年代 | 出来事 |
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Warcraft | |
遥か昔 Distant Past |
宇宙が創造されて一千年の後、強大な力持つTitanたちは、混沌に法をもたらし、the Great Dark Beyondから世界を形成し始めた。Titanの最強の英雄であるSargerasは、Titanたちの数多い仕事の保護者として仕えていた。しかし、Sargerasはthe Twisting Netherの邪悪なる者たちによって堕落させられ、Titanの責務より外されることとなった。この時、Sargerasは自分の手駒としてthe Eredarとthe Nathrezimとを解放し、従えた。the Eredarとthe Nathrezimはthe Pit Lordsとthe Fel Stalkersを奴隷に持っており、それらもまたSargerasの配下となった。現在the Burning Legionとして知られるSargerasの軍隊は破壊を、出逢ったあらゆる世界を破滅させる道を開始した。 |
何百万年か前 Millions of Years Ago |
始原の世界に住まう古き神々を打ち破り束縛することで、Titanたちは法をAzerothにもたらした。TitanはAzerothの物質的な特徴を決定づけるために活動した。 |
何十万年か前 Hundreds of Thousands of Years Ago |
TitanはAzerothに住まうことになるであろう生命の種子を創り出した。最初にthe Dragonを、その後にKaldoreiを、更に、Human、Dwarfや他のものを創造した。 |
-15000 | Night Elf(Kaldorei)は目覚め、Kalimdorの中心に巨大な社会を作り上げた。Night Elfは始原の魔法を研究し、Azerothの世界全体で不用意に行使した。 |
-14416 | MalfurionとIllidan Stormrageの兄弟が出生。 |
-9415 |
the Burning Legionは様々なエネルギーに惹かれ、世界に存在する魔法のエネルギーを吸い取るために大規模な侵略に着手した。激烈なDemonたちを打ち破ることが不可能だと悟ったNight Elfは、世界からthe Legionを追い出すためにthe Ancient Dragonと同盟を結ばざるを得なかった。続いて行われた戦争は破滅的な結果をもたらし、Kalimdorの巨大な大陸は、砕けるか海に沈んだ。 the Burning Legionの再度の帰還を恐れ、Night Elfは再び決して魔法を使用しないと誓った。 Illidan StormrageはNight Elfに対する罪を犯したため、the Barrow Deepsの牢獄に投獄された。 Alexstrasza the Life-Binder、Malygos the Spell-Weaver、Nozdormu the Timeless、Ysera the Dreamerの四体は、ひとまとめでthe four dragon aspectsとして知られており、the Demon Soulを創り出すためにそれぞれの魔法エネルギーを結びつけた。the Demon Soulはthe Burning Legionのエージェントに効率よくダメージを与えるよう、他のDragonをコントロールすることができる強力なアーティファクトだった。Neltharion the Earth-Warder──後にDeathwingとして知られるDragonは、the Demon Soulの創造においてエネルギーを共有しなかった。それにより最高の力を維持し、全Dragon中最強の存在となった。 |
-5415 | 貴重な魔法を諦めきれず、Night Elfの一団がKalimdorから追放された。彼らは東へと旅してQuel'Thalas王国(the kingdom of Quel'Thalas)を建設し、自らをHigh Elfと名乗った。High Elfは常に土着のTrollの戦闘集団との戦争を余儀なくされた。 |
-2315 | HumanによるArathor帝国(The human empire of Arathor)がLordaeronで設立された。 |
-2115 | Trollとの戦争に敗北しそうになったHigh Elfは、ArathorのHumanたちに支援を求めた。Trollの攻撃に対する手助けの見返りとして、High ElfはHumanに魔法を教えることに同意した。ElfとHumanの連合は、Lordaeronで大多数のTrollを殺すことに成功した。 |
-2015 | Humanによる魔法の乱用によって、the Burning Legionのエージェントは世界へと戻るための道を発見した。the Order of Tirisfalが設立された。the Order of Tirisfalの強力なthe Guardianたちは、一般の民衆に知られていないthe Legionのエージェント対しての攻撃を行った。 |
-615 | 内紛と領土拡張の結果、the Human Empire of Arathorは、七つの自治領──Alterac、Azeroth (Stormwindとして知られる)、Dalaran、Gilneas、Kul Tiras、Lordaeron、Stromguarde──に分割された。 |
-440 | "Azerothの守護者(the Guardian of Azeroth)"Aegwynnが誕生。 |
-240 | Aegwynnがthe Burning Legionの支配者であるSargerasを一対一の戦いで打ち破る。Sargerasの邪悪な精神は、まだ生まれていないAegwynnの子供の精神に結び付けられた。 |
396 | Muradin Bronzebeardが誕生。 |
518 | Cairne Bloodhoofが誕生。 |
540 | the Burning Legionの副官Kil'jaedenは、DraenorのOrcの指導者Ner'zhulと契約を結んだ。the Legionに対する奉仕と引き換えに、Ner'zhulとOrcは巨大な力を受け取り、征服すべき新たな世界への標を得た。 |
543 | Azerothから追い払われたthe Burning Legionは、Ner'zhulの支援でDraenorの世界のOrcの一族を悪徳の存在へと変え続けた。かつては気高く祖霊を尊ぶOrcの一族は合併し、暴れ回るthe Hordeへと変化を遂げた。 |
545 | Gul'danが誕生。 |
545-550 |
the Hordeはthe Draeneiと他のDraenorの種族を攻撃して打ち破った。大虐殺は一時的にOrcの殺戮欲求を満たしたものの、すぐに一族は自身たちの間で争い始めた。 生き残ったDraeneiは、Orcとその主人のDemonに対してゲリラ戦を始めた。数では劣っていたが、617年にIllidanの軍が訪れ、その援助を受けて形勢が変わるまで生き残っていた。 |
546 | Antonidasが誕生。 |
547 | Anduin Lotharが誕生。 |
553 | Uther the Lightbringerが誕生。 |
555 | Gul'danはOrcの魔法を習得し、多くの素質を見せてNer'zhulの徒弟となった。 |
559 |
Aegwynnは最後のthe Guardianとなることを定められた息子、Medivhを出産した。 Kel'Thuzadが誕生。 |
564 | Azerothの王子Llaneが誕生。 |
565 |
Gul'danはKil'jaedenの元で魔神の魔法の習得を始めた。 Khadgarが誕生。 |
570 | Orcが奴隷の如くthe Legionに奉仕しつづけることはこれ以上できないとNer'zhulは決断し、Kil'jaedenとの契約を破棄した。the DemonはNer'zhulに対する復讐を誓い、Ner'zhulの後を継ぐようGul'danに告げた。Gul'danはそれに同意し、the Hordeを支配するためにthe Shadow Councilを作り上げた。the Shadow Councilは、the Twisting Netherに協力することで、征服のための新たな世界を見つけられるのではないかと予測した。 |
571 |
Medivhは12歳の誕生日の時、開放されたthe Guardianの能力によって圧倒され、昏睡状態に陥った。 Grom Hellscreamが誕生。 |
577 |
Llane王子(Prince Llane)が成人の年齢(the Age of Ascension)に達した。 Medivhは昏睡状態から目覚めた。彼はパワーを完全に統御下に置いていたが、実際にはSargerasの精神支配に屈していた。MedivhはKarazhanの塔(the tower of Karazhan)で研究を続けた。 |
580 | MedivhはGul'danとthe Shadow Councilに最初のコンタクトを取った。 |
581 | MedivhとGul'danの話は合意に達した。それは、MedivhはAzerothとDraenorの両世界の間に入り口を開け、そしてSargerasの墓所の場所をGul'danに伝え、その見返りとして、Gul'danたちthe HordeはHumanの国々を征服し、Medivhの敵を滅ぼすというものだった。双方共に、この協定それ自体がthe Legionの来るべき侵略のためにAzerothを弱めようとするKil'jaedenの手の内での出来事であるとは知らなかった。 |
583 |
MedivhはSargerasの精神に狂わされるままにthe Dark Portalを開いた。それを通り、Orcのthe HordeはAzerothへの侵略を開始した。 OrcはStormwindの城砦(Stormwind Keep)を攻撃したが、失敗した。この失敗で、the Hordeの指導者たちはそれぞれに責任を負わせ言い争い始めた。 |
584 | Llane王子がAzerothの新たな国王に即位することが決定した。 |
593 |
Aegwynnは息子に対するSergerasの影響を感じ取り、Medivhと対面した。しかし、彼女はKarazhanから追い出そうとするthe Magusの前に敗れた。 Aegwynnは、Orcが現われた事に関してMedivhの闇の力がどのような役割を務めたかを国王Llaneに知らせた。 Azerothはthe Hordeとの避けられぬ戦争の準備のために、臨戦態勢に入った。 一族を統一するために、そして密かにthe HordeをGul'danが支配するために、新たな指導者が必要であるとして、the Shadow CouncilはBlackhand the Destroyerがthe Hordeの首長(Warchief)に指名した。 Lordaeronの国王Terenasの息子、Arthas王子(Prince Arthas)が誕生。 Durotanの息子、Thrallが誕生。 |
594 |
Khadgarがthe Kirin Torの命令によってDalaranのスパイとしてKarazhanの塔に送られ、Medivhの徒弟となった。 Frostwolf Clanの族長Durotanは、Gul'danのthe Hordeに対する危うい支配似対する警鐘を論じるために、密かにOrgrim Doomhammerに接触を持った。会見の後、Gul'danによって送られた暗殺者たちは、幼いThrallだけを荒野に放り出し、Durotanとその仲間たちを殺した。 Blackmooreが剣闘奴隷としてThrallを鍛え始めた。 Jaina Proudmooreが誕生。 |
WarCraft: Orcs and Humans | |
598 |
Medivhは親友であるLother卿(Lord Lothar)と、徒弟であるKhadgarの手で殺された。Gul'danはMedivhが死ぬまでの間にその精神に侵入したが、それにより昏倒にまで達する衝撃を受けた。Warlockの指示がなくなったBlackhandの支配は、Orgrim Doomhammerによって覆された。 Half-OrcであるGaronaがLlane国王を暗殺し、Stormwind城砦はthe Hordeの前に陥落した。 Medivhの来世の存在がKarazhanに現われ、塔から魔法のエネルギーを吸収した。Medivhはthe Burning Legionと戦うためにそのエネルギーを使うことを計画した。そして617年に戻ると、the Legionとの戦いを予期して計画を練り始めた。 疲弊した5年が過ぎ、the HordeはAzerothとKhaz Modanの征服のためにBlackrock Spireを占拠し、軍事拠点とした。 Lothar卿は難民をLordaeronの北の国へと率いた。そこで彼は、ななつのHuman国家の指導者たちに、the Hordeに対して団結するよう説得した。分裂していたArathorian帝国(the Arathorian Empire)は、the Alliance of Lordaeronとして再び集結した。 |
WarCraft II: Tides of Darkness | |
599 |
the Hordeの首長であるOrgrim Doomhammerは、Lordaeronの湾岸を侵略するために、強力な軍艦を送り込んだ。止めることの叶わない勢いのthe Hordeは、Lordaeronを中心地にまで押しやり、加えてHigh Elfの王国Quel'Thalasを破壊することに成功した。 その後、the Allianceは再び勢いを取り戻したが、Lorthar卿がBlackrock Spireの包囲攻撃の最中に殺された。the Allianceは最愛の指導者の死により奮起し、Blackrock Spireを破壊するとthe Hordeをthe Dark Portalの発端の地へと追い詰めた。 the Dark Portalは破壊され、the Hordeは敗れた。 Nekros SkullcrusherはAlexstraszaを捕え、Red Dragonをthe Hordeの奴隷とするためにthe Demon Soulを使用した。 |
600 | 反抗的なOrcたちはthe Allianceによって捕虜収容所へと集められた。 |
WarCraft II: Beyond the Dark Portal | |
601 |
Orc Shaman Ner'zhulは、Draenorに残った小数の一族を呼び集め、the Dark Portalを再び広げた。Ner'zhulはDraenorで多くのPortalを開けることができるよう、一族にAzerothから多数のアーティファクトを盗むことを命じた。 the Allianceは、Ner'zhulの計画を阻止するため、Khadgarを筆頭とした軍をthe Dark Portalを越えてDraenorへと送り込んだ。二者はDraenorの地獄のような世界で、何ヶ月にも渡って衝突した。 盗み出したアーティファクトの力によって、Ner'zhulはDraenorに多数のPortalを開いた。だが、Ner'zhulが一族をPortalへと導く前にエネルギーが連鎖的に制御不能となり、世界の構造そのものを破壊し始めた。Azerothが猛烈なエネルギーによって焼き尽くされないよう、the Allianceの英雄たちは、この世界から戻れなくなることを承知の上でthe Dark Portalを破壊せざるを得なかった。 Draenorの壊滅した世界は、後にthe Outlandとして知られることとなる破壊された残骸を残して、全ては引き裂かれた。the Twisting Netherへと侵入したことにより、Ner'zhulと彼の一族であるShadowmoon ClanはKil'jaedenの軍隊によって捕えられた。Ner'zhulはthe Lich Kingに変えられるとAzerothへと送還され、NorthrendのIcecrown氷河(the Icecrown glacier)の氷塊に閉じ込められた。Ner'zhulのWarlockと魔法使いたちは、Ner'zhulの意思に拘束され、肉体と魂とを分離されてLichへと作り直された。 |
601 |
◆Day of the Dragon Dragonmaw ClanのWarlock、Nekrosは、拠点であるthe Grim BatolからLordaeronHumanの軍隊に対してRed Dragon、Alexstraszaを使い奇襲攻撃を続けていた。Nekrosはthe Demon Soulを使い、Alexstraszaを支配していた。the Kirin TorはOrcの脅威に対しての反撃を試み、MageのRhonin、Elf RangerのVereesa、DwarfのFlastadをthe Demon Soulを破壊してDragonを解放するために送り込んだ。作戦はAzerothの最後の主要なOrcの一族を壊滅させるだけでなく、the Demon Soulを使うことを望み、Azerothを己がものとしようとしたDeathwingの計画をも頓挫させた。 |
602 | Orcの捕虜収容が再び行われるに連れ、the Allianceの組織力に翳りがあらわれ始めた。小数のOrcの一族だけがthe Allianceの手から逃れ、厳しい荒野での生活を始めた。 |
611-615 |
◆the War of the Spider Ner'zhulのUndeadの下僕たちは、古代の知られざるAzjol-Nerub帝国(the ancient shadowy empire of Azjol-Nerub)から彼らの拠点を安全に保とうとしていた。蜘蛛型をしたNerubianは、the Dread Lordによる支援とthe Lich Kingの尽きる事なきUndeadの軍隊の前に敗れた。Ner'zhulは、凍てついたこの大陸を彼の計画のための拠点とすることが可能となった。 |
615 |
◆Thrall's Tale: Lord of the Clans Humanの剣闘奴として鍛えられた若いOrcのThrallは、奴隷の立場から逃げ、奪われた過去を捜す探索の旅に出た。Thrallは多くのOrcの一族を集結させることに成功し、the Allianceの地方拠点に対する反乱に導いた。 |
616 |
新たなthe Hordeの脅威の予兆を聞く頃、the Allianceはその内部で言い合い争っていた。緊張がHumanの指導者たちの間に高まっていた。 Thrallが新たなthe Hordeの首長(Warchief)となり、かつて捨て去られた祖霊崇拝の文化(shamanistic culture)を仲間たちに広めた。再び勢いづいたthe Hordeは、最終的にthe Burning Legionのthe Demonたちによって与えられていた悪徳の影響から抜け出した。 民衆による暴動がthe Allianceの国々に起こる中、目に見えない敵が新たな脅威の絵を描き上げていた。the Burning Legionが再び戻ったのだ……。 |
WarCraft III: Reign of Chaos | |
617 |
謎の預言者(the mysterious prophet)に導かれ、Thrallは海を越えてKalimdorへとthe Hordeを率いた。 預言者はLordaeronに旅し、Terenas王にUndead病(the Undead Plague)とthe Legionが来ることを警告した。しかし国王は、the Alliance内の問題が最も優先度が高いことだと信じ、預言者の言葉に対する行動を拒否した。 the Scourgeのthe Lich King、Ner'zhulは、Undead病でLordaeronの国を犯し始めた。高貴なるPaladin、Arthasは、故国に対するthe Scourgeの罪過を目撃し、その罪を償わせるためにNorthrendへと向かった。世界の屋根たる氷の荒野でArthasがRuneblade、Frostmourneを手にすると、Ner'zhulの意思に屈することとなった。the Death KnightとなったArthasはLordaeronへと戻るとTerenas王を殺し、the Scourgeを王国へと向かわせた。 Arthasは、Kel'Thuzadを復活させるためにthe Sunwellのエネルギーを使おうと、Undeadの軍隊によってHigh Elfの王国Quel'Thalasとその首都たるSilvermoonを完全に敗北させた。Dalaranを見下ろす丘陵で、Kel'ThuzadはArchimonde the DefilerをAzerothの世界へと召喚した。Sargerasの二人の副官の一人であるArchimondeは、Dalaranを破壊するための魔神の魔法を行使した。 the Burning Legionはそれらの国に残った住民を虐殺し、LordaeronとQuel'Thalasへの征服をAzerothへの侵略の第一歩とした。 Kalimdorにおいて、the Hordeはふたつに分かれていた。Thrallは預言者の後を追い、Grom HellscreamとWarsong Clanは新たなOrcの居住地を作り上げるために活動した。GromたちがAshenvaleの森(the Ashenvale Forest)の木々を伐採したことで、Nigh Elfたちが意図せずに敵に回ることとなった。 Mannoroth the DestructorとTichondrius the Darkenerに操られ、Grom HellscreamとWarsong Clanは、Ashenvaleと世界樹(the World Tree)の原理の守護者の一人であるCenariusを殺した。 Lordaeronの廃墟から逃れたJaina ProudmooreとHumanの一団は、Grom HellscreamをMannorothの血の呪いから解放するための協定をThrallと結んだ。 Grom HellscreamはMannorothとの戦いに敗れた。しかし、Gromは死ぬ前にthe Burning Legionの呪いから自身とその一族を解放し、the Demonを殺すことに成功した。 the Burning LegionはNight Elfを打ち破って世界樹の魔力を喰らい尽くすことを望み、Ashenvaleへの侵略を始めた。 Tyrande Whisperwindは、the Legionに対抗するためにthe Demon HunterであるIllidan Sormrageの力が役立つだろうと考え、彼を牢獄から解放した。 IllidanはGul'danの頭蓋骨(the Skull of Gul'dan)を盗み出すためにArthasとthe Lich Kingによって利用された。それによって、IllidanはNight ElfとDemonの合いの子へと変貌した。アーティファクトのエネルギーで満たされたIllidanは、Tichondriusを殺し、Archimondeの計画を大きく妨害した。IllidanにDemonの穢れを感じたFurionは、Kalimdorから命令に従わない彼の兄弟を追放した。Illidanは、怒れるままに旅立った。 Furion StormrageとTyrande Whisperwindは、ThrallとJaina Proudmooreが絶望的なArchimondeの攻撃を少しでも遅らせようとしている間に、世界樹の魔法の力を召集した。世界樹の魔力を吸い取ろうと現われたArchimondeは、魔法使いとNordarassilと世界樹との結合した力によって焼き尽くされ、破壊された。 預言者は、自分がかつてthe Dark Portalを開いた魔術師、Medivhであることを明らかにした。彼はAzerothのthe Guardianの役目を終え、そして停戦したHuman、Orc、Night Elfに今後の世界を委ねるために現われたのだった。Azerothの世界はゆっくり癒され始めた。 |
WarCraft III: The Frozen Throne | |
617 |
OrcたちはKalimdorの南のthe Barrensに新たな国Durotarを建設した。 Lordaeronから逃れたHumanの生存者であるJaina Proudmooreとその一団とは、同じくthe Barrensに居を構え、Kalimdorの海岸沖にTheramore要塞島(the island citadel of Theramore)を建設した。 the Allianceに残ったHigh Elfの大部分は、the Legionによる故国の喪失に衝撃を受けた。そして、残ったUndeadとDemonに対する正義の復讐をするための、孤独な道へと踏み出した。彼らは新たな理想を表すため、自身たちを"Blood Elf"と呼称した。 ArthasはNorthrendにあるNer'zhulのFrozen Throneの幻視を見始めた。そして、the Lich Kingは氷結大陸へと戻るようArthasに命じた。 Kil'jaeden the DeceiverはIllidanの元に現われ、the Frozen Throneを破壊するよう命じた。the Demon Lord Kil'jaedenは、the Lich Kingが彼を裏切っていることに気付いていた。Illidanはthe Broken Isles of the Maelstromへと海を渡り、そこで古代の種族Nagaを召喚した。NagaはAzshara女王のHighborne(Queen Azshara's High-Borne)の子孫であり、Illidanに忠誠を誓うことを了承した。the Broken Islesには伝説のSargerasの墓所が存在しており、Illidanは内部へと進むと、Sargerasの眼(the Eye of Sargeras)として知られる強力な魔神のアーティファクトを奪った。Illidanは、Sargerasの眼を使い、遠距離からIcecrown氷河(the Icecrown Glacier)を破壊することでthe Scourgeの大部分を避けようと計画していた。 破壊されたDalaranの街に旅し、Illidanは計画を実行しようとした。しかし、MalfurionとTyrandeに加え、the Warden Maiev Shadowsongによって呪文が完成する前にSargerasの眼を破壊され、計画は失敗した。遠距離からNer'zhulを破壊することが叶わないと悟ったIllidanは、Azerothから逃げることを決意した。そして、DraenorのOutlandへの次元のPortalを開くと旅立った。しかし、Maievは怒りとIllidanの捕縛に執り付かれており、彼を追ってPortalへと入った。FurionとTyrandeはKalimdorへと帰還した。 Kaelとそれに従うBlood Elfたちは、Grand Marshal Garithosの拠点へと辿り着き、そこで彼らは新たな命令を受けた。Garithosによって与えられた一連の退屈な作業を完了した後、偶然にもLady Vashjによって率いられたNagaの一団を発見した。それぞれの種族がUndeadを共通の敵としていることを知ると、VashjはBlood Elfに援助を申し出た。しかし、GarithosはNagaとBlood Elfの協力関係を承服せず、逆にthe Allianceへの裏切りとみなしてBlood Elfを投獄した。 刑が執行されるのを待ち間に、Kaelとその仲間たちはVashjによってDalaranの牢獄から救出された。両種族は地下の牢獄から脱出すると、AzerothへとArchimondeを召喚したまさにそのPortalを抜けて、Outlandへと逃げ去った。 Outlandに到着するや否や、NagaとBlood Elfの連合はMaiev Shadowsongの軍に捕えられたIllidanを救出した。そして、Illidanとの相談の結果、Kil'jaedenの怒りから隠れるためにこの地を支配するthe Pit Lord Magtheridonを打ち倒し、Outlandを征服することを決意した。Illidanの軍隊はこの地に残っていたDraeneiの支援を受け、Magtheridonを打ち倒した。しかし、Kil'jaedenから逃れることは不可能だった。Kil'jaedenは、Illidanとその軍隊に対し、the Frozen Throneを破壊するためにNorthrendへと向かうか、the Demon Lordを裏切った結果を体験するかの選択を命じた。 the Lich Kingのパワーが弱まるに連れ、the Dread Lordの一団が、Lordaeronのthe Scourgeの軍団の支配権を奪い、Arthas王を退位させようと試みた。反逆者たちは首都の陥落に成功し、ArthasはIllidanの軍隊からthe Lich Kingを守るために逃げ、Northrendへと向かった。 かつてQuel 'ThalasのHigh Elfの軍におけるRangerの将であったSylvanas Windrunnerは、現在ではUndead Dark Rangerとなっていた。Ner'zhulの力が弱まったことにより、Sylvanasは自由意志を取り戻し、自らの意思で行動を始めた。the Dread Lordの一人を支配下に置き、残る二体のthe Dread Lordを殺してthe Scourgeから完全に自由となった。そしてSylvanasとその集団は自らを"the Forsaken"と名乗り、the Plaguelands of LordaeronにてArthas王やthe Scourge、そしてLordaeronに残ったHuman種族に対する陰謀を企てている……。 Northrendに着いたArthasは、Anub'arakという名のthe Crypt Lordの助けを受け、Illidanより早くthe Frozen Throneへと辿り着こうとした。闇の中に多くの脅威を抱えている廃墟となったAzjol-Nerubのトンネルを抜けたにも関わらず、the Death Knight ArthasはIllidanよりも早くIcecrown氷河(the Icecrown Glacier)へと辿り着いた。Illidanの軍隊を退け、牢獄を開き、Arthasは一対一でIllidanと戦った。激しい戦いの後に、FrostmourneのパワーによってArthasは勝利し、Illidanは敗れて雪の上に倒れた。そして、Arthasは氷河へと入り、その牢獄よりthe Lick Kingを解放した。それと同時に、Arthasの肉体はthe Undead King Ner'zhulによって憑依され、ふたつの悪しき存在はひとつとなった。the Frozen Throneに座すと、新たなthe Lick Kingは次に行うべきことを計画した。 一方、Orcの都市Orgrimmarでは、Rexxarとして知られるMok'NathalとThrallのthe Hordeとは、Humanの軍隊が国境を侵し始めたことで、Durotarを防衛するために連合を組んだ。この軍隊がJainaのTheramore島の要塞(citadel on Theramore Isle)に拠点を置いていると信じたThrallは、侵入してきたHumanの行動を説明してくれることを望み、Rexxarを使者としてArchmageの元へと送った。RexxarやThrallは知られていないことがあった。Kul Tirasの印を掲げていたことから、軍隊はLordaeronのものであると思われたが、船乗りの国Kul TirasはJainaの父であるProudmoore海軍大将(Grand Admiral Proudmoore)によって支配されていた。Thrallはそれとは正反対の(見当違いではあったが)証拠にも関わらず、JainaがDurotarとの協定を破棄したことを信じなかった。 Darkspear Trollの助けを借りてTheramoreに辿り着いたRaxxarは、Admiral ProudmooreがDurotarを攻撃し、そしてAzerothの地表からthe Hordeを永遠に消し去ろうと計画していることを知った。Jainaは父の計画に衝撃を受け、Kul Tirasの軍隊に対抗するためにthe Hordeを呼び集められるであろうことを期待し、島の要塞からRaxxarが逃げるのを手助けした。 Durotarに戻ったRexxarはThrallに事の次第を話した。そして、the Hordeは同盟者を捜し始めた。Ogreの一族を征服することでCairne Bloodhoofの息子Baineを救ったため、Mok'Nathalはthe Hordeの非常時にTaurenとOgreを召集することが可能だった。集結した軍隊は、即座にTheramoreへと向かった。 Kul Tirasの軍船を破壊し、Theramoreへと上陸したthe Hordeは、Jainaの要塞の中へ道を切り開くために戦った。the Hordeの強硬な攻撃にも関わらず、Jainaがthe Hordeを手助けするまではAdmiral Proudmooreの防御を突破することができなかった。Jainaは父に再考するよう嘆願したが、耳を傾けることはなかった。悲しいことに、the HordeはGrand Admiral Proudmooreを殺してTheramoreから去った。Jainaに率いられていた者たちは、その手助けと引き換えに見逃された。しかし、Theramoreで暮らしているHumanの多くが、Grand Admiralの理想に忠実なままでいた……。 |
617-621 | The Circle of Ancientsと強力なDruidは、Kalimdorの沿岸の北にあるTeldrassilの島(the island of Teldrassil)に新たな世界樹(the World Tree)を育てるために力を合わせた。そして、彼らの母国語で"Crown of Earth"を意味するTeldrassilとその木を呼んだ。Night ElfはTeldrassilの枝に新たな家を作り、流れる川で一日中果てなく泳ぎ、木々の森を育てた。the Legionによる魔的な影響が洗い流されるまでの間、Night Elfは避難所としてTeldrassilに集まった。 |
World of WarCraft | |
621 | そして、歴史は紡がれる……。 |