
 Grim Batolにおけるthe Warsong Clanの敗北の一方で、ひとつのOrcのClanが残った。年老いたOrcの族長Kilrogg Deadeyeは、黒い湿地帯の奥へと一族を導いた。彼らは復讐に猛るElven Rangerの執拗な追跡を逃れ、生き残った。首長Doomhammerはthe Dark Portalの戦いにおいて捕えられた。そして、名誉ある囚人として国王Terenasの法廷へと連れて来られた。

 Orcたちthe Hordeの問題は既に解決したように思われた。危機感が去ると、Humanのthe Allianceに幾つかの問題点が浮上し始めた。StromgardeとGilneasの支配者たちは、Orcたちを収容所に置くというLordaeronの計画に賛同しなかった。

 StromgardeとGilneasが支援を撤回した後、新たに返還された国家Azerothに、Lordaeronの援助を受け若き国王Varien Wrynnが即位した。

 the Dark PortalはArchmage Khadgarによって破壊されたものの、"界の断層"(the Rift)の傷跡は残っていた。それは黒い湿地帯を一望するかのように覆っていた。Dalaranの支配階級を構成するthe Kirin Torの魔術師たちは、この"界の断層"に対して常に警戒を怠らぬための要塞を建設することを決定した。それにより、Nethergarde要塞(the Citadel of Nethergarde)がAzerothの新たな守護者の役を務めるために建設された。

 そして夏の夜、黒い湿地帯(the Black Morass)を闇が覆った。Nethergardeの魔術師たちは、この闇を貫く手段とその源とをもとめ、無駄な努力をした。唯一彼らが集めることができた断片的な情報は、"界の断層"が再び拡大したということだけだった。軍隊の列音、何百もの力強い軍靴が身近に聞こえた。隊列の装甲がぶつかり合う音と、Dragonの幼生の金切り声が闇を通してはっきりと聞こえた。隊列が"界の断層"を抜けた時、残ったのは風に乗った囁きだけだった。

"我らは再び来たり──"

 第二次大戦は未だ終わりを告げなかった。

Deathwingの策略 - Deathwing's_Ruse -
 Alteracの破壊とAzerothの解放とで、北の国に平和が戻った。しかし、それに伴いthe Allianceの中で不満が噴出した。the Hordeが最早脅威ではなくなったことにより、Humanの国の指導者たちはthe Allianceの有用性と価値に疑問を唱えた。加えて、全ての国は第二次大戦の初期にthe Allianceを裏切ったAlteracにおける利権を欲した。

 the Allianceがその中で言い争っている間、背徳の黒きDragon、Deathwingは、どちらの側にも荷担しなかった。その代わりに、Deathwingはただ破壊と混沌を広めようと画策していた。Deathwingの夢は、ただ己のみが存在し、他の全ての存在を滅ぼすことであって、Azerothを支配することを望んではいなかった。Deathwingは全くの公平さでHuman、Orc、Elfを憎み、殺した。しかし、Deathwingは自身と同類のDragonを殺さないことを楽しんでいた。

 狡猾で強力なこのDragon、Deathwingは、生命無き世界という自分の目的を達成するための策謀を巡らせた。Deathwingは、勇敢な貴族、Prestor卿(Lord Prestor)へと自身を変貌させた。魅惑的な能力と魔術とで、PrestorはAlteracの状況に対するthe Allianceの指導者としての立場を確立し、新たなAlteracの王として配置させようとしていた。もしも"混沌の翼影(the Aspect of chaos)"Deathwingがこの地位を得られていたとすれば、種族間の絆を破壊し、全面戦争へと推し進めることができていただろう。唯一DalaranのWizardだけが、Krasus──人の姿を取ったRed Dragon、Korialstrasz──の助けを借り、Deathwingの魔法を見破った。このことにより、Deathwingはthe Allianceがthe Kirin Torに敵対するよう働きかけた。Deathwingの闇の影響力は、精神呪文に対して無力なLordaeronの国王Terenasに高度に作用した。

 Dark Dragon、Deathwingは、the Demon Soulの方法がthe Hordeの手に渡ると、OrcによるAlexstraszaの奴隷化を計画した。golden discを使用することに対するDeathwingを追放した呪いは今だ続いていたため、他人を操り策動する中で、自身を護る術を持っていなかった。Deathwingは伴侶を持たなかったため、the HordeがAlexstraszaの子を育てることを望んだ。そして、the HordeからDragonの卵を盗み出すと、自らの配下を作ることを計画した。

第二次戦争の終結 - The End of the Second War -
 一方、第二次戦争は終結しつつあった。the Hordeは徒歩により北の地を征服しようとし、主戦場はKhaz Modanに移っていた。幸いなことに、Kil TirasとStromgardeの勇敢な英雄たちは、Dun Modrの古代のDwarfの都市にてOrcと相対した。暴れまわるthe Hordeは多くの民衆を殺したが、the Allianceの軍隊はその攻撃を崩すことに成功した。OrcたちはThandol Valleyを越えて第二の拠点であるDun Algazまで後退せざるを得なかった。Orcたちが休息を取り再編成する時間を与えず、the AllianceのKnightたちはDun Algazへと即時に乗り込んだ。Humanの戦士たちは激しい戦いを繰り広げ、逃げるOrcを切り倒した。Dun Algazの破壊により、Orcの砦はKhaz ModanにあるGrim Batolの砦を残すだけとなった。

 the HordeによるDragonの子の繁殖を終わらせるため、the Kirin TorはGrim Batolに拘束されたAlexstraszaの解放を行なうことを決定した。Krasusの助言を受け、この任務を達成するためにRogue MageのRhoninを送り込んだ。Dwarfの戦士FalstadとElven Ranger、VereesaがRhoninと共に旅立った。

 一方、AlexstraszaはWarlock、Nekros Skullcrusherの監視下で拘束されていた。

 Grim BatolはDwarf国家に対するthe Hordeの作戦の重要な拠点であった。そのため、Lothar卿は拠点への潜入を命じた。激しい戦いの後にHumanは勝利し、OrcはKhaz Modanを放棄せざるを得なくなった。

 OrcのWarlock、Nekros Skullcrusherは、Deathwingが予期していたように、Alexstraszaを捕えるためにDiskを使用した。WarlockはAlexstraszaが常に苦痛を感じる状態に止め置き、その部屋を護るための燃えるGolemを作り出した。

 最終的に、全ての偉大なDragonたちはDeathwingに立ち向かった。四体が力を合わせて尚Deathwingと拮抗することは叶わなかった。Dragonたちの力と能力の大部分はthe Demon Soulに捕えられており、そのために彼ら本来の力からすると影のようなものに過ぎなかった。最後の瞬間、Human MageのRhoninにより、Deathwingの爪でDiskが破壊されたことで、Dragonたちのエネルギーが復活した。それによってDragonたちはDeathwingを打ち破った。

新たなる攻撃 - A New Attack -
 Orcの一族は長老のShaman、Ner'zhulによって導かれていた。Ner'zhulはWarsong ClanとBleeding Hollow Clanに再びAzerothの世界へと電撃戦を行い、そして、新たな"界の断層"(the Rift)と新たなPortalを開くための魔法のアーティファクトを取り戻すよう命じた。

 しかしながら、Warsong ClanとBleeding Hollow Clanとが魔法のアーティファクトを発見し、Ner'zhulの元へと持ち帰るよう動き始めたのに対し、the Allianceは即時に臨戦体制をとった。傭兵Danath、Elven RangerのAlleria、誇り高きPaladinのTuralyon、Dwarfの生ける伝説Kurdranを加え、Master MageのKhadgarは遠征軍を"界の断層"の中へと、the Hordeの脅威を完全に終わらせるためにDraenorの赤い空の世界へと導いた。遠征軍はNer'Zhulがthe Twisting Netherへの新たな"界の断層"(the Rift)を作るのを止めることは最早不可能であることを知った。the Allianceの軍隊が近づくと、Ner'zhulは忠実な警護兵たちをDraenorの死の苦悶の中に見捨て、自身とその信奉者とは新たな"界の断層"の中へと逃れた。

 最早Azerothへの"界の断層"を閉ざすか、Draenorと同じ運命をAzerothが辿るかどちらかしかなく、そうなればKhadgarには選択のしようも無かった。Khadgarが"界の断層"を閉ざし始めると、英雄たちは全ての惑星の怒りに晒された。Khadgarは"界の断層"の封鎖が終わると立ち尽くし、そして残った者たちはDraenorで彼の後に従った。Khadgarたちは残っていた"界の断層"のひとつに入ると、それ以来消息不明となった。

Ner'Zhulは逃れられない - No Escape for Ner'Zhul -
 Ner'Zhulは自在に逃げることには熟達していなかった。Ner'Zhulはthe Twisting Netherに捕えられ、自らの失敗のつけを支払うこととなった。Ner'Zhulの肉体はゆっくりと引き裂かれ、その魂はthe demonlord Kil'Jaedenに捕えられた。死によって逃れることもできないNer'Zhulの魂を、Kil'JaedenはAzerothの世界の"凍てつきし玉座"(the Frozen throne)の中へと取り込んだ。

 Warsong ClanとBleeding Hollow Clanとは、"界の断層"の破壊によって、Azerothで立ち往生することになった。Warsong Clanは捕獲から逃れるために丘へと向かった。Bleeding Hollow ClanはWarsong Clan程に幸運ではなかった。Bleeding Clanは集められ、そして仲間たちのいるDurnholdeの周囲にある捕虜収容所へと収容された。

一族の支配者 - The Lord of the Clans -
 第一次大戦の最後の日、Blackmoore大尉は、親の殺された森に一人でいたOrcの幼児を発見した。彼はOrcの幼児を救うと、Thrallと名づけた。そして、Thrallを信頼できる使用人の家族に譲った砦へと連れ帰った。この家族の中で一番年長の子供はThrallの味方となった。そして、TarethaはThrallが剣闘奴として訓練されている間に密かに様々な知識を教えた。彼女はやがてThrallがDurnholdeから逃れるのを手伝った。

 ThrallはDurnholdeから逃れると、自分の文化的な基盤を取り戻すために、同じ種族を捜し始めた。Thrallは、捕えられ、捕虜収容所へと送られたthe Hordeが戦う気力を無くしていることを経験した。Thrallは収容所で自分の種族の文化が何であるのか、そしてそれがどのようになったのかを知った。Thrallが捕虜収容所を訪れるのは短時間であったが、BlackmooreはThrallを捜してそこへと訪れた。

 次に、ThrallはGrom HellscreamとWarsong Clanを捜し求めた。ThrallはOrcの狩猟グループに遭遇し、高名な族長の元へと案内された。ふたつの試練の最初として、三人のOrcの戦士を打ち負かした。二番目の試練でThrallは、一族の怒りを招くであろう危険を承知の上で、武装していないHumanの子供を殺すことを拒否した。この瞬間、GromはThrallが見せかけだけでく、慈悲を知るものであると知った。GromはThrallを受け入れ、自らの種族の文化について彼に教えた。

 追っ手が再び迫っていることを悟ると、ThrallはWarsong Clanに別れを告げ、GromがThrallの一族であるFrostwolves Clanの生き残りが入るかもしれないと云ったAlterac山脈(the Alterac Mountains)へと向かった。Frostwolves ClanはGul'danとthe Shadow Councilに反対したことによって、the Hordeから追放されていた。Thrallの山脈への旅は、山腹で凍死しかけたことにより終わりとなった。

 the Hordeの最後のShamanの生き残りであるDrek'Tharの元へと導かれ、Thrallは彼から両親のこととShamanの方法とを学んだ。Drek'Tharは、十年で五体の精霊に認められた最初のShamanであり、Shamanの精霊たちはOrcたちがWarlockの魔術に手を染めたことに怒っていた。春が近くなった季節、Thrallは隠れていたOrgimm Doomhammerと遭遇し、自らの名誉を回復するために彼に挑んだ。Doomhammerは若き族長に感銘を受け、Thrallが自らの副司令官に相応しい存在だとみなした。

 DoomhammerとHellscream、それにThrallとは、捕虜収容所に捕えられたOrcたちを解放し、再び復活させるために活動し始めた。DoomhammerはKnightの一隊との戦いで瀕死となると、指導者のマントをThrallへと与えた。新たな首長となったThrallは、Doomhammerの身分を意味する鎧かぶとと戦槌とを手に取った。復活し勢いを取り戻したthe Hordeは、彼らの苦痛の根源たるDurnholdeの要塞へと向かった。

 Tarethaは再びThrallが戻ってきたことが嬉しく、話をするために密かに砦を出た。BlackmooreはTarethaが砦に戻ろうとしている所を発見した。Durnholdeの酔いどれ君主たるBlackmooreは、Tarethaを断首した。そしてThrallが交渉のために訪れた時に、その首を足元に投げ出して見せた。Thrallは激怒し、軍に要塞を破壊するよう命令した。Humanの難民たちが要塞から逃げた後、ThrallはDurnholdeを平らげるため地に呼びかけ地震を起こした。

Shamanの帰還 - The Return of the Shaman -
 Ner'Zhulは、AzerothのNorthrendの不毛地帯に降り立っていた。Ner'Zhulは凍てついた手が届く範囲で、NorthrendにAzerothの他の地へと広がるthe Scrouge──新たな軍隊を構築し始めた。Ner'Zhulの手先のUndeadたちは、古代の王国Ajol-Nerubを征服した。Northrendのthe Spiderous種族の者たちが加わったことにより、Ner'Zhulの部下は更に力を増した。

 一方で、Ner'Zhulは強力なRuneblade、Frostmourne(the mighty runeblade Frostmourne)を創り出した。そして、それを罠として再び肉体を得ようとしていた。the Kirin Torの強力な魔術師Kel'Thuzadは、Necromancyの秘術のパワーとその制御との約束により、Ner'Zhulに従った。Archmage Kel'Thuzadは、Lick King Ner'Zhulの下で訓練を受け力を増した。そして、the Scrougeの計画を推し進めることを専門に行なう邪悪な組織であるthe Cult of Damnedの首領としてLordaeronへと戻った。

 the ScrougeはAzerothへの魔神の侵略の先触れだった。そして、the Scrougeを狩るために送られた者は、残酷な計略に陥れられることになる。

王子の堕落 - The Corruption of a Prince -
 "光もたらすもの"Uther卿(Sir Uther the Lightbringer)は、Human種族中最も偉大な指揮官であると考えられていたが、その彼ですらLordaeronの荒野で突如復活した狡猾なHordeを押し留めることには成功しなかった。そして、Lordaeronの北方に広がる伝染病の原因を解明する使命が国王Tenerasの息子、Arthas王子に任されたこともあり、Utherの注意は分散されていた。

 高貴な出自の将来を嘱望されるMage、Jaina ProudmooreがArthasの使命に加わった後、Arthasは危機の原因を突き止めるために猛進した。間もなく、ArchmageからNecromancerとなったKel'Thuzadの働きによる汚染された穀物の経路から、ArthasとJainaはthe Cult of Damnedを追跡し始めた。

 ArthasはKel'ThuzadをAndorhalの街で追い詰め、打ち倒した。Arthasがthe Deadlord Mal'Ganisと対面したのはその時だった。Arthasは報復に燃え、策略家のthe Deadlordに対する忌まわしい狩りを始めた。それは、the Cult of Damnedによって穢された穀物を食べた村人を虐殺するというもので、Arthasはthe Paladin Order of the Silver Handを解散させると怒りのままに刃を振り下ろした。Arthasの手が血に濡れると、UtherとJainaとは彼の下から去って行った。Arthasはthe Dreadlordへの復讐を望み、追い詰めるために軍船を作ると北のNorthrendへと向かった。

 Northrendへと辿り着くと、Arthasは幼少の頃の指導者であるthe Dwarven Mountainの豪族、Muradin Bronzebeard(the Dwarven Mountain Thane Muradin Bronzebeard)と出逢い驚くことになった。Arthasは、王である父から戻るよう命令を受けていたが、軍船を破壊することで部下たちを戻れなくしてしまった。それは、Arthasの新たな悪行の印であった。Arthasはこの行為の全ては傭兵たちが行ったことであるとして、冷酷にも傭兵たちを殺した。

 立ち往生し、取り囲まれた状況になったArthasたちは、Muradinから、噂に聞くRuneblade、Frostmourneの力によって、おそらくは脱出できるであろうと提案された。だが、Arthasの関心と目的はthe Dreadlordを殺すことであり、全ての他のことは障害以外の何者でもなかった。Frostmorneの探索は、幼少時の指導者Muradinの死をもたらした。けれどもArthasは躊躇うことなくFrostmorneを手にした。the Lich Kingの力は刃を通して注ぎ込まれ、Arthasは生まれ変わった……。

放蕩息子の帰還 - Prodigal Son Returns -
 ArthasはLordaeronへと帰還した。Arthasが身罷ったものとばかり思っていた父王は、息子の帰還に喜びを隠せなかった。だがその喜びは父王がArthasを民衆の前で抱きしめるまでのことで、長くは続かなかった──その時にArthasは父王を斬り殺した。Arthasは父王を殺すと、Lordaeronにおけるthe Lich Kingのための仕事に着手した。Arthasは、かつて最初の敵となったKel'Thuzadを灰より再生させる使命を受けた。

 最後に幼年時代の指導者の最後の一人、Uther Lightbringerと対面したArthasは、残った人間性の全てを捨て去った。ArthasはUtherを殺すと、父王の骨壷を手にした。そして、AzerothをOrcのthe Hordeより護りしthe Lordaeron Allianceの創設者である偉大なる国王Tenerasは、息子の手によって風に撒き散らされ、その骨壷はKel'Thuzadのために使われた。

海を越えて - Orcs Across the Ocean -
 MedivhはThrallの前に現われ、大海を越えてKalimdor大陸(the continent of Kalimdor)へと向かうよう頼んだ。海上で標を失い、渦巻きに巻き込まれ、数隻のthe Hordeの船旅は危険に満ちたものだった。新たな大陸Kalimdorに辿り着くと、Thrallは半牛半人の者たちのShamanitic社会(shamanistic society)に出逢った。OrcとTaurenは一目で意気投合した。TaurenはOrcに安住の地を求めていると述べ、Orcは住処を求めているとTaurenに云った。

 安全な土地へと向かうTaurenと同伴した後、Thrallはthe Barrensで暴れ回るCentaureの部族から彼らを護るのを手伝った。やがて、仲間の族長Grom Hellscreamと再び出逢った。しかし、出逢いは以前と異なり友好的なものではなかった。GromとWarsong Clanは魔的な影響を受け、Gul'dan、Blackhand、Ner'Zhulとの日々を語り、殺戮の欲求を抱き果てない戦争の日々に逆戻りしていた。

 ThrallたちがKalimdorで発見したHumanの難民たちに対する心証は、Gromたちの行動によって悪くなっていた。以前、Thrallはthe Hordeのために木材を集めるようGromに任務を与えていた。Gromは知らない内にElf種族の戦士たちの領域を侵し、Orcによる森林伐採の怒りの代償を、強力な亜神Cenarious(the mighty demigod Cenarious)によって与えられた。Warsong ClanはNight Elfの新たな脅威によって困窮し、Gromは自らの一族を護るためにthe Burning Legionによって与えられた魔的なエネルギーに自らを捧げたのだった。

永遠の守護者の死 - An Ageless Champion Slain -
 the demonlord Mannorothの血によって魔的な影響を受けたGromとWarsong Clanは、驚愕するNigh Elfに襲い掛かり、亜神Cenariousを打ち倒した。不幸なことにその代償は高く、GromとWarsong Clanは再びthe Burning Legionの手先となった。

Quel'Thalasの戦い - The Battle for Quel'Thalas -
 LordaeronでArthasは、Quel'ThalasのHigh Elfの故国深くへとKel'Thuzadの魂によって導かれた。the Undead Scourageは、the Death Knight、Arthas王子の指導力により狂暴さのままにQuel'Thalasを護るthe Elvengatesを破壊した。そして、それはSilvermoonの街(the city of Silvermoon)へと向かった。ArthasはHigh ElfのRangerSylvanasによって一度は阻止された後、その復讐を完遂した。ArthasはSylvanasの精神を永遠にthe Lich Kingの奴隷とするために、Runeblade、Frostmorneによってthe Lich Kingの力を行使した。

 SilvermoonのSunwell(the sunwell of Silvermoon)を征服すると、ArthasはKel'Thuzadをthe Lichとして復活させるための古代の魔法を使った。この襲撃は、High Elfから魔法の源を奪うだけでなく、the Lich Kingに仕えるArchmage、Kel'Thuzadを再び復活させるためでもあった。

 破壊されたHigh Elfの故国を後にし、ArthasとKel'Thuzadは魔法都市Dalaran(the magical city of Dalaran)へと向かった。ここで、Azerothの魔術師たちは、the Undead Scourgeに対抗するために参戦した。魔術師たちが強力な魔法の結界を築いていたにも関わらず、Arthasは都市を陥落させた。Dalaranの魔法結界を破壊すると、Kel'Thuzadは偉大なるthe Demonlord Archimondesを召喚し始めた。

 Archimondes降臨の先触れとして、隕石が落ち魔的なエネルギーが満ちた。Archimondesは現臨すると、the Kirin Dorの大都市とその高い塔、紫の要塞を粉砕する呪文を唱えた。

Grom Hellscreamの奪還 - Reclaiming Grom Hellscream -
 ThrallはKalimdorで友人のGromが行方知れずとなったことを心配していた。ThrallはTaurenの族長Caineと共に賢人(the Oracle)の探索を始めた。賢人の探索の旅は、偶然にもJaina Proudmooreとそれに従いKalimdorを訪れたHumanたちと同じ行く先だった。両者は共にMannorothの手よりGromを解放するためにStonetalon山脈(the Stonetalon mountains )の奥深で奇妙な同盟を結んだ。必死の攻撃の後に、GromはSoulstoneの中に捕えられ、HumanとOrcとはMannorothの影響から彼を解放するために幾つかの魔法を使った。

 魔的な影響から解放されると、GromはThrallに、the Demonic Curseによって一族が苦しんだことは、自分の責任だったと云った。Mannorothによって約束された力のために、自分の一族の者たちをも犠牲にしてしまったのだ。Thrallは憤慨し、二人はthe Demonlordに追いすがるために彼らの元を立ち去った。

Kalimdorへの侵略 - Invasion of Kalimdor -
 the Undead Scourgeの命令権がthe Burning Legionに譲られ、Kalimdorへの侵略が本格的に始まった。DemonとUndeadがAshenwood峡谷(the glens of Ashenwood)に接近しつつあった。Night Elfの見張りは以前よりこの脅威に注視しており、臨戦体制に移行した。偉大なるDruidを安息の眠りより覚まし、Night Elfの国はUndeadの脅威に対抗すべく行動を始めた。しかし、この脅威は強大であり、Nigh Elfの指導者であるTyrande Whisperwindは、牢獄に投獄されていた者さえもこの戦いでは必要になると決断した。その決定により、最初の小壜より第二の永遠の泉を作り出してから一万年後、Illidanは地下の牢獄から解放された。the Burning Legionとの重要な戦いにおいて、Illidanは自らの力を増すために、Gul'danの頭蓋骨を捜し出すとそれを使用した。

 the Burning Legionの脅威に対抗するためには戦力が足りないと気付き、Archdruid MalfurionはArchimondeを罠に誘い込む計画を実行した。世界樹(the World tree)に魔法のエネルギーを蓄え、木々の精霊の元へとthe Burning Legionの将を呼び込むと、破滅的な爆発を引き起こした。後にはただ偉大なる樹木の根のみが残っただけであった。


Legend of Azerothより。