2006年05月31日(水) 
 World of Warcraft。

 Naxxramasの構成と如何にしてKel'Thuzadが堕落したかというお話。邪悪な魔術を習ったのも安寧を願ってのことだったり、Ner'zhulに表面上従って機会を伺おうと考えていた辺り、悪人ではなかったのよねえ。

Shadow of the Necropolis - Road to Damnation Vol.I -
「幾週間もの準備と儀式を必要とする繊細な魔術の研究の最中だというのに、このような嫌がらせとはな」

 Kel'Thuzadが慇懃な来訪者と対面するために待ってより、既に数時間が経っていた。一団の交渉役となっているDrendenとModeraは長い間Kel'Thuzadを批判していたにもかかわらず、Antonidasの助力なしては最も最近の捜査に着手することすらなかっただろう。Antonidasは未だ姿を見せず、そして彼は何をしようとしているのだろうか?

「君の扱う魔術が『繊細』だとは、初めて耳にするな」
「──無知なる故の無知なる言葉だな」

 Drendenが鼻を小さく鳴らして云った言葉に、Kel'Thuzadが冷たく応えた。

 と、ふと遠くからの声がKel'Thuzadに届いた。その言葉は親しみを持ち、自身の考えであるかのように心に響いた。

──彼は君を恐れ、妬んでいるのだ。結局の所新たな道行によって、君は知識を力とを得続けているのだから

 突如の光芒が部屋を満たし、僅かに顔をしかめたArchmageがホールに現れた。彼は小さな木製の箱を腕の下に押し込むと、口を開いた。

「我が目で見ていなければ、それを信じることなどできなかったろうな。Kel'Thuzad、君は最後に我らの寛容と忍耐とに悪意にて報いたな」
「徳高きAntonidas、我らはついに君との邂逅の栄誉に与かれるのか。私は君が病に倒れたのではないかと思ったよ」
「そんなことを思うのは、老齢のせいかね?」

 Antonidasは指を鳴らした。

「Kel'Thuzad、君は自分に代わる唯一の存在が居ることが判っているのだよ」

──それで彼の矜持が保てるのなら、そう思わせておくがいい

 幾分静まって、Antodnidasが再び口を開いた。

「私の健康について、君に心配して貰う必要性は全くなかった。単に忙しかったのだ」
「私の研究室で、禁じられた魔術の証拠でも探していたのかな? 君はよく知っているというのに」
「君の研究室にはそのような証拠なぞ、なにひとつとして無かったよ。だが、Northrendの方は……」

 Antonidasは、Kel'Thuzadに嫌悪の念を抱かせる一瞥をあたえた。

「己の欲望を満たすための研究に対して罰を与えねばならぬ」
「お前にそのような権利など──」

 Antonidasは杖の石突で床を叩くと、Kel'Thuzadを『沈黙』させた。そして、他のMageの方に向き直った。

「Kel'Thuzadは悪しき研究のためにこの建物を研究所とした。己の目で彼の研究成果を見よ」

 Antonidasは箱を取り出すと、全ての者が目にすることができるようそれを傾けた。

 その中には腐敗した数匹の鼠の死体があり、その中の二匹は箱から逃れようとしてか壁面に爪を立てていた。数人のMageがうずくまり、吐き気を飲み込んだ。部屋の背後に居たPrince Kael'Thasはほとんど不可能と思われた偉業を打ち立てた人物であったが、そんな彼ですら衝撃を受けているようだった。

 箱に捕らわれた鼠の方にKel'Thuzadが向き直ると、既に鼠は倒れて動かなくなっていた。それが失敗作であることは明らかであった。だが、Kel'Thuzadにとっては問題とならなかった。いつの日か、安定したUndeadを生み出し、己の努力は正当化されるだろう。あとは、単に時間の問題に過ぎない。

──君を『沈黙』させた呪文は杜撰なものだ。どのように解けばいいのか、教えるべきだろうか?

教えよ!

 Kel'Thuzadの思いに応え、未知の同盟者のその声は彼を手助けした。

 若い女性が光芒と共に現れた。彼女はAntonidasのそばに歩んでいくと、Kel'Thasの視線は不安と静かな苛烈さとを含んでそれを追った。彼女──Jaina Proudmooreは自分のすべきことに集中しており、Kael'Thasの視線には全く気づいていなかった。美貌の王子の期待はなにも実らなかった。

 Jaina Proudmooreの生き生きとした青い瞳が、Kel'Thuzadに一瞥を与えた。

「我が徒弟が、この箱と中身とが焼却されることを確実なものとするだろう」

 Antonidasがそう説明し、箱をJainaに手渡した。

 Jainaはひとつ頭を下げると、再び部屋からテレポートして立ち去った。Kael'ThasJainaが立ち去った場所を見て不機嫌そうに眉を顰めた。他の状況下であれば、Kel'Thuzadはこの無言劇を心楽しんだだろう。しかし、Kel'Thuzadは問題視されないままに放置され、Antonidasは告発の演説を長々と続けていた。無言のまま、Kel'Thuzadは己の自由を回復するための努力を再開した。

「我らは充分に長きに渡って寛容に振舞った。Kel'Thuzad、彼の奇怪な探求に対して正しき助言を与え、彼を導こうとした。今、彼が邪悪な魔術を探求していたことは明白である。すぐさまthe Kirin Torの名が領民の口の端に上る時には呪いと同義となるであろう」
「何たる虚言!」

 Kel'Thuzadが叫んだ。少数のMageが続く言葉を待った。

「領民たちは我々と同じくらい第二次戦争のことを覚えているだろう。Orcについて、覚えていることを云ってみよ。彼らのWarlockは巨大な力を行使した。それに対して、我らは僅かな防御能力しか持ち得なかった。我々には義務があるのだ。我らは敵の魔術を学び、そしてそれに対する方法を理解しなくてはならないのだ」
「……死んだ鼠の軍団を作り上げるためにも、この不自然な存在が重要だというのかね?」

 Antonidasは皮肉気に問うた。

「いいだろう、若輩者よ。私は君の研究記録を発見した。君はこの忌まわしい研究について、非常に詳細な記録を残してあった。そもそもOrcたちに対してこのおぞましい生物を使う予定があるとは云えないだろう。そもそもOrcが現在の無気力から復帰し、収容所から逃れ、再び脅威になることに成功すると仮定しなくてはな」
「君よりも若いことが資格無きことではない。鼠は私の進歩の度合いを測るための物差しでしかない。それは、一般的な技法のひとつに過ぎない」

 Kel'Thuzadの返答に、Antonidasはため息をついた。

「君が北の地で大部分の時間を過ごしていることを知っている。君の不在は私に不審を抱かせた。この地に殆どいなかった君ですら、王が行った新たな税金が市民の不安を増したと耳にしたことくらいはあるだろう。君の利己的な力の探求は、市民の反感を刺激するのだよ。それが爆発したとしたら、Lordaeronな内戦に包まれることだろう」

 Kel'Thuzadは税金については初耳であった。Antonidasは誇張して云っているのだろう。そして、その上でより大きな問題へと話を持っていくに違いない。

「私は更に多くのことを考えに入れているのだ」

 Kel'Thuzadは歯を食いしばった。

「どんなに慎重に振舞っても、大きすぎる秘密は隠せなかったということだ」

 Drendenが口を開き、Moderaがその後を続けた。

「私たちが領民にとっての脅威とならず、常に領民を守るために日のあたる道を歩いていることを、あなたは知っていた筈なのに。私たちは自らの道徳に背きはしない。外観を取り繕ったりもしない。よく見ても、あなたのやったことは異端として非難されるべきことでしょう」
「私たちは何世紀にも渡って異端者とされた。聖職にある者たちは、一度として我らの扱う魔術を快く思ったことなどなかろう。それでもなお、我らはここにいるのだ」

 Moreraが頷いた。

「それは、闇の魔術に手をださないからこそでしょう。闇の魔術は堕落と破滅への導き手なのですから」
「我らは必要であるが故に在り続けなくてはならない」
「もう、充分だ」

 AntonidasがDrendenとModeraの声を遮り、更にひとこと付け加えた。

「言葉が彼に届いたとしたら、このような事態にはならなかった」
「君の言葉は聞いたよ」

 Kel'Thuzadが苛立ちを抑えきれぬ声で云った。

「ああ、聞いたとも。慈悲深き神々よ! 私は厭きるほど奴らの主張を聞いてやったぞ! 私の言葉を聞かないのは貴様らではないか! 時代遅れの義務に──」
「君は我らの目的を勘違いしているな」

 AntonidasがKel'Thuzadを遮った。

「討論をしようというわけではないのだよ。今も君の所有物はひとつ残らず調査されている。闇の魔術によって汚された一切が没収され、我らが償うべきことと破壊したものとが明らかにされるだろう」

 彼の名もなき同盟者は、このような事態が起きるであろうことを既に警告していた。しかし、Kel'Thuzadはまだそれを信じきれていなかった。奇妙なことに、Kel'Thuzadは事ここに至ったことに、安堵を感じていた。秘密裏の活動は行動を制限され、更なる段階への発展を妨げてすらいたのだ。

「証拠のもとに、Terenas王の判断は我らと意見を同じくした。君がこの狂気を続けるというのなら、階梯と権利を剥奪し、Dalaranから──Lordaeronの全てを含む地から追放される」

 Antonidasが重々しく云った。

 Kel'Thuzadの心は決まっていた。彼はひとつお辞儀をすると、ホールから立ち去った。the Kirin TorがKel'Thuzadの不名誉な行為を明らかにすることで起こる事態を恐れ、沈黙を守ることは疑い得なかった。the Kirin Torのそんな臆病さは、Kel'Thuzadにとっての利点であった。没収されたKel'Thuzadの富が、けして王の金庫に納められることがないこともまた、確かなことだった。

 †† †† ††

 狼の一団が呪文の範囲外からKel'Thuzadに忍び寄った。狼たちは、以前にKel'Thuzadに窘められていた。Kel'Thuzadが肩越しに振り返ると、狼は歯を剥き出して唸った。だが狼たちはそのまま動くことなく耳を垂れた。幸いなことに、極寒の風がおさまり始めていた。寒々とした山頂を眺められる距離に立ち、Kel'Thuzadに勝利の感覚と予兆を与えてくれたに違いない光景を眺めた──Icecrownの鋭鋒、探検家たちが冒険に挑み、少数のみが生き残って帰ってきたその氷河を。Kel'Thuzadはそこへと登り、世界を見下ろそうとしていた。

 だが、不幸にもNorthrendの凍てつく大陸の地図は殆ど存在していなった。加えて万端に行った筈の準備がこのような状況では不適切なものであったことに気づいた。進むべき道も定かではなく、最終目的地についても確かではなかったため、テレポートを行うことができなかったのだ。Kel'Thuzadはたたらを踏んだ。既にどれ程長い時間歩いていたかすら定かではなかった。毛皮の外套を着込んでいるにも関わらず、体は芯から冷え震えていた。足の動きはぎこちなく、感覚がなくなっていた。まるで足が石へと変わったかのようですらあった。Kel'Thuzadは倒れようとしていた。もしも避難場所を発見できなかったとしたら、間違いなくここで死んでいたことだろう。

 と、光芒がKel'Thuzadの注意を惹いた。それは魔法のシンボルで彫刻された石柱であり、その先には要塞があった。Kel'Thuzadは石柱を越えて急ぎ、純粋なエネルギーのようにも見える橋を渡った。要塞の入り口は簡単に開いた。しかし、Kel'Thuzadはそこで立ち止まった。

 要塞の門は腰から下が巨大な蜘蛛のような二体の奇怪な生物によって護られていた。六本の足が生き物を地面に立たせ、人間に似た腰の辺りに二本の肢が腕のようについていた。体には幾つもの傷が組み合わさっており、乱暴に包帯が巻かれていた。一体の見張りの腕はありえない角度に曲がっており、牙の生えた顎から涎を滴らせているにも関わらず、拭おうとすらしていなかった。

 死せざる者特有の匂いが立ち込めていたが、同じく死せざる者としてKel'Thuzadが作り出した鼠と異なり、この見張りたちは整然としていた。蜘蛛を思わせるこの生物は、元の強さと協調性の大部分を死せざる者となって尚残しているようだった。さもなければ、もっと愚かな見張りであったろう。明らかに、これらの創造主は熟練したNecromancerに間違いなかった。

 驚くべきことに、死せざる見張りはKel'Thuzadを通すかのように移動した。Kel'Thuzadは幸運を疑うことなく喜んで要塞へと侵入した。要塞は際立って暖かかった。回廊には下半身が蜘蛛の生物の彫像が叩き壊されていた。建物自体は最近作られたもののようであったが、彫像自体は極めて古いもののようだった。思い起こせば、Kel'Thuzadが北の地を踏破しようとしている間にも、同じような彫像を目にしていた。寒さが理解力を低下させていたようであった。

 推測する所、Necromancerはこの蜘蛛のような生物の王国を征服し、彼らを死せざる者へと変貌させ戦争の戦利品としたのであろう。歓喜がKel'Thuzadを満たした。ここで偉大なる知識を得られるに違いないと。

 大広間の最後に、甲虫と蜘蛛の奇怪な融合体を思わせる巨大な生物が動いた。それはゆっくりとKel'Thuzadへと近づいてきた。彼はそれを観察し、巨大な体は傷跡と包帯を幾重にもまとっていることに気づいた。見張りと同様にそれは死せざる者に違いなかった。しかし、その巨体はKel'Thuzadの恐怖を呼び起こすのに充分だった。彼自身の技量では、到底このような巨大な死から蘇ったモンスターを征することはできないと判っていた。

 Kel'Thuzadの考えとは裏腹に、その生物は彼を歓迎する言葉を低い声で話した。完全に理解できる完璧な言葉を話したが、Kel'Thuzadの背筋は冷え切っていた。

「Archmageよ、我が主はお前が来ることを予期していた。我はAnub'arak」

 驚くべきことに、Anub'arakと名乗ったそれは、知性と意思とを持ち合わせていた。

「は、はい。私はその方に師事したいのです」

 巨大な生物はKel'Thuzadを見下ろした。もしかしたら、Anub'arakは軽食を作るべきかどうか、そんなことを考えているのかも知れなかった。

 Kel'Thuzadは唾を飲み下した。

「その方に逢えるでしょうか?」

「時、至れば。これまでは、おぬしは知識の探求に己を捧げていた。賞賛に値する目的だ。だが、Mageとしての積んだ経験だけでは、我が主に仕えるには足りぬ」

 何故このようなことを云うのだろうか? このAnub'arakと名乗った代弁者は、Kel'Thuzadをライバル視しているとでも云うのだろうか? それは早く訂正せねばならなかった。

「the Kirin Torの一員であった私は、あなたが想像しているよりも更に多くの魔術を扱えます。主たるその方にお使えするための、どのような命令であろうとも果たす準備ができております」

「先ずは見せるべきであろうな」



■Shadow of the Necropolis - Road to Damnation Vol.II -
 Anub'arakは地面の遥か下にある無数のトンネルを通ってKel'Thuzadを先導した。Kel'Thuzadが導かれて辿り着いたのは、Anub'arakが云う所、Naxxramasという名の巨大なジグラットであった。その建築物の一部は半蜘蛛の生物によって作られていた。Anub'arakに見せられた最初の部屋は、Undeadが多く存在していた。そのため、Undeadに対するもの珍しさは急速に失われていった。本物の蜘蛛が忙しく巣をつくっては卵を産み、Undeadたちの間を蠢いていた。

 Kel'Thuzadは嫌悪感を感じていたが、それはこの巨大な執事たるAnub'arakに不満を抱かせるであろうから、ひた隠していた。Undeadの蜘蛛の一体を指し示し、Kel'Thuzadは問い掛けた。

「あの者たちとあなたとには若干類似性が見られますが、同じ種族なのでしょうか?」
「左様。かつて我らはthe Nerubian種族であった。そして、主たるあの方が来られた。主たるあの方の版図が広がるにつれ、我々は愚かにも主たるあの方との戦端を開いた。多くのthe Nerubianが殺され、死せざる者へと昇華した。命ある間、我は王であった。今我はthe Crypt Lordとして君臨しておる」
「不滅の代償として、主たるその方に仕えたということか」

 Kel'thuzadが声に出して考え込んだ。注目に値する出来事だった。

「『了承』以外に選択の余地などないのだよ」

 それは、NecromancerがUndeadからの服従を強制できるということであった。即ち、Kel'Thuzadが望んでここに来た最初の生ける者であるかも知れなかった。僅かに狼狽し、話題を変えた。

「この場所はあなたの同胞たる者たちが多く居る。あなたがここを支配することは至極当然のことでしょう」
「我が死後、新たな主となったあの方のために、同胞を率いてこのジグラットを征服した。そしてこのジグラットを変貌させ変化させた。だがNaxxramanasは我が全権限を得ているわけではない。ここは四区画の内のひとつでしかないのだ」
「墳墓の主(the Crypt Lord)たる御方よ、私に他の区画を見せていただきたい」

 †† †† ††

 第二区画はKel'Thuzadの望むもの全てであった。魔法のアーティファクト、試験装置、Kel'Thuzadがかつて持っていた研究室すら恥ずかしく思える程の様々な品々。実験の補助役の者たちが居る巨大な部屋。動物の死体を寄せ集め縫い合わされたUndeadの獣。様々な人間の体から構成されたUndeadの人間さえ存在していた。the Nerubianと異なり、人間の死体には怪我が見られなかった。おそらく、Necromancerは墓地から死体を得たのであろう。Kel'Thuzadにはできないことだった。そのような注目を惹く方法をとったとしたら、the Kirin Torは即時に行動していただろうから。

 残念ながら、第三区画はそれ程興味を惹くものではなかった。Anub'arakは戦闘訓練のための場所と兵器庫とを案内した。次に、何百──いや、何千もの封をされた樽と運搬用の箱とで満たされた部屋を抜けて案内を続けた。何故Naxxramanasはそれ程多くの物資を必要とするのだろうか? ピラミッドが包囲されるというありえそうもない出来事のために用意されているらしかった。

 最後の区画は巨大なキノコが庭園に生えており、Kel'Thuzadが手で触ると有害なガスを吐き出した。それらのキノコが生えている土壌は穢れており、おそらく病んでいるようであった。よく確認しようとKel'Thuzadが近づくと、何かを踏み潰した感触を足元に感じた。それは、蛆虫に似た握りこぶし大の生物だった。

 Kel'Thuzadは身震いすると、慌てて先へと進んだ。次の部屋は緑がかった液体で満たされた大ガマが並んでいた。実に嫌な匂いが立ち上っていたが、Kel'Thuzadは興味から近づいた。しかし、巨大な鍵爪がその進路を塞いだ。

「主たる御方は、おぬしが生きたままで居ることを望んでいる。まだその時ではない」

 Kel'Thuzadは息を呑んだ。

「あの液体は、私を殺すことになると?」
「生ける者の中には主たる御方に仕えない者たちが多く存在する。この液体がそれを解決してくれるのだ」

 呆然とするKel'Thuzadに、the Crypt Lordが先を促した。

「来たまえ。おぬしに見せてやろう」

 Anub'arakはKel'Thuzadを二人の囚人を捕らえた小部屋へと案内した。男性と女性の囚人は何処かの村人のようだった。男性は腕に女性を抱えて宥めていた。抱えられた女性は死人のように青白く、汗で濡れていた。女性は明らかに何らかの病気に罹っているようだったが、ともあれ二人とも生きてはいるようだった。Kel'Thuzadは不安げにthe Crypt Lordの様子を伺った。

 捕らえられた女性はKel'Thuzadを見ると、らんと輝いた。

「お慈悲を! 私はもう駄目です。その次に何が起こるのかもわかっております。お願いです、私を焼き尽くして下さい! 私に安息を!」

 女性はNecromancerの奴隷となることを恐れていた。Anub'arakに云わせると、彼女に選択肢など無いとの事だった。Kel'Thuzadは気分が悪くなり目を伏せた。結局、彼女がそれ程長い間生きられるわけではないということだ。
 女性は男の腕の中から離れると、独房の格子にすがりついた。

「お願いです! 私は無理でも、せめて夫を助けてください!」

 女性は絶望して泣いた。背後から男が女性にささやきかけた。

「それ以上云うな。お前一人残しはしない」
「彼女を黙らせろ!」

 Kel'ThuzadはAnub'arakに訴えた。

「このような雑音がおぬしを苦しめるのか?」

 迅雷の動きでAnub'arakは鍵爪を突き出し、女性を串刺した。死体となったそれを、鍵爪を軽く振ると地面に落とした。

 夫である男は苦しみから呻いた。やましさの源が取り除かれてKel'Thuzadはその場を離れようとしたが、女性の死体がのたうち回り始めたことで歩みを止めた。男は呆然として黙り込んだ。

 死んだ女性の皮膚は薄い緑がかった灰色へと変色していた。次第に痙攣がおさまり、揺れながら立ち上がった。頭を巡らせ、夫である男を見つけると体を震わせた。

「衛兵よ、この男を拘束しろ」

 女性であったそれは、しゃがれた声で叫んだ。だが、衛兵はそれに従わなかった。女性は唸り声を上げ、指で自らの髪の毛をつかんだ。そのため、Kel'Thuzadは女性の顔を直視できた。血管は皮膚の下で黒ずみ、目は禍々しい狂気の光を宿していた。

 女性の夫であった男が信じられぬ面持ちで問いかけた。

「どうしたんだ? なにが起こった?」

 男が女性に近づくのを躊躇すると、苦痛に満ちた笑いが女性の唸り声に重なった。

「近づくな」

 男は女性の言葉を無視して近づいたが、女性は近づいた男を突き飛ばした。突き飛ばされた男は背をしたたかに打ち付けて気絶した。

「動くんじゃない」

 女性の声はいっそう喉にくぐもったものへと変わっていった。

「お前を傷つけてしまう」

 女性は自分の腕で自身をかき抱き、背中が反対側の壁にぶつかるまで後ずさった。

「お前を傷つけてしまう」

 女性が哀れみを誘う声で云った。だが言葉とは裏腹に、女性は徐々に邪悪さに包み込まれ始めていた。Kel'Thuzadはよくわかっておらず、女性に視線を向けた。女性は胸に空いた穴に手を添えるとその空洞をなぞり、体液で濡れた指をゆっくりと舐め吸った。次の瞬間女性は夫であった男に歯を剥いて襲い掛かった。

 男は叫び声を上げ、その血は小部屋の床をしとどに濡らした。Kel'Thuzadはたじろぎながらも距離をあけ、その凄惨な光景から目を背けた。だが、耳からは口に出すのもおぞましい音が聞こえ、絶えることはなかった。引き裂き、寸断し、噛み砕く音が。女性は自身がどのような行動を取るのかを判っており恐れていたが、だがそれでも尚彼女は自身を止めることができなかった、その結果がこれだった。

 Kel'Thuzadは気分が悪くなり、ぞっとし、Naxxramasから手レポートすると嘔吐した。そして穢れのない雪をすくい上げると、口と顔とにこすりつけて洗った。最早清浄なるものには戻れないかのように感じられた。一体自身は何に巻き込まれたというのだろうか?

 様々な考えをひとつひとつ検討し、やがてひとつの考えへとまとまった。Necromancerは単なる研究者ではなく、広く禁忌とされた魔術の研鑽に興味を持っている。彼は攻撃に対する備えを常にし続けている。彼は人々をゾンビへと変える液体を大量生産している。Naxxramasは大量の備蓄品、武器、鎧が準備され、訓練場などの設備が設けられている……。

 これらは防衛のためのものとは考えられなかった。戦争の準備に他ならなかった。

 金切り声を含んだ突風がKel'Thuzadへと吹き付けると、Cold Wraithの一団が彼の目の前に現れた。紫紺の城砦(the Violet Citadel/訳註:Dalaranにある城砦で、the Kirin Torの本拠地。第三次戦争の折り、Archimondeによって破壊された)でCold Wraithについての記述を呼んだことがあった。うすぼんやりとした半透明の姿に在る赤い眼からは、冷たい邪悪さ以外の一切を感じ取ることはできなかった。

 Wraithの一体がKel'Thuzadに近づくと声を発した。

「考え直すのか? 見ての通り、お前の詐術ではなにもできぬというのに。我が主から逃れることはできぬ。なんにせよ、お前はなにを望んでいた? 何を目的としていた? 簡単に云おう。誰がお前を信じるというのだ?」

 戦うか、逃げるか、どちらも英雄的な選択には違いなかった。英雄的ではあるが、無意味な選択に違いなかった。どちらかを選択し死んだとしても、なにも果たされることはない。Kel'ThuzadがNecromancerの徒弟になることを了承すれば、それによって時と共に自身の力を増すことができる。充分な訓練を受けることでKel'ThuzadはNecromancerを凌ぐか、彼の油断を誘えるかも知れなかった。

 Kel'ThuzadはWraithに対して頷きを返した。

「わかった。彼の元へと連れて行ってくれ」



■Shadow of the Necropolis - Road to Damnation Vol.III -
 WraithはKel'Thuzadを要塞へとテレポートさせ、複雑な道を通ってKel'Thuzadを下層へと案内した。最後に辿り着いた場所は、地中深くにある巨大な洞窟だった。洞窟の中央には目もくらむような高い尖塔がそびえていた。尖塔の側面には登り階段がぐるりと配置されていた。

 Kel'ThuzadとWraithは階段を登り始めた。心臓は恐怖と興奮とで早鐘をうっていた。Kel'Thuzadは歩みが遅くなっていたことに気づき、小走りに急いだ。しかし、それも長くは続かなかった。重りを付けられているかのように、体が重く感じられた。Northrendの長旅がKel'Thuzadが考えていたよりも疲れさせていた。

 遥か尖塔の上方には、巨大な水晶の塊があるようだった。雪が積もっていないためか、それはぼんやりとした薄青の光を放っていた。Necromancerが居る様子は無かった。

 Wraithの一体が遅れるKel'Thuzadを急がせるためか、冷たい突風をKel'Thuzadの背に吹きかけた。苛立ちながら、Kel'Thuzadが外套を身に寄せた。呼吸が激しくなっていたが、登山を止めようとはしなかった。

 どれ程かの時間が過ぎ、霙の突風にさらされたことで再び意識が覚醒した。Kel'Thuzadは杖によりかかり、階段の真ん中でいつの間にか立ち止まっていた。空気は邪悪に満ち、押しつぶすような感覚があった。Kel'Thuzadは無意識に喘いでいた。

「ちょっと、待ってくれ」

 Kel'Thuzadが云うと、背後のWraithが応えた。

「我らは休むことが叶わぬ。なのに、何故お前が休まねばならぬのだ?」

 積み重なる極度の疲労に肩を落とし、暗澹とした気分でKel'Thuzadは再び歩み始めた。力を振り絞って頭を上げると、かすかに光る水晶が道の終わりを告げていた。闇に浮かぶそれは、この距離では王座のようにも見えた。それには、明らかに邪悪なオーラが感じられた。

 WraithがKel'Thuzadを押した。ただそれだけであったが、彼は悲鳴を上げる程に驚いた。声が大洞窟全体に反響した。Kel'Thuzadは冷たく湿った街頭を震える手で掴んだ。呼吸は喉元に絡みつき、この場から逃げたい衝動に駆られた。

「主たる御方は何処に?」

 Kel'Thuzadの声は上ずり、震えていた。応えは無く、代わりに霰の嵐がKel'Thuzadに降り注いだ。つまづきかけたものの何とか体勢を保った。促され、更に前へと歩を進めた。だが、ぼんやりとした王座は圧倒的な存在感でKel'Thuzadの頭を垂れさせようとしており、ちゃんと歩くことすら困難に感じられた。まもなく、Kel'Thuzadは手と膝を地面についた。

 Necromancerの声がKel'Thuzadに直接届いた。それは最早遠く離れた時のように、親切さは感じられなかった。

『これは最初に伝えるべきことだ。我は貴様らに対する一片の感情も持ち合わせていない。我はこの地上から生ける者全てを間違いなく滅ぼそうとしている。それだけの力が我にはある』

 WraithはKel'Thuzadが立ち止まることを許さなかった。屈辱のままに、Kel'Thuzadは杖を捨てると這ったまま前へと進み始めた。Necromancerの悪意はKel'Thuzadへと降り注ぎ圧倒し、雪の中へと埋もれてしまうのではないかとすら思われた。Kel'Thuzadは振るえ、泣いてすらいた。神に懇願した。Kel'Thuzadは全身を包むものがなんであるかを悟った。そして、愚かにも途方も無い間違いを犯していたことを悟った。疲労ではなかった。それは、激しい恐怖であった。
『我は眠らず、油断することもない。想像力を働かせるべきであったな。我は貴様が本を読むのと同じくらい容易く貴様の思考を読み取ることができる。我を倒すなどという希望は存在せぬ。貴様の矮小な精神は、我が気まぐれに操るエネルギーにすら対処することが出来ぬのだからな』

 Kel'Thuzadのローブは既に破れ、ズボンも荒削りな氷で覆われた岩の階段の前にはなんの役にもたっていなかった。Kel'Thuzadの手と膝は血にまみれ、進む毎に跡を残した。王座は骨まで凍えるかのように冷たく輝き、靄がそれを包んでいた。王座は水晶ではなく、氷であった。

『不滅のもたらす恩恵は計り知れぬ。それは同様に苦しみも計り知れぬ。貴様では想像もできぬであろうがな。我に反逆するがいい。さすれば、我が学びし苦痛がどのようなものであったか貴様に教えてやろう。死を嘆願する程の苦痛をな』

 Kel'Thuzadは王座の足元に伏したまま、冷酷な力と憎悪のオーラによって、ピンで留められたかのように動くことが出来なかった。不可解な力がKel'Thuzadを上から押しつぶし、彼の顔を地面に押し付けた。

「何卒、」

 Kel'Thuzadは啜り泣きながら云った。

「何卒!」

 それ以上言葉が出なかった。やがて圧力は和らぎ、Wraithは離れ去った。Kel'Thuzadはそれでも起き上がることができなかった。そうすべきか判断がつかなかった。目だけで彼を苦しめた存在を捜し求めた。

 プレートアーマーの一式が王座の中に座していた。それは、全く光を反射しない黒い鎧兜であった。もしも長い時間見ていたとしたら、それは全ての光、希望、安寧を貪り食らうかのように思われたであろう。

 意匠を施された兜は王冠の代わりのようであった。兜には青い宝石がひとつついており、残りの鎧と同様に中は空洞であった。篭手のひとつは刃にルーンを刻まれた巨大な剣を握り締めていた。

 それは力であった。

 それは絶望であった。

『我が代理人として、貴様は最も夢見たことすら凌ぐ程の知識と魔術を得ることとなる。だが見返りとして、生きていようと死んでいようと、存在在る限り我に仕えることとなろう。我を裏切れば、貴様は思考することなき存在へと墜ち、黙して我に仕えることとなろう』

 この存在──the Lich KingだとKel'Thuzadは考えた──に仕えることは、確かにKel'Thuzadに巨大な力をもたらしてくれるに違いない……そして、永遠の破滅も。だが、それは最早考えるに遅かった。加えて、真実の死の前には永遠の断罪などさしたる意味を持たなかった。

「私は主たるあなたの物です。私はそれを誓います」

 Kel'Thuzadはかすれた声で云った。

 返答として、the Lich KingはKel'ThuzadにNaxxramasの映像を送った。黒いローブを着た者たちが氷河に書かれた広い円の上に立った。闇の魔術で装飾されたその腕は上下を繰り返し、Kel'Thuzadの理解できぬ単調な歌声が響いた。彼らの足元の地面が揺らいだ。にも関わらず、彼らは詠唱を続けた。

『貴様は我が力に仕える者を集めよ。貴様は我の生ける者への代理人であり、我が計画を進めるために意見を同じくする者たちを組織せよ。幻惑、信仰、病禍、軍隊を用いてAzerothに我が支配を打ち立てよ』

 Kel'Thuzadが驚きを見せている間にも、氷は揺らぎ割れ、ジグラットの最上部が凍りついた地面から突き出した。ジグラットが土中から出現した。ローブを着た人物たちの詠唱が強まるにつれ、巨大な角錐が出現を続けた。土と氷の塊が外側に弾け飛び、ジグラットは地面から完全に解放された。ゆっくりとではあるが確かに、Naxxramasは空中へと浮いていた。

『これが貴様の船となろう』

2006年05月31日(水) 
 メモ。
 Web2.0は誰のもの? ネットで論争。いっそ新しい名前をつけちゃえ! という方向性には行かないのだろーか。名は体を表してない名前なので、正直どうでもいいという気がしないでもない。つーか、そもそもWeb2.0なんて別の名前をつける必要があるのか? とか思った。どうせすぐに同じものが別の名前になるわけだし! ……いや、Windows DNAなんて(最早誰も覚えてないであろう)単語を久々に見てしまったのでなんとはなし。
 週間天気予報。来週辺りから梅雨とか聞いてて、加えて週末雨だという予報だったのでガックリ来ていたのだけれども今見ると晴れ……ッッ! 伊豆方面は曇りだけれどもなんとか天候は持ちそうかなあ? 箱根、伊豆と巡ろうかどうしようか……そうなると前日は早寝しないとな!

2006年05月30日(火) 
 メモ。
 オタク女+ニャー速+Blog連合祭りまとめページ。へー。経緯を読んでも経緯がよくわからなかったり。ついでに何に怒っているのかもよくわからず。ネタを集約する手間賃をアフィリエイトで、というのがそんな悪いとは感じないので、多分コミュニティに所属していなければわからない類の怒りなんだろーか。
なんか
  • kiki(2006/06/02 09:29)
    VIPネタ紹介サイトがどんどん閉鎖していると思ったらこんなことになってたんですね。このまとめサイトでもwhoisは公開情報のはずだからと個人情報を載せてますけど、表札は公開だからと本名・住所・女の一人暮らしであることを吹聴されるのはとても怖いんですけど(わたしも一人暮らしを始めたばかりの頃、世間しらずで、表札を普通に出してました)。実際に住所に突撃したり、実家に突撃して両親に怒られたりしてますけど、これだけでまとめサイトの方に嫌悪感を抱いちゃいます。個人的にはアフィリエイトは嫌いなんですが、それ以上にちょっと…。
  • たりゅん(2006/06/02 10:23)
    書きたいけど書けないネタあんだよな。まあ今度飲んだときに話そうw
  • Shep(2006/06/02 10:29)
    じゃあ飲もうぜ!(脊髄)
  • だんさん(2006/06/02 13:32)
    やきにくはー?
  • Shep(2006/06/02 13:35)
    食うぜー!

2006年05月29日(月) 
 World of Warcraft。

 なにが大変そうかって、Fire Resist装備とMain Tankの技量/引継ぎって所なのかな。Shaman的にはTranquil of AirでRogのHateを下げること必須って所なのかしらん。

BWL:Vaelastrasz The Corrupted
 このBossはWoWの中でも即効Wipeされる可能性があるBoss。VaelのHPは30%から開始され、20%になればWarはExecuteを使うことでAggroを維持できる。

 戦闘が開始されると、Room内の全員がEssence of the RedというBuffを得る。これは、3分間続き、1秒毎に400Mana/50Energy/20Rageを回復させる。30分30秒以内にVaelを殺せなかったら失敗となる。Warが事実上無制限のRageを得られることから、Heroic Strike Spamが最も多くのAggroを生み出すことになる。このため、Tank Warは武器のダメージに関わらず、1.3Speedなどの早い武器を持つことが薦められる。Julie's DaggerやDistracting Dagger、もしも何もないのならVendor製のものでもQuel'Serrarを含め他のTank Weaponよりも1.3SpeedのWeaponが最も良い。

 開始は普段通り、Sunder ArmorやRevengeなどを使用可能な時は常に使用する。加えて、常にHeroic Strikeが使用されていること。Warは無制限のEnergyを得るRogueよりも更に多くのThreatを生成しなくてはならない。

 Vaelは部屋中にFire Nova(400〜600のResist可能なFire Damage。視線無視)を放つ。これはCasting BarをInterruptする。このため、CasterはAggroを取りにくくなっている。加えて、Onyxiaと同様にTailwhipとFire Breathを持っている。

 Vaelとの戦闘のキーポイントはBurning AdrenalineというDebuffとなる。このDebuffは全てのAbility/SpellをInstantに変え、ダメージを二倍に増やす。同じく毎秒毎に全HPの5%を減らす。このため、Debuffを食らうと20秒以下しか生きていることはできない。加えて、死ぬときには周囲に4700damageを振りまいて爆発する。

 Vaelは15秒毎にMana UserにBAを使用し、45秒毎にAggroを取っているMain TankにBAを使用する。BAはCure不可能で、食らったら死ぬ以外の方法はない。

 Main TankがBAを食らったら、死ぬまでの短い時間にできる限り多くのダメージを与えること。そしてBAを食らったMain Tankは正面片側に寄り、次のMain Tankは反対側の前足の近く、Flame Breathの範囲外からTankを始める準備をする(図参照)。これによって、Tankの移行時にFlame Breathが跳ねてRaidがWipeするのを防ぐ。Main Tankが死ぬと、Vaelは次のTankに切り替わる。Main Tankとなった者は、可能な限り早くTank Positionに移動すること。Tankの引継ぎが下手だと、Raid Wipeになる。

 完璧なVael Killを行っても、3〜4人のTankが死に、12人くらいHealer/Damage Casterが死ぬことになる

 戦闘の最も難しい部分は最初の10%を削ることである。最初のTankがBAを食らうまでに21〜22%のHealまで減らしておくべき。全てのWarは、Tankになるまでは2-Hand Weaponを使用する。そして、Tankの役割となったら1Hand-Shieldに切り替えること。

 Alliance側ならば、Tank Rotationに慣れるまでは全てのTankにBlessing of Salvationを使用することができる。そして、Tankの順にある一定時間毎にBoSをクリックしてUnbuffすれば、Aggroの順を整頓できる。これは長期に渡って必要とするべき方法ではないが、慣れない内は良い助けとなる。

 VaelのBreathは強烈なため、300Fire ResistがTankにとって重要である。もしもFire BreathがRaidの他のGroupの上に降り注げば、その時点で実質的に終了となる。諦めてWipeして、もう一回挑戦すべし。

 VaelのHPが20%を割ったら、WarはAggroを維持するためExecuteを使うこと。焦らず実行すれば倒すことができる。このDragonは1%のHPがあれば、容易にRaidをWipeすることができるのだから。Vaelは30%のHPの時点でもRagnarosの100%以上のHPを持っている。つまり、VaelのHP1%はRagnarosの3%以上に相当する。

 加えてBAの不運な組み合わせによってWipeが起こるかもしれない。つまり、BAがHealerにしか来なかったら、Tank/Damage Dealerは結局の所死ぬことになる。

 偶発的な運の要素は、特にBWLの最初の二体では大きなウェイトを占めている。


AQ40:Anubisath Sentinel
 Anubisath Sentinelは600〜800ダメージとひとつのランダムアビリティを持っている。
 ランダムアビリティは以下のどれかひとつ。Sentinelが一体死ぬと、残りのSentinelのHPが50%回復し、死んだSentinelのアビリティを残りのSentinelが受け継ぐ。つまり、最後に残ったSentinelは四つのアビリティを持つことになる。このため、Detect Magicを使用してSentinelの能力を確認し、倒す順序を決めること。

・Mending(Renew 4.5k/3sec)(Use Mortal Strike)
・Knockback/Taunt Immune
・Thorn(500 Nature Damage Shield/Resistable)
・Mortal Strike(3200Dmg)
・Thunderclap(Debuff無し800Damage/Resistable/PB AE)
・Mana Burn(PB AE)
・Fire/Arcane Damage反射(Detect Magicも反射される)
・Frost/Shadow Damage反射
・Shadowstorm(多数目標Shadow Bolt/足元には撃たない)

 メモ。
 “特許攻撃”で中国DVD産業が壊滅へ テレビや音楽プレーヤーへの波及も必至。特許攻撃というと言い方が悪いけれども、特許を無断で使用したので研究費の回収が不要のため他の企業よりも安く作ってシェアを拡大したツケなんじゃないの? とか思うのだけれども、実際の所どうなんだろう。
 メディアを使った大学企画広報、効果的な事例! ほうほう。
 スペツナズ
なんか
  • Suguri(2006/05/29 17:40)
    AggroじゃなくてHate/threatじゃないです?<Vaelの記事

2006年05月25日(木) 
 World of Warcraft。Transmute。

■Drop
Transmute Water to Undeath
Transmute Undeath to Water
Transmute Life to Earth
Transmute Earth to Life

■Vendor
Transmute Air to Fire(要Argent Dawn/Honored)
Transmute Earth to Water(要Timbermaw Furbolgs Rep/Friendly)
Transmute Fire to Earth(BRD/Bar)
Transmute Water to Air(要Scholo Quest)
Transmute Elemental Fire(要Thorium Brotherhood Rep/Friendly)

 メモ。
 King-Gainer Over!(GUNDAM Edition)。いや、ネタ云々よりもパペットアニメーションがエライ大変だったんじゃないか? とか思うですよ。そういえば映画でパペットアニメで有名な人って誰だっけ……よく金曜ロードショウとかで再放送してて、結構好きだったんですけれどもタイトルとかも思い浮かばず。アルゴー探検隊?
なんか
  • Serio(2006/05/25 11:18)
    レイ・ハリーハウゼンですかね? ちょっと前にDVD BOXが出て欲しかったんだけど買わず終いだったなあ.『タイタンの戦い』は初めて親に連れられて劇場で見た洋画でした.
  • Shep(2006/05/25 12:49)
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%BC%E3%83%B3
  • Shep(2006/05/25 12:50)
    そうです、その通り〜。DVD BOXも出てるのか〜。『シャーロックホームズの冒険』のDVD BOXを衝動買いしてしまったので当分手が出なさげ……。
  • Misk(2006/05/27 19:32)
    ファンタジー物にはまった頃、ハリーハウゼン作品を見まくったなぁ
  • Shep(2006/05/29 10:09)
    全然関係ありませんが、Miskさんが宇宙刑事魂の微妙さを語ってたのを聞いて、Wikipediaを読みふけってしまいましたよ。逆光で影になって目だけが光るレーザーブレードのシーンはイカス!
  • Misk(2006/05/30 23:40)
    宇宙刑事好きだから満足、でも遊ぶ時間が無い…

2006年05月24日(水) 
 メモ。
 WoW:BLW Zone時LD。そういえばこんな状態になっている人がいたけど固有の問題じゃなかったのか。
 神の一覧。この中に名前のあるキャラクタがいたら駄目ラノベとするというのはどうか?(なにがどうかだ)
なんか
  • Serio(2006/05/24 21:22)
    今アニメやってる吉永さん家のガーゴイルがケルプだのオシリスだの出てくるなw

2006年05月23日(火) 
 メモ。
 Mirage E3 Report。ほうほう。NCソフトのトラブルにちょっとワロタ。そもそも海外だとスポーツゲームとかのが評価が高いわけだしなあ……次世代機よりも正直DSのFF3に期待する毎日ですよ。それはそれとして、E3にあやかって来年のレポートも期待(ぉぃ)。
 WoW:The Art of Aggro。以前にちょっと翻訳したWoWのAggro System/Threatについてどーだったかなあ、とか思って見直し、ついでに原文を探したけれどもなくなっててショボン。でも転載されてたのでそれへのLink。ThreatMeterの元になったネタらしいのだけれども、追試とかされてるんだろうか。う〜む、更新されてる所ないかな。RazorgoreでHealerがAggro取るのの対策としてKiterがHP減り次第即Po/H Stonetは、情報があっているとすればThreat取る手段としてはそれなりなのかどうなのか。
 坂を上る水滴ネタ元のBBCの方にある動画を見るとなんか、こう、うなうなして奇妙な。
 日本語で書かれた最長回文。なんか読んでると気が狂いそうになるけれども微妙になんというか──アレだ。狂気山脈(意味不明)。

2006年05月22日(月) 
 矢鱈とSpamが来るのでIPでがしがしフィルタしているんですが、ここ暫くというかずっと国内IPのスパムは下記ふたつから来ているな〜。この糞IPSめ。死ねッ!

a. [IPネットワークアドレス] 61.192.128.0/17
b. [ネットワーク名] ALPHA-NET
f. [組織名] アルファ総合研究所株式会社
g. [Organization] ALPHA Co., Ltd.
m. [管理者連絡窓口] HW048JP
n. [技術連絡担当者] TN229JP


a. [IPネットワークアドレス] 220.212.0.0/16
b. [ネットワーク名] ODN
f. [組織名] オープンデータネットワーク(日本テレコム株式会社)
g. [Organization] Open Data Network(JAPAN TELECOM CO.,LTD.)
m. [管理者連絡窓口] YN234JP
n. [技術連絡担当者] YN234JP

 メモ。
 VBFixedStringAttribute。固定長じゃなく入出力時のバッファサイズの制限なだけじゃん。紛らわしいッ……。いや、WINAPIを使うこと自体が作法じゃないといえばそうなのかも(弱気)。
なんか
  • Sera(2006/05/22 17:00)
    国内は文句言うと効果あるけど、海外とかどうしようもないからなあ。韓国総はじきしたら超抗議メールきましたよ(A`
  • Cride(2006/05/23 12:01)
    あらメールはじくだけでも抗議来るのかーしらなんだ。
  • Sera(2006/05/23 15:24)
    httpもだよ!
  • Cride(2006/05/25 09:33)
    じゃ抗議きても全部Spam処理で!

2006年05月22日(月) 
 World of Warcraft。

 Ashbringer。こんな髑髏マークを見ると、おしおきだべ〜、とか思ってしまう。新たなLegendary Swordの導入なのか。Medivh's Staffの存在も囁かれていることから、Caster用Legendaryも導入されているってことなんかな〜。

■Ashbringer
 BulwarkとChllwind PointのNPCによると、AshbringerはScarlet Crusadeに武器を作っていたArchmageによって創造された。そして、先代のScarlet Highlord Mograineに与えられたのがAshbringerだった。Scarlet Commander Mograineは、父であるScarlet Highlord Moragineの胸をAshbringerで刺し貫いてころした。これは、Undead Scourgeに犯された父がUndeadとなることを阻止するために行ったことだった。

 現在、NaxxramasにHighlord Morgaineという名のDeathknightがおり、Bossの一人がCorrupted Ashbringerという名のItemを落とす。


Medivh's Staff
・Saffは42の部分に分割された。
・Staffの頭頂部を所持しているのはKel'Thuzad。
・Kel'Thuzadの下僕が40に分割された部分を所持している。
・主軸はBrann Bronzebeardによって所持されていた。
 おそらくAQ40のBoss、多分C'Thunが所持していると思われる。

 メモ。
 WoW:Naxxramas Boss List
 WoW:Naxxramsに入るにはNexxus Crystalどころか──。ちょwwwww。まあ、行けるようになる頃には緩和されてるかなんかするだろ。

2006年05月21日(日) 
 PS2。大神のネタばれがあるようなないような。

 Mudohさんがそれ程にはまっているのならば、買ってみようじゃないかとなんとはなし買った『大神』にはまりっぱなしでしたよ。桜餅作りが瞬獄殺だというのは、Mudohさんのを読んで知ってて尚爆笑したり、所々のイベントで燃えたり涙したり。パロディも、なんつーか二十代後半から三十代前半向けに作ってないか? とか思ったり思わなかったり。天まで届く塔を昇ると猫の分神がいたり、犬の八犬士の敵が赤カブトだったり。そして最後のイッスン口上には不覚にも涙。

 アクションゲームとしての難易度は、かなり簡単。一回も死ななかったし、回復アイテムを99個まで持てるのでしっかり使えば絶対に死なない。操作性は悪くないものの、カメラの動きがいまひとつなせいか、そのせいで難易度が上がっていたような気がする。全体的には『筆しらべ』というかなりユニークなシステムを利用したアクションパズルゲームだったのかも知れず。

 『筆しらべ』は、要するに筆状のカーソルを操作して画面に線を描くと、色々な効果が発揮されるというもの。敵に横線を描けば一閃で切り裂いてダメージを与え(或いは岩とか障害物を切り裂いて道を開いたり)、水郷では水から対象に線を引けば水がするりと移動して火を消したり対象に水を汲んだりできる。全十三種類それぞれが様々な効果があり、ついでに云えばこいつらとの出逢いの時もそれぞれがそれぞれ適度に莫迦で好みでしたよ。

 シナリオ面で云えば、プレイヤーが操作するキャラクターは狼の姿をした大神であるアマテラスなのですが、意思決定は一切プレイヤーにゆだねられていないのですよね。前半は全くそういったことを感じなかったのですが、後半まで行くと、ヒミコの死の覚悟に始まって、アマテラスは全てを知り全てを理解して尚己の目的を果たそうとしているのではないかと思わせるのですよねえ。神は目的に対して無慈悲であるもの。そして神は語らぬもの。そんな風に。

 回収し切れていない、多分語られていない伏線は残っているのですが(100年前のアマテラスの行動とか月の民とかカグヤとか、日蝕が100年に一度だと前回のアマテラスもそれに逢っている筈だとか)、それはそれとして最初から最後まで非常に楽しめました。いいゲームでしたよ。

 そんな中で何が一番どっきりかというと、大神アマテラスが女性だったってことなんですけどね。単に女性格なだけかも知れないけど。そうなると尻をこっちに向けるポーズは……はしたないッ! 見たことは無いけれども、多分Bearさん云う所のアリア社長なみにはしたないッ!
なんか
  • Mudoh(2006/05/23 14:13)
    お、やりましたか。この和風テイストがE3でも話題になるといいな〜と思っていたら、GoW2にさらわれたようです(;´ー`)

2006年05月19日(金) 
 World of Warcraft。

 新種族のRacialは、基本Resist、Craftとユニーク能力って所なのか。ユニーク能力は死にSkillでなくそれなりに使えるもののようですなあ。DraeneiはBlessingが、Blood ElfはMana TapでのEnergy/Rage補給が強そう。Arcane TorrentのMana回復は、以前の話だとManaだともっと回復するような話だったけれどもどうなんだろ。Arcane Torrentは5min程度、Blessingは10minとかそんなCooldownなのかなあ。

■Draenei Recial
・Shadow Resist
 Shadow Resistance+10。
・Blessing of Naaru
 Lv1で50HP/15secのInstant HoT。Lv毎効果が上昇。Forumを見ると、Lv70で1085HP/15sec HoT。Cooldown不明。
・Gemcutting
 Gemcraft Skill+15。Skill Learn Rate50%増加。
・Inspiring Presence
 30Yard内のGroup Memberに1%のSpell Hit率の増加。

■Blood Elf Racial
・Arcane Affinity
 Enchant Skill +15。
・Arcane Torrent
 2秒間8Yard内の敵全てをSilence状態にする。加えて、Mana TapのCharge毎に20のEnergy、Rage、Manaを得る。
・Magic Resistance
 全Resist +5。
・Mana Tap
 50Manaを目標から吸い取って、Arcane EnergyとしてChargeする。このEffectは3回までStackする。

 メモ。
 夢枕獏文体のガイドライン。Mudohさん所で発見。やば、おもろッ。

2006年05月17日(水) 

2006年05月15日(月) 
 メモ。
 ブロント名言集。その言語センスに完敗。ブロント様言語録ブロントさん。こっちのが前後みやすいな。
なんか
  • Sera(2006/05/15 10:23)
    ブロント様と同じサーバで同じレベル帯で動いてたぜ!
  • Shep(2006/05/15 12:09)
    前後矛盾する言語センスはなかなかのものだと思うですよ。ナチュラルにそうなんかなあ。
  • Bear(2006/05/15 15:40)
    ブロント様SUGEEE。この才能にちょっと嫉妬したwwwwwwwww
  • Serio(2006/05/15 16:21)
    こういうキャラって考えても作れないよね。こんなセリフ回しのキャラ出せる作家いたら尊敬する。
  • Mudoh(2006/05/15 16:25)
    チャットしたら楽しそうッスね
  • Sera(2006/05/16 11:46)
    昨日LSsayであった「ナイトさん、戦闘後は座ってヒーリングしてください」「チャンスを待ってるんだ」もけっこうブロンティスト。
  • Orcy(2006/05/18 22:09)
    俺の怒りが有頂天になった。を英訳するとMy anger was in seventh heaven....もしやブロント様は黄金聖闘士?!

2006年05月13日(土) 
 World of Warcraft。

 初めて最初からBattleground/Alterac Valleyに参加。最初、中央左側のGraveyard攻防戦でAllianceに取られ、後退の一方に。早くも負けそう……とか思いつつ、ダメージスペルヒャッホーをしてたのですが、よくよくみるとどうにもみんなすぐ死ぬ。

 それまでも気がついたらHealしていたものの、気を取り直してDDは捨ててHealメインに変更。後ろの方でちまちまとHeal Heal Heal……。おお、いい感じじゃん! 突っ込んだWarが死なない/死ににくいので戦線が維持できて、その間にHnt/Mageでガスガスと倒せていい調子。ついでにHealerやってると後方に陣取るので突っ込まないから死ににくく、HonorもRepもかなり入るので二度お得。

 そんなこんなでず〜っとHealerだけやってると、何故か矢鱈とThanksだのYou are minorityだのTellが来る……そうか、Healする人少ないのかと納得。PriestがShield/Novaで突っ込んだりしているしな……。

 途中で気分的に疲れたので撤収。Frost WolfのRepはやっとFriendlyに上昇。Epic Mountを安く購入するにはPvP Rank3が必要だとのことなので、そこまでは頑張って上げようか思案中。ZGのDrop Mountに賭けるのも悪くないけど。

 メモ。
 WoW:E3で出てた1.11関連ネタのサイトらしい。Agent DawnのRepがHonored必須で、それでも30gpかかるって……金回収用かよ! Exaltedまであげろってことか。でもUberな所は大体上げてそうだな。ShamanのTeir3はHealer Setな傾向? Lightning Shieldに15Mana/5sec Buff効果付与って結構凄いかも。全部集めないとだけど。というかすンげー先だろうけど。
なんか
  • Inte(2006/05/16 12:46)
    以前は自分でhealしながら突っ込んでいましたけど..AVは最低でも1,2人のWarが勢いにのって行ける状況でないとHorde側はきついですね。(Inte+Alt+Zuntataで行くとかなり粘れる)
  • Cride(2006/05/16 14:19)
    BGではHealする方がチームにとっては良いんですけどねー。Palにも使える1.5SecHealが欲しいところっす。
  • Cride(2006/05/16 14:23)
    あとDraeneiの設定に関してWC2のストーリと今回の背景説明で矛盾したところがあったそうで揉めてるみたいすね。
  • Reffi(2006/05/16 19:08)
    UberなGuildが最近Scholoに篭っているなと思ったらJandiceの分身をバグで倒し続けてRep稼ぐ方法があった模様。Exaltedまで2時間弱で到達したとか。先週末に修正されたみたいだが、まともにRep稼ぐと辛いしAD関連のQuestも1.11で追加されないかなぁ。
  • Shep(2006/05/17 01:05)
    1.11でADとHydroにFrost ResistのRecipeが導入されるようで……HydroはともかくADは面倒そうなのでなんとかして欲しいですねえ。
  • Cride(2006/05/18 09:14)
    でもRecipiならだれか作れる人ひとりだけで大丈夫かも。Eng&Skinngなわしはどうせ...
  • Shep(2006/05/19 15:54)
    Engなのに何故にSkinning……。BS Recipeとかも多いようで、生産系も充実してきたような気がしないでもなく。殆どResist装備ってのが切なそうですけど。
  • Cride(2006/05/20 13:13)
    Miningだったんですけどね、CenarionのQuestで蟲と戯れる毎日だと赤字になりそうだったので(蟲さん貧乏すぎー)仕方なくSkiningに変えてみました。おかげで爆弾の在庫が〜

2006年05月11日(木) 
 World of Warcraft。 Alliance New Race。元がthe Eredarってのがなんともかんとも。

■the Draenei
 始原の昔、二万五千年前のこと、the Eredar種族はthe World of Argusに生まれた。the Eredarは非常に知的であり様々な形式の魔法に対して生まれながらに働きかけることができた。その先天的な能力を用いて、彼らは巨大な驚くべき社会を発展させた。

 不幸にも、the Eredarのこの成果は"世界を滅ぼす物"(the Destroyer of Worlds) Sargerasに気づかれた。Sargerasは宇宙から全ての生物を絶滅させるための行動、the Burning Crusadeを開始しており、才知に長けたthe Eredarがthe Demonの軍を率いることが目的の達成のために過大な貢献を果たすと考えた。そこで、Sargerasはthe Eredarの傑出した指導者である三者に接触した。Kil'jaeden、Archimonde、Velenの三者に対し、Sargerasは知られざる知識と忠誠との交換条件を持ち出した。

 交換条件は非常に魅力的に思えたが、Velenは将来に対する病的な恐怖を感じ取った。Sargerasは真実を語っていた──the Dark Titanの配下に加わったthe Eredarは、真実巨大な力と知識とを得て、しかしながらその姿は魔的なものへと変貌するであろう。

 Velenはthe Legionの恐るべき力と全ての創造物に対する破壊とを目撃した。VelenはKil'jaedenとArchimondeにすぐさま警告を発したが、二者はそれに対してにべなく振舞った。Kil'jaedenとArchimondeは、Sargerasの提案と取引に魅惑されていた。二者はSargerasへの忠誠を約束し、絶望的な魔的な存在へと変貌した。

 そして、その与えられた力によって、Sargerasに対して反抗することなど考えられなくなった。Velenは絶望した。しかし、彼の助けを求める声は何者かに届いた。その存在がVelenの心へと語りかけた。それは知覚力のあるエネルギー存在the Naaruであり、the Burning Crusadeを止めることを決心したと説明した。the Naaruは、Velenと意見を同じくするthe Eredarを安全な場所へと導くと約束した。

 Velenは安堵し、Sargerasの部隊へと参加することを拒否していたthe Eredarを集めた。彼らは自分たちを"the Draenei"──the Eredun語で"追放者"(the Exiled Ones)を意味する名で呼び、the Burning Legionを後に残して the World of Argusから辛うじて逃げ出した。Kil'jaedenはVelenの裏切りに激怒し、その存在ある限りVelenとthe Draeneiを宇宙の終わりまで捜索し、殺すことを誓った。

 the Legionは何千年もの間the Draeneiを追った。the Draeneiは多くの世界を旅し、安全な場所を見つけるまで探索を続けた。未だthe Legionはその追跡を断念しようとはしなかった。一方、謎めいたthe Naaru種族はthe Lightによって与えられた知識と力でthe Draeneiを清めた。the Naaruはthe Burning Legionに対抗している他の宇宙には、他の軍が存在すると説明した。いつの日か、the Naaruはthe Lightの留めざる強大な軍へと彼らを組み入れるであろう。the Naaruの言葉に深く感銘を受け、the Draeneiはthe Lightの名誉の元に、the Naaruの利他的な考えとその理想とを守ると誓った。そしてついに、Velenとthe Draeneiは理想的な場所と思われる、故郷より遠くはなれた穏やかな世界へと辿り着いた。the Draeneiはそこを、"追放者の辿り着きし場所"(the Exiles' Refuge)を意味する"the Draenor"と名づけた。そこで、彼らは再び穏やかな生活を始めた。

 常にKil'jaedenの軍隊に発見されることを用心しながら、Velenと魔術者たちは何世代もの間その魔法の力を隠し続けた。程なくしてthe Draeneiは南方のNagrand草原に住むShamanisticなOrcの一族と出逢い友好関係を築いた。the Draeneiとthe Orcとはお互いに敬意をもって接したが、自分たちの地を離れることは若干の限定された交易のほかには無かった。

 the Draeneiが警戒していたにも関わらず、Kil'jaedenはthe Draenor上の秘密の避難地を見つけ出した。Kil'jaedenはthe Draenorの世界とそこに住む者たちを理解し、力強いOrc種族に興味を持った。Kil'jaedenは計画を思いつき、嘲笑を浮かべた。激怒を体現するための道具として、どのようにOrcを利用すべきかを考えついた。後は最早時間の問題であった。

 Kil'jaedenは最初に老齢のShaman Ner'zhulを通じ、次にはNer'zhulの徒弟であったGul'danを通じてOrcを堕落させた。Orcは戦いへと自らをささげ、殺戮を行う大いなる群れを形成した。賢明なShamanすらWarlockの魔術へと手を染め、過去に崇拝した教義から離れていった。

 用心深い様子見から始まったOrcの堕落は、やがて盲目的な殺戮欲求によって操られるようになり、the Draeneiを襲い始めた。この血塗られた戦いは八年に渡って続き、Orcの勝利は不動のものとなった。the Draeneiはthe Lightによって与えられた力によって強くはあったが、the Demonによって狂気なる激怒に突き動かされたOrcは更に強力だった。Orcはthe Draenei種族の八割を殺し、残りを世界の遠い片隅へと追いやった。

 その後、the Hordeと戦い生き残ったthe Draeneiは、OrcのWarlockが自在に操ったthe Fel Energyによって影響を与えられたことに気づいた。この影響はthe Draeneiを下位の姿へと変貌させた。the Brokenとthe Lost Onesはその子孫である。その変貌した姿はかつてのthe Draeneiのわずかながらの類似性を持っている。そして、多くの者が穏和さを失ってしまっている。
なんか
  • Cride(2006/05/12 17:29)
    Draenei渋いっすね。なんかEQのBarに似てますね。惚れちゃいそうです。
  • Serio(2006/05/13 02:58)
    どっちかっていうとガルカw

2006年05月10日(水) 
 World of Warcraft。

 Shaman Talent個人的な雑感としては、AllyとHordeのPvE Raid格差(PvEにおけるPal/Shmの能力差)は変わらず。Heal Threat Downが入ったことと簡易Bless of Lightが入ったことで、Raid Heal能力は上昇する傾向にある……という所かしらん。公式Forumでも何故か他Classが、「PalにKingsがあるんだしStoneskinにSta 10% Up入れろ」とか云ってたりする辺り、Ally PvE Easy Modeな不満があるのかなあ。

 Palの場合、Kings(All Stat10% Up)も凄いのだけれども、Judgement of Wisdomが一番凄いと思ったりするのですよねえ。Raid能力の点で云えばPal Buff/Debuffは白眉だと思うのですよ。

 それはそれとして、Talentを見るとPvPはElemental必須となりそーな予感。LBのRange UpとかももろにPvP/BGむけだし。特にEye of the StormはHealを100% Delayさせないということで役立ちそう……詠唱終了するまで生きてればだけど。後、Elemental Masteryが100% Mana Cost Cutが追加して3min Cooldownになると、ますますPvP兵器になってるな〜。Ele/EnhがPvP、Enh/ResがPvE向けになりそ。

 EnhancementはShieldにダメージ減少効果を25%増加が入って多少硬くなるのか。Guardian TotemをFullに取ればGroundingのCooldownが2secになるということで、弱体化されまくって使い所がなくなったGroundingの出番が来たかも。2秒に1本落とせれば、つまりはCasterのDDを無駄打ちさせることができるってことだし。PvEでもDDが痛い時にはさくさく落とすのも良いかも知れず。Elemental Weapon、Weapon MasteryとMelee Damage Upも個人的には気になる……。Windfuryが弱体化とはいえ、振りの速い武器ならRockbiterってのが常だったわけだしなあ。Rockbiter自体がAtk500 Upということで、単純計算DPS+33。Talent取ってRockbiterのAtk20% Upだと7DPS Upって所?

 RestorationはMana Tideが6ptで取れるようになっていそうなので、31ptつぎ込んでMana Tideを狙いたくなる。RaidにおけるHealer能力上昇を含めて色々あるので……悩みそう。Threat Downは取らないとなあ。Healing Wayも気になる。Stackすれば最大18% Heal量を上昇はかなり大きいし。

 早くTalent Tree Calcが出ないものか(*´∇`*)

 追記:Shaman Talent Calc。来てた。

 Talent構成を考えてみる。今まで通りだと以下のような構成かなあ。Tidal Mastery(Heal/Lightning Critical率 Up)を捨ててTotem MasteryとHealing Graceを入れただけ。

■Enhancement Talents - 21 points
 Shield Specialization - rank 5/5
 Guardian Totems - rank 2/2
 Thundering Strikes - rank 5/5
 Enhancing Totems - rank 2/2
 Two-Handed Axes and Maces - rank 1/1
 Flurry - rank 5/5
 Parry - rank 1/1

■Restoration Talents - 30 points
 Improved Healing Wave - rank 5/5
 Tidal Focus - rank 5/5
 Totemic Focus - rank 5/5
 Healing Focus - rank 5/5
 Totemic Mastery - rank 1/1
 Healing Grace - rank 3/3
 Nature's Swiftness - rank 1/1
 Purification - rank 5/5


 Mana Tide Totemを考えると構成が難しく、Enhanceを捨てないと満足できそうもないので以下のような構成かなあ。Ancient Knowledgeは300Mana程度しか増えないらしいので、5ptをつぎ込むのが微妙な気分。PvE考えると下の構成なんだろうけれどもなあ。悩む間が一番楽しいんでしょうけど悩む。Mana Tideを試して駄目だったら戻すくらいか。

■Enhancement Talents - 15 points
 Shield Specialization - rank 5/5
 Guardian Totems - rank 2/2
 Thundering Strikes - rank 5/5
 Enhancing Totems - rank 2/2
 Two-Handed Axes and Maces - rank 1/1

■Restoration Talents - 36 points
 Improved Healing Wave - rank 5/5
 Tidal Focus - rank 5/5
 Totemic Focus - rank 5/5
 Healing Focus - rank 5/5
 Totemic Mastery - rank 1/1
 Healing Grace - rank 3/3
 Restorative Totems - rank 5/5
 Nature's Swiftness - rank 1/1
 Purification - rank 5/5
 Mana Tide Totem - rank 1/1

 メモ。
 Mirageさん所がまたE3特集をしてくれるみたいなので期待して待とう
 獣医師という仕事。どうぶつのお医者さんにはそうそうなれず、ついでにとっても大変な仕事だって言うのはわかった。最後の一言に涙。癒されてどーするー!
なんか
  • Cride(2006/05/10 16:39)
    Judgement of Wisdomってdebuffの数の問題とかで入れない時、多いんですよねー
  • Cride(2006/05/10 16:41)
    っていうかStormStrike取らないんですか!?macro使えば瞬く間に3連撃ですぞ!
  • Cronoa(2006/05/10 18:44)
    GroundingTotemのTalentはCD2秒短縮って意味だと思う。CD2秒はオーバーパワーすぎw
  • Cronoa(2006/05/10 18:48)
    ThreatDownも個人的にはClothクラスに跳ねるよりは先にShmに来る方がまだ全体の生存率はいいと思うので微妙
  • Shep(2006/05/10 19:02)
    Guardian Totemを再度読んだら2秒減少だった……6秒に1回じゃイマイチだー。CD2秒ですげー、と思ったんですけどねえ。Mage Killerで。
  • Shep(2006/05/10 19:05)
    Threat減少は、基本的にAggroを取らないのがHealerの役割(というか、RaidにおいてはWar以外Aggroを取らないのが理想だし)なので跳ねないことの前提としては良いSkillだと思うのですよ。Priの場合はFadeありますしね。
  • Shep(2006/05/10 19:06)
    Stormstrikeは使ったことないっす。テストサーバで試せるようになったらちょっと使ってみようかしらん。

2006年05月09日(火) 
 World of Warcraft。

 Shaman Review

 Healer能力Upがメインで、Talent自体は今まで単独だったものがCombo Talentになったって所か。DruのMana RegeneがNormalになるという話だったので、てっきりShmのMana TideもNormalになるかと期待しましたが、なりませんでしたか(残念)。

 Talent構成をHealer向けにする方向性と考えても、どうするのか悩む所だな〜。Talent Calcが早く公開されないものか。

■Mana Cost減少
・Searing Totem
・Mana Spring Totem
・Healing Stream Totem
・Rockbiter、Frostbrand、Flametongue、WindfuryのWeapon Buff
・Lightning Bolt

■効果時間増加
・Disease Cleansing Totem
・Fire Resistance Totem
・Flametongue Totem
・Frost Resistance Totem
・Grace of Air Totem(Rank1とRank2が増加)
・Nature Resistance Totem
・Poison Cleansing Totem
・Stoneskin Totem
・Strength of Earth Totem(Rank1からRank4が増加)
・Tremor Totem
・Windfury Totem
・Windwall Totem

■Talent
 Two-Hand Axe/MaceをUnlearnedしてもSkill Pointが0に戻ることはなくなった(一回取ってSkill上げればUnlearnedしてもそのSkill Levelのまま使い続けられるってことなんかなあ? よくわからず)。
 値は最大Rankのもの。

●Elemental
◆1st Teir
 ConvectionとImproved Lightning Boltが1st Teirに移動。

・Convection
 Shock、Lightning、Chain LightningのMana Costを10%下げる。

・Improved Lightning Bolt

・Concussion
 Shock、Lightning、Chain Lightningのダメージを5%上昇。

◆2nd Teir
・Earth's Grasp(New)
 Improved Stoneclaw Totemを置き換え。2ptでStoneclaw TotemのHealthを50%増加、Earthbind Totemの効果半径を20%増加。

・Elemental Warding(New)
 3pt。Frost、Fire、Natureのダメージを10%減少。

・Call of Flame
 5ptから3ptに減少し、効果も10%から15% Fire Totemのダメージを上昇。

◆3rd Teir
・Reverberation
 前提条件がなくなった。

◆4th Teir
・Improved Fire Totems
 Improved Fire Nova Totemを置き換え。Flame Nova Totemの起動時間2秒減少に加え、Magma TotemのThreatを減少させる。

・Eye of the Storm(New)
 3pt。Melee/RangeのCriticalを食らった後、Focused Casting Effectを100%の確率で与える。Focused Casting EffectはTanking DamageによるCast Time Delayを発生させない。

・Storm Reach
 2pt。Lightning BoltとChain LightingのRangeを6Yard増加。

◆5th Teir
・Elemental Devastation(New)
 3pt。MeleeでCriticalを食らった場合、9%の確率で10秒間Spell Criticalの確率を増加。

・Elemental Fury
 変化なし。Spell Critical Dmageを100%増加。

◆6th Teir
・Lightning Mastery
 変化なし。同じく変化なしのCall of Lightningが必要。

◆7th Teir
・Elemental Mastery
 次のSpellのMana Costを100%減少し、100% Critical Hit。Cooldownが5分から3分に減少。


■Enhancement
◆1st Teir
・Shield Specialization
 5%のBlock上昇に加え、ダメージ減少を25%増加。

◆2nd Teir
・Guardian Totem
 Improved Stoneskin Totemの置き換え。Grounding TotemのCooldownを2秒に減少。StoneskinとWindwall Totemの効果を20%上昇。

◆3rd Teir
・Enhancing Totems
 Improved Strength of Earth Totemの置き換え。Strength of EarthとGrace of Airの効果を15%上昇。

◆4th Teir
・Flurry
・Toughness
 効果は変化なし。

◆5th Teir
・Parry
 変化なし。

・Improved Weapon Totems(New)
 2pt。Windfury TotemのAttack Powerを30%、Flametongue Totemのダメージを12%上昇。

・Elemental Weapons(New)
 3pt。Rokbiter WeaponのAttack Powerを20%、Windfury WeaponのAttack Powerを40%、FlametongueとFrostbrand Weaponのダメージを15%増加。

◆6th Teir
・Weapon Mastery(New)
 Weapon Damageを10%増加。

◆7th Teir
・Stormstrike
 Mana Cost減少、Cooldownを20秒に減少。


■Restoration
◆2nd Teir
・Improved Reincarnation
 復活時のHealth/Manaを20%増加。Cooldownを20分減少。

・Ancestral Healing
 3ptに変更。効果は同様。

・Totemic Focus
 3ptに変更。効果が15%に増加。

◆3rd Teir
 Combat Endurance、Eventide、Improved Lesser Healing Waveは取り除かれた。変わりに4つの新Talentが追加。

・Nature's Guidance(New)
 3pt。MeleeとSpell Hitを3%増加。

・Healing Focus(New)
 5pt。Healing Spellがダメージよって中断される確率を70%減少。

・Totemic Mastery(New)
 1pt。友好的な対象に影響を与えるTotemの半径を5Yard増加。

・Healing Grace(New)
 3pt。HealingによるThreatを15%減少。

◆4th Teir
・Restorative Totems(New)
 Improved Healing Streamの置き換え。Mana SpringとHealing Streamの効果を25%上昇。

◆5th Teir
・Nature's Swiftness
 前提条件無しに変更。効果は変わりなし。

・Healing Way(New)
 3pt。Healing Waveがかけられた対象に、15秒間どんなHealing Waveでも効果を6%増加させる。この効果は最大3stackする。

◆7th Teir
・Mana Tide Totem
 Mana回復量が全Rankで増加。

■その他
・Windfury WeaponのAttack Power Bonus減少。
・Flametongue Weaponのダメージ増加。
・Rockbiter WeaponのAttack Powerが少量増加。
・Flame Shockの全Rankでダメージが少量増加、Rank3〜5のMana Costを減少。
・Fire Nova Totemはダメージが増加。ShamanのSpell Damage+の影響を受ける。
・Grounding TotemはMageのCombustionを反射しない。
・Healing Stream TotemはShamanのHeal/Spell Damage+からの影響を受ける。
・Magma TotemはShamanのSpell Damage+からの影響を受ける。
・Searing TotemはShamanのSpell Damage+からの影響を受ける。
・Windwakk Totemのダメージ減少が大幅増加。
なんか
  • Donta(2006/05/09 21:43)
    ゴミだったTalentがやっと有用化されるという印象です。あとTotemic MasteryがTier1 Armorの3set効果とstackするのか非常に知りたい・・・。Healing WayはRaidで効果大ですね。ちなみに初コメント、日記は以前から読ませてもらってました :D
  • Donta(2006/05/09 21:49)
    ちなみにTwo-Hand Axe/Maceの変更は、TalentをRespecしても再度取ったときskill0にはなりませんよって意味だと思います。私はすでに3回、0→300まで上げ直した経験が・・・
  • Misk(2006/05/10 03:23)
    Heal系大幅強化ですな、さてどんなBuildが流行るのか今から楽しみ。
  • Shep(2006/05/10 07:02)
    Talentがコンビネーション化することと上昇値が修正されたことで、基本性能がアップした感じではありますね。とはいえ、クリティカルになる能力が増えたわけでなし、Miskさんが云っている通りRaidの向けのHeal能力アップといった所でしょうかねー。

2006年05月08日(月) 
 メモ。
 Ruby on Rails
 ASP.Netアプリケーションに偽装を実装する方法。すぐわすれるのでメモ。

2006年05月07日(日) 

2006年05月05日(金) 

2006年05月04日(木) 
 メモ。
 Vista対応パソコンを今すぐ買うなら,ハードウエアをどう選ぶ? これなんてMMORPG/FPS? OSで無駄にリソース使うのやめてくれー。XPで充分な気がしてきた。会社とかでマシンのリプレース需要とかも発生しそうな予感。だるー。
 小野小町PC。(´・ω・`) 関係ないのですが、能面は面なので表情がないのだけれども、光源からの陰影で表情を付けるのですよね。うつむく、顔を上げる、それだけで哀楽を表すわけで、ついでに云えば泥眼はそもそも怨霊とかでも使われなかったっけ? 最早能楽は記憶の彼方(グッタリ)。

2006年05月03日(水) 
 メモ。
 RMTがはらむ問題と可能性をめぐる座談会。RMTを禁止して無いゲームでやればいいのに、というだけな気がしないでもない。それはそれとして興味深い。

2006年05月01日(月) 
20060501.jpg 797×500 233K
 先達ては麦草峠の解禁を越えたので、今回は金精峠が解禁されている(筈)ということで、一路北へ、金精峠へと。

 折りしも下界は最高気温27度とか云う日であったりと、それはもうコンディションとしては最高。寒くないっていい! とか踊り出したいくらいの気分ですよ。まあ、暑くなるとそれはそれで悲しいのですけれどもね。バイクって、不便な乗り物よね(だが、それがいい──)。

 早速出かけ、122号をひた走り、日光はいろは坂に差し掛かった時に不意にそれはおとずれたのであります。

 ──カーブを曲がるのが、怖いかも。

 いろは坂はRがキッツイカーブが多いのですが、これがなんか駄目っぽい。インベタで低速で駄目駄目な走り。う〜む、何故なんだノーマジーンと考えた結果、結果という程大層なことではないんですが、どうやら体を倒すのが怖いらしい。バイクの場合カーブを曲がる時にはマシンを傾げて、エンジンを回さないとカーブできないんですが、それを維持するのが怖い模様(いや、自分のことなんですけどね)。倒しているのが怖いので、思わず起こしてしまうと当然のように曲がりきれず、外側に膨らんでしまうわけで、膨らむだけならいんだけれども、最悪の場合はガードに激突することになるので危険といえば危険。

 とはいえ、そうとわかれば簡単で、いっちょ死ぬ気で突っ走るか! と覚悟完了でカーブにごー。幸いいろは坂は一方通行の上二車線で、イン側からなら最悪二車線目にはみ出しても対向車で死ぬ危険性はないわけだし、ここで一発克服しとかないとその内対向車線にはみ出て死にそうだしなァ。

 そんなわけで適当に突っ走り、一度思わず、頭では判っているんだけれども体を起こしかけたりしつつもなんとかいろは坂越え。以前の時は多少渋滞していたとはいえ、そんなことなかったんだけどなあ。半年近くも仕事漬けでバイク乗ってなかったからなのかしらん? それいったらその前のブランクはもっとあるわけだし……。う〜む、この辺りちゃんと上手くなりたい所よのう。

 ほかほかと暖かい日和の中日光中禅寺湖を越えて、戦場ヶ原へと。戦場ヶ原は物寂し雰囲気で好きなんですよねえ。6月中旬頃になると、また違った風景が見られるようなので、また来ようかと思う所存。日帰りツーリングよりも湯元辺りで一泊するのが一番楽なんでしょうけど。

 さて、そして本日のメインイベント金精峠は……雪がまだ残っておりました。麦草も残っていたわけだし、こちらも残っているとは思ったけれども、下界との気温差ありすぎ! しかも麦草の時と違って防寒装備なし。体感気温は10度前後……下界との気温差で死にそうになりつつ、一応は平日ということもあってか車通りもすくないのでそそくさと抜けて帰還。

 金精峠を越えてから、だんだんとじわじわと気温が上がるのを体感するのは正に至福。あたたかいって、素晴らしい……ッ!

 そんなこんなで、総計400km程。次は20号の裏道でもある道志道あたりでもいってみようかなあ。

 ああ、関係ないんだけれども、何故かセロー250ccを矢鱈と見かけたのは、それなりに売れているからなんだろうか。取り回しもいいし、手軽なのは確かなんだけど。

 メモ。
 葬儀での「お清め」は人権侵害。ケガレ思想を除いたら神道全般駄目になる気が。ある意味宗教強制? どうでもいいんだけれども、『「xxxx」は人権侵害』とか書くとなんか説得力と胡散臭さがミックスされるような気がした。『「FF11の青魔導師の強さ」は人権侵害』とか! 追記:【宮津市お清め問題】抗議殺到で啓発活動中止 でも、反省の色なし。宮津の市長は先進的で本当に良い市長さんですね。
 WoW:DruのInnervateがNormal Abilityに。ほうほう。
なんか
  • Serio(2006/05/01 11:00)
    だんさんの存在は人権侵害!とか?
  • だんさん(2006/05/01 12:05)
    海より深く反省するので許してください
  • Bear(2006/05/01 12:35)
    『もちろん、性的な意味で』を付け加えればさらに。「FF11の青魔導師の強さは人権侵害! もちろん、性的な意味で」
  • Shep(2006/05/04 01:20)
    総合すると、「だんさんの存在は人権侵害、もちろん、性的な意味で」ということで。

過去ログ
2001年06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2002年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2003年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2004年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2005年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2006年01月 02月 03月 04月 05月 06月 

一覧 / 検索