レトロゲーの香りただよう、というよりかもレトロゲームな雰囲気万点なRPGである所の『Rance6』にはまってしまい金土日は睡眠時間を削り、睡眠不足による頭痛と肩こりに悩まされつつもプレイしつづけて日曜夜になんとかクリア。ロッキーッ!
ふう、これで仕事に影響を来たすことは──まだオマケモード(挑戦モード)での続きがありましたヨ……_| ̄|○
『Rance6』は簡単に云うとフリーイベントシステムな3DダンジョンRPGといった所でしょうか。拠点で任務を受け、その任務に応じたダンジョンに潜って目的を果たして行くシステムとなっており、本道は勿論あるものの、その他のサブイベントも結構豊富で、ついでに云えばダンジョンには踏破率が在ります──つまり、埋めろってことなんですよ、ダンジョンを、それこそ隅々まで……ッッ!
勿論イベントをこなすだけなら不要なのですが、これは私に対する挑戦です。ええ。手袋を投げつけられたら、洗濯をして返すくらいに紳士的な私としても、この挑戦を受けぬわけには行かぬ……ッ! というわけで、無駄に歩いては拠点に戻り、拠点に戻ってはダンジョンにもぐるを延々繰り返す日々でした。ちなみにダンジョンの踏破率が上がるとアイテムが貰えます。
システム的にメインストーリーの進行度が棒グラフで見え、戦闘も移動もイベントも全体的にさくさく進んでいくのですが、そもそもボリュームが大きなせいか中々進行度が増えず、実際問題かなりクリアまでに時間をつぎ込む結果となったため、後半はクリアメインに走ってダンジョン踏破を一部諦めました(根性無し)。
戦闘シーンは初期のFC/SFC版 FFを思い起こさせるサイドビューのドット絵で、これまた初期のFFを思い出させるアニメーションがあります。基本的に各キャラクタにはSPという活動能力値があり、この数しか戦闘に参加できません。つまり、例えばSP1のキャラクタがいたら一回戦闘に──どんな雑魚であろうと──遭遇したら、その時点で戦闘参加不可能となります(戦闘参加できなくても経験値は入ります)。とはいえ、パーティは16人までで、その中から六人を戦闘参加者としていつでも編成可能なので、普段は一人で探索→ボス前で戦闘参加者を六人にするとかでSPをケチることもできるので問題ないのですが、現在の戦闘参加者が全滅するとゲームオーバーなので、不意打ちを食らったらそれはそれでリスキーだし……と、まあ、そんな所です。
全体的にWizとかそういった、『ダンジョンにもぐる』ゲームが好きな人にとってはそれなりに楽しめるゲームなのではないかと。そんな私は『Rance6』を楽しんでやってクリアしたわけですが、おしらむはWizなどのようにアイテムコレクター要素やキャラクタレベリング要素が少ないのが少々欠点かもしれません。
レベリングに関しては、主人公以外はレベルキャップが存在するため、レベルダウンするけれども能力を増やすアイテムを利用して成長させざるを得ません。……途中のレベルキャップはイベントをこなしたりすると外れるのですが、最終的なレベルキャップが明確に存在してそれ以上成長しなくなるのですよねえ。
もう一点がアイテムコレクト要素で、武器防具は各キャラクタ四種類しかなく、そのためこの武器をとかあの防具をといった要素が皆無なのですよね。まあ、この辺りはクラス制限がないキャラクタRPGなので仕方ないのかもしれません。
とはいえ、それを補って余りあるイベント──これは登場するキャラクタ性にも依存するので、人によって評価がまちまちになる点でしょうけど──があるので、まだ暫くというか当分ダンジョンに潜りつづけることになりそーです……。
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